『ムーンライト』あらすじ・ネタバレ(ラスト結末)を紹介!

映画『ムーンライト
のネタバレです!

 

第89回アカデミー賞で
大本命の『ラ・ラ・ランド』をおさえて
作品賞を受賞した『ムーンライト

 

LGBTをテーマにしたラブストーリーです。

 

主人公はゲイの黒人男性。

 

彼の幼少期から青年期までを3人の役者が
演じているのも見所のひとつです。

 

今回はそんな映画
『ムーンライト』の
詳しいあらすじやネタバレについて
触れていきたいと思います。

 

※注意:結末ラストまでネタバレしていますので
映画を見ていない方はご注意ください。

 

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◯あらすじ・ストーリー

では、まずあらすじから。

 

第一幕 リトル(幼少期)

マイアミの郊外に暮らす
「リトル」というあだ名のシャロン。

 

黒人のシャロンは
仕草が女性っぽいため
仲間からいじめられていました。

 

ある日のこと
いじめっ子から逃げるシャロンを
フアンという黒人男性が助けます。
彼はこの地域を仕切る麻薬のディーラー。

 

フアンとシャロンはレストランへ。

 

しかし、人見知りなシャロンは
自分のことを話そうとしません。

 

相手が女性なら話しやすいだろうと
フアンはシャロンを自宅に連れていき
恋人のテレサに会わせます。

 

自宅で夕飯を御馳走になったシャロン。

 

家に帰りたくないシャロンの気持ちを察した
テレサは自宅に泊まらせます。

 

翌朝、フアンがシャロンを家に送り届けると
母親のポーラもちょうど帰宅。

 

シャロンは母親と2人暮らしでした。

 

フアンの風貌から麻薬の売人と察した
ポーラはフアンに嫌悪感を示します。

 

しかし、シャロンは
フアンを父親のように慕い
家を訪ねていくようになります。

 

いっぽう、フアンも
シャロンを息子のように気にかけ
海で泳ぎ方を教えたりも。

 

また、内気なシャロンを心配して
「自分の道は自分で決めろ。
 まわりに決めさせるな」
と生き方のアドバイスもしました。

 

シャロンには一人だけ友達がいました。

 

サッカーの帰り道に話しかけてきたのが
きっかけで仲良くなったケヴィンです。

 

ケヴィンだけは自分のことを気にかけくれる
唯一の友達でした。

 

母親のポーラは麻薬の常習者で
家にいるときはいつもイライラ。

 

愛人を連れこむこともあるため
シャロンは家にいても常に孤独でした。

 

ある夜、フアンは
ポーラが麻薬を吸っている現場を
目撃してしまいます。

 

シャロンの母親が自分が顧客だったとは…

 

フアンはポーラを叱りつけますが
自分で麻薬を売っておきながら
他人の子育てに口出しするなと一蹴。

 

後日、母に麻薬を売っていたのが
フアンであることを知ったシャロンは
フアンと会わなくなります。

 

第二幕 シャロン(少年期)

それから時が経ち
シャロンは高校生に。

 

やはりゲイであることを理由に
学校でいじめを受けていました。

 

母ポーラの麻薬中毒もひどくなる一方で
麻薬を買う金をシャロンにせびることも。

 

フアンはすでに亡くなっているものの
彼の恋人テレサとの交流はつづいており

 

彼女の家に泊めてもらうことが
シャロンにとって唯一の避難場所でした。

 

ある晩、
シャロンは電車に乗ってビーチへ。

 

そこはケヴィンの家の近くでした。
偶然にもケヴィンと出会えたシャロン。

 

浜辺で一緒に麻薬を吸っているうちに
2人は体を寄せ合いキスを…

 

そして、シャロンの下半身を
ケヴィンは手で慰めました。

 

その夜、
2人の距離は一気に縮まりましたが
翌日、大事件が起きてしまいます。

 

