映画『ダーク・プレイス』のネタバレ(あらすじ・ストーリー結末)と感想

2015年の映画『ダーク・プレイス』のネタバレ情報です。
本作『ダーク・プレイス』はシャーリーズ・セロンが主演をつとめています。

シャーリーズ・セロンといえば昨年のアカデミー賞作品『マッド・マックス怒りのデス・ロード』にも出演しています。

とても美しい女優さんなのですが、個性的な役柄を演じることで有名で、2003年の映画『モンスター』では実在のシリアル・キラーを演じたことでも話題となりました。
本作『ダーク・プレイス』では事件の被害者側の立場を演じています。

今回はシャーリーズ・セロン主演で2015年の映画『ダーク・プレイス』のあらすじとストーリー、そして見た感想をお伝えします。

※注意:結末・ラストまですべてネタバレしますので映画を見ていない方はご注意ください。

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あらすじ・ストーリー

主な登場人物
・リビー :主人公
・ライル :クラブのメンバー
・ベン :リビーの兄
・パティ :リビーの母
・ディオンドラ:ベンの恋人

1985年カンザス州の小さな町で事件は起こった。

当時8歳だったリビーの母親と2人の姉が何者かによって惨殺されてしまった。

このときリビーだけが助かり彼女は犯行の一部始終を目撃していた。

リビーの証言により兄ベン(当時15歳)が容疑者として逮捕され、有罪となり終身刑の判決をうけた。

 

事件から28年後…

36歳になったリビー(シャーリーズ・セロン)は定職につかず孤独で自堕落な生活をおくっていた。

アパートの家賃は滞納し女性の部屋とは思えないほどゴミが散乱して、荷物があふれている。
ダークプレイス2
彼女は有名な殺人事件の孤児として当時は世間から多くの同情を集め、彼女のもとには支援者たちから金が送られていたが、事件が忘れ去られるにつれて、それもなくなっていった。

母親の保険金も支払われたがその金も尽きて残金はわずか480ドルとなっている。

殺人事件の遺族として自伝出版もしていたが生活の足しにはならず生活はきわめて困窮していた。

そんな不安定な生活を送るリビーのもとに「殺人クラブ」という団体から1通の手紙が届く。

「殺人クラブ」は過去の重大事件を再び検証して解決に導く民間のボランティア団体だった。

リビーはクラブのメンバーであるライル(ニコラス・ホルト)と接触し、28年前の殺人事件の重要な証言者として協力してほしいとオファーを受ける。

 

 

生活に困っていたリビーは多額の報酬を条件にしぶしぶ出席を了承した。

クラブは任意の団体ではあるが元刑事や探偵、学者などが所属していて、かなり本格的なプロ集団だった。

クラブ内ではリビーの事件はもっぱら人気のある案件となっているようで彼らの見解では兄ベンは”無罪”とのこと。

リビーは彼らの主張に反発を抱きつつも、報酬ほしさに彼らの調査に協力していった。

そしてライルに背中を押され、リビーは勇気をだして刑務所に服役しているベンに久しぶりに再会した。

彼女はベンが怖かったのか開放部屋ではなく死刑囚用の面会室を選択する。

ベンはリビーとの再開に喜ぶが事件の話になると口が重い。

彼は母と姉たち殺めてはいないと、改めて無罪を主張するが、なぜか刑に服することをのぞんでいる。

いったい何を隠しているのかとリビーは疑念を抱く。

一方、ベンから当時リビーが警察に誘導されるまま、彼が犯人であると嘘の証言をしたことを指摘された。

面会中、リビーはふと彼の手首にベンの元彼女の名前”ディオンドラ”がタトゥーに彫られているのを見つける。

そして彼女のなかで28年前の過去の記憶が次々とよみがえっていく。

 

