映画『エクストラクション』のあらすじ(ネタバレ・ラスト結末)と評価

映画『エクストラクション』のネタバレ情報です。

本作は昨年2015に公開され、主演は『ケラン・ラッツ』が務めています。

ケラン・ラッツはあまりメジャーな感じではありませんが、映画『 トワイライト』で吸血鬼役をエメット・カレンを演じていたので知っている人は知っていると思います。

そして、本作はなんて言ってもあの名優ブルース・ウィリスが、主人公の父親役として出演していますね。

映画『エクストラクション』ではどんな演技をみせてくれるのでしょうか?

今回は映画『エクストラクション』のあらすじとストーリーのネタバレ情報と、観た感想と評価をお伝えしていきます。

※注意:結末・ラストまですべてネタバレしますので映画を見ていない方はご注意ください。

 

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『エクストラクション』のあらすじ・ストーリー

登場人物
・ハリー・ターナー:CIA諜報員(ケラン・ラッツ)
・レナード・ターナー:ハリーの父親CIA諜報員(ブルース・ウィリス)
・ヴィクトリア・フェア:女CIA捜査官(ジーナ・カラーノ)
・ケン・ロバートソン:レナードの親友でハリーの味方
・アルドラ・サイヤフ:レナードを誘拐したギャング
・ヒギンズ:ハリーの同僚でシッターソンの忠実な部下
・ドレイク:ルーマニアから入国した”コンドル”を狙う闇ディーラー。

 

あらすじ・ストーリー(序盤)

CIAのベテラン捜査官のレナード・ターナーは、敵対組織にスパイとして潜入していたが、密告により身元がばれてしまい、敵対組織に拘束されてしまう。

拘束されたレナードは、敵対組織のリーダーから、他の情報提供者の名前を書けとペンを渡されるが、凄腕CIAでのレナードはペンを武器にして、その場の敵全員を倒すことに成功した。

しかし、誰かがバージニア州に住むレナードの家族の住所を、組織にリークしていたため、レナードの妻と息子のハリーは組織が放った殺し屋に襲われた。

レナードは親友のロバートソンに連絡を取り、急いで向かうよう指示し、息子ハリーには引き出しから銃を取り出して、敵を撃つよう指示するがハリーにはできない。

そして、妻はハリーの目の前で射殺されてしまう。

殺し屋はハリーにも迫ってきたが、間一髪のところでロバートソンがかけつけて、ハリーだけは助かった…。

 

 

――11年後…

レナード・ターナーの息子、ハリー・ターナーは父親と同じくCIAとして日々訓練を重ねていた。

彼の身体能力は父親譲りで、格闘術・射撃能力、どれをとっても圧倒的にダントツだった。

父親レナード・ターナーはCIA局内でも伝説スパイとして、皆から憧れられていた。

 

ハリーはいつか父のような優秀なスパイになりたいと、スパイ潜入チームへの加入審査を受けていたが、何故か4回とも不合格となってしまう。

ある時、CIA局内で緊急事態が発生した。

それは極秘の通信機械「コンドル」をCIAが護送中に、何者かに盗まれてしまったとの事だった。

 

そして、その護送を担当していたのは父レナードで、彼もまたコンドルと一緒に拉致されてしまった。

コンドルは究極のハッカーツールで、これを使えばどんな国の政府の主要通信機器も、思いのままにコントロールできてしまう恐ろしい機械だった。

もし悪人の手に渡れば、戦争を引き起こしてしまう可能性がある。

 

専門家によるとコンドルは24時間後に自動的に起動して、世界中のソフトウェアをハッキングし出す。

コンドルを停止させるには、解除キーをアップロードしなければならない。

 

残された時間は少ない。

局内が騒然とする中、ハリーは独自に父親の誘拐犯を特定して所長シッターソンに報告した。

犯人はルーマニアから入国した闇ディーラーでIDは“ドレイク“と名乗っていた。

 

