ホラー

映画『ドント・ブリーズ』のネタバレ・あらすじ(結末)と感想

映画『ドント・ブリーズ』のネタバレ情報です。

ホラー映画の金字塔『死霊のはらわた』の監督サム・ライミが製作に加わったということで、ホラーファンの注目を集めている映画『ドント・ブリーズ』。

本作は『死霊のはらわた』のリメイク版を手がけたフェデ・アルバレスが監督とつとめています。

なのでサム・ライミ色が濃いい作品であることが伺えますが、いったいどんな内容なのか気になる人も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は映画『ドント・ブリーズ』のあらすじとネタバレ・ストーリー、そして実際に映画をみた感想などをお伝えしてきたいと思います。

※注意:結末・ラストまでネタバレしますので映画を見ていない方はご注意ください。

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登場人物

・ロッキー:主人公の少女。貧しい家庭に育ち妹思い。
・アレックス:窃盗仲間の少年。父は警備会社の社長。ロッキーに片思い。
・マネー:窃盗仲間の少年。主犯格で体格がよい。ロッキーの恋人。

あらすじ・ストーリー(序盤)

舞台はアメリカ、デトロイト。
財政破綻し、失業率、貧困率が高い都市です。

(空き家だらけの住宅街を 女性を引きずりながら歩く老人の姿が。 それを上空から捉えた映像で始まります。)

男にだらしない母を嫌うロッキーは妹と一緒に貧しいこの家から出ていき、カリフォルニアで暮らすのを夢見ています。

その資金を稼ぐため、恋人のマネー、友人のアレックスと3人で窃盗を繰り返していました。

その手口は、アレックスの父が経営する、警備会社と契約している家に合鍵で忍び込み、宝飾品等を盗んでは換金するというもの。

しかし、盗んできた宝飾品は足元を見られて安く買い叩かれるため、心は一度で大金が手に入る計画へと。

ブエナビスタ通りに暮らす退役軍人の老人が自宅に30万ドルを隠しているという情報をマニーが仕入れてきます。

その30万ドルは、娘を自動車事故で亡くしたことによる保険金とのこと。

この老人は盲目で一人暮らし。家の近所はすべて空き家です。

アレックスの父が経営する会社の顧客なのでその家の合鍵も調達可能。

楽勝に思えたこの仕事。

これだけの大金が手に入れば家を出ていける

そう考えたロッキーはこれで最後と決めて、マネーの話にのることにしました。

初めは反対していたアレックスもロッキーのために協力することに。

3人は計画を進めます…。

あらすじ・ストーリー(中盤)

