サスペンス

『ヘイトフルエイト』のネタバレ(あらすじ・結末)を紹介!

映画『ヘイトフルエイト』のネタバレです!

クエンティン・タランティーノ監督初となる密室ミステリー『ヘイトフルエイト

閉ざされた密室でぶつかる嘘と嘘。
そこで起きる密室殺人。

いったい誰が?
なんの目的で?

全部で6章構成、上映時間は167分。

登場人物も多く、セリフも多いので集中力が要求されますが、巧妙かつ緻密に仕掛けられた伏線の数々、どのシーンも見逃し厳禁です。

この作品でアカデミー賞作曲賞を受賞したエンリオ・モリコーネの曲が流れる冒頭の5分間もとても印象的!

今回はそんな映画『ヘイトフルエイト』の詳しいあらすじやネタバレについて触れていきたいと思います。

※注意:結末ラストまでネタバレしていますので映画を見ていない方はご注意ください。


あらすじ・ストーリー

 

それでは『ヘイトフルエイト』のあらすじから。

第1章「レッドロックへの最後の駅馬車」

南北戦争終結後のワイオミング州の山中。

賞金稼ぎのウォーレン(サミュエル・L・ジャクソン)は犯罪者の遺体をレッドロックまで運ぶ途中、猛吹雪で立ち往生してしまいます。

そして、通りかかった駅馬車を止め、乗車させてほしいと頼みこみました。

この駅馬車には、同じく賞金稼ぎで悪名高いルース(カート・ラッセル)が客として乗っており、1万ドルの懸賞金がかけられた死刑囚のデイジー(ジェニファー・ジェイソン・リー)をレッドロックへ連れて行く途中でした。

駅馬車の運転手はルースが許可すれば同乗してもOKだと返答。

ルースは最初、デイジーの仲間が彼女を取り戻しに来たのでは?とウォーレンに疑いの目を向けますが、同業者であること思い出し、武器の没収を条件に駅馬車への同乗を許可します。

馬車の中で、ウォーレンが大切にしているエイブラハム・リンカーンからの手紙をルースが見せてもらっているとデイジーはその手紙に唾を吐きました。

怒ったウォーレンはデイジーの顔を殴り、そのはずみでデイジーは馬車から転落。

デイジーが逃亡しないよう手錠で繋がっていたルースも一緒に落ちてしまいます。

第2章「ロクデナシ野郎」

駅馬車から落ちたルースとデイジーを乗せるために停車をしていると、一人の男が近づいてきて、駅馬車に同乗させてほしいと言ってきました。

彼の名はマニックス(ウォルトン・ゴギンズ)
新任の保安官としてレッドロックに向かう途中とのこと。

着任前で保安官のバッジを持っておらず、本当かどうか分かりませんでしたが、保安官殺しは重罪に問われるため(猛吹雪の中、放置すれば凍死してしまうため)しぶしぶ同乗させることに。

しかしルースは、マニックスが南北戦争において悪名をはせた黒人殺しの南部の略奪団の一員であることに気づきます。

ルースはウォーレンに銃を返してマニックスを監視させることにしました。

第3章「ミニーの紳士服飾店」

一段と吹雪が激しくなり、嵐が過ぎるまで「ミニーの紳士服飾店」で避難することに。

出迎えたのはメキシコ人のボブ(デミアン・ビチル)
店主のミニーから一週間ほど留守を任されたとのこと。

そして、店には3人の先客がいました。

この中にデイジーの仲間が紛れているのでは?
とルースは一人一人を確認していきます。

1人目は、絞首刑執行人のモブレー(ティム・ロス)
洗練されてはいるものの、どこか胡散臭い印象。

2人目は、カウボーイのゲージ(マイケル・マドセン)
無口で何を考えているのかわかりません。

3人目は、スミザーズ(ブルース・ダーン)
大勢の黒人を虐殺した南部の元将軍でした。

少なくとも3人の中の1人はデイジーの仲間であることは間違いない。

ルースは誰か1人が身分を偽っているとウォーレンに伝え、互いの懸賞金を守るために協力しあうことを確認しました。

そして、用心のためだと言って、ゲージとモブレーから銃を没収します。

ここで改めて「ミニーの店」にいる人物を整理すると

①賞金稼ぎのウォーレン
②女死刑囚のデイジー
③賞金稼ぎのルース
④店の留守番のボブ
⑤元将軍のスミザーズ
⑥絞首刑執行人のモブレー
⑦カウボーイのゲージ
⑧新任保安官のマニックス

(左上から)の計8名。

全員で店の名物であるシチューを囲みながらの夕食。

その席で「リンカーンからの手紙は偽物だ!」とマニックスがウォーレンに突っかかりました。

「黒人が白人からの信用を得るには必要な物だ」と偽物であることを認めたウォーレン。

ウォーレンは話題を変えようと、スミザーズに南北戦争の話題を振ります。

その際、ウォーレンはスミザーズの近くにさりげなく拳銃を置きました。

そして、スミザーズの息子のことで挑発。

スミザーズはウォーレンの挑発にのってしまい、思わず拳銃を手に取りました。

その瞬間、ウォーレンはスミザーズを射殺。
しかし、正当防衛だったと主張しました。

ラスト・結末(ネタバレ注意!)