シッターソンは、早速レナードの救出および、コンドルの奪還と停止を部下に指示しようとするが、ハリーが父の救出を手伝わせてほしいと申し出る。

しかし、私情を挟まれてはかえって現場の混乱を招くとし、ハリーはレナード救出作戦から除外されてしまった。

 

所長命令で、ヒギンズ捜査官に連れられ、ハリーは自宅へと帰ることになった。

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ところが、ハリーは帰りの車中で暴れて、ヒギンズと他の3人の同僚たちを締め上げて、車から脱走してしまう。

そして勝手に父レナードの救出に向かってしまった。

 

シッターソンは激怒し、ハリーのアカデミー時代の同級生で、彼の元恋人だった敏腕女捜査官ヴィクトリア・フェアーに、ハリーの引き戻しとコンドルの奪還・停止を依頼した。

その頃、ハリーは父を誘拐したドレイクの居場所をつかむため、ニュージャージー州のニューアークへ訪れていた。

 

ハリーは地元の不良バイカーたちの集まるバーに立ち寄り、ドレイクのいどころを聞こうとする。

だが、よそ者に対して敵対心むき出しの彼らは、ハリーに喧嘩を売り、殴り合いの大乱闘になってしまう。

 

数十人相手に一歩も引かず、大立ち回りするハリーだが、多勢に無勢でバイカー達からリンチ状態になってしまった。

そこへヴィクトリアが現れ、拳銃で威嚇してハリーを助け出した。

Fast And Furious 6

 

すると、ハリーはバックから手榴弾を取り出して、バイカーたちを脅し、彼らからドレイクの兄の居場所を強引に聞き出した。

ハリーの荒っぽいやり方にヴィクトリアは呆れてしまう。

 

ヴィクトリアはハリーを連れ戻そうとするが、24時間だけ猶予がほしいと懇願され、しばらくハリーに付き合うことに…。

ハリーとヴィクトリアはドレイク兄のところへ向かった。

 

あらすじ・ストーリー(中盤)

ハリーはドレイク兄を拷問して、その日の夜にドレイクとクラブで会う予定を聞き出す。

その日の夜、ハリーとヴィクトリアがドレイクにあうため、クラブへ行こうとすると、ロバートソンから連絡が入った。

 

彼がいうには、その男はドレイクではなくアルドラ・サイヤフという男で人違いであるから、この一件から手を引けという。

しかし、ハリーはロバートソンの言葉に耳を貸さず、ドレイクを探すためクラブへ向かった。

 

ロバートソンのいうとおり、クラブにはドレイクはおらず、代わりにアルドラ・サイヤフがいた。

アルドラは女性たちから囲まれ優雅に酒を飲んでいた。

 

アルドラを見つけたハリーは彼と接触をはかるため、ヴィクトリアが遊女を装い、彼の元へと近づく。

アルドラはヴィクトリアがCIAだと気付かずに個室へと連れ出した。

その様子をハリーはイヤホンマイクで聞きながら、いざというときに備えていた。

 

しかし、トイレで待機しているハリーのもとに、CIAの同僚ダリルから密かに連絡が入り、ハリーがCIAの暗殺の対象になったことを告げられた。

その時トイレの奥に入った男に警戒していると、予想通りその男は暗殺部隊で、ハリーにとつぜん襲いかかってきた。

その頃、ヴィクトリアはアルドラと個室に入ったが、アルドラからCIAだと見抜かれ拘束されてしまう。

 

一方、ハリーは襲ってきた暗殺部隊をやっとの思いで倒して、急いでヴィクトリアのもとに向かうが、彼女はアルドラたちに拉致されてしまった。

ハリーは車でアルドラたちの後を追い、彼らのアジトへたどり着く。

 

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ラスト・結末(ネタバレ注意!)

