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『22年目の告白-私が殺人犯です』のネタバレ(ラスト結末)!真犯人は?

映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』のネタバレです!

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藤原竜也伊藤英明がW主演、未解決事件の真相をめぐる衝撃のサスペンス『22年目の告白-私が殺人犯です-』

ネット上ではなぜか『23年目の告白』と検索されることが多いようでね…(笑)

それはさておき、原作・オリジナルは韓国映画の『殺人の告白』ですが、日本版ではさらなるどんでん返しがまっています。

時効後に名のり出た殺人犯の目的とは?

また真犯人は誰なのか?

今回はそんな映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』の詳しいあらすじやネタバレについて触れていきたいと思います。

※注意:結末ラストまでネタバレしていますので映画を見ていない方はご注意ください。


あらすじ・ストーリー

では、まずあらすじから。

阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が起きた1995年、東京で5件の連続殺人事件が発生。

警察は全力で捜査にあたりますが、15年が経ち、犯人を見つけられぬまま時効が成立してしまいます。

そして事件発生から22年後の2017年。

世間を騒然とさせる記者会見が開かれようとしていました。

会見場には物凄い数の報道陣がつめかけ、そこへ曾根崎雅人(藤原竜也)という男が登壇。

22年前の連続殺人事件について語り始めます。

まずは、男は自分を逮捕できなかった警察、ならびにマスコミを「無能」と挑発。

事件が時効を迎えてしまったことで、罪を償う機会を失ってしまい、罪滅ぼしのために「本を出版」することを発表します。

タイトルは『22年目の告白-私が殺人犯です-

犯人の曾根崎がこの事件で課したルールは3つ

1.殺人の方法はロープによる絞殺
2.近しい者の目の前で殺人を実行
3.その目撃者は殺さない

会見の様子はワイドショーでも生中継されます。

警察署内のテレビでこの会見を見ていた刑事の牧村(伊藤英明)は22年前のことを思い出していました。

1件目の事件が起きたのは、1995年1月4日、足立区の定食屋店主が、妻の目の前で絞殺されました。

当時、新人だった牧村は先輩の滝(平田満)とこの事件を担当します。

2件目は、同年の震災後2月14日に発生。

世田谷区の団地で、会社員が妻の目の前で絞殺される事件。
当時、隣の部屋にいた娘の美晴は当時5歳でした。

3件目が起きたのは同年3月15日で橘組の組長、橘(岩城滉一)の愛人だった
銀座のホステスが絞殺されます。

彼女にはまだ幼い息子がいました。

そして、4件目は同年3月31日に練馬区の山縣医院で院長婦人が殺害。

この事件のみマスコミ報道はせず、犯人を犯行現場におびき出す作戦がとられました。

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牧村はそこに現れた犯人を追いつめますが、逮捕寸前のところで逃げられてしまいます。

その際、もみ合いになった牧村は口を切られ、犯人は右肩を銃で撃たれて負傷。

犯人に恨みを買われた牧村が5件目の標的に…。

そして、同年4月27日。
殺害予告のカセットテープが警察に届きます。

ターゲットは牧村の妹。

牧村のアパートには震災後に上京してきた妹がいたのでした。

テープを聞いた牧村は急いで自宅に直行するも、到着すると部屋の中にはガスが充満。

一緒に来てくれた上司の滝がアパートの部屋に足を踏み入れた瞬間、ガス爆発で滝は死んでしまいます。

そして部屋に妹の姿はありませんでした…。

タイミングが悪いことにこの日は、刑事訴訟法の改正前日であったため、これらの5件の時効は事件発生から15年まで。

その後、犯人が逮捕されぬまま時効を迎えてしまいました。

会見の最後に曾根崎はこんな挨拶を。

「はじめまして。私が殺人犯です。」

この記者会見の後、曾根崎の告白本はベストセラーになります。

テレビはもちろん、SNSや掲示板でも曾根崎の話題で日本中は大騒ぎ。

出版社の前では抗議デモも起きていました。

「世田谷区会社員殺害事件」の被害者の娘・美晴(夏帆)は書店で働いていましたが、飛ぶように売れる曾根崎の告白本を横目に複雑な心境。悔しさのあまり牧村に泣いて抗議します。

