『君の名前で僕を呼んで』映画のあらすじ・ネタバレ(結末)と感想

映画『君の名前で僕を呼んで』のネタバレです。

 

17歳の少年と24歳の青年の生涯忘れられない恋の喜びと痛みを描いた映画『君の名前で僕を呼んで』。

 

今年のアカデミー賞では作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞の4部門にノミネートされ、『日の名残り』の名匠ジェームズ・アイヴォリーが脚色賞を見事受賞。

 

新星ティモシー・シャラメもこの作品で数々の主演男優賞に輝き、そんな彼の瑞々しい演技にも注目です。

 

今回はそんな映画『君の名前で僕を呼んで』の詳しいあらすじやネタバレについて触れていきたいと思います。

 

※注意:結末ラストまでネタバレしていますので映画を見ていない方はご注意ください。

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◯『君の名前で僕を呼んで』のあらすじ

 

では、まずあらすじから。

 

1983年の夏。17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、両親とともに北イタリアの避暑地に滞在していました。

 

そこへ、大学教授である父の助手として、オリバー(アーミー・ハマー)というアメリカ人の大学院生が訪ねてきます。

 

滞在期間は6週間。オリバーはエリオの部屋で寝泊まりすることに。

 

とてもハンサムでセクシーなオリバーですが、自信家で自由奔放な言動に、エリオは反発心を抱きます。

 

両親の前で嫌味を言ってみたり、何気ないボディタッチにも大袈裟に拒否してみたり、失礼な態度をとるエリオでしたが、なぜだかオリバーのことが気になって仕方ありません。

 

そんな中、湖に沈んだ彫像を引き上げるため、父とオリバーはガルダ湖へ。エリオもその作業に同行しますが、気まずい雰囲気を解消しようと停戦を申し出てオリバーと仲直り。ガルダ湖での時間を楽しみました。

 

ガルダ湖から帰ってきてから、ますますオリバーのことが気になって仕方がないエリオは、部屋に脱ぎ捨ててあったオリバーの下着にそっと顔をうずめます。

 

ある日、エリオとオリバーは自転車に乗って街へ。エリオは思いきって自分の想いを伝えますが、オリバーはそれを制止。

 

そんなオリバーを連れて、エリオは自分だけの秘密の場所へと案内しました。

 

誰もいない河原に寝そべりながら、オリバーの方からエリオにキスを。オリバーもエリオのことを想っていたのです。

 

想いが通じて舞い上がるエリオでしたが、もうすぐいなくなってしまうオリバーは、これ以上深入りしないよう距離を置くことを提案。2人の間に気まずい空気が流れます。

 

その言葉どおり、オリバーは家の中でもエリオとの接触を避けるように。

 

落ち込むエリオに母親は「オリバーはあなたのことが大好きよ。私にそう話してくれたわ」と伝えました。

 

その言葉を聞いたエリオは、「僕を避けないで。嫌われるよりつらいから」という内容のメモをオリバーの部屋に置きました。

 

すると、オリバーから返事が。そこには「大人になれ。真夜中に会おう」と書いてありました…。

 

◯『君の名前で僕を呼んで』のラスト・結末(ネタバレ注意!)

 

以下、ネタバレ含みます。

 

真夜中になるのを待ちきれないエリオは何度も腕時計をチェック。夜がくるまでの時間、ガールフレンドを屋根裏部屋に誘って彼女と体を重ねますが、気になるのは時間ばかり。

 

夕方、両親の友人であるゲイのカップルが訪ねてきました。エリオは幸せそうな彼らのためにピアノを弾いてみせます。

 

そして時間は夜の11時過ぎに。オリバーはバルコニーから帰っていくカップルを眺めていました。

 

エリオはそっと近づき、オリバーの手を握り、ベッドのある部屋へ。2人は裸になって体を重ねます。そして、エリオの顔を見つめながらオリバーがささやきました。

 

「君の名前で僕を呼んで。僕の名前で君を呼ぶから」

 

2人は自分の名前で相手を呼び合い、繋がりを深めていきました…。

 

翌朝の食卓で、変に意識しあう2人を見たエリオの両親は何があったのかを察しますが、2人の恋をあたたく見守ります。

 