シャロンをいじめていた不良グループが
ケヴィンを仲間に引き入れ
シャロンを暴行する計画を立てたのです。

 

不良グループに逆らえないケヴィンは
仕方なくシャロンを殴りますが
シャロンは悲しそうな表情のまま無抵抗。

 

そのうち不良グループも加わり
教師が止めに入るまで
シャロンへの暴行はつづきました。

 

病院に搬送されたシャロン。

 

誰にやられたのかを聞かれても
かたくなに答えません。

 

翌日、学校に向かうシャロンの表情は
何かを決意した険しいものでした。

 

シャロンは授業中の教室に入ると
不良グループのリーダーめがけて
椅子を振り下ろし、殴りつづけます。

 

その表情は怒りに満ちあふれていました。

 

シャロンは警察に連行。
その姿をじっと見つめるケヴィンでした。

 

◯ラスト・結末(ネタバレ注意!)

以下、ネタバレ含みます。

第三幕 ブラック(青年期)

それから10年の歳月が過ぎ
服役を終えたシャロンはアトランタに移住。

 

トレーニングで鍛え上げた肉体は
ひ弱だった頃と同じ人物とは思えません。

 

服役中に知り合ったツテで
麻薬の売人として一目置かれる存在に。

 

ある日、麻薬更生施設に入った母から
面会に来てほしいとの留守電が。

 

シャロンは母に会いに行きます。

 

母のポーラはシャロンに
愛情を注いであげられなかったことを
涙ながらに謝罪。

 

シャロンはやっと
母親のことを許すことができました。

 

さらに、思わぬ人からの電話が。

 

逮捕以降、音信不通だったケヴィンでした。

 

レストランのシェフをしているので
料理を食べに来てほしいとのお誘いでした。

 

その夜、シャロンは胸が高まり
夢精で下着を汚してしまいます。

 

シャロンはマイアミまで車を飛ばし
ケヴィンが働くレストランへ。

 

注文を取りにきたケヴィンが
シャロンに気づきました。

 

久々の再会にハグする2人。

 

ケヴィンは得意の手料理で
シャロンをもてなします。

 

この曲を聴いてお前を思い出した
と言ってバーバラ・ルイスの
「Hello Stranger」を聴かせるケヴィン。

 

ワインを飲みながら
妻と別居中であることを打ち明けました。

 

シャロンも今は麻薬の売人であると告白。

 

閉店後、シャロンは車で
ケヴィンを海辺の自宅まで送ります。

 

そしてシャロンも
ケヴィンの家に泊まっていくことに。

 

今の人生に満足していないと話すケヴィン。

 

するとシャロンは
「俺の体に触れたのは生涯でお前だけだ」
とケヴィンへの一途な想いを告白。

 

2人はベッドの上で体を寄せ合います。

 

(月明かりに照らされた幼少期のシャロンが
 満月を見上げるシーンで終わります)

 

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◯感想

ネタバレを含みつつ
あらすじなどについてご紹介しましたが

 

LGBTをテーマにした作品でありながら
作品に込められたメッセージは
なんとも普遍的だと思いました。

 

美しい映像とともに移り変わる
ひとりの少年の自分探しの旅。

 

長い長いトンネルを抜けた先に見えた
ラストシーンにグッときました。

 

とくにジュークボックスでケヴィンがかけた
「Hello Stranger」の歌詞は
心に沁みましたね。

 

性的マイノリティの人はもちろん
過去にいじめを経験した人や

 

他人に知られたくない本当の自分を
隠しながら生きている人であれば
必ずこの作品に共感できるはずです。

 

きっと誰にでもある
未完了なままの大切な人との関係。

 

シャロンが母親やケヴィンと
時間をこえて関係修復できたように

 

今なら自分も大切な人と向き合える、
そんなパワーをもらいました。

 

展開は淡々としていますが
いつまでも心に余韻が残る作品です。

 

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