『ロストバケーション』ネタバレ・あらすじ・ストーリー(結末)と評価

2016年映画『ロストバケーション』のネタバレ情報です。

本作は、海外ドラマ『ゴシップガール』のセリーナ・ヴァンダーウッドセン役で、大ブレイクしたブレイク・ライヴリーが主演をつとめています。

 

彼女は『ゴシップガール』以外はあまりヒット作に恵まれていないように見受けられますが、演技力には定評があり、その他多くの映画にも出演しています。

 

映画『ロストバケーション』ではどのような演技をみせてくれるか非常に楽しみですね!

今回は映画『ロストバケーション』のあらすじとストーリーのネタバレ情報と、観た感想と評価をお伝えしていきます。

※注意:結末・ラストまですべてネタバレしますので映画を見ていない方はご注意ください。

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あらすじ・ストーリー登場人物

登場人物

ナンシー(ブレイク・ライヴリー):医学生で医師となる為の勉強漬けの日々。母親を亡くし父と幼い妹の世話に疲れている。亡き母が教えてくれた秘境のビーチに訪れた。

 

あらすじ・ストーリー

少年がビーチで遊んでいると、海岸にヘルメットとサーフボードが落ちていた。

ヘルメットにはビデオカメラが装着されていて、少年がカメラに録画された内容を確認してみると、サメに襲われた映像が映っていた…。

 

ー―

医学生のナンシーは、趣味のサーフィンを楽しむため、南国メキシコへバカンスに来ていた。

友人たちをホテルに残し、地元住民カルロスの運転するトラックに乗せてもらい、亡くなった母親との思い出の場所「秘密のビーチ」 へと向かった。

 

ビーチに到着すると、抜けるような青い空に、透き通るようなマリンブルーの海、完璧ともいえる絶景が広がり、サーフィンを楽しむには最高の場所だった。

少し先の沖には小さな岩礁がいくつか見え、すでに2人の先行者がサーフィンを楽しんでいた。

 

カルロスに礼を言い、ナンシーは携帯電話や財布などの貴重品をリュックの中にしまいビーチに置く。

そして、ウェットスーツに着替え、リーシュコード(サーフボードと結ぶヒモ)を足首に装着し、サーフボードを担いで海へ入り、サーフィンを楽しむ。

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しばらくして、先にサーフィンをしていた2人と挨拶を交わし、彼らにとってもこのビーチは穴場だったようだ。

彼女がアメリカ人でテキサスから来たことを告げると、2人はなぜこの秘密のビーチを知っているのかと驚く。

 

2人はこのビーチの面白い特徴として、干潮(潮が引いて水位が下がる)になると、海中に沈んでいる岩礁が浮き出てきて、小さな島になることを教えてくれた。

意気投合した3人といっしょにサーフィンを楽しむ。

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しばらく遊んだ後、ナンシーがビーチで一休みしていると、テキサスの自宅にいる妹から電話が入った。

 

ナンシーは妹に、母親との思い出のビーチに来たことを話すと、一人だけずるいと駄々をこねられる。

途中に父親が電話に替わり、いつもどってくるのかとしつこく聞かれるが、勉強付けの毎日と、母親が亡くなってから、妹と父親の世話にうんざりしていたナンシーは、一方的に電話を切ってしまう。

 

父親との電話で、すっかり興ざめしてしまったナンシーは、気を取り直して、もう一度サーフィンを始めた。

 

午後になり、先程の2人のサーファーは岸に上がり、帰る準備をし始めていた。

ナンシーはそろそろ時間とは思いつつも、あと少しだけサーフィンを楽しもうと、ひとりで沖に残っていた。

 

すると、そこへイルカの群れがやってきた。

ナンシーがイルカの群れの後を追うと、カモメが大群で何かに群がっている。

 

近づいてみると、大きなクジラの死体が浮かんでいた。

クジラは何か噛まれ食いちぎられたようで、大きな噛み跡が残っており、まだ死んで間もない状態だった。

 

なんとなく不安に駆られるナンシーだったが、気を取り直し、ふたたびサーフィンを始める。

だが、突然、水中から何者かが強烈なアタックを仕掛け、ナンシーは海中へ転落してしまった。

 