オリバーの帰国の日がせまる中、もっと早くに気持ちを確かめ合えていたらと後悔する2人。オリバーは、別荘を訪ねた直後にボディタッチで意思表示したつもりでしたが、エリオに拒絶され、てっきり嫌われているかと思っていた…と正直に語りました。

 

そんな2人にエリオの父親は2人だけで過ごす機会を設けます。

 

2人はバスに乗って旅行に出かけ、自分の名前で相手を呼びながらハイキングを楽しみ、残された時間を存分に堪能しました。

 

そして、ついにオリバーとの別れの時が。駅のホームで抱擁し、エリオはオリバーを乗せた列車を見送りました。

 

駅のベンチでしばらく放心状態のエリオ。公衆電話から母親に連絡し、車で迎えに来てもらいます。

 

エリオは母親が運転する隣で思わず泣いてしまいますが、母親は何も聞かずにやさしくエリオの頭を撫でました。

 

家に帰ってからも落ち込んだままのエリオ。心配したガールフレンドが訪ねてきますが、エリオの気持ちが自分に向いていないことを知りつつも、「ずっと友達だから」とエリオを慰めます。

 

そしてその晩、父親がエリオに大事な話をしました。

 

「2人の間には友情以上の、とてもかけがえのないものが生まれたと思う。人生でそういう相手と出会えたことはとても素晴らしいことなんだ」と。そして、

 

「今はつらいかもしれないけれど、その痛みを葬るな。感じた喜びも忘れずに大切にしてほしい。年をとれば心が衰えていき、肉体は見向きもされなくなるから」と。さらに、

 

「私も昔、同じような出会いがあったけれど、勇気がなくて経験できなかった」と自らの告白もしつつ、エリオのひと夏の経験をやさしく肯定。

 

 

それから時が経ち、12月のハヌカ(※ユダヤ教のお祭)の日、オリバーから電話が。

 

その内容は、2年間交際している女性と婚約したことを知らせるものでした。

 

オリバーからの電話を素直に喜ぶエリオは、久しぶりに自分の名前で相手を呼び合いますが、オリバーが結婚すると知って複雑な思いに。

 

電話を切った後、エリオは暖炉の前に座ってそっと涙を流すのでした…。

 

End

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◯『君の名前で僕を呼んで』の感想・まとめ

 

ネタバレを含みつつ、あらすじなどについてご紹介しましたが

 

今年のアカデミー賞のノミネート作品が日本でも次々と公開されていますが、『君の名前で僕を呼んで』を観て、ティモシー・シャラメが主演男優賞の5人の中にノミネートされたこと、そして作品賞の9作品にノミネートされたことに納得がいきました。

 

もちろん、ジェームズ・アイヴォリーの脚色賞受賞については反論のしようがありません。それくらい完成度の高い見応えのある作品だったと思います。

 

また、歌曲賞にノミネートされた『Mystery of Love』も素晴らしい曲で、終盤の2人のシーンと見事に融合していました。

 

イタリアの美しい夏の風景とともに描かれる繊細な恋模様。男性同士の恋愛を描いた作品ではありますが、誰の記憶の中にもあるであろう大切な恋の思い出を呼び起こさせてくれる、とても普遍的な内容だと思いました。

 

本当はすごく気になっているのに、わざと無関心を装ったり、別な相手を押しつけようとしたり。相手のことを大切に思うがゆえに、あえて深入りしないようにしたり。

 

恋愛初期に見られがちなあるあるネタを、イケメンのティモシー・シャラメとアーミー・ハマーが好演。

 

ひと夏限りの恋だと知りつつも結ばれていく2人が別れるシーンやその後のシーンは、観ていて本当に切なかったです。

 

そんな傷心のエリオに優しく語りかける父親の台詞がとても感動的でした。

 

とにかくセンスの光る作品で、彫像の写真が映し出されるオープニングに始まり、超長回しで終わっていくラストショットまで、まったく隙のない仕上がりになっていて、アート作品を観た後のような満足感が残りました。

 

多くの人に観てもらいたい作品です。

 

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