『ビガイルド 欲望のめざめ』映画のネタバレ(あらすじ・ラスト)と感想!

映画『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』のネタバレです!

 

南北戦争時代、一人の負傷兵をめぐって女子寄宿学園の女教師と生徒たちの秩序が乱されていく極上のスリラー、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』。

 

監督は、この作品で第70回カンヌ国際映画祭の監督賞を受賞したソフィア・コッポラです。

 

ニコール・キッドマンをはじめ、コリン・ファレル、キルスティン・ダンスト、エル・ファニングら豪華キャストが競演。

 

女性だけの閉鎖的な空間で何が起こるのか?

 

今回はそんな映画『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』の詳しいあらすじやネタバレについて触れていきたいと思います。

 

※注意:結末ラストまでネタバレしていますので映画を見ていない方はご注意ください。

 

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『ビガイルド 欲望のめざめ』のあらすじ

 

では、まずあらすじから。

 

舞台は1864年のアメリカ・バージニア州。南北戦争が3年目に突入する中、人里離れた森の中にある女子寄宿学園では7人の女性が暮らしていました。

 

戦争で実家に帰ることができない女子生徒、エイミー(ウーナ・ローレンス)が森でキノコ狩りをしていると、左足を銃で撃たれた北軍兵士のマクバニー(コリン・ファレル)に遭遇。敵軍兵士ではあるものの、ケガ人を放ってはおけず、学園へと連れて帰ります。

 

園長のマーサ(ニコール・キッドマン)は戸惑いながらも、生徒たちに思いやりを学ばせる機会になればと、マクバニーをかくまって治療することを決断。

 

意識を失っているマクバニーを音楽室へと運び、女教師のエドウィナ(キルスティン・ダンスト)と2人で治療を始めます。

 

ハサミでズボンを切って、左足から銃弾を摘出。そして、傷口を針と糸で縫い合わせて消毒。

 

マーサは濡れたタオルで全身を拭いてあげますが、久しぶりに触れた男性の体に、胸の高鳴りを抑えることができませんでした。

 

女性しかいない閉鎖的な学園において、マクバニーに興味津々な生徒たち。

 

マーサ園長は、彼が寝ている音楽室への入室を禁止しますが、生徒たちは理由をつけてはマクバニーの枕元へ。少女たちの間にも変化が起きていました。

 

そんな中、カミソリと石鹸を届にきたエドウィナに、マクバニーは「あなたは美しい人だ」と言ってアプローチ。エドウィナは舞い上がってしまいます。

 

いっぽう、早熟な生徒のアリシア(エル・ファニング)は、お祈りの時間を抜け出して、マクバニーの唇にキス。

 

女性たちは紳士的なマクバニーに心を奪われていきますが、マクバニー自身もその状況を楽しんでいるようでした…。

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『ビガイルド 欲望のめざめ』のラスト・結末(ネタバレ注意!)

以下、ネタバレ含みます。

 

彼女たちの献身な看病もあって、マクバニーの足は歩けるまで回復。恩返しがしたいマクバニーは、庭仕事を買って出ます。

 

敵軍であるマクバニーに警戒心を抱いていたマーサ園長も、彼に心を許すようになり夕食の席へ招きます。女性たちは目いっぱいのオシャレをして、楽しい時間を過ごしました。

 

皆が見ていない隙に、マクバニーはエドウィナに夜這いをしたいと耳打ち。

 

すっかり有頂天なエドウィナは、新品のネグリジェに身を包んでマクバニーが来るのを待ちますが、マクバニーが向かった先はアリシアの部屋でした。

 

マクバニーとアリシアがベッドで抱き合っている姿を目撃したエドウィナはパニックに。

 

慌てて部屋から飛び出してきたマクバニーと揉み合いになり、マクバニーは螺旋階段から転がり落ちてしまいます。

 

騒ぎに気づいたマーサが駆けつけると、回復しかけていたマクバニーの左足の傷口がパックリ開き、粉砕骨折していました。

 

