ケン・ローチ監督の最新作『わたしは、ダニエル・ブレイク』のフル動画を無料視聴する方法を紹介します。
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この作品は、社会派のケン・ローチ監督が引退を撤回して製作し、カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞。
イギリスでも深刻な貧困と格差の問題に焦点をあてて、貧しいながらも寄り添いあって助け合う市民の姿を描いた感動作です。
今回はそんな話題の人間ドラマ『わたしは、ダニエル・ブレイク』のフル動画を無料で視聴する方法と、あらすじとキャスト、そして作品を観た感想・評価レビューなどを合わせて紹介します。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』の字幕・吹き替え版の動画をフルで無料視聴する方法
映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』の動画をフルで無料視聴するならmusic.jpがオススメです。
公式の動画配信サービスなので、安全、高画質、再生速度が良好と3拍子揃っています。
登録も解約も簡単なのでオススメです。
以下より詳しくまとめています。
映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』の動画配信情報
2018年9月現在、映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』の字幕・吹き替え版の動画を無料視聴できる動画配信サービスをご紹介します。
※この時点では配信されているサービスが少なく、吹き替え版はどこも未配信でした。
U-NEXT | 未配信 |
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TSUTAYA TV | 未配信 |
ビデオパス | 未配信 |
dTV | 未配信 |
music.jp | 字幕のみ対応/ポイントで無料 |
ビデオマーケット | 字幕のみ対応/ポイントで無料 |
Amazonプライムビデオ | 字幕のみ対応/500円の個別課金が必要 |
オススメなのはmusic.jpです。
映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』は配信自体が少なく、吹き替え版は販売でも見つかりませんでした。
ですが、music.jpとビデオマーケットで字幕版が配信されており、music.jpは付与ポイントの多さから他の人気作品も無料で視聴することが可能です。
新作・人気作品も無料視聴できるmusic.jp
実は音楽配信サービスと思えるmusic.jpですが、映画もしっかりと配信されています。しかも、新作ラインナップもしっかりと揃っています。
music.jpでは全てが購入して視聴するタイプで見放題が無い代わりに、登録時に付与されるポイントが1600ポイントと圧倒的に多いのが特徴です。
画質 | SD/HD |
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無料期間/ポイント | 30日間/1600ポイント |
DL機能 | あり |
その他機能 | TV視聴可/音楽配信サービス付き |
新作・人気作品はどこのサービスでもポイント作品となっていますが、music.jpであれば、大量のポイントが付与されるので、無料で視聴することが可能です。
2018年9月時点では、
- レディ・プレイヤー1
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
- ピーターラビット
- ディープ・ブルー2
- ランペイジ 巨獣大乱闘
などが配信されており、無料期間で付与される1600ポイントを使えば無料で視聴することができます。
ただ、music.jpでは見放題作品というのが無く、全てがポイント購入作品ですので実際に契約して毎月利用するかどうかは公式サイトのラインナップ等をチェックして判断してみてください。
動画配信数トップクラスのビデオマーケット
画質 | FULL HD |
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無料期間/ポイント | 初月/540ポイント |
DL機能 | 無し |
その他機能 | TV視聴可/マルチデバイス対応 |
ビデオマーケットでは2018年9月現在で「わたしは、ダニエル・ブレイク」が配信されています。こちらはポイント作品となり432ポイント必要ですが、無料登録時にもらえる540ポイントを利用すれば、無料で視聴することが可能です。
国内最大級の動画配信サービスということで、見放題作品も多く、幅広いジャンルを取り揃えているので、いろんな動画を楽しむことができます。
毎月もらえる540ポイントは最大180日間も保有できるので、ポイントを貯めておいて、大型連休で好きな作品を一気見することもできますね。