アジトの一室で、ヴィクトリアは両腕をパイプにつながれ、拘束されていた。

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ハリーはヴィクトリアを救出するためアジトに潜入し、CIA仕込みの徒手格闘で手下たちを次々と倒していく。

 

だが、アルドラが放った麻酔弾が彼の足に命中してしまい、ハリーは眠らされてしまった。

目が覚めると、ハリーは両手を縛られ椅子の上に座らされていた。

隣には同じく両腕を縛られて、椅子に座らされている父親レナードがいた。

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父はハリーに「大丈夫か?」と声をかける。

続けてレナードは「ここにお前がくるのを知っている人間はいるか?」と聞くと、ハリーはケンおじさん(ロバートソン)だけにしか知らせていないと答えた。

 

すると、レナードは突然椅子から立ち上がった。
レナードの両腕は縛られてはいなかった。

 

一体どうなっているのか?

混乱するハリーにレナードは、殺された母さんへの復讐のため、アルドラたちと共謀し、コンドルを盗んだのだと告白した。

 

すべては11年前、潜入捜査中だったレナードの勝手な行動を見限ったCIAが、レナードの情報を敵対組織にリークした。

そのことが原因で、彼は身元がすべてバレてしまい、家族は襲われて、妻は殺されてしまったのだった。

 

母さんを犠牲にしたCIAの裏切りに対して、絶対に許すことができないと言う父レナード。

「彼ら(CIA)が最初に裏切ったんだ!」

そう言うとレナードはアルドラと一緒に部屋から出て行った。

 

レナードは拘束されているヴィクトリアの部屋に行き、彼女からコンドルの解除キーを奪う。

ヴィクトリアはレナードに失望し、ハリーはあなたが目標だったと落胆した声を絞り出した。

 

ちょうどその時、コンドルの買い手、ルーマニアの闇ディーラーのドレイクがやってきた。

彼こそ当初ハリーが追っていた相手だが、レナードは彼らにコンドルを引き渡そうとしていた。

 

引き渡し現場にはアルドラとその部下たちが銃を構えて警戒している。

レナードは、ハリーを引き渡し現場に連れてくるようアルドラに指示した。

ハリー本人も、なぜ父がこの場に自分を連れてきたのかが理解できない。

 

コンドルをドレイクへ引き渡し、正常に起動していることをデモンストレーションで確認させる。

 

ドレイクが満足そうにしていると、突如、レナードはドレイクに対し、以前会ったことがあると言い出した。

ドレイクは何のことか?と聞くと、レナードは2004年12月21日のこと覚えているか?とドレイクに問いかけた。

ドレイクはそんな昔のことは思い出せないというと、あの日、CIAからリークされた家族の情報が、敵対組織にリークされたことで、妻が殺され家族はバラバラになったと話す。

 

そして、その情報を敵対組織に売ったのが「ドレイクお前だ!」と告げた。

 

すると、レナードが合図をした途端、アルドラと手下たちが一斉にライフルを撃ち、ドレイクの部下たちを全員射殺した。

レナードはハリーに拳銃を渡し、母の仇を撃てと促す。

ハリーは父の言うまま手渡された拳銃でドレイクを射殺した。

 

その時、ロバートソンとヒギンズの2人が、銃を構えアジトへと突入してきた。

ヒギンズがアルドラたちに銃を向け「手を上げろ!」と言うと、ロバートソンはその必要はないと銃を下げさせる。

困惑しているヒギンズに対し、ロバートソンはコンドルを車に積んでこいと命令する。

 

するとレナードがロバートソンに銃を向けた。

レナードは「どうしてハリーを殺そうとした?」と言うとロバートソンは「仕方がなかった」と答える。

CIAのハリーへの暗殺命令はロバートソンが仕掛けたものだった。

 

事件の真相は…

CIAのなかでこれ以上の出世を見込めないと感じたロバートソンは、CIAが護送するコンドルを盗み、巨万の富へと変えるため、アルドラたちを雇ったのだった。

一方、レナードはロバートソンから計画を持ち掛けられた際、妻の仇をうつため、あえてこの話に乗りわざと誘拐された。

 

ロバートソンにとって、大きな誤算だったのは、レナードの息子であるハリーが独断でこの件に首を突っ込んできたこと。

そして、レナードが自分の復讐を終えた途端、コンドル盗難計画を妨害し出したことだった。

 

