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『ダンケルク』あらすじ・ネタバレ!ギブソンの最後は?

映画『ダンケルク』のネタバレです!

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『ダークナイト』、『インセプション』など、圧倒的な映像表現で観客を驚かせてきたクリストファー・ノーラン監督が初めて実話に挑んだ戦争映画『ダンケルク』

第二次世界大戦中に40万人の兵士を救った史上最大の救出作戦を、陸・海・空軍3つの視点で描いた作品です。

今回はそんな映画『ダンケルク』の詳しいあらすじやネタバレを最後まで触れていきたいと思います。

※注意:結末ラストまでネタバレしていますので映画を見ていない方はご注意ください。


あらすじ・ストーリー

では、まずあらすじから。

物語の舞台は、ドーバー海峡に面したフランス北部の港町・ダンケルク。

第二次世界大戦真っ只中の1940年、フランスとイギリスの連合軍の兵士たち40万人は、ヒトラー率いるドイツ軍に追いつめられていました。

チャーチル首相は陸・海・空軍、そして民間の力を集結して、史上最大の救出作戦を実行しようとしていました。

1.防波堤(1週間)

静まり返る町を歩く6人のイギリス兵。

すると突然、ドイツ軍の攻撃が。唯一、銃弾を逃れたトミー(フィオン・ホワイトヘッド)は命からがら海岸に辿り着きます。

海岸には救助船を待つ兵士の列が。そして多くの遺体が。

そこで、仲間の遺体を砂に埋葬する若い兵士・ギブソンと出会います。

そこへドイツ軍の戦闘機が爆弾を投下。

多くの犠牲者が出る中、助かった2人は、まだ息があるケガ人を見つけ出し、担架に乗せて防波堤へと走ります。負傷者を搬送するふりをして救助船に乗り込む作戦でした。

なんとか船に乗ることはできたものの、2人は船から降ろされてしまいます。

防波堤の支柱に身を隠しながら、次の船を待つ2人。その間にもドイツ軍の戦闘機が攻撃をしかけてきて、乗るはずだった船は沈没。2人はアレックス(ハリー・スタイルズ)という兵士を救います。

防波堤で指揮をとっていたボルトン中佐(ケネス・ブラナー)は、兵士らを救助し、別の船へと誘導。

トミー、ギブソン、アレックスの3人もその船に乗りますが、ギブソンだけは逃げ道を確保するため船の外へ。トミーとアレックスは船内で食料を口にしていました。

すると、そこに敵の魚雷が。沈んでいく船からトミーとアレックスを救出したのはギブソンでした。

3人は浜辺に漂着。数名のスコットランド兵と合流し、停泊中の船の中に待機。潮が満ちるのを待って出航を待ちます。

しかし、その船がドイツ兵の標的となってしまい、銃弾によって船体に複数の穴が。このままでは船が沈んでしまうため、誰かを降ろそうという雰囲気に。

アレックスはギブソンを指さし、スパイ疑惑をかけました。しかし、ギブソンはスパイではなく、逃げるためにイギリス兵の遺体から軍服とタグを手に入れたフランス人でした。

ギブソンに助けられたトミーは彼をかばいますが、そうこうしているうちに船はどんどん沈んでゆき、兵士たちは次々と溺れてしまいます。

トミーとアレックスはかろうじて助かったものの、結局ギブソンは溺れて死んでしまいました。

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ラスト・結末(ネタバレ注意!)

以下、ネタバレ含みます。

2.海(1日)

イギリス海軍は、ダンケルクに追いつめられた兵士たちを救出するため、民間の船にも救助の要請。

ドーソン(マーク・ライランス)は、自分の船に救命胴衣を積み込んで、息子のピーターとともに出航しますが、ピーターの友人のジョージが船に飛び乗ります。

しばらく進むと、転覆した船の上に一人の兵士(キリアン・マーフィー)が。その兵士を救助し、船の中へ。ドーソンは名前を尋ねますが、ただただ放心状態で何も答えません。

しばらくして少し落ち着いたのか、その兵士は行き先を尋ねてきました。ドーソンが「ダンケルクだ」と答えると、「ダンケルクは危険だ」と言ってドーソンから舵を奪おうとしました。