28年前-

リビーはまだ8歳の幼い少女で、母親のパティと2人の姉デビーとミシェル、そして兄ベンの5人で暮らしていた。

父親はリビーが2歳の時に離婚して家を出ていってしまい、パティが女手ひとつで4人の子供たちを育てていた。

兄のベンはヘヴィメタルにハマっており、グループメンバーたちと”悪魔崇拝”に傾倒していた。

当時は学生の間で悪魔崇拝が一つのトレンドであり、彼らが儀式のために農場の家畜を殺したりする事件が大きな社会問題となっていた。

(※のちにベンが犯人として立件されたのもこの”悪魔崇拝”が決め手だった。)

ベンは家族の中では完全に浮いた存在となり、とくに母親パティとは険悪な状態が続く。

息子ベンのことを愛してやまないパティはベンの行動に悩み頭を抱える。

ベンには当時年上のディオンドラ(クロエ・グレース・モレッツ)というガールフレンドがいた。

ダークプレイス6

ヘヴィメタルや悪魔崇拝などはすべて彼女から影響を受けたものだった。

母親パティは2人が交際していることは知らなかったが、ベンのディオンドラは深い関係となっていて、ベンは彼女を妊娠させてしまった。

ベンは彼女と街を出て2人で一緒に暮らそうと約束するが、彼女はドラッグを吸うなどしてベンを悩ませる。

一方、離婚して家を出た父親のランナーは、飲んだくれとなり度々母親のもとを訪れては、暴力をふるって有り金を巻き上げていた。

パティにとってそんな元夫ランナーは大きな悩みの種だった。

農場を経営は苦しく4人の子供たちを育てていたため経済的にかなり困窮している。

ついに自宅は差し押さえとなってしまってしまい、経済的に完全に八方塞がりとなってしまった。

そこへ追い打ちをかけるように、今度は息子ベンに女児への性的イタズラの疑いをかけられた。

パティは息子ベンの無罪を信じていたが、ベンの部屋からあるはずのない女性用の下着を発見してしまう。

このままではベンは逮捕され小児性愛者としての一生レッテルを貼られてしまうと心配した。

ベンの疑いを晴らすためにも多額の弁護士費用がどうしても必要だった。

 

そしてあの日の夜に惨劇は起こった。

〜〜
28年前の事件を振り返るなか、リビーは事件の真相を突き止めるべく、当時の関係者一人一人へ接触していく。

彼らとの接触をきっかけにリビーの”闇の記憶(ダーク・プレイス)”が一つ一つ思い出されていく。

そして事件は彼女の想像を超えた衝撃の結末を迎えるのだった…。

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ラスト・結末(ネタバレ注意!)

リビーはベンがイタズラをしたと言う当時女児だったクリシーに会うことにした。

彼女は現在ストリッパーとして働いていて、人生が落ちぶれたのは全てベンのせいだとつぶやいてきた。

だが後日クリシーのほうからリビーへ接触し、ベンについて衝撃の事実を明かす。
実はベンは性的なイタズラなどをしておらず、彼女が一方的にベンの事を好きになり、彼から拒絶されたことで、あのような嘘を広めてしまったことを告白した。

最初は軽い気持ちで嘘をついただけだったが、どんどん話が大きくなってしまい後に引けなくなってしまったとのこと。
リビーは突然の告白に衝撃は受けるものの、肝心のあの日の夜のことをクリシーは知る由もなく事件の真相にはたどり着けなかった。

