『メッセージ』映画のネタバレ(あらすじ・ラスト結末)と感想!

今大注目されている鬼才
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の最新作
映画『メッセージ』が2017年5月19日より公開!

 

今作はテッド・チャンのSF短編小説
『あなたの人生の物語』が基となっており、

 

主演はエイミー・アダムス、その脇を
ジェレミー・レナーやフォレスト・ウィテカー
などの実力派俳優たちが固めまています。

 

今回はそんな気になる映画『メッセージ』の
あらすじから、心揺さぶるラスト・結末
(ネタバレあり)までご紹介!

 

※注意:結末ラストまでネタバレしていますので
映画を見ていない方はご注意ください。

 

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◇あらすじ・ストーリー

 

冒頭、言語学者ルイーズ・バンクス博士
(エイミー・アダムス)の1人娘ハンナが
ルイーズが悲しみに暮れるシーンが映し出されます。

 

言語学者として大学で教鞭を取る
ルイーズ・バンクス博士(エイミー・アダムス)。

 

彼女にはハンナという
1人娘がいたようですが、
ガンにより亡くなってしまう様子が
映し出されます。

 

ルイーズは大学教授として
仕事に明け暮れる日々を過ごしてました。

 

そんなある日、大学で講義中、
突如として緊急警報が鳴り、速報ニュースが
放送されます。

 

米国、中国、ロシアなど世界各国の上空に、
巨大な謎の物体が現れたのでした。

 

宇宙人が地球に到来してきたのこと。

 

ルイーズは知り合いであるアメリカ軍の
ウィーバー大佐(フォレスト・ウィテカー)から、

 

宇宙人とコミュニケーションをとるため
彼らの言語を解読してほしいと依頼を受けます。

 

当初はICレコーダーから言語翻訳を
依頼されましたが、音声のみでは難しいと考え
ルイーズは宇宙人と直接対面することにしました。

現場に到着するとルイーズの目に入ったのは
高さは約450mに達する巨大なシェル状の宇宙船。

 

 

周辺には万が一の事態に備えて軍隊が駐留しています。

 

彼女は宇宙船の近くにある
ベースキャンプへと赴き、そこで出会った
生物学者のイアン・ドネリー
(ジェレミー・レナー)と調査を行うため、
一緒に巨大な宇宙船へ乗り込むことに。

 

宇宙船の中で待ち構えていたのは、
7本の足を持っているまるでタコのような
姿の宇宙人たちでした。

 

ルイーズは宇宙人と接触を試みて
彼らの発するメッセージを読み解こうとしますが…。

 

宇宙人は何のために地球へとやってきたのか?

我々地球人になにを伝えようとしているのか?

 

その謎が解き明かされるとき、
物語は全く予想していなかった美しくも
切ない結末をむかえます。

 

以上が『メッセージ』のあらすじです。

 

ここからは気になるラスト(ネタバレ)をご紹介いたします。

 

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◇ラスト・結末(ネタバレ注意!)

タコの形状をした宇宙人を
“ヘプタポッド”と名付けたルイーズたち。

 

互いにコミュニケーションを試みますが、
なかなか意思の疎通を図ることが
できず初回コンタクトは失敗に終わります。

 

しかし宇宙人たちは自分たちの言語を
文字であらわすことができたので、

 

ルイーズとイアンは
筆談形式のやり取りを何度も繰り返し、
少しづつ彼らの言語を習得していきます。

その結果、簡単な言葉程度なら
翻訳できるようになり、ある程度
コミュニケーションが取れるようになりました。

 

この頃からルイーズは
ひどい頭痛と亡き娘のフラッシュバックに
悩まされるようになります。

 

しかし、こうしている間にも
宇宙人の来訪に不安を抱く人々による
デモ・暴動が世界各地で発生。

 

「彼らがなぜ地球に来たのか?」

 

それだけは
早急にハッキリさせる必要がありました。

 

宇宙人と会話できるようになったルイーズは
彼らに地球を訪れた目的を訪ねます。

 

すると、宇宙人の答えは
offer weapon(武器を提供する)」と。

 

一方、他でも宇宙人との接触が行われ
ルイーズと似たような質問をしたところ…

 

use Weapon(武器をつかう)
との答えが!

 

宇宙人が「友好的か」「敵対的か」を
探っていた人たちは
彼らの回答を「人類への脅威」と捉えてしまいます。

そして、宇宙船が停泊している
他の11カ国は大混乱に陥り、
それぞれが攻撃体制に入ることに。

 

 

特に中国は大規模な武力攻撃を宣言し、
宇宙船のシェル内部に爆弾を設置。

 

ルイーズは、まだ宇宙人たちとは
互いに言語の知識不足しているため、
誤訳している可能性があるとし、

 

彼らの言ったことは
「新技術の提供」、
「地球ツールを提供してほしい」
との意味である可能性がある!と抗弁しますが
聞き入れてもらえません。

ルイーズは彼らの言ったことは
本当に攻撃を意味しているのかを確かめるため
再びシェル内で宇宙人接触をはかります。

 

そして、宇宙人が示したメッセージの真相は
攻撃を示すものではなく
「宇宙人は人間と協力がしたい」
といったものでした。

 

しかしメッセージ解読中に軍人が仕掛けた
爆弾が爆発!

