映画『ドント・ブリーズ』のネタバレ・あらすじ(結末)と感想

映画『ドント・ブリーズ』のネタバレ情報です。

 

ホラー映画の金字塔『死霊のはらわた』の監督サム・ライミが製作に加わったということで、ホラーファンの注目を集めている映画『ドント・ブリーズ』。

 

本作は『死霊のはらわた』のリメイク版を手がけたフェデ・アルバレスが監督とつとめています。

なのでサム・ライミ色が濃いい作品であることが伺えますが、いったいどんな内容なのか気になる人も多いのではないでしょうか?

 

そこで、今回は映画『ドント・ブリーズ』のあらすじとネタバレ・ストーリー、そして実際に映画をみた感想などをお伝えしてきたいと思います。

※注意:結末・ラストまですべてネタバレしますので映画を見ていない方はご注意ください。

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○登場人物

・ロッキー:主人公の少女。貧しい家庭に育ち妹思い。
・アレックス:窃盗仲間の少年。
・マニー:窃盗仲間の少年。主犯格で体格がよい。

 

○あらすじ・ストーリー(序盤)

貧困層の家庭に育った少女ロッキーは、友人のアレックス(男)、マニー(男)と一緒に窃盗を繰り返していた。

彼女の両親は典型的なダメ人間。母親は育児を放棄し父親は飲んだくれている。

 

そんな両親のもと、まだ幼い妹ディティをつれて、いつか家から出ていきたいと思っていた彼女は、資金をあつめるために窃盗をしていた。

 

窃盗の手口は、まず警備会社に勤めるアレックスの父親の合鍵を無断で持ち出し、

父親が警備を担当している家に合鍵をつかって忍び込んで、価値のある代物を盗み出すというもの。

 

もしバレたりすればアレックスの父親は職を失うばかりか大きな責任を問われる可能性もある。

盗んだ物は、マネーの知り合いの盗品ブローカーに売りさばいていた。

 

だが、3人はブローカーに足元をみられ安く買い取られてしまっていた。

そのため、3人の手元にが残る金はわずか。

リスクに見合わない微々たる稼ぎに3人とも不満を抱えていた。

 

そんな折、マニーから大金を得られるかもしれないとのビッグな情報が舞い込んできた。

聞けば、退役軍人の老人が一軒家に一人で住んでいて、しかも30万ドルもの大金をもっているという。

 

「30万ドルもあればあの家を出て妹を養っていける」

そう思ったロッキーは「窃盗はこれで最後」と決め、マニーの話にのることにした。

 

そして、アレックスとと3人で老人の家に侵入することに…。

 

○あらすじ・ストーリー(中盤)

3人は下準備のため、老人の家に偵察にいく。

老人の家は廃墟ばかりの人気のない住宅地にあった。

 

よほどの変人か人嫌いでなければこんなところには住まないだろう。

そして、老人が盲目であることを判明し、番犬として凶暴な犬を飼っていることがわかった。

 

番犬がいるとはいえ相手は盲目の老人。きっと楽勝にちがいないと3人はタカをくくっていた。

夜になり、老人の家に到着した3人はいつもの手口で侵入を開始する。

 

まずはあらかじめ用意した麻酔薬入りの肉を犬に与え眠らせることに成功した。

だが家はセキュリティがしっかりして侵入口がなかなかみつからない。

 

事前に用意した合鍵もドアの鍵を変えられていてつかえず、窓は鉄格子で守られていた。

普通の家にはありえない、何重にもかけられたセキュリティは、退役軍人ならではなのか。

 

いずれにしても、老人が外部からの侵入者に対して、徹底した防犯意識をもっていることだけはうかがえる。

 

家の周囲を調べると、洗面所の窓から侵入できることが判明した。

まずは身軽なロッキーが窓から侵入し、内部から勝手口のドアロックを解除して、外にいたアレックスとマニーを招き入れた。

 

3人はそっそく家のなかで物色しはじめ、老人がもっていると言われている30万ドルを探し始める。

だが、マニーは家主の老人が盲目であることをいいことに、堂々と声を出しながら電気をつけて家探しをしていた。

 

そしてマニーは老人が寝ている2階の部屋にたどり着くと、睡眠ガスを撒こうと準備をしだした。

だが、そのとき老人が突然目をさました。

 

おどろいたマニーは動きが止め、老人にきづかれないようにジッと静止している。

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幸い老人はマニーの存在にきづかず、マニーの横を通り過ぎた。

老人に気付かれずにやり過ごすことに成功したマニーは胸をなでおろす。

 

睡眠ガス散布を散布して老人がふたたび眠りについたことを確認したマニーは、1階のロッキーとアレックスのところへ向かった。

すると部屋のひとつのドアに鍵がかかっていることを発見した。

 