つぎにリビーは父親のランナーを探し、彼が現在ホームレスとして生活していることを突き止めた。

ランナーの元へ訪れると、相変わらず呑んだくれで、リビーに金の無心をしてくる。

リビーはある日の夜のことを聞くがランナーは事件のことは全く知らないという。

しかし思い出したかのように事件の夜ベンといっしょにいた元彼女のディオンドラなら、なにか知っているに違いないとアドバイスした。

ライルの情報によるとディオンドラはあの日の夜の事件のあと忽然と姿を消し、その後20数年間行方不明となっていた。

リビーはライルとともにディオンドラの手がかりを探すため、当時の悪魔崇拝グループメンバーだったリーダー格の男のもとへ訪れる。

ダークプレイス7

彼にディオンドラの事を聞くと、ディオンドラとは偽名で彼女の本当の名はポリー・パームだと告げた。

ライルとリビーはさっそくインターネットでポリー・パームを検索するとすぐに該当する人物の住所を突き止めた。

リビーはひとりでポリーの家に訪問し用心深くノックをする。

すると一人の女性が出てリビーだとわかると快く笑顔で迎えてくれた。

彼女こそディオンドラことポリー・パームだった。

ポリーはいつの日かリビーが自分を訪ねてくるのではないかと思っていたと話す。

何か釈然としないものを感じながらもリビーは当時のあの日の夜の事について尋ねた。

あの日の夜、ポリーとベンは町を一緒にでるため準備をしていたが、彼が財布を取りに行くとひとりで家に戻り、そのまま帰ってこなかったとはなす。

そして事件のことを知ったのはその後だったので自分はあの事件のことは何も知らないと答えた。

だがリビーは当時ポリーがベンの子供を身ごもっていた事実をなぜ隠すのかと問うと、突然の奥の部屋から若い女性があらわれた。

名はクリスタルといいその当時妊娠していたベンの子だった。

 

ショックを受けたリビーは化粧整えるといいを化粧部屋へと入る。

突然現れた姪の存在に動揺を隠しきれないリビーはしばらく頭を整理する。

そこへライルから電話が来て、母親と姉を殺害した真犯人が分かったと電話で告げた。

ライルの話だとその昔、元農家で破産管理人のカルバン・ディールという男がいた。

彼は80年代頃から、自殺請負人として他人の自殺を手伝っており、事故や殺人のようにみせかけて依頼人を殺し、残された家族が保険金を受け取ることができようにしていたとのこと。

ディールはこれまで50人ほど嘱託殺人を行ってきたが、あの日の夜、リビーの母親のパティも彼を雇っていたのだった。

パティは子供たちの学費や生活費、そしてベンの疑惑を晴らす弁護士費用を工面するため、自分の命と引き換えに、保険金を子供たちに残すつもりだったのだ。

ライルから衝撃の事実を告げられたリビーは、彼から詳しく話を聞くため帰ろうとする。

その際、化粧室にあった見覚えのあるクロスのペンダントを持ち出した。

帰ろうとするリビーに対しポリーは娘クリスタルのことは誰にも口外しないでほしいと懇願する。

だがリビーはやましいことがないならば別に隠す必要はないと冷たくあしらう。

その瞬間、背後から娘クリスタルが鈍器でリビーの頭を叩き、リビーは気絶してしまった。

薄れゆく意識の中、リビーは当時あの日の夜の闇の記憶を全て思い出した。

 

 