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その頃、曾根崎はホテルのスイートルームで告白本の売上げやマスコミの注目度を静観していました。

担当の女性編集者にメディア露出を増やして、もっと話題をつくるよう指示します。

そして、もっとメディアの注目を集めるため「練馬区病院長婦人殺人事件」の遺族である
山縣院長(岩松了)の病院へ謝罪に訪れます。

曾根崎は院長に土下座で謝罪しますが、偶然居合わせた牧村に挑発的な態度を示します。

牧村は曾根崎に殴りかかり病院は騒然。
曾根崎は逃げるようにワゴン車に乗り込みます。

曾根崎が向かったのは出版記念のサイン会場でした。

マスコミはじめ大勢の人が集まった会場は手荷物検査や警備員が多数配置され厳戒態勢。

そこへ同僚から牧村に連絡が入ります。

それは「銀座ホステス殺人事件」被害者遺族の橘が舎弟の戸田(早乙女太一)を送りこみ、曾根崎を殺そうとしているという情報でした。

牧村も急いでサイン会場へ向かいます。

会場は長蛇の列でサイン会は大盛況、購入者と握手をし、本にサインをする曾根崎でした。

そこへ、手荷物検査をすり抜けた、舎弟の戸田がサイン会の列にまぎれこみます。

会場に到着した牧村は列の中から曾根崎をねらう戸田を発見しますが、戸田は壇上の曾根崎に向かって発砲してしまいます。

ところが、直前で牧村が曾根崎をかばったため弾は外れました。

騒然となるサイン会場。

戸田はそれに乗じて逃走します。

牧村は曾根崎をステージ裏に避難させますが、そこへ美晴が現れ、曾根崎めがけてナイフを。

それも体を張って牧村がかばいました。

牧村は美晴に「殺人犯になるな」と諭して、裏口から美晴を帰らせます。

このように行く先々で問題が起こるため、どのテレビ局も曾根崎の出演に及び腰でしたが、「NEWS EYES」のメインキャスター仙堂俊雄(仲村トオル)は曾根崎の生出演を切望。

「法が裁けないのであればメディアが裁くべき」
「都合の悪いものほど面白い」

とスタッフを説得し、曾根崎の番組出演が決まります。

実は仙堂、この事件に特別な思いがありました。

国際ジャーナリストとして帰国した22年前、この連続殺人事件を徹底的に取材したことが評価されて、現在のポジションにつけたのです。

そんな背景もあり、テレビの生放送では初めて仙堂が曾根崎にインタビューをすることになります。

>>『22年目の告白-私が殺人犯です』の続きを動画で視聴するにはコチラ

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ラスト・結末(ネタバレ注意!)

