『獣は月夜に夢を見る』のあらすじ(ネタバレ・結末)や感想

今回は北欧の閉ざされた村に暮らす孤独な少女の秘密と悲しい運命を描いたデンマークのミステリー・サスペンス映画『獣は月夜に夢を見る 』について紹介します。

本作は2014年に製作されすでに北欧では公開済みですが、海外での評価はとても高く、日本では本年2016年4月に初めて劇場で公開されることになりました。

本作主人公のマリー役は新人女優ソニア・ズーが演じます。ソニア・ズーは本作がデビュー作ですが新人とは思えないほど存在感と見応えのある演技をしてくれています。

映画『獣は月夜に夢を見る 』 とは一体どんなストーリーなのか?あらすじや見た感想などをお伝えしてきたいと思います。

※注意:結末ラストについてもネタバレしますのでまだ映画を見ていない方はご注意ください。

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あらすじとストーリー

主な登場人物
・主人公のマリー
・マリーの父親
・マリーの母親
・マリーの恋人のダニエル
・マリーをいじめている職場の男たち

 

主人公マリーは北欧・デンマークのとある小さな漁村に両親と暮らしていた。

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母親は難病抱えていて車椅子の生活をおくり意思の疎通もままならない。

どうした訳か母親は村人達から恐れ忌み嫌われている。

 

そんな母親の娘であるマリーにも村人達はよそよそしく、マリー達親子は村で完全に孤立していた。

母親はいったい何の病気なのか?どうして村人から避けられているのか?

 

そして母親の病気はマリーへも遺伝しマリーの身体にも徐々に違和感が出始めた。

 

ある日母親の訪問診察に来ていた町医者のバックから母親の病気に関連する資料をそっと盗み出す。

資料のなかにおそろしい「化け物」の写真を発見し恐怖を覚えるマリー。

 

場面は変わりマリーは職場である魚加工工場で好青年ダニエルと出会い2人は惹かれあう。

 

孤独に過ごしてきたマリーにとってやって訪れた小さな幸せ。しかし喜びもつかのま、日ごろからいじめを受けていた主犯格の男2人からマリーはひどい性的虐待を受けてしまう。

ひどく傷つき憎しみの心でいっぱいになるが、このときにマリー自身の体に「ある」変化が出てくることに気づく。

 

マリーは医師のバックから休み出した資料を調べていくとある「廃漁船」の資料を見つけた。

 

その「廃漁船」に行けば何かわかるかもしれない。そう思ったマリーは廃漁船へと向かう。

 

そして薄暗く不気味な廃漁船の中を探索するとそこはあの「化け物」写真が写っていた場所と同じだった。

所々に獣が引っかいたような爪痕が残っている。

結局明確な答えはわからなかった。

 

だがこのときマリーはこれから自分自身に不吉なことが起こることを直感で感じていた…。

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ラスト・結末(ネタバレ注意)

場面は変わって、マリーは職場の同僚ダニエルと徐々に距離を縮めついに2人は身も心も結ばれる。

だがダニエルと身体を重ねるなかマリーの体に変化が起こってきた。

 

自宅に戻ってきたマリーへ突如、父親と医師が抑え込みにかかり何かの注射を打とうとする。

が、そのとき母親がまるで獣のように襲いかかり医師を噛み殺してしまう。

 

そしてマリーはこのとき母親の病気の事そしてこれから自身に起こることを知ることになった。

母親とマリーは普通の人間ではなく人に危害を加える恐ろしい「人狼」だったのだ。

 

村人たちはそれを知っていたからこそ母親とマリーに冷たく当たっていた。

医師が打とうとした注射はマリーを獣への変身を抑えるための薬だったのだ。

 

数日後、母親は浴槽で亡くなった。自殺なのか他殺なのかはわからない。

悲嘆にくれる父親とマリーだが、マリーの身体は次第に恐ろしい変化が起こってきた。

 

母親の葬儀の翌日、職場へ行こうとするマリーを父親が止めるが、マリーは制止を振り切って職場へと向かう。

そして職場の帰り道マリーは複数人の男たちから襲撃を受けてしまう。

 

彼らの正体はこれまでマリーをいじめてきた職場の同僚たちだった。

逃げるマリーを男たちはバイクで執拗に追いかけ回す。

 

マリーはついに男たちの1人に襲いかかり喉元を食いちぎって殺害してしまう。

 

この時マリーの身体は「人狼」へと変化していたのだ。

 

自宅に戻りマリーは父親と別れをつげる。父親は娘が母親と同じ道をたどってしまうことに愕然とする。

そしてマリーは恋人ダニエルと一緒に、村から逃げようとするが追いかけてきた男たちにマリーは拉致されてしまう。

 

男たちはマリーを漁船に監禁して亡き者にしようとするが、追い詰められたマリーは「人狼」へと完全覚醒し男たちへと次々と襲い掛かる。

 

絶叫と悲鳴のなか男たちの血しぶきがほとばしる。

最後の残った一人を喉を食いちぎったとき、後を追ってきた恋人ダニエルにその現場を見られてしまった。

ダニエルはマリーを責めることはなかった。ダニエルは「人狼」と化したマリーを恐れることなく彼女をそっと優しく抱きしめた。

 

END

 

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感想とまとめ

この映画は全体的にとても美しい映画です。特に主人公のマリーの美しさと恐ろしいモンスターのギャップが良いですね。

この映画は人狼と人間の切ない恋物語と同時にいじめへの復讐劇でもあるわけです。

ちょっと似ている映画で『ぼくのエリ 200歳の少女』と言うスウェーデン映画があります。

これも北欧の映画でこちらは人道ではなくヴァンパイアなのですが、ハリウッド版リメイクでは クロエ・グレース・モレッツが主演を務めて話題となりました。

また血しぶきを上げていじめっこに復讐する様子は映画「キャリー」を彷彿させます。

本作もこれらの「名作」に負けず劣らずとても素晴らしい映画です。

今年2016年に見てほしい映画のひとつなので、興味のある方はぜひとも映画館に足を運んでみて下さい。

ちなみにエンディングは意外と明るいテーマ曲だったのでちょっと笑けてしまいました(笑

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