まずは昼間に自宅周辺を偵察する3人。

事前の情報どおり老人は盲目で番犬として猛犬を飼っていました。

その晩、3人は老人宅の敷地に侵入。
番犬に睡眠薬入りの餌を与えて眠らせます。

しかし、家には厳重に鍵がかけられており、用意してきた合鍵では入ることができません。

庭へまわって洗面所の窓からロッキーが侵入。

アレックスが持ってきたリモコンでセキュリティの警報装置を解除し、マネーとアレックスも家の中へ。

物音を立てないよう3人は靴を脱ぎますが、家主は盲人なので部屋の照明はつけることに。

3人は手分けして部屋を物色します。

ロッキーとアレックスは1階を、マネーは2階を探します。

すると2階の部屋からテレビの音が。どうやら娘のホームビデオをつけながら老人は寝入ってしまったようです。

念のため、マネーは睡眠ガスをセットし、老人が眠っていることを確かめてから部屋を出ました。

1階に降りてきたマネーは大きな南京錠のかかったドアを発見。

このドアの向こうに現金があるに違いない…

工具で南京錠を壊そうとしますが壊れません。
そこで、マネーは拳銃を取り出しました。

マネーが拳銃を用意していたことに驚く2人。

アレックスは怖くなり、「降りる」と言って家から出ていきます。

マネーは拳銃で鍵を壊しますが、睡眠ガスで眠らせたはずの老人がマネーとロッキーの前に現れました。

2人は驚きますが、音を立てないよう静止。

しかし、壊れた鍵を踏んだ老人は家の中に侵入者がいることを察知します。

相手は盲目の老人だから大丈夫だろうとマネーは「金はいただく」と声をあげ、老人に拳銃を向けてしまいます。

すると、老人はゆっくりとマネーに近づき、一瞬でマネーを押さえつけました。

「お前ら何人だ?」と聞かれたマネーは「俺ひとりだ」と答えますが、その瞬間、老人は拳銃を奪い、マネーを撃ち殺しました。

目の前で起きたことに悲鳴を上げそうになるロッキーでしたが口を塞いで必死に我慢。

とっさにクローゼットの中に隠れます。

銃声を聞いてロッキーのことが心配になったアレックスはおそるおそる家の中へ。

すると廊下の向こうから老人が直進。

アレックスは息を殺し、慌ててよけました。

老人は家の中を見回りして施錠を確認。

アレックスは洗面所に隠れましたが、洗面所の窓が侵入口であると気づいた老人は木材で窓を塞いでしまいました。

ロッキーとアレックスはSNSを使って互いの居場所を連絡。

すると、ロッキーが隠れていたクローゼットに老人が入ってきました。

恐怖におののくロッキーでしたが老人はクローゼット内の隠し金庫を開け、現金が盗まれていないかを確認。

現金が盗まれていないことがわかると安心した表情で出ていきました。

ロッキーのもとに駆けつけたアレックス。

警察に通報しようと相談しますが隠し金庫の暗証番号を見ていたロッキーは金庫を開け、現金をリュックに詰めました。

南京錠がかかっていたドアの向こうは地下室へと通じる階段でした。

侵入口を塞がれてしまったため、2人は地下室からの脱出を試みます。

そのとき、老人はマネーの遺体を別の場所に移動させようとしていました。

2人は老人に気づかれないよう、音を立てず慎重にドアの方へと歩きますが「みしっ」と床板のきしむ音が。

その気配に気づいた老人はロッキーの立つ方角に銃を向けました。

その時、床に落ちていたマネーの携帯のバイブが振動し、老人は反射的に銃撃。

スマホによる物音だと思ったのか、老人はふたたび遺体を移動しはじめました。

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ラスト・結末(ネタバレ注意)

ロッキーとアレックスは階段を下り、地下室に脱出口がないかを探します。

その時、老人は彼らが脱いだ靴を見つけ、侵入者が複数いることに気づきました。

そして慌てて隠し金庫に直行して中を確認。

現金が盗まれていることが分かると老人の怒りは頂点に。

拳銃を握りしめ、侵入者を探し始めました。

脱出口を見つけられない2人でしたが、地下室で監禁されている女性を発見。

老人の娘をひき殺したシンディでした。

彼女は裁判で無罪になりますが老人は彼女を拉致監禁していたのです。

シンディからこの家の鍵束が入った場所を教えてもらい、鍵束を手に入れた2人は彼女の拘束をはずして3人で脱出することに。

しかし、シンディの体には紐がつけられており、動いたことで老人に気づかれてしまいます。

シンディの案内で2人は地下室内の脱出口へ。

鍵束の中から鍵を探しあてドアを開けますが外で待ち伏せていた老人に銃撃。

撃たれたのはシンディでした。

老人は死んだのが彼女であることが分かると嘆きながら号泣。

老人は脱出口に内側から鍵をかけました。
さらにブレーカーを落とし、地下室を真っ暗に。

二手に分かれたアレックスとロッキーは壁を手で探りながら1階につながる階段へ。

途中、アレックスは老人に捕まってしまい、銃を向けられますが、弾切れで命拾い。

なんとか2人は1階へ。
そして、ドアにつっかえ棒をします。

ところが、廊下の奥には睡眠薬で眠らせたはずの猛犬がこちらをにらみつけていました。

自分が猛犬の気をそらすので鍵束を使って玄関の鍵を開けるようアレックスはロッキーに伝えます。

その時、ドアを開けようとする音が。
その音に猛犬が反応して暴れ出し、つっかえ棒が取れてしまいます。

2人は慌てて2階に駆け上がり部屋の中へ。

窓から外に出ようとしますが柵が施されていて逃げることができません。

老人と猛犬が部屋に入ろうとします。

ロッキーは通気口に逃げ込みましたが、アレックスは猛犬に襲われて天窓に落下。

老人はその天窓に銃を撃ちこみ、アレックスの体は割れたガラスと共に階下へ。

アレックスは重傷を負いますが力をふり絞り、警報を鳴らすためリモコンを感知する場所へ。

しかし老人に捕まってしまい、植木ばさみでひと突きされてしまいます。

いっぽう、ロッキーは通気口を這って進み、出口を探しますが、

やはり老人に見つかり捕まってしまいます。

ロッキーが目を覚ますとそこは地下室で体は拘束されていました。

そして老人は驚くべき話を口にしました。

監禁されていたシンディのお腹には老人の子供が宿っていましたが、シンディが死んでしまったため、ロッキーに自分の子供を産ませることに。

そう言うと、老人は冷凍保存していた自分の精液を解凍し始めました。

ロッキーは必死に抵抗しますが拘束されているため身動きがとれません。

ロッキーのズボンをナイフで切り裂き、精液の入ったスポイトを子宮に注入…

しかけたその瞬間、アレックスがハンマーで老人に襲いかかりました。

老人が植木ばさみで刺したのは実はマネーの遺体だったのです。

アレックスは瀕死ながらも生きていました。

アレックスはロッキーの手錠を外し、その手錠を老人の手首へ。

ロッキーは怒りを込めて老人の顔を殴り、精液の入ったスポイトを老人の口にぶち込みました。

現金の入ったリュックとリモコンを奪って、2人は階段を上がって玄関へ。

すると次の瞬間、自力で手錠を外した老人がアレックスを拳銃で射殺。

ロッキーはどうすることもできず、全力で走って逃げました。

時刻はすでに明け方でした。

しかし、ホッとしたのも束の間、後ろから猛犬が追ってきました。

なんとか停めていた車に乗り込みますがふたたび老人に捕まり、道路を引きずられ、家に連れ戻されてしまいます。
(※冒頭のシーンはこれです)