勢い良く転落したナンシーは、海底に体を打ち付け、足首につけていたリーシュコードも切れてしまい、サーフボードを手放してしまう。

態勢を整え、海面に顔を出したナンシーだったが、何が起こったのか理解ができずにいた。

 

ひとまず、まだ近くにあったサーフボードにつかまろうとする。

だが、その瞬間、何者かに足を噛みつかれ、水中へと引きずり込まれてしまった。

 

必死でもがくナンシーだが、彼女の太ももから大量の血液が流れだし、海水がみるみるうちに赤色に染まる。

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海面に浮き上がったナンシーは、先ほど浮いていたクジラの死体の上にいったん避難した。

 

足をみると太ももに噛まれた跡があり、見るに堪えないほど、大きくえぐられ、肉が捲れあがっている。

「サメだ」ようやく彼女は、自身に何が起こったのか理解した。

 

ナンシーは足首に巻いていったリーシュコード用のバンドで止血をした。

 

ビーチの方を見ると、先程の2人が車に乗り、帰ろうとしている。

ナンシーは立ち上がり、大声で助けを求めるが、ナンシーの声は2人に届かない。

 

結局、2人はナンシーに気づかず、そのまま帰ってしまった。

 

途方に暮れるナンシーだったが、血の味で獰猛になったサメが、彼女の乗っているクジラの死体に、猛烈なアタックを仕掛けてきた。

サメは巨大で、アタックでクジラの死体は大きく衝き飛ばされてしまう。

 

だが、その瞬間ナンシーは海水に飛び込み、近くの岩礁へ避難した。

その岩礁は、先ほどの2人が話をしていた干潮の時にだけ姿を現すだった。

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ナンシーは、大きく裂傷した太ももの壊死をふせぐため、医学生の知識を生かし、ピアスとネックレスの細いチェーンで、激痛に耐えながら、太ももの裂傷を強引に縫合した。

 

縫合を終えたナンシーだったが、岩礁から動けず途方に暮れていた。

ビーチまではわずか200メートルの距離だが、太ももを負傷したまま泳げば確実にサメの餌食になる。

だが、このまま岩礁の上に居続ければ、いずれ沈んでしまい結局はサメの餌食になってしまう。

 

どうすることもできないまま、時間は刻一刻と過ぎていった。

かなりの時間は過ぎ、あたりが暗くなり始めると、昼間の暑さとはうってかわり、急激に気温が下がり、恐ろしいほどの寒さがナンシーを襲った。

 

寒さで手足が震える中、ナンシーは止血バンドを緩め、足の感覚がまだあることを確認して安心するが、肉体的にも精神的に限界に達しようとしていた。

ひどい疲労感に襲われたナンシーは、いつの間にか寝てしまってしまい、結局、岩礁の上で一夜を明かした。

 

目が覚めると夜が明けはじめ、うっすらと明るくなり始めている。

すると、自分のサーフボードが少し離れたところに浮いているのを発見した。

 

サーフボードの上に乗れば、太ももの出血を抑えながら、ビーチへたどり着くことができる。

サメに襲われてから、すでにかなりの時間が経過していた。

 

サメも、もういないはずだと考えたナンシーは、サーフボードを取りに行くため、水中に入り泳ぎだすが、負傷した足ではうまく泳げない。

足を激しく動かしたことで、傷口がふたたび開き、血液が海中へ流れ出した。

すると血をかぎつけ、再びサメが姿を現した。

サメはナンシーを狙い、岩礁の周りをずっと巡回し続けていたのだった。

 

ナンシーは急いで岩礁へ戻り、サーフボードを断念する。

ふとビーチのほうに目をやると、1人の男性が寝そべっているのがみえた。

男性は酒を飲み、酔いつぶれて寝ていたようで、ナンシーが大声で助けを求めると、声に反応して男は目を覚ました。

 

だが、英語が通じないのか、助けを求めるナンシーへ、男は笑顔で手を振り返すだけだった。

ナンシーは身振り手振りで、自分のリュックサックがビーチに置いてあることを示し、中にある携帯電話で助けを呼んでほしいことを訴える。

だが、男は助けを呼ぶどころか、リュックサックを物色し始め、あろうことか携帯電話と財布、リュックサックを持ち去ろうとした。

 

ナンシーは必死で自分を助けてほしいことを訴えるが、男はそれを無視し、今度は海水に浮くナンシーのサーフボードも、ついでに持ち去ろうとした。

ナンシーはサメがいることを訴えるが、彼女の忠告を無視し、男は海水に入ってサーフボードを持ち去ろうとする。

 

とその時、男はサメに襲われ海中に引きずり込まれてしまった。

しばらくすると、男はビーチに打ち上げられたが、下半身を食いちぎられていた。

 

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ラスト・結末(ネタバレ注意!)

