『パトリオット・デイ』あらすじ・ネタバレ(ラスト結末)と感想!

映画『パトリオット・デイ
ネタバレです!

 

2013年にボストンマラソンを襲った爆弾テロ事件。

犯人特定から逮捕までの102時間を
忠実に再現した感動の実話
『パトリオット・デイ』

 

ピーター・バーグ監督と
マーク・ウォールバーグがタッグを組んだ
実話をベースとした3作目になります。

 

個人的にはその中で
一番よく出来ている作品だと思いました。

 

今回はそんな映画
『パトリオット・デイ』の
詳しいあらすじやネタバレについて
触れていきたいと思います。

 

※注意:結末ラストまでネタバレしていますので
映画を見ていない方はご注意ください。

 

○あらすじ・ストーリー

では、まずあらすじから。

 

2013年4月14日。

ボストンマラソンは、毎年
”パトリオット・デイ”(愛国者の日)に開催され
50万人の観衆で賑わう大イベント。

 

テロの実行犯である
タメルランとジョハルの兄弟は

 

翌日行われるこのボストンマラソンで
テロを計画していました。

 

 

4月15日当日。

 

ボストン警察の巡査部長の
トミー(マーク・ウォールバーグ)は
ボストンマラソンの
ゴール地点の警備を担当することになります。

 

その頃、
爆弾を仕掛けた圧力鍋をリュックに入れた
タメルランとジョハルは
マラソンのゴール地点へと向かっていました。

 

レース開始まで1時間。

 

スタート地点では
招待選手をはじめ市民ランナーが整列します。

 

銃乱射事件で死亡した26名の犠牲者へ
黙祷が捧げられると、スタートの合図とともに
ランナー達が一斉に走りだします。

 

レース開始から2時間余りが経過し、
今年の優勝者がゴールに入り、
その後、ランナーたちが次々とゴール。

その頃、テロ実行犯の
タメルランとジョハルはゴール地点に到着しました。

 

タメルランは人混みにまぎれて
歩道にリュックを置き立ち去ります。

リュックを不信に思う人はいません。

 

 

そして午後2時45分。

ゴール地点の賑わいが頂点に達した時、
突然、沿道で爆発が発生。

 

人々は地面に倒れ込み、現場はパニック状態。
現場責任者のトミーも慌てて駆けつけます。

 

そこへ2度目の爆発が発生。

 

またも大勢の人が地面に倒れ込み、
多くの負傷者も出て、歩道は血の海に…。

 

まさに大惨事。

 

トミーは走っているランナーを退避させ
周囲の安全確認をするよう大声で指示。

 

医療班の手配や道路の封鎖なども指示して
自らも救護にあたり、
多数の負傷者は救急車で市内の病院へ。

 

沿道にいたパトリックとジェシカ夫妻は
足を激しく損傷してしまい、別々の病院に緊急搬送。

 

この爆破テロで
8歳の子どもを含む3人が死亡しました。

 

 

爆発が発生してから47分後。

 

FBI特別捜査官のリック(ケヴィン・ベーコン)、
マサチューセッツ州知事らが現場に到着、

 

監視カメラの映像を集め、
街の閉鎖を10ブロックに広げるよう指示します。

 

遺体にはDNAなどの証拠が付着している
可能性があるため現場から動かさぬよう命令。

 

そのため、白い布がかけられた
少年の遺体は現場に置かれたままに。

 

現場を保全する警官はつらそうな表情です。

 

リックは今回の爆発をテロと断定。
FBIが捜査を仕切ることになりました。

 

巨大倉庫に捜査本部が設置され
そこへ散乱物を並べて現場を忠実に再現され
本格的な捜査が始まります。

 

市民にも写真や動画の提出を呼びかけ
情報はすぐに数多く寄せられ、
負傷者からも聞き取りを行います。

 

その頃、事件を起こした
テロ実行犯の2人は自宅に戻っていました。

 

テレビを見つめニュース番組をチェックし、
自分たちを起こしたテロの
その後の様子を観ています。

 

爆発に巻き込まれ重傷を負った
パトリックとジェシカ夫妻はともに意識不明。

 

懸命な治療が行われますが
二人とも片脚の切断を余儀なくされました。

 

トミーはひとまず帰宅しますが
事件現場で見た光景があまりにも強烈すぎて
キャロルの前で泣き崩れてしまいます。

 