以下、『ヘイトフルエイト』のネタバレを含みますのでご注意ください。

第4章「ドメルグには秘密がある」

ウォーレンがスミザーズを撃ち、全員の注意がそちらに向いていた時、何者かがコーヒーに毒を入れているのをデイジーだけは見ていました。

毒が入っているとは知らずにコーヒーを飲んでしまったルース。

吐血したことで毒入りであることに気づき、マニックスにコーヒーを飲むなと叫びました。

ルースはデイジーを殴りつけますが、反対に銃を奪われてしまい撃ち殺されてしまいます。

ウォーレンはデイジーから銃を奪いとり、コーヒーに毒を入れた犯人を捜すため、壁の前に全員を立たせました。

なお、毒入りコーヒーを飲む寸前だったマニックスは犯人ではないとの判断から、マニックスにも銃を渡し、ウォーレンと2人で犯人捜しをすることに。

最初に疑われたのは、店の留守番のボブでした。
理由は、メキシコ人嫌いのミニーがメキシコ人に店の留守番を頼むはずがないから。

自分はピアノを弾いていたので毒を入れることはできないと主張しますが、ならば他に共犯者がいるはずだ、と。

結局、ボブは犯人の一人と決めつけられて、撃ち殺されてしまいます。

残ったのはモブレーとゲージの2人だけ。

共犯者はどっちだ?と厳しい尋問の末に「自分だ」とゲージが名乗り出た直後、床下から何者かが銃でウォーレンの股間を撃ちました。

そして、モブレーも隠し持っていた銃でマニックスの脇腹を撃ちました。

第5章「4人の乗客」

この日の朝、実はこんなことがありました…。

4人の客を乗せた乗合馬車がミニーの店へ。

この時、店の中には店主のミニーのほかに従業員が2人と客が2人。

その客の一人は元将軍のスミザーズでした。

乗合馬車の4人の客はミニーの店に入るとスミザーズ以外を全員殺害。

その4人こそ、ルースが警戒していたデイジーの仲間たちだったのです。

モブレー、ゲージ、メキシコ人のボブ、そして、デイジーの弟のジョディ(チャニング・テイタム)

彼らは、ルースがデイジーを連れて、この店に立ち寄ることを予測して待ち伏せすることを計画。

スミザーズにも計画に協力するよう命令し、店内の死体を片づけてスタンバイ。

予測したとおり、ルースが店に近づいてきたのを確認して、それぞれの持ち場について役割を演じていたのです。

ボブはこの店の留守番を、モブレーは絞首刑執行人、ゲージはカウボーイ、そしてジョディは床下に…。

最終章「黒い男、白い地獄」

ウォーレンとマニックスはそれぞれ重傷を負いながらもデイジーを人質にとり、床下から弟のジョディを出てこさせ、すぐさま銃殺しました。

弟を殺されたデイジーは怒りを爆発させ、悪名高きギャング団のドミングレの一員であることを明かします。

レッドロックには15人の部下がいて、もし自分を殺せば報復が待っていると脅してみたり、死んだ仲間にかけられた懸賞金を数えて山分けする取引を持ちかけたりして、最後の悪あがきをするデイジー。

ウォーレンはまず、彼女の仲間であるモブレーとゲージを撃ち殺しました。

しかし、ウォーレンの銃が弾切れに。

この場においてただ一人、銃を持っているマニックス。

デイジーの取引に乗る素振りを見せますが、毒入りコーヒーで殺されかけたのを思い出し、彼女の話は信用できないとして取引を拒絶。

しかしその直後、マニックスは貧血で倒れてしまいます。

デイジーはチャンスとばかりに手錠で繋がれたルースの腕を切断し、床に落ちている銃を拾おうとしました。

その瞬間、マニックスは意識を取り戻し、デイジーを撃ちました。

銃でデイジーにとどめを刺そうとするマニックスをウォーレンが制止し、絞首刑にして殺すべきだと提案。

マニックスもその提案に同意して、梁にロープを通してデイジーの首を吊り、体が動かなくなるまで眺めました。

マニックスは改めてウォーレンにリンカーンの手紙を読まして欲しいと頼み、快くそれに応じたウォーレン。

手紙を声に出して読んだマニックスは、良く書けている手紙だ!と言ってウォーレンを褒めました。

End

感想

以上『ヘイトフルエイト』のネタバレを含みつつ、あらすじなどについてご紹介しました。

タランティーノ監督の作品だけあって容赦ないバイオレンス描写は凄まじかった!(R18指定なのも納得)

メキシコ人のボブが銃殺されるシーン。
胸に2発撃ち込んだ後、顔にも2発。
頭はグチャグチャ、床は血の海…

他にも、デイジーの弟ジョディの頭が吹き飛ばされ、脳みそがデイジーに飛び散るシーンは思わず目を背けそうになってしまいました。

ワケありの男女8人が騙しあうミステリーとしても良く出来ていて、一見、物語と関係なさそうに思える前半の台詞も絶妙な伏線となって後半に効いてくるから、最初から最後まで気が抜けませんでした。

9人目の登場人物も本当にサプライズで(しかも、あっという間に殺してしまう贅沢な使い方)タランティーノの魅力全開の観ていてサイコーに楽しい作品でした。

以上、『ヘイトフルエイト』のネタバレとあらすじの紹介でした。