しばらく時間が経ち、昼近くになると、昨日の2人のサーファーが、ふたたびビーチへやってきた。

ナンシーはこのビーチにはサメがいること、海に入ってはいけないことを全力で訴えるが、2人はこのビーチにはサメはいないと言い、サーフボードに乗って、ナンシーのほうへ向かってきた。

 

だが、突然、1人がサメに襲われ海中で引きずり込まれてしまった。

もう1人がナンシーのところまで必死で泳いできて、岩礁にしがみつくも、彼もサメに襲われ、海中に引きずり込まれてしまった。

 

ナンシーは絶望感に駆られていた。

すでに3人がサメに襲われ命を落としてしまった。

 

獰猛なサメは、相変わらず岩礁の周りを泳いでいるが、その間にも、潮はだんだんと上がってきて、次第に海の中に沈み始めていた。

満潮までの残り時間はおよそ100分。

「残された時間は少ない」

そんな彼女の目に、先程の男性が被っていたビデオカメラ付きのヘルメットが、海面に浮かんでいるのがみえた。

 

ナンシーはビデオカメラにメッセージを残しておけば、運が良ければ、メッセージを観た人が助けを呼んでくれるかもしれない。

わずかな希望だったが、すでにすべての希望が断たれていたナンシーには、もうそれしか道がなかった。

 

ナンシーは、サメの行動パターンを観察し、もっとも離れた場所で泳いでいるときは、戻ってくるまで、32秒間ほど猶予があることを発見した。

ナンシーはその時間内にもどってくれば、サメに襲われる心配はないと推測し、腕時計でカウントタイマーをセットして、ヘルメットのもとへと泳ぎだす。

 

一度目は失敗し、もどってきたサメに危うく襲われそうになったが、もう一度、サメが離れた隙に、彼女はヘルメットのもとに向かい、ようやくカメラを得ることができた。

カメラを再生してみると、そこには先ほどの男性が、サーフィンを始めてからサメに襲われるまでの間の映像が記録されていた。

 

映像は、巨大なホホジロザメが、大きな口を開けて、カメラに向かって襲い掛かる場面で終わっていた。

ナンシーは、カメラを自分に向けて録画を開始し、サメに襲われ太ももに重傷を負ってしまい岩礁の上で身動きできないこと、すでに3人が襲われて死亡していること、このメッセージをみたら、すぐに助けを呼んで欲しいメッセージを録画した。

 

最後に、これから近くに浮いている船舶用の大きなブイ(目印)まで泳ごうとしていることを伝え、もし万一自分になにかあった場合は、自分の父親と妹に自分のことを伝えてほしいと、自宅の住所を言い残す。

そして、2人へのメッセージとして「2人のことを本当に愛している」と言い残した。

 

一通りメッセージを残したナンシーは、カメラとともにヘルメットをビーチのほうへ思いっきり投げた。

ナンシーが、ブイに向かって泳ごうと、準備をしていると、大量のクラゲが発生し始める。

 

だが、迷ってはいられない。すでに岩礁が海中に沈み始めていた。

ナンシーは決死の思いでブイへ向かって泳ぎだした。

 

クラゲを避けながら泳いでいくナンシーだが、腕がクラゲの足に触れてしまいしびれてしまう。

そこへサメが現れ、クラゲの中に突進してくるが、何とか逃げ切り無事ブイまでたどり着いた。

 

ブイは船舶用の鉄柱でできた頑丈な標識で、大きな碇でその場に固定されていたものの、海面に浮いているためとても不安定だった。

サメはブイの下で彼女の様子をうかがっているように見える。

 

 

