『オリエント急行殺人事件』映画のネタバレ(あらすじ・結末)を紹介!

映画『オリエント急行殺人事件』のネタバレです。

 

イギリスが世界に誇る女流ミステリー作家アガサ・クリスティーの傑作『オリエント急行殺人事件』

 

名優ケネス・ブラナーが監督・制作・主演を務め、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチなどのアカデミー賞ノミネート・受賞歴がある豪華俳優陣が脇を固めています。

また、プロデューサーには『ブレードランナー』や『グラディエーター』などの監督を務めたリドリー・スコットが名を連ねています。

 

今回はそんな豪華キャストだらけの『オリエント急行殺人事件』のあらすじ・結末(ネタバレあり)をご紹介したいと思います。

 

※この記事はラストまでネタバレしていますのでご注意ください。

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〇『オリエント急行殺人事件』のあらすじ

1934年、有名なベルギー人の私立探偵エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)はエルサレムで教会の窃盗事件を解決しました。

 

ポアロはそのままイスタンブールに移動して休暇を過ごそうとしていましたが、他の事件が発生したためにイギリス・ロンドンに急遽、戻ることになります。

 

ポアロの友人で、アジアとヨーロッパをつなぐオリエント急行を運行する鉄道会社の幹部であるブーク(トム・ベイトマン)は、彼に列車で帰るよう勧めました。

 

オリエント急行で帰ることにしたポアロは、車内でアメリカ人富豪美術商のサミュエル・ラチェット(ジョニー・デップ)から旅の間3日間、ボディーガードとして働かないかと誘われます。

 

見知らぬ相手から殺人予告を受けているというラチェットでしたが、彼に胡散臭さを感じたポアロは体よく依頼を断りました。

 

その夜、ポアロはラチェットの個室から奇妙な音が聞こえた後、赤い着物を羽織った女性が廊下を走っていくのを目撃します。

 

その後、突如、雪崩により列車が脱線。乗客たちは車内に閉じ込められたまま、山中の高架橋で立ち往生することになりました。

 

翌朝、ラチェットの死体が発見されます。遺体には12か所もの刺し傷がありました。

 

乗り合わせていたアーバスノット医師(レスリー・オドム・ジュニア)の検視により、死亡時刻が深夜0時から2時の間と断定。

 

列車の修理が始まると同時に、私立探偵のポアロが、ブークとともに他の乗客たち12人の取り調べを始めることになりました。

 

取り調べをすすめるなか、キャロライン・ハーバード夫人(ミシェル・ファイファー)が深夜、彼女の個室に見知らぬ男がいたと証言。

 

彼女の証言により、ラチェットが1人の人間によって殺されたという証拠が示されました。

 

さらなる調査を行うポアロはラチェットの部屋でノートの切れ端を発見。

 

そこには「小さいデイジー・アームストロングのことを忘れ」と書かれていました。

 

デイジー・アームストロングは過去に起きた少女誘拐事件の被害者で、少女デイジーが寝室から拉致されたという誘拐事件。

 

事件では身代金が払われたにも関わらず、無残にもデイジーは殺された状態で発見されました。

 

デイジーの死は、彼女の家族をも不幸のドン底へと突き落とし、当時妊娠中だった母親はショックのあまり早産となり、そして母親は亡くなりました。

 

さらに父親のアームストロング大佐も妻子を失った悲しみのあまり自殺をしました。

 

容疑がかかったのは、アームストロング家の乳母をしていたスザンヌで、彼女は逮捕され拘束されましたが、後に死亡します。

 

しかもその後、無実だったことが判明するという後味の悪い悲しい結末を迎えたのでした。

 

そして、実はラチェットがその事件の真犯人だったのです。

 

調査を進めるうちに、血の付いたハンカチや車掌の制服のボタンを含むさらなる証拠がハーバード夫人の個室から発見されました。

 

また、ボタンの取れた車掌の制服と、赤い着物が何故かポアロのスーツケースから見つかります。

 