もみ合いになった際、仲裁に入ろうとしたジョージが頭を強打。ジョージは重傷を負ってしまいますが、港に戻るには遠くまで来すぎていました。

3.空(1時間)

海上を飛行する3機のイギリス空軍戦闘機・スピットファイア。そこへドイツ軍の戦闘機が攻撃をしかけてきました。

3機のうち、リーダーの戦闘機が撃墜。ファリア(トム・ハーディ)はリーダーに変わって指揮を取ります。

2機でドイツ軍と闘いますが、もう一機も撃ち落とされてしまい海面に不時着。

操縦士は脱出を試みますが、機内に海水が入り込んでみるみる沈没…

それを救助したのが、ドーソンの民間船でした。

ファリアが操縦する戦闘機の燃料が残りわずかに。イギリスに引き返すか、ドイツ軍の戦闘機と戦うか、究極の選択を迫られますが、ファリアはドイツ軍の戦闘機に向かっていきました。

ドイツ軍の戦闘機は、海上の救助船にも空爆を。乗船していた大勢の兵士たちが海の中へと飛び込み込みます。しかし、船からは重油も流出していました。

海に飛び込んだ兵士たちをドーソンの民間船が次々と救助。自分の船に乗せていきます。アレックスとトミーの2人も、ドーソンの船に救助されました。

その頃、頭に重傷を負っていたジョージは、船内で冷たくなっていました。

上空では、ファリアがドイツ軍の戦闘機を攻撃し、撃ち落とすことに成功。しかし、重油が流出している海面に機体が墜落し、あたり一面、火の海に。

ドーソンの船は全速力で港に向かいます。

ファリアの戦闘機はしばらくすると、燃料切れでプロペラが停止。ゆっくりと水平飛行しながら機体はダンケルクの浜辺に不時着。ファリアはドイツ兵に捕まってしまいます。

ドーソンの船が帰港。息子のピーターは、船内で亡くなったジョージの写真を持って新聞社へ。ジョージの勇敢な行動は新聞に載ることに。

いっぽう、帰還した兵士たちは汽車で移動。アレックスは、敗走したことで国民から非難されると思っていましたが、国民らは祝福ムードで彼らを出迎えました。

チャーチル首相が兵士の命を優先させて退去命令を出したことを、アレックスとトミーは新聞記事で知るのでした。

End

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感想

『ダンケルク』のネタバレを含みつつ、あらすじなどについてご紹介しました。

『メメント』や『インターステラー』など、作品中の時間の描き方にも強いこだわりを持つクリストファー・ノーラン監督。

『ダンケルク』でも、「防波堤」の1週間、「海」の1日、「空」の1時間という、それぞれ場所も時間もバラバラな出来事を、巧みにシャッフルして同時進行しているように見せる描き方は圧巻でした。

そして、なんと言っても、実際の戦地に放り込まれたような臨場感と迫力ある映像。

冒頭の銃撃シーンから激しい銃声に圧倒され、トミーやアレックスらとともに、あの極限状態をなんとしてでも”生き抜く”ことに集中。最後まで恐怖心を抱きながら緊張したままの自分がいました。

それもひとえに、CGに頼らない、本物志向のノーラン監督のこだわりまくった撮影手法によるものでしょう。

トム・ハーディやキリアン・マーフィ、マーク・ライアンスやケネス・ブラナーといった名優たちの演技も素晴らしかったですね。

そして、彼らにまじって主役をつとめたフィオン・ホワイトヘッド、ハリー・スタイルズ(ワン・ダイレクションのメンバー)のフレッシュな演技も、この作品に見事ハマっていました。

とはいえ驚いたのは、全体的に台詞がとても少なかったこと。役者陣は表情の変化や体の動かし方で、壮絶な状況を見事に表現していました。

取り残された兵士たちを救出するため、危険をかえりみずにダンケルクへと向かう民間船。マーク・ライランス演じる船長と息子、そして途中で命を落としてしまうジョージの勇敢な行動にも心を打たれました。

北朝鮮のミサイル発射のニュースで緊迫したムードが漂っている昨今。攻撃を受けることがどれほど恐ろしいことなのか、リアルに感じとり、意識を高める意味においても、いま観ておくべき作品なのかもしれません。

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