すると遠く離れた沖に、大きな貨物船が運航しているのがみえた。

ブイに装備されていたSOS用の発砲弾を放ち、必死に助けを求めるが、ナンシーの願いもむなしく貨物船は通り過ぎていった。

 

その頃、ビーチでは、ナンシーが投げたヘルメットを、地元の少年が拾い上げ、カメラに残された映像を再生していた。

少年はメッセージを聞き、急いで助けを呼びにいった。

 

一方、ブイの上にいるナンシーにサメが猛烈なアタックを仕掛けてきた。

ナンシーはSOS用の発砲弾で必死に応戦するが、サメの強烈なアタックにブイが破壊されていく。

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ついにブイは倒壊し、ナンシーは海中に投げ出されてしまった。

ナンシーはブイの金具の隙間に身を隠し、サメの攻撃から身を守るが、容赦ないサメの攻撃に金具は持ちこたえそうもない。

 

このときナンシーは、ブイを固定している太い鎖を外し、自重で沈む鎖につかまり、海底に逃げようと考えた。

海底に逃げたところで、助かるかはわからない、だが今できるのはもうこれしかない。

 

ナンシーがブイから鎖を外すと、鎖はものすごいスピードで海中へ沈み始めた。

ナンシーが鎖の端につかまり、鎖とともにそのまま海底に沈む。

 

それに気づいたサメが、海底まで追ってきた。

海底に向かう彼女の真後ろにサメが追いつくが、鎖が海底に沈み切る直前、ナンシーは脇に逃げ、サメは海底に直撃した。

 

海底には、鎖がつながっていた大きな碇があり、先端が鋭く突き出していた。

サメは海底に直撃した勢いで、碇の尖端へ突き刺さり、そのまま息絶えた。

ナンシーは奇跡的に命が助かった。

 

ビーチでは、少年に呼ばれトラック運転手カルロスが来ていた。

彼はサメに襲われた酔っ払いの男の遺体を見て、何が起こったのか察した。

 

カルロスは海面で気を失っているナンシーを発見し、心臓マッセージの救命措置をとる。

ナンシーは息を吹き返し、かろうじて命をとりとめた。

 

もうろうとする意識の中、彼女の目には笑顔の母親が映っていた。

 

End

 

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感想と評価

映画『ロストバケーション』を観た感想と評価です。

この映画はパニック・スリラー系の映画になりますが、サメに襲われる事をテーマにしたパニック映画は映画『ジョーズ』筆頭に、数多く制作されていて、本作はその中の1つになります。

 

本作のポイントは、浅瀬でビーチに近く、一見すると助かりそうな場所にいながらも、足を負傷し身動きできない女性のジレンマを克明に描いています。

 

絶望的な状況の中、執拗なサメの攻撃に屈することなく、必死に生き延びようとするナンシーのたくましい生命力に、ただただ圧倒されました。

もし自分がこのような状況だったら、どうするだろうか?

想像するだけで恐ろしくなりますが、おそらく彼女のようなたくましい行動はできないと思います(笑)

 

それにしても最後のサメをやっつけるシーンだけは、ちょっとありえないかなと思ってしまいました。

ナンシーが、鎖に引っ張られて、海底に進むのですが、その先にある大きな碇の先端に、サメが激突して、サメは海底に串刺しになって死んでしまいます。

まぁ、ふつうはこんなうまくはいかないだろうし、サメはもっと利口だと思います。

 

一生を海で生きるサメが、激突する海底に直前まで気づかないとはどうしても思いません。

魚というのは体中に水の流れを察知するセンサーのようなものがついているので、ちょっとでも危険が近づくとすぐに察知して逃げてしまいます。

 

海底に近づけば当然、海流も変わるので、サメは敏感に察知して、激突する前に回避しそうな気がしますが…。

サメにも他の魚と同じようなセンサーがあるかはわかりませんが、きっと似たようなものはあると思っています。

 

なので、ここら辺はちょっと設定に無理があるんじゃないのでしょうか(笑)

 

まぁ、細かい事はいいとして…。

ストーリーと言うほどのものはありませんが、暑い夏に見る映画としてはとても楽しめる映画とと思います。

カップルでみればとても楽しめる映画になりますので、2016年の猛暑の夏、映画館に足を運んでみたいかがでしょうか。

管理人評価
★★★☆☆(3.0)

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