さらにハーバード夫人が誰かに背中を刺さる事件も起こりました。

 

彼女はなんとか一命を取り留めますが、依然として犯人は特定されません。

 

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〇『オリエント急行殺人事件』の結末(ネタバレあり)

※ここからはネタバレとなります。

ポアロは何人かの乗客がアームストロング家と直接的な関わりを持っていることを突き止めます。

 

メアリ・デブナム(デイジー・リドリー)の取り調べをしているとき、自分が犯人だと言い始めたアルバーノット医師に、肩を撃ち抜かれました。

 

ポアロは、医師であり元軍のスナイパーだったアルバーノット医師が本気で自分を殺そうとしたわけではないと気付き、何か裏がある筈だと考えます。

 

しばらく考えた後、結論に至ったポアロは容疑者たちを列車の外に集め、ラチェットの死について2つの説を提示しました。

 

1つ目はとてもシンプルで、犯人は車掌として列車に乗り、ラチェットを殺した後に逃げ出したという外部犯行説です。

2つ目は、アームストロング家と何らかの形で関わりがあった関係者による犯行説でした。

 

ここでポアロは複雑で大胆な推理を展開。

 

それは寝台車に乗っている乗客12人全員が、ラチェットを殺す動機を持っていたというものでした。

 

そして乗客12人全員の正体が判明。

 

ハーバード夫人の本当の名前をリンダ・アーデンといい、アームストロング大佐の妻であるソニア・アームストロングの母親だったのです。

 

アーバスノット大佐もデイジーの父親の親友でした。

 

そして他の乗客たちもすべてアームストロング家と関わりがあったのです。

ポアロの推理では、主犯とされるのはハーバード夫人でした。

 

主犯である彼女が全員を集め殺人を計画したというものです。

 

推理によると、ラチェットの刺し傷は、12人全員がラチェットを刺したことでついた傷。

 

アルバーノット医師がポアロを撃ったのは、単独犯の犯行であると見せかけるためでした。

 

この推理を説明した後、ポアロは容疑者たちの前にあえて銃を置きます。

 

もしこの推理どおりならばきっと銃を手に取って自分(ポアロ)を撃つに違いない。

 

真実を明らかにすることを第一に考えるポアロは、容疑者たちがどのような行動に出るか試します。

 

ポアロが予想した通りハーバード夫人が銃を持ちました。

 

ところが、彼女はポアロに銃口を向けることなく、自らに銃口を向けて引き金を弾きます。

 

銃に弾は入っていませんでした。


列車の修理が終わり、ラチェットが死に値する人物だったため、ポアロはこの事件に「正義はない」と結論付け、これ以上彼女たちの罪を問うことはありませんでした。

 

ポアロは駅で待っていたユーゴスラビア警察に、1人の犯人が行った事件で、犯人を逃がしてしまったという嘘をつきます。

 

潔癖症で、嘘の中の真実を見逃さず、物事の善悪のバランスを保って生きてきたポアロでしたが、この時から、嘘と不均衡な思いを抱えていくことになりました。

 

ポアロが列車を降りると、配達人がナイル川で起こった殺人について調べるよう彼に要請が来ていることを伝えます。

 

ポアロはその事件を引き受けることにしました。

 

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〇『オリエント急行殺人事件』の感想・まとめ

『オリエント急行殺人事件』のあらすじ・ネタバレについてご紹介させていただきました。

 

これまでに幾度となくメディア化されてきた傑作ミステリー小説です。

 

やるせない結末ですが、この結末によってポアロシリーズ、ひいてはアガサ・クリスティーの代表作として位置付けられています。

 

本作では主演級の俳優たちが演技合戦を繰り広げています。

 

それぞれがポアロと対峙する取り調べシーンが一番見ごたえがありました。

 

また、次作として『ナイルに死す』が同じくケネス・ブラナーによって映画化されるという情報も流れています。

 

美しい雪景色の中、豪華列車で繰り広げられる壮大なミステリーを、ぜひ、ご自身の目でお楽しみください。

 

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