以下、ネタバレ含みます。

「NEWS EYES」の生放送がスタート。

曾根崎へのインタビュー冒頭、仙堂が言いました。

「私はこの事件を追ってきましたが、不思議に思う点があります。それは、この本に書かれていない事件があるのではないか?ということです」

足立区の定食屋でこの放送を見ていた牧村は、22年前のことを思い出していました。

牧村には神戸で暮らす妹の里香(石橋杏奈)がいましたが、阪神淡路大震災で被災。

祖父母を亡くしてしまいます。

その里香には小野寺拓巳(野村周平)という婚約者がいましたが

ともに棲む家をなくしてしまい、牧村のアパートでお世話になるため上京。
3人での生活が始まりました。

しかし、里香は震災の影響で心を病み、拓巳は里香を支えたい思いからプロポーズ。

里香に結婚指輪を贈ります。

そして、事件当日の1995年4月27日。
犯人にアパートが爆破され、上司の滝が死亡しましたが、部屋にいたはずの里香は行方不明のまま…。

仙堂は言いました。

「結婚を控えていた里香さんはいまだ行方不明。状況からみて事件に巻き込まれた可能性が高い。にも関わらず告白本では一切触れていない。」

さらに、目を疑う動画が放送されました。

それは今から3時間前、真犯人を名乗る男がネットに投稿した動画で、牧村のアパートが爆発した瞬間を別の建物の屋上から撮影したものでした。

そこには拘束された里香の姿も映っていたのです。

スタジオでその動画を見た曾根崎は「こんなのは捏造だ。こんなの証拠にならない」と反論しますが、真犯人を名乗る男からテレビ局に連絡が入ります。

「曾根崎は詐欺師だ。犯人と語って金を稼いでいる。俺が本当の犯人だ。曾根崎と牧村を出演させるなら俺も生放送に出てやってもいい」

と宣言します。

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数日後、仙堂の番組で曾根崎、牧村、そして真犯人を名乗る男が顔を突き合わせる異例の生放送が実現します。

全国の視聴者がこの夜、固唾を呑んでこの世紀の生放送に注目しました。

スタジオに3人が揃いましたが、真犯人を名乗る男はマスクをかぶり声も加工しています。

真犯人を名乗る男は証拠映像のDVDを持参しており「これを見れば俺が真犯人だと分かるはず」と自信満々でした。

しかし、放送倫理に反するとの判断から、スタジオの4人だけで動画を見て、その内容を仙堂が口頭で伝えることに。

モニターに映された動画は前回ネットに投稿された部分の続きでした。

牧村のアパートが爆発した映像から、椅子に縛られた里香の上半身に切り替わり、マスクをした犯人がロープで里香を絞殺。

殺害後、犯人は婚約指輪を抜き取りました。

妹の最期の姿を見た牧村は泣き崩れます。

行方不明だった妹があんな無残な殺され方をしていたなんて…

「これで分かったろ?俺が真犯人だよ」と嘲笑う真犯人に、突如として曾根崎が飛び掛かりました。

曾根崎は、仙堂から万年筆を奪い取り、真犯人のマスクの上から顔を切りつけ、スタジオは大混乱。

警備員が曾根崎と真犯人を引き離し、曾根崎は取り押さえられます。

そんな曾根崎に仙堂が問いかけます。

「あなたの正体は?あなたはこの場で語らなければならない」

曾根崎は答えます。

「僕は犯人ではありません。この本も書いていません」

「この本を書いたのは私です」

告白したのは牧村でした。

さらに「彼は妹の美香の婚約者だった小野寺拓巳です」と曾根崎の正体を明かしました。

里香が行方不明になった後、指輪を見つけた拓巳は絶望の淵に。

「東京に呼んだ俺のせいだ…」

時効が成立した7年前、婚約者の里香を失った拓巳は牧村の目の前でビルから飛び降りました。

さいわい一命は取り留めたものの、死にたがる拓巳は入院中もベッドに拘束。
その後、拓巳は牧村にこう言いました。

「別の人間に生まれ変わりたい」

牧村は被害者遺族の1人である山縣医師に協力してもらい拓巳の顔面を整形。

戸籍も変えて、拓巳は曾根崎として生まれ変わります。

そして、事件を捜査してきた牧村が告白本を書き、自分が「殺人犯」だと名乗り出ることで真犯人をおびき出す計画だったのです。

真犯人は負けず嫌いでプライドが高く、完璧主義者。

必ず何らかのアクションを起こすはずだと…

世間を巻き込んだ一連の騒動は牧村と拓巳による壮大な作戦だったのです。

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真犯人はまんまと作戦に引っかかり、テレビの生放送に出演…。