と同時に、必ず犯人を捕まえると固く誓いました。

 

捜査本部では監視カメラの解析が行われ
不審人物を見つけるものの、

 

その映像だけでは情報不足なので
現場の状況をよく知るトミーが捜査本部に呼ばれました。

 

「2時44分、帽子の男はどこにいただろう?」

トミーは街の地図を頭に思い浮かべて

 

「家具店の前だ!」と答えます。

捜査がその店の監視カメラを解析すると
たしかに黒い帽子の男が映っていました。

 

こうした連携作業で容疑者2名の映像を入手。

 

しかし、カメラの映像解析度が低く
本人を特定するにはいたりませんでした。

 

ボストン警察は容疑者の写真を公開して
市民から情報をもらうべきだと主張しますが

 

捜査状況が容疑者に伝わってしまうことや
イスラム教徒の反発などを危惧して
リックは写真の公開にNGを出します。

 

ところが、捜査本部にテレビ局から電話が。

 

20分後に容疑者の顔写真を公開するとのこと。

 

リックは情報の流出に憤りながらも
先手を打って記者会見を開く準備に入りました。

 

容疑者2名の写真がテレビで公開されますが
市民から有力な手がかりは寄せられません。

 

しかし、ダートマス大学の一部の学生は
容疑者の1人が寮生のジョハルであると気づき
SNSにメッセージを送ります。

 

「ニュースを見たか? 現場にいたのか?」

すると、ジョハルからは
「俺にメールするとまずいぞ」と返信が。

 

まだ犯人は特定されていないものの
捜査の手が自分たちに及ぶのも時間の問題。

 

タメルランとジョハルは次の計画に移ります。

 

爆弾を仕掛けた圧力釜をバッグに詰めこみ
2人は車で家を出発します。

 

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○ラスト・結末(ネタバレ注意!)

 

以下、ネタバレ含みます。

 

ダートマス大学の寮では
寮生たちが大麻を吸っていましたが

 

大麻が切れたため
売人をしていたジョハルの部屋に入り
彼の持ち物をあさります。

 

しかし、出てきたのは花火など
爆弾を作るための材料でした。

 

寮生らは怖くなり爆弾の材料をもとに戻して
見なかったことに。

 

事件発生から78時間が経過。

 

容疑者特定につながる有益情報は得られぬまま、
テロ実行犯の2人は車で
ニューヨークに向かっていました。

 

その道中、銃が欲しいとジョハルが言い出し、
たまたま目に入ったパトカーを狙い
警官から拳銃を奪います。

 

この時、銃声を聞きつけた管理人が
警察に通報したことで2人は警察に追われます。

 

逃走のため車を乗りかえようと
路上駐車していた黒のベンツを奪った2人。

 

運転席にいた中国人のダンは銃で脅され
人質として一緒にニューヨークへ。

 

2人は自分らがテロ実行犯だと明かした上で
ニューヨークでのテロ計画についても言及。

 

3人を乗せたベンツは
ウォータータウンに差し掛かりました。

 

タメルランは車をガソリンスタンドに停め、
ジョハルに食料を買いに行かせます。

 

そして自分はニューヨークの地図をチェック。

 

人質になっていたダンは
一瞬の隙をねらって車から脱出して
猛ダッシュでコンビニに逃げ込み警察へ通報します。

 

タメルランは慌ててジョハルを連れ戻し車を発進。
弟に責任をなすりつけ罵倒しつづけます。

 

その頃、ウォータータウン付近を
走行していたトミーは通報のあったコンビニへと急行。

 

逃げ出したダンから事情を聴きました。

 

ダンは、2人がテロ実行犯であり
ニューヨークでのテロ計画について話すとともに
自分の車の車種とGPS装置の追跡番号も伝えます。

 

付近を走るパトカーがウォータータウンに集結。
ウォータータウン警察にも応援要請が入ります。

 

住宅街に停車中のベンツを発見したパトカーが
近づくと、タメルランが車から降りて発砲。

 

応援のパトカーも次々に到着し
激しい銃撃戦が始まります。

 

警察は機関銃で攻撃すると2人は手榴弾で応戦。
爆発により警察官にも負傷者がでるなか、

 

ウォータータウン警察のジェフ巡査部長が
タメルランの背後にまわりこみ発砲。

 

タメルランは重傷を負います。

 

追いつめられたジョハルは
倒れたタメルランを車で轢いて逃走しました。

 