もはや手の施しようがないため、マーサは左足を切断することを決意。エドウィナにノコギリやクロロホルムを準備させ、解剖の本を見ながら手術を行いました…。

 

翌朝、目を覚ましたマクバニーは、左足が切断されていることに気づいて絶叫。大声で暴言を吐き、部屋中の物をメチャクチャに。

 

外から鍵をかけ、部屋から出られないようにしていますが、怯える生徒たちを前にマーサは最善策を模索します。

 

そして思いついたのが、門に青い布を結んで南軍の助けを求めるというものでした。

 

しかし、マクバニーは生徒のひとりを脅して部屋から脱出。青い布を門に結ぶ作戦も、マクバニーに見つかってしまい失敗してしまいます。

 

さらにマクバニーは、マーサが隠し持っていた拳銃を奪って女性たちを威嚇。

 

すぐに冷静さを取り戻し、謝罪の言葉を述べたものの、女性たちの恐怖心は限界を超えていました。

 

部屋へと戻っていったマクバニーを追ってエドウィナも彼の部屋へ。

 

エドウィナは左足切断のきっかけを作ってしまったことをマクバニーに詫びますが、2人は成り行きで肉体関係を持ってしまいます。

 

その頃、マーサと生徒たちはマクバニーの殺害を決意。エミリーに猛毒のキノコを探しに行かせ、それをマクバニーに食べさせて殺す計画を企てます。

 

その夜、歓送会と称してマクバニーを夕食に招いたマーサ。食卓には沢山のご馳走が。

 

マクバニーは、マーサに勧められるまま大好物だというキノコ料理を食べますが、しばらくすると痙攣を起こし、床に倒れて死んでしまいました。

 

事情を知らないエドウィナは動揺しますが、全員の視線を見て状況を把握。

 

翌朝、マクバニーの遺体を白い布で包み、全員で敷地の外へと運びます。そして、門に青い布を結びつけました。

 

門の外に置かれた白い布の包み、それをじっと見つめる7人の女性たち…。

 

End

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『ビガイルド 欲望のめざめ』の感想・まとめ 

ネタバレを含みつつ、あらすじなどについてご紹介しました。

 

1971年にクリント・イーストウッド主演で映画化された『白い肌の異常な夜』の原作小説を、ソフィア・コッポラ監督が女性視点で脚本化、映像化した『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』ですが、

 

集団における女性たちの嫉妬や欲望といったダークな心理描写が緻密に描かれていて、極上の緊張感が最後まで堪能できる作品でした。

 

キャスティングも絶妙で、ツンと澄ましていながらも腹の中では嫉妬や憎悪であふれている女性を演じさせたらピカイチのニコール・キッドマンをはじめ、

 

表情の演技だけで中年女性の悲哀と苦悩が伝わってくるキルスティン・ダンスト、

 

女性たちに愛想を振りまき、全員を夢中にさせるジゴロ的な男性を演じたコリン・ファレルもまさにハマリ役。

 

早熟で大人びた態度をとりながらも、まだ幼さが残る思春期の少女を演じたエル・ファニングもすごく良かったです。キャスト誰もがこの作品の世界観にマッチしていました。

 

作品の世界観といえば、光と影の使い方が絶妙で、木漏れ日やロウソクの光が19世紀の建物やインテリア、衣装などと合わさると、まるで絵画のように幻想的で、思わず目を奪われてしまいます。

 

この作品を観て、「サークルクラッシャー」(※大学のサークルや同好会、職場などといった狭いコミュニティで、色恋沙汰を起こしてサークルの人間関係を悪化させてサークル自体の崩壊を招き、クラッシュさせるような女性のこと)という言葉が頭に浮かびましたが、

 

男性だけの集団と女性だけの集団とでは、まるで違う展開を迎えてしまうんだということを、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』を観て思った次第です。どちらも最終的には悲劇を迎えてしまうわけですが…。

 

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