きっとこの部屋に大金があるに違いにないと思った3人は、力づくでドアを開けようとするがビクともしない。

業をにやしたマニーは拳銃と取り出して鍵を撃ち壊そうとするがロッキーは拳銃をつかうのだけは嫌だと反対する。

 

意地でも拳銃を使おうとするマニーにあきれたロッキーは、離脱して外へ出て行った。

残されたマニーとアレックスは拳銃の引き金を引いて鍵を開けることに成功する。

 

ところがその直後、2階にいたはずの老人がすぐ近くに立っていた。

「誰かいるのか」という老人の問いかけに、マニーはごまかしながら必死に受け答えをしていた。

 

しかし、老人はドアの鍵がこわされたことに気付き、なぜ破壊したのかと問い詰めマニーに近づいてきた。

マニーは拳銃で威嚇射撃をするが、元軍人の老人は全く怯まない。

 

老人はゆっくりとマニーに近づいたかと思うと、素早く拳銃を奪い去り、マニーの身体の自由を奪って拳銃を突きつけた。

マニーは命乞いをするが、老人は聞き入れず、引き金をひいてマニーを射殺する。

 

アレックスは自分の存在を気付かれまいと、息を殺して一連のやりとりを見ていた。

目の前でマニーの命が奪われても声ひとつあげなかった。

 

恐怖で身体が硬直していたが、老人にみつからないよう、音を立てずにクローゼットのなかに身をひそめた。

このときクローゼットのなかに隠された30万ドルを発見してバッグに詰め込んだ。

 

一方、外では銃声を聞いたロッキーが心配して家のなかに戻ってきた。

もどってきたところで、ロッキーは老人と鉢合わせするが盲目なのでバレずに済む。

 

しかし老人によってドアは内側からすべてロックされ、洗面所の窓も塞がれてしまい、ロッキーとアレックスは出口をふさがれてしまった。

だが、ロッキーは老人が隠しておいて30万ドルをクローゼットに隠してあるのを確認する。

 

ロッキーはバックに金をつめこんで、アレックスと合流して脱出する方法を考えた。

 

そして2人は地下室にある外へつながる経路を使って脱出しようと試みるが…。

 

○ラスト・結末(ネタバレ注意)

※以降、細かい時系列は無視して、ラスト・結末の要点だけをお伝えします。

 

ロッキーとアレックスとは、地下室から逃げようとしますが、老人は2人の気配を察知してしまいます。

そしてクローゼットのなかに隠してあった金がなくなっているのを気付きます。

 

金を奪われ烈火のごとく怒った老人は、拳銃を片手にロッキーとアレックスを探し始めます。

老人は盲目ですが、自宅を熟知していることに加え、聴覚が異常なほど発達しています。

 

なので2人はすぐに見つかってしまい、追い込まれていきます。

 

さらに地下室に、老人の娘を殺したシンディという女性が監禁されていることを発見します。

 

なぜ自分の娘を殺した犯人を監禁してるのか?復習なのか?

そんな生やさしいものではありませんでした。

 

実は老人は凶悪なサイコ&鬼畜野郎であり、なんと娘に自分の子供を産ませようとしていたのでした。

でも、せっかく妊娠した娘がシンディに殺されてしまったため、代わりにシンディに子供を産ませようと地下室に監禁していたのでした。

 

ちなみに30万ドルの大金は、娘が亡くなったときに支払われた保険金。

そのシンディもロッキーたちと一緒に逃げようとしたところを、老人に射殺されてしまいます。

 

ここから老人とロッキーとアレックスの熾烈な戦いが始まり、地下室で3人のバトルが繰り広げられることに…。

 

アレックスはロッキーは家の外に一度は脱出することに成功しますが、老人の飼っている凶暴な番犬に襲われて足止めを食らいます。

その結果、アレックスは老人にハサミで刺されて死亡し、屋根裏に隠れたロッキーも老人に捕まってしまいます。

 

ロッキーはシンディが監禁されていた地下室で目覚めました。

老人はシンディを始末してしまったので、今度はロッキーに自分の子供を妊娠させようと…。

 

老人はあらかじめ冷凍保存しておいた自分の種を冷蔵庫からとりだして、スポイトを使ってロッキーの子宮に注入しようとします。

 

ロッキーは必死に抵抗しますが、身体は拘束されて身動きがとれません。

最大のピンチですが、このとき死んだと思っていたアレックスが助けに入り、ハンマーで老人を殴って助けます。

 

アレックスは老人に刺されたと思われましたが、実はマニーの遺体をとっさに盾にしていたのでした。

倒した老人を手錠でつなぎ、2人は無事脱出できたかにみえたのですが…

 

最後の最後で老人が手錠をほどいて追いかけてきて、拳銃でアレックスを射殺してしまいます。

さすが、元軍人の老人はとにかくパワフルで、一筋縄ではいきません。

 