ロバートソンは、息子同然に可愛がってきたハリーを巻き込みたくなかったため、彼がスパイ潜入チームに加入しようとしても、上層部に掛け合って全て審査に不合格にさせるよう仕向けていた。

彼が4度もスパイ審査に不合格だったのはそのためだった。

しかし、それでもハリーは頑固で勝手な行動で今回の件に侵入してきたため、やむなく暗殺を企てたのこと。

 

ロバートソンは開き直り、ドレイクたちにレナードを射殺しろと命令するが、そこに脱出してきたヴィクトリアが駆けつけ、現場は銃撃戦となる。

激しい銃撃戦のなか、ロバートソンの撃った弾がレナードに命中し、レナードはその場に倒れた。

 

ヒギンズは、アルドラと殴り合いとなり、彼を叩きのめして気絶させる。

ロバートソンはコンドルを車に積み、現場から逃走するが、それをハリーが車で追いかける。

 

ハリーはロバートソンを追い詰め、彼の車に追突すると、車は横転してロバートソンは血だらけになり瀕死の状態となる。

ロバートソンはハリーに対しひとこと「ハリー、すまなかった…」といい残し、そのまま息絶えた。

 

現場に戻ると父レナードが倒れていた。

ハリーのレナードを抱きかかえると、その腕の中でそのままで息絶えた。


コンドルはハリーが拳銃で撃ち込み破壊した。

 

――
事件からしばらくたち、ハリーは身を隠していた。

彼への連絡手段となる携帯電話を、CIAの同僚ダリルがヴィクトリアへと渡す。

ヴィクトリアはハリーに電話し、久々に話ができて嬉しいと話す。

ハリーはこれから”古い友達”のところに向かうと話をした。

 

アルドラのところだった。

彼はあの時現場から逃走して、のうのうと生きていた。

父レナードを失った原因となった男のひとりを、ハリーが許すはずはなかった。

アルドラが車に乗った瞬間、ハリーは手元のスイッチを押し、アルドラは車ともに爆発した。

 

End

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感想と評価

映画『エクストラクション』を観た感想と評価です。

ハリー・ターナーを演じるケラン・ラッツがかっこよかったですね。

作中ではCIAエリート諜報員とのことですが、圧倒的な格闘技で、敵をバッタバッタとなぎ倒すのは見ていて爽快です。

途中バイカーたちにリンチされる場面もありますが、あれだけボコボコになぐられても、何事もなかったかのように平然と立ち上がる。

お前はターミネーターか!(笑)

ということで、ケラン・ラッツがスティーブン・セガールなみに最強キャラとして映画の中では立ち振る舞うわけですが、父親レナード演じるブルース・ウィリスもなかなか良い味を出しています。

今回は肉体派というよりは、哀愁漂うベテラン捜査官といった体ですね。

ただ正直、この役はブルース・ウィリスを起用するほどじゃなかったような気がします。

作中では重要な人物とはいえ、映画自体をおおきく印象付けるようなキャラには感じませんでした。

このあたりがちょっと残念ですね…。

またヒロインのヴィクトリ演じるジーナ・カラーノ?という女優さん。

ちょっと微妙です…(笑)

もちろん好き嫌いはあると思いますが、あまり感情移入できるようなキャラではありませんでした。

結構ね…たくましいですよ。

Gina Carano4

なので敵に拘束されていても正直ぜんぜん心配ありません。

それより親父(ブルース・ウィリス)のほうが心配だ(笑)

ストーリーのほうは、ちょっとひねりが効いていて、単純な救出作戦ではなく、最後にどんでん返しがあります。

ですが、昨今のサスペンス映画では、この程度の「ひねり」は当たり前なので、もうちょっと映画に深みがあるとよかったかもしれませんね。

キャストは豪華ですが、脚本としてはかなりB級レベルの作品です。

管理人のおすすめ度・評価
★★☆☆☆(2.4)

う~ん…って感じです。

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