 

爆発直前、宇宙人がシェル内部の重力を
調整してくれたことで、
2人は間一髪のところで脱出できました。

 

宇宙人に命を救われたのでした。

 

ルイーズはこの一件を軍に報告し
攻撃を待つよう頼みますが聞き入れてもらえず

中国・ロシアなどの国々では
再びシェルへの攻撃が始まろうとしていました。

 

そんななかルイーズはもう一度シェルに
乗り込み宇宙人たちと接触します。

 

そこで、先ほどの爆発を受け宇宙人の1人が
瀕死状態であることを知らされたルイーズは、
彼らに謝罪をしますが、

 

この時、またもや娘のフラッシュバックが
激しく起こります。

 

ルイーゼがそこで発した一言、
「この子はいったい誰?」

 

ここで衝撃の事実が明かされることに…

 

実は序盤からずっと、亡き娘の
フラッシュバックだと思っていた(観客が)
映像は、過去の回想などではなく、

 

全てこれからルイーズに起こる
“未来”の映像だったのです。
(つまり騙されていたのは観客。)

 

宇宙人たちは、
時間を”直線的”に認識する人類とは異なり、
過去、現在、未来のすべてを”並列的”に
認知する種だったのです。

 

ルイーズは彼らと接触をはかるなか、
同様に未来の自分を認知できるように
なったのでした。

 

宇宙人は言いました。
「3000年後、我々は地球人の協力が
必要となるため、今ここにやってきた」

 

つまり、今のうちに宇宙人の言語を
人類に理解させておくことで

 

未来3000年後に宇宙人が接触しても
人類が混乱を起こさないよう、
ルイーズの特別な力を伝えるためにやってきたのでした。

 

「use weapon」の「weapon(武器)」とは
ルイーズのことを指していました。

 

ルイーズはシェルから降りた後、
またしても未来の映像が浮かびます。

 

それは中国の首相から、
宇宙人への攻撃をやめるよう促してくれたことを
感謝されている光景でした。

 

ルイーズはその時の会話を元に
中国軍の将軍を説得し、それによって中国は
攻撃を中止、そして地球上のすべてのシェルが
無事に地球から去っていくのでした。

 

宇宙人たちが地球から去ったあと、
世界各国には平穏が戻り、
未来のために互いが習得した言語を公開。

 

ルイーズも本を出版して広く伝えていきます。

 

最後にルイーズはイアンから
“愛の告白”を受けますが、
この時、ルイーズは未来のビジョンで
“2つの真実”を知ってしまいます。

 

それは、
今までフラッシュバックで見ていた
若くして亡くなってしまう未来の娘ハンナは
イアンとの子供だということ。

 

そして、
娘が死ぬことをイアンに伝えたことで
彼がルイーズと娘のもとから、
去っていってしまうことでした。

 

ルイーズはイアンにたずねます。

 

2人の未来がどうなるのかを
私がすでに知っていたらどうする?

と。

 

それでも、イアンはルイーズを心から愛し
2人の間に子供をもうけたいと答えます。

 

ルイーズはイアンの愛を受け入れました。

 

そして、映画はエンドロールを迎えます。

 

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◇感想・レビュー

 

今作『メッセージ』は従来のSF映画とは違い
主人公ルイーズと宇宙人との対話にフォーカスが当てられており、
派手な演出はなく静かに物語が進んでいきます。

 

なのでSF要素を期待してはいけません。

 

途中から時間軸が複雑になるので
若干こんがらがってしまいますが、

重要なのではルイーズと宇宙人たちの対話、
そして、ルイーズの娘に対する深い愛。

 

当然、未来において家族がどうなるのかは
わかっていますが、

それでも愛する人との間に子供をもうけ、
そして、自分よりも先に
旅立つことが分かっている娘を愛していきたい。

 

そんな彼女の深い愛情と覚悟をラストに
感じ取ることができます。

 

もちろん、未来がわかっていることで
娘の死を回避できる可能性もあるでしょうが
はたしてどうなるのでしょうか?

 

その辺りは観客のご想像に
おまかせといったところですね!

 

本作はルイーズ演じるエイミー・アダムス
演技がとにかく光っていました。

 

エイミー・アダムスといえば
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 』や
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』など
数々の大作に出演している大物女優ですね。

 

個人的には『サンシャイン・クリーニング』
という映画が一番大好きですが…(笑)

いずれにしても
SFよりもヒューマンドラマに近く
SF映画が好きな方にはもちろん、
そうでない方にも自信をもっておすすめできる
1本となっております。

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