ビデオマーケットでもいつまでも配信しているとは限りません。配信状況を確認するには、公式サイトからご確認お願いします。
違法アップロードによる無料視聴サイト
ここまででご紹介してきた動画配信サービスは公式に配信しているものですので、高画質で安全に見ることができますが、ネット上では一部、無断でアップロードされたサイトもあります。
dailymotion | ウイルス感染の恐れあり |
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Pandora | 不正アクセス・ウイルス感染の恐れあり |
YouTube | 公式は有料・違法アップロードは即削除される |
openload | 詐欺・ウイルス感染の恐れあり |
Miomio | 悪質な広告・ウイルス感染の恐れあり |
ただ、こちらは違法でアップロードされた作品である上に、再生するとウィルスが仕込まれていたり、再生中に突如広告が表示されたり、読み込みスピードが遅かったりと、様々なデメリットもあります。
自己責任ですので、それでも見たい方はチェックしてみてください。
リンク先で表示されない場合は、削除されている可能性もありますので、無料で安全に見れて高画質、サクサク再生できる公式サービスをオススメします。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』の作品情報
<関連作情報>9/6DVD発売「ヴァーサス/ケン・ローチ映画と人生」
映像制作の面白さに目覚めたBBC時代、監督デビュー、10年のブランク…ケン・ローチ監督の知られざる素顔を貴重なインタビューや映像で明らかにするドキュメンタリーhttps://t.co/UUQQGgevpL pic.twitter.com/qI7AxdlHtv— 映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』 (@danielblake2017) 2017年8月23日
◆出演者・キャスト
ダニエル・ブレイク(デイヴ・ジョーンズ)
イギリスのニューカッスルに暮らす59歳の大工。
心臓発作をきっかけに職を失い、国からの援助を受けよとしますが、理不尽で複雑な制度に翻弄され、経済的にも精神的にも追いつめられてしまいます。
ケイティ・モーガン(ヘイリー・スクワイアーズ)
ニューカッスルに越してきたばかりの、2児を育てるシングルマザー。
厳しい生活状況ながらも生活保護を受けることができず、子供のために自分を犠牲に。
◆あらすじ
イギリス北東部のニューカッスルに暮らすダニエル・ブレイク(デイヴ・ジョーンズ)
59歳のダニエルは、妻に先立たれ、現在は一人暮らし。大工仕事で生計を立ててきましたが、心臓発作でドクターストップに。
国からの援助を受けるため行政の窓口に出向きますが、理不尽で複雑な制度が立ちふさがり、必要な援助を受けることができずにいました。
そんな時、ニューカッスルに越してきたばかりの、身寄りも仕事もないシングルマザーのケイティ(ヘイリー・スクワイアーズ)と偶然出会います。
慣れない土地で道に迷ってしまい、担当者との約束の時間に遅れてしまったと釈明するケイティに対して冷たい対応の担当者。
その一部始終を見ていたダニエルは、一緒になって担当者に抗議をしますが、2人とも追い出されてしまいます。
ケイティは娘と息子の3人暮らし。ロンドンのホームレス宿泊所で暮らした後、ニューカッスルにやって来ました。
ケイティが越してきた家まで荷物を運んであげたダニエルは、ケイティからロンドンでの過酷な生活ぶりを聞かされます。
越してきた家は役所からの紹介物件でしたが、あちこち傷んでいるため、大工であるダニエルは無償で修理をしてあげることに。
お金のないケイティは、ダニエルを夕食に招き、ささやかながらも感謝の気持ちを伝えます。
しかし、少しでも食費を削るため、自分は外で食べてきたと嘘をつき、果物だけで飢ぐケイティでした。
そんなケイティを心配したダニエルは、ケイティと子供たちを連れてフードバンクへ。
フードバンクとは、品質には問題がないのに、規格外だったり賞味期限が残りわずかなどの理由で廃棄されている食品などを企業から引き取って、食事に困っている人やホームレスなどに無償で提供するボランティア団体のこと。
生活に必要な日用品や食料品の配給を受けるケイティでしたが、空腹に耐えきれずに…
『わたしは、ダニエル・ブレイク』の予告動画
『わたしは、ダニエル・ブレイク』の感想・見どころ
社会の片隅で必死に生きている人々に焦点を当ててきたケン・ローチ監督。
引退宣言を撤回してまで『わたしは、ダニエル・ブレイク』を作ろうと思った現代社会への強い怒りが、この作品を観ると伝わってくると思います。
真面目に生きてきた主人公が、働けなくなって国から支援を受けようとしても、理不尽で複雑なシステムがそれを阻む。
子育てと仕事の両立に苦しむシングルマザーを追いつめていく社会の構造。
広がる格差の中で、貧しさによって人間の尊厳が奪われていく過程がリアルに描かれていましたが、どんなにつらい状況でも、人間としての尊厳と思いやりだけは忘れない主人公の言動に心を打たれました。
どうしてこんなに生きづらい世の中になってしまったのだろう?