最後の手段でロッキーは防犯アラームを鳴らして老人の聴覚を失わせ、混乱している老人を金属棒でメッタ打ちにし、ついに倒すことに成功します。

 

防犯アラームを聞きつけた警察が家にきますが、警察に見つからないように30万ドルを手にして家を後にします。

 

翌日、ロッキーは妹とカリフォルニア州に引っ越すため駅のカフェにいました。

テレビでは老人の家に2人の若者が押し入ったと報道されていますが、ロッキーのことはバレていない様子。

 

老人は死んだと思われましたが、一命をとりとめたとニュースで報道されています。

ニュースを見たロッキーは捨て台詞を吐いて、妹と電車にのり街を去っていきます。

 

End

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○感想と評価

ホラー映画『ドント・ブリーズ』をみた感想と評価まとめです。

 

○老人 VS 3人の若者

本作では盲目の老人と、盗みに入った3人の若者との、緊迫した駆け引きが最大の見どころになります。

普通に考えたら、3人の健康な若者からみれば、盲目の老人など恐れるに足りない存在だったはずですね。

 

しかも彼らは銃を所持しています。

しかし、その恐れるに足りないはずの老人が、異常な強さで3人の若者を追い詰めていきます。

 

地下室での老人とロッキーとの駆け引きはハラハラドキドキしっぱなし。

かなりビクっとする場面もあって、ちょっと心臓にわるいかも(笑)

 

物語後半では、老人は強いだけではなく、最悪のサイコパスで、彼の異常な所業が次々と明らかにされていきます。

 

○盲目の老人×サイコパス

『盲目の老人×サイコパス』

このギャップこそがこの映画の最大の特徴ではないでしょうか。

 

ホラー映画にはこういったギャップを利用して、観客の恐怖を駆り立てる手法は、昔から頻繁に使われています。

代表的なものでいえば、最近社会問題になっている”恐ろしいピエロ”のYouTubeドッキリ動画などもその一つですね。

 

もともとはピエロって子供たちから愛される存在のはずですが実は恐ろしい存在だった…。

こんなイメージを刷り込んだのはスティーブン・キング原作の『IT』と言う映画みたいですね。

 

この映画が公開され以降、ピエロは恐ろしい存在に変わってしまったようです。

この映画は中学生の頃に見たことがありますがかなり怖かった記憶があります。

 

日本にはピエロ文化があまりないので、かわりにマクドナルドのドナルドおじさん(笑)がこわくなりました。

本作『ドント・ブリーズ』でも恐ろしい老人を描いているので、老人怖ぇ〜なんてことにならなきゃいいですけどね(笑)

 

ただ、この映画の中に出てくる3人の若者も少し老人を舐めすぎだと思います。

その結果、このような惨劇にあってしまったのですから、ある意味自業自得と言えるでしょうね。

 

老人をなめるんじゃねー!

もしかしたらそんなメッセージもこの映画にこめられているような気がするのは僕だけでしょうか?

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○ホラー苦手なひとにもおすすめ

この映画はホラー映画界の巨匠サム・ライミが制作を加わっているということで、多くのホラーファンから大きな注目をあつめています。

老人を題材にしたホラー映画は、サム・ライミの過去の作品で『スペル』という映画がありますね。

 

この作品でもちょっとうるさい老婆が実は恐ろしい存在だったという内容でした。

老人はサム・ライミの得意分野ということでしょうか(笑)

※本作の監督はフェデ・アルバレスでしたね!失礼しました。

本作は120分ほどと尺は短く、ストーリーもテンポよく進んでいきます。

 

さすがに巨匠が製作にくわわった作品ということで、完成度はとても高くホラーファンも納得の作品となっています。

ちょっと残忍な描写もありますが、それほど強いスプラッター要素はありません。

 

なので、ホラーが苦手なひとでも安心してみることができると思うので、女性にもおすすめの一本となっています。

 

○まとめ

『ドント・ブリーズ』では、お化けはモンスター等はいっさい出てきません。

でも老人が化け物並みの存在感で、ある意味お化けよりこわいです。

 

倒しても倒してもまた追いかけてる。

まるで『13日の金曜日』のジェイソンなみのしぶとさ…。

 

さらに盲目だけど、聴覚が非常に優れているので、目が見えてる人間以上に勘が鋭い。

そして老人なのに俊敏な動きをする。

これって『デアデビル』?の主人公にちょっと似ているような…。

 

ただしあっちは正義の味方でイケメン、こっちは老人で鬼畜です(笑)

いずれにしても、こんな老人が近所にいたら恐ろしいですよね!

 

日本では2016年の12月に公開なので、興味があればぜひとも映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

管理人評価
★★★☆☆(3.8)

 

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