28年前のあの日の夜-

ベンは駆け落ちするため家に戻り財布を探していた。そこへ背後からポリーが現れる。

ポリーはあの日の夜、ベンの自宅に一緒にいたのだ。

家族にポリーの存在を知られまいと自室に隠そうとするベンだが、その現場を妹のミシェルに見られてしまう。

ポリーはミシェルともみ合いになりミシェルの首を絞める。

ちょうどその時、カルバン・ディールが自宅へ侵入して契約通り母親パティをナイフで刺し殺した。

ところがミシェルが首を絞められるのを目撃したもう1人の妹ボビーが、母親に助けを求めにいったところ、運悪くカルバン・ディールにでくわしてしまった。

顔を見られたディールはボビーをおもわずショットガンで殺害してしまう。

銃声に驚いたベンが部屋を離れると、ポリーはこの混乱に乗じてミシェルの首をしめてそのまま殺害した。

母親とボビーの遺体を見つけたベンは泣き叫ぶ。そしてベンが部屋に戻るとそこにミシェルの遺体が…。

なぜミシェルを殺めたのかとベンはポリーを激しく責めるが妊娠を理由に見逃してもらった。

ポリーは家から出る際、パティの首にかけられていたクロスのペンダントをこっそりと盗んでいた。

※このペンダントこそ、先ほどリビーがポリーの家で見つけたものだった。

一部始終を見ていたリビーは外に逃げ出してウサギ小屋のなかでひとり震えていた。

ベンがリビーの名を叫び探しに来るが彼女は小屋の中で息を潜めていた。

翌朝、家に戻ると母親と姉たちの遺体があった。

 
〜〜

リビーが目を覚ますとポリーと娘クリスタルが別の部屋で必死に何かを探していた。

クリスタルは化粧室でクロスのペンダントがなくなったのでリビーが盗んだと思いパニックになって思わず彼女を殴ってしまったとポリーに釈明するが、ポリーは「気にしなくていい」という。

そして自分たちの存在を脅かすリビーを消すのは今しかないと、必死に拳銃を探していたのだ。

ところが拳銃を探している間にリビーは家から脱出してしまう。

ポリー親子は探し当てた銃でリビーを狙い撃ちしながら追いかけるが、リビーは森の中に隠れてしまった。

リビーはその日の夜の時と同じように、草むらに身を潜め息を殺す。

しばらくたつとポリー親子は諦めたのか、その場を立ち去り自宅へと戻っていった。

そこへライルが駆けつけリビーは無事保護された。

そして事件の一部始終を告白した。

 

 

数日後…
28年前の事件のことがニュースで報道されていた。

兄ベンが冤罪で28年間投獄されていたこと、真犯人は連続殺人犯のカルバン・ディールであること、そしてもう1人の犯人がポリー・パームである事が報道されていた。

リビーはベンと面会した。今度は死刑囚用ではなく一般用の開放部屋で。

 

リビーは当時、誤った証言したことで結果的にベンを28年間服役させてしまったことを謝罪する。

ベンはそのことについては恨みなど毛頭なく、むしろ自分が服役することで、リビーと娘(ディオンドラとの子供)を守ることができるのであれば、それで構わないと考えていたことを明かした。

 

最後にリビーはあの日以来、彼女の中で時が止まってしまっていることを話し、「できれば普通の人生を送りたかった」とつぶやくと、ベンは「すまなかった、すまなかった」と、涙を流しながら何度も何度も謝った。

後日、ベンははれて無罪が確定し釈放された。

 

リビーは28年間晴れることのなかった心の闇が消えたことを感じた。

 

そして、あの日以来近づくことのなかった”我が家”にやっと訪れたのだった。

 

 

End

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まとめと感想

映画『ダーク・プレイス』を観た感想です。

とても悲しい作品でした。

最後に真犯人が明かされるのですが、それでもスッキリせず最後まで重苦しい気持ちが残りました。

 

それでも主人公リビーが事件の真相を知ったことで人生を前向きにやり直せるようになったことや、兄ベンが釈放されことが、見る人にとってはせめてもの救いとなるのではないでしょうか。
個人的に一番かわいそうだったのはやはり母親のパティでした。

身を犠牲にしてまで子供たちのためにお金を残してあげたいと願う母親の姿…。
パディは自殺請負人に依頼する際、決して読まれることのない子供たちにあてた手紙を書くのですが、その内容があまりにも愛情に満ちていて、思わず涙がこぼれてきてしまいました。

でも子供たちはこんなことでお金を残されても悲しいだけですよね。
結果的にはこのことが娘2人の命を奪い、息子ベンを終身刑にさせてしまったのだから、お母さんはあの世で悔やんでも悔やみきれないでしょうね。
本作はギリアン・フリン作『冥闇』が原作となっていますが、原作はもっとドロドロしていて、凄惨な事件現場の描写や、リビーや母親パティの醜い心の葛藤などが中心に描かれています。

一方、映画はどちらかというと母親の子供たちへの愛を中心にフォーカスをあてているので、原作を先に読んだ人からすると、映画は物足りないかもしれません。
この映画は全員におすすめ映画です。
★★★★★(5.0)
是非とも映画館に足を運んでみてください。
映画『ダーク・プレイス』は本年2016年6月24日から全国映画館で公開予定です。

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