家の1階で意識を取り戻したロッキー。
目の前には警報装置のリモコンが。

ロッキーはリモコンを手に取り、警報ボタンを押しました。

家中に鳴り響くアラーム音。
老人はその音に驚いて拳銃を乱射しますが弾切れを起こした隙を見計らって反撃。

ロッキーは老人を地下室に突き飛ばしました。

ロッキーはリュックを持って、ふたたび全力で走りました。

警報で駆けつけパトカーのサイレンが遠くから聞こえます…。

翌日、大金を手にしたロッキーは妹を連れて、カリフォルニアに向かうため駅にいました。

その時、テレビのニュースが目に入ってきます。

盲目の老人宅に押し入った2人組の強盗を老人が撃退。
老人は重傷を負うも命に別状なし。

そのニュースを見てロッキーは愕然とします…。

End

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感想と評価

ホラー映画『ドント・ブリーズ』をみた感想と評価まとめです。

老人 VS 3人の若者

本作では盲目の老人と、盗みに入った3人の若者との、緊迫した駆け引きが最大の見どころになります。

普通に考えたら、3人の健康な若者からみれば、盲目の老人など恐れるに足りない存在だったはずですね。

しかも彼らは銃を所持しています。

しかし、その恐れるに足りないはずの老人が、異常な強さで3人の若者を追い詰めていきます。

地下室での老人とロッキーとの駆け引きはハラハラドキドキしっぱなし。

かなりビクっとする場面もあって、ちょっと心臓にわるいかも(笑)

物語後半では、老人は強いだけではなく、最悪のサイコパスで、彼の異常な所業が次々と明らかにされていきます。

盲目の老人×サイコパス

『盲目の老人×サイコパス』

このギャップこそがこの映画の最大の特徴ではないでしょうか。

ホラー映画にはこういったギャップを利用して、観客の恐怖を駆り立てる手法は、昔から頻繁に使われています。

代表的なものでいえば、最近社会問題になっている”恐ろしいピエロ”のYouTubeドッキリ動画などもその一つですね。

もともとはピエロって子供たちから愛される存在のはずですが実は恐ろしい存在だった…。

こんなイメージを刷り込んだのはスティーブン・キング原作の『IT』と言う映画みたいですね。

この映画が公開され以降、ピエロは恐ろしい存在に変わってしまったようです。

この映画は中学生の頃に見たことがありますがかなり怖かった記憶があります。

日本にはピエロ文化があまりないので、かわりにマクドナルドのドナルドおじさん(笑)がこわくなりました。

本作『ドント・ブリーズ』でも恐ろしい老人を描いているので、老人怖ぇ〜なんてことにならなきゃいいですけどね(笑)

ただ、この映画の中に出てくる3人の若者も少し老人を舐めすぎだと思います。

その結果、このような惨劇にあってしまったのですから、ある意味自業自得と言えるでしょうね。

老人をなめるんじゃねー!

もしかしたらそんなメッセージもこの映画にこめられているような気がするのは僕だけでしょうか?

ホラー苦手なひとにもおすすめ

この映画はホラー映画界の巨匠サム・ライミが制作を加わっているということで、多くのホラーファンから大きな注目をあつめています。

老人を題材にしたホラー映画は、サム・ライミの過去の作品で『スペル』という映画がありますね。

この作品でもちょっとうるさい老婆が実は恐ろしい存在だったという内容でした。

老人はサム・ライミの得意分野ということでしょうか(笑)

※本作の監督はフェデ・アルバレスでしたね!失礼しました。

本作は120分ほどと尺は短く、ストーリーもテンポよく進んでいきます。

さすがに巨匠が製作にくわわった作品ということで、完成度はとても高くホラーファンも納得の作品となっています。

ちょっと残忍な描写もありますが、それほど強いスプラッター要素はありません。

なので、ホラーが苦手なひとでも安心してみることができると思うので、女性にもおすすめの一本となっています。

まとめ

『ドント・ブリーズ』では、お化けはモンスター等はいっさい出てきません。

でも老人が化け物並みの存在感で、ある意味お化けよりこわいです。

 

倒しても倒してもまた追いかけてる。

まるで『13日の金曜日』のジェイソンなみのしぶとさ…。

さらに盲目だけど、聴覚が非常に優れているので、目が見えてる人間以上に勘が鋭い。

そして老人なのに俊敏な動きをする。

これって『デアデビル』?の主人公にちょっと似ているような…。

 

ただしあっちは正義の味方でイケメン、こっちは老人で鬼畜です(笑)

いずれにしても、こんな老人が近所にいたら恐ろしいですよね!

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