と思ったその時、マスクの男から驚くべき発言が。

「自分は真犯人じゃない。ネットで依頼されただけだ」

牧村はその男のマスクを外し、シャツをめくって右肩を確認しますが銃痕はありませんでした。

牧村と拓巳の作戦は失敗に…

「犯人を名乗る者が2人いましたが、どちらも真犯人ではなく、さらに1人は牧村里香さんの婚約者でした」

仙堂のこの言葉で生放送は終了しました。

茫然自失な牧村と拓巳でしたが、新たな証拠である殺害動画を再調査。

2人はそれぞれ、あることに気づきます。
拓巳は山縣院長の車を借りてある場所へ。

そこは「NEWS EYES」の仙堂の別荘でした。

拓巳の様子がおかしいと山縣院長から連絡を受けた牧村も車のGPS情報をたよりに仙堂の別荘へ急行。

別荘では仙堂が密着取材を受けていましたが、何者かが建物内に侵入していることに気づき、仙堂は慌てて地下室へ。

すると、そこに拓巳が座っていました。

「俺と里香が婚約していたことは牧村さんしか知らない。それなのにあんたは番組で婚約していたと言った。他に知っている人がいるとすれば犯人だけ」

さらに仙堂が隠していた5件の殺人事件の犯行映像をテレビモニターに再生。

仙堂こそが真犯人だったのでした。

仙堂はかつて戦場ジャーナリストだった頃、友人と2人で武装勢力に捕まってしまい、友人だけが殺され自分は解放された過去が。

その時の恐怖体験が心の闇となり、帰国後、同じ手口で連続殺人を…

仙堂は里香を殺害して埋めたことも告白。

「震災で私も死ぬべきだった」と里香は死ぬ直前に語っていたらしく、生きる気力をなくした人間を殺すことほどつまらないものはなかったと言って拓巳を挑発します。

拓巳は仙堂の脇腹をナイフで刺し、電気コードで仙堂の首を締めました。

そこへ牧村が到着し、こう叫びました。

「拓巳、やめろ!法で裁くことができるから殺すな!」

牧村は里香の殺害映像を繰り返し見て、東京タワーの消灯に気づきました。

当時、東京タワーは深夜0時になると消灯。

里香が殺害された日付は4月27日ではなく、28日だったのです。

そのため、この事件は改正後の刑事訴訟法の適用範囲、つまり時効はありません。

時効撤廃後に発生した事件ということを知り、仙堂の首を絞める拓巳の力が緩みました。

仙堂は逮捕され、大量の証拠品が押収。
別荘近くで里香の白骨化した死体も発見されます。

仙堂は心神喪失を訴えつつ、獄中で告白本を書き、近日出版される予定となりました。

しかし、精神病院への護送中に清掃員を装った橘組の舎弟・戸田に刺殺されます。

戸田は「銀座ホステス殺害事件」の被害者の1人息子でした。

牧村と拓巳は里香が殺害された屋上に花を供え、里香の命日には帰ってくると約束。

牧村や山縣医師、美晴に見送られながら拓巳は海外へと旅立ちました。

End

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感想・まとめ

以上、『22年目の告白-私が殺人犯です-』のネタバレを含みつつ、あらすじなどについてご紹介しました。

原作・オリジナルとなる韓国映画の『殺人の告白』がかなり面白かったので、そのリメイク版だと聞いたとき、あのハードルを越えられるだろうか?と観るまでは正直不安でしたが杞憂でした。

『22年目の告白-私が殺人犯です-』では韓国版の見せ場であるアクションシーンを大胆にもカット。

その分、脚本を練りに練り、1995年に起きた阪神淡路大震災を絡めたり、遺族心理にも重点を置いたりと重厚な心理サスペンスに。

韓国版のさらに先を行くどんでん返しにも感心してしまいました。

また、テンポがとても良く(特に冒頭、連続殺人事件の詳細を紹介するシーンの手際の良さは見事!)最後まで緊張感をキープ。

ラストまでしっかり楽しめる仕上がりです。

時効制度に翻弄せれる被害者遺族たち。
時効制度を悪用して犯罪を犯す殺人犯。

時効の意味について考えさせられた見ごたえある作品でした。

>>『22年目の告白-私が殺人犯です』の続き

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