現代人が失いかけている助け合いの精神について気づかされました。
ダニエルやケイティの日常が淡々と描かれ、過剰な演出や音楽などは一切ありませんが、俳優陣のリアルな演技にぐいぐい引き込まれてしまいました。
失業や貧困などの問題は、誰にでも起こりえます。
映画はそのまま日本にも置きかえられる内容で、決して他人事ではないと思いました。
ケン・ローチ監督の作品を観たことがない人にも、是非観てほしい作品です。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』の評価・口コミ
[最新インタビュー] 政府は飢えを武器にして人々を統制している――ケン・ローチ監督が語る「わたしは、ダニエル・ブレイク」 (2017/03/23掲載) https://t.co/M9omM7qkEH pic.twitter.com/yyX6iUkMNu
— CDJournal News (@cdjournal_news) 2017年3月23日
実際に作品を視聴した方々の感想です。
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=”50代後半/男性”]
総合評価 ★★★★☆(4.0)
ゆりかごから墓場まで」そう社会の授業で教えられて、高負担・高福祉国家の代表であったはずのイギリスの現状がこの映画です。
社会保障費を削るための行政の手口として、いきなり制度を変えたり額を減額したりはしません。
まず、福祉行政に携わる人数を削って、申請手続きに条件を付けて社会保障を受けにくくします。
そもそも病気や障害を持った人に何カ所もの窓口を回って様々な書類を集めさせる、申請はオンラインのみ、とする時点でかなりの体力と知識を必要として、社会保障を受けていただこう、というよりも”恵んでやってるんだから自分で全部やれ!”と言わんばかりの対応です。
主人公も彼を取り巻く人々も何も悪いことをしていませんが、それなのに行政から援助を受けることができず苦しみます。
最後には「私は人間です」と言わなければいけないほど追い詰められてしまうシーンはなんとも言えない気持ちになりました。
でもこれ外国の話だけとは言い切れないと思います。
日本でも保育園の入所一つでもあちらこちらで書類を集めて、仕事を休んで申請に行っても待機に回されてしまうことがありますよね。
一生懸命働いた人が福祉を受ける立場になったとき、苦しまずに福祉を受けることができる世の中にならなくてはダメだと心底思いました。
ダニエル・ブレイクの姿は誰にとっても明日の自分の姿かも知れないのですから。
…ということをこの映画をみながらつくづくと考えさせられました。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”2.jpg” name=”40代後半/女性”]
総合評価 ★★★★☆(3.8)
心臓の持病があるけれど国からの審査が通らず求職者手当をもらえない主人公のダニエル、そしてシングルマザーで2人の子どもを抱えていて明日食べる物にも困るケイティなど、社会的に立場の弱い本当に助けが必要な人が、矛盾した制度のおかげで助けることができないもどかしさを赤裸々に描いている映画です。
これはイギリスの話ですが、外国で起きている全然次元の違う話とは思えない深刻さ、リアルさを感じずにはいられませんでした。
日本と制度は違うけれど、誰にとっても身近になりえる問題であり、同じ苦しみややるせなさが世界のどこにでも存在していると考えさせられます。
映画自体はドキュメンタリーのように淡々と進んでいきますが、厳しい現実を懸命に生きようとする人々に寄り添い、このままではいけない、変えなくてはいけないというケン・ローチ監督の強いメッセージを感じることができました。
観た後に作り手の思いが強く心に残る素晴らしい映画です。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”2.jpg” name=”36歳/女性”]
総合評価 ★★★★★(5.0)
私はこの映画がとても感動して2回も観てしまいました。とてもクリアな内容かつ現実味のある内容です。
人と人との支え合うことの大切さ、そして人間の弱さ、それらを考えさせられる映画となっています。
笑いや娯楽といった意味では、この映画にその要素はないかもしれませんが物静かに社会というものに対する強い訴えを感じる作品でした。
見事にリアルな情景が描かれていますので映画でありつつも現実的に起こりうるストーリーですからイメージしやすく、観る側にとっても引き込まれるものがあります。
もし自分がこの立場にいたらどう考えるだろう…そんなことを考えさせられました。
社会とは何か、国家とは何か、そういったスケールで物事を考えることが出来たので、私自身の人生観というものに関しても感慨深いものがありました。
この映画の色合いや風景がまた、そういった気持ちを盛り上げてくれる雰囲気となっていましたので、その点も素晴らしいと感じました。ストーリーと映画の雰囲気がマッチしています。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=”20代後半/男性”]
総合評価 ★★★★☆(4.0)
この映画はイギリスを舞台にした貧困に苦しむ人を題材にした作品になりますが映画としては現実的な感じでありリアルにこの様な事が起きているのかと言うのが伝わってくる作品になっています。
どちらかと言えばドキュメンタリー映画に近い作りになっているので、貧困やイギリスの現状を知りたい方などにはオススメ出来る映画であると言えますが、安易なハッピーエンドを望むような方にはオススメしません。
他人事では無いリアルがそこにあり、今の時代世界を問わず問題になっている心の叫びをそのまま具現化した作品になりますので、心にガツンと来る衝撃を感じました。
他人に対しての接し方を考えさせられましたのでメッセージ性がとてもある映画でした。
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