タメルランは病院に搬送されますが死亡が確認。
採取した指紋からタルメランが危険人物として
マークされていたことが判明します。

 

実行犯の1人が判明したことで
タメルランの妻・キャサリンも緊急逮捕。
捜査本部で尋問を受けますが黙秘を貫きます。

 

逃走に使われたベンツは
住宅街に乗り捨てられていました。
ジョハルは徒歩で逃走したようです。

 

警察は、ジョハルの着信履歴から
ダートマス大学の寮に突入。

 

しかし、ジョハルは寮に隠れていませんでした。

 

部屋でテレビゲームをしていた学生らは
犯人隠避の容疑で逮捕されます。

 

翌日、逃走中のジョハルを逮捕するため
ボストン市内全域に外出禁止令が出されました。

 

静まり返った住宅街を一軒一軒捜索する警察。
しかし、手掛かりは見つかりません。

 

事件発生から100時間が経過。

 

 

ある家の主人が庭のボートの異変に気づきます。

 

そっとボートに近づき、中に不審者がいるのを
確かめ、警察に通報。

 

現場に到着したトミーは
ボートの中を慎重にのぞき込み
その不審者がジョハルであると確信。

 

応援要請をして警察とFBIで完全包囲します。

 

威嚇射撃が行われ、
ボートの中からジョハルが投降し、
事件発生から102時間後の逮捕でした。

 

犯人逮捕の一報に捜査本部では歓声が沸き起こり、
トミーら警察官もバーで事件解決の祝杯を。

 

 

後日、ボストン・レッドソックスは
テロ解決を祝うセレモニーを試合前に行いました。

 

事件解決に尽力した警察官やボストン市長
マサチューセッツ州知事らもスタジアムに。

 

選手全員が「ボストン」とプリントされた
ユニフォームを着用する中、

デビッド・オルティーズ選手が
「ここは我々の街だ。誰にも邪魔させない」
と力強く宣言しました。

 

 

(エンディングには実際の映像等が流れます。

 

・ジョハルは4件の殺人を含む30の罪状で起訴。
 死刑が宣告され、現在服役中。

 

・タメルランの妻・キャサリンが
 爆破事件に関与したのかは現在も捜査中。

 

・事件捜査に関わったFBI特別捜査官のリック、
 ボストン警察警視総監らのインタビュー映像が。

 

・事件で片足を失ったパトリックが
 2年後のボストンマラソンにて見事
 義足で完走する感動のシーンとインタビューが。

 

・この事件で死亡した4人の犠牲者の写真

 …で映画は終わります。)

 

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○感想・まとめ

ネタバレを含みつつ
あらすじなどについてご紹介しましたが

 

2013年に起きた
ボストンマラソンの爆破テロ事件は
当時、日本でも大きく報じられたので
鮮明に記憶に残っていましたが

 

犯人が逮捕されるまでの102時間に
これほどの紆余曲折があったことは
映画を観るまで知りませんでした。

 

というか、犯人の計画性のなさ、
行き当たりばったりな行動に正直ビックリ。
(綿密に計画された事件だと思っていたので)

 

ただ、犯人が事件を起こすに至った動機が
映画では描かれていないため、犯人像自体、
十分理解できていないのもあるんですけれど…

 

同時多発テロ事件以来、
様々な対策と準備をしてきたアメリカだからこそ
100時間余りで解決できたのだと思いますが

 

2020年に東京オリンピックを控えている
日本で大規模なテロがもし起きてしまったら
迅速に事件を収束することができるのだろうか?
と正直不安になってしまいました。

 

そうでなくても近年、
世界各地で頻発しているテロ事件。

 

我々も、常にテロを意識して
暮らしていかなくてはいけないのかもしれません。

 

映画としても見応えのある作品でしたね。

 

レースシーンや爆破の瞬間もリアルに再現され、
その後の犯人との銃撃戦につながっていく緊迫感や

 

事件に巻き込まれてしまった人物たちの
事件前の平和な姿と、事件によって人生が
変わってしまった姿とを対比させて見せる描写など

 

どれも心に迫るものがありました。

 

そして、なんといっても
テロ事件によって市民の連帯感が強くなったことを
宣言するクライマックスは感動的でした。

 

”最大の危機は、最大の奇跡を生む”
という宣伝コピーがまさにぴったりの作品です。

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