映画『君の膵臓をたべたい』のネタバレと結末です!
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「キミスイ」という流行語まで産んだ”住野よる”さんの小説「君の膵臓をたべたい」が待望の実写映画化!
主演はフレッシュな若手俳優の浜辺美波(はまべみなみ)さんと、北村匠海(きたむらたくみ)さんが演じています。
キャッチコピーは「ラスト、きっとこのタイトルに涙する。」
”膵臓”という単語の入ったネーミングに、一体どんな意味があるのか?ちょっと気になりますよね!(笑)
今回は、タイトルだけみると「グロ系?」(笑)とイメージしてしまいそうな”キミスイ”こと、『君の膵臓をたべたい』について、詳しいあらすじ、ネタバレを結末までを簡単に触れていきたいと思います。
※注意:結末ラストまでネタバレしていますので映画を見ていない方はご注意ください。
あらすじ・ストーリー
母校の共学高校で教師をしている【僕】(小栗旬)こと志賀春樹は、あまり人との関わりを持ちたがらない男。
ある日、勤務先の学校の図書館が老朽化のため取り壊されることになりました。
それに伴い、図書館の本の整理をしていたところ、ふと聞こえてきた女子の声に【僕】は高校時代のことを思い出します…。
12年前ー
【僕】(北村匠海)はまだ高校生でした。
その頃、盲腸で病院に来ていた彼は「共病文庫」と書かれた1冊の秘密の日記帳を拾います。
日記帳には「自分の命はあと数年しかない」という文章が綴られていました。
その後、日記帳は同じクラスの人気者の女の子、山内桜良(浜辺美波)のものであると判明します。
実は桜良は重い膵臓の病気を患っていたのでした。彼女の残りの人生は数年しかありません。
病のことを【僕】に知られた桜良は「その本を読んで私の秘密を知ったからには責任を取って!」といい、その日から2人は行動を共にするようになります。
桜良はとても積極的な女の子で、【僕】と一緒に図書委員をしたり、デートに誘ったりと控えめな【僕】をすすんでリード。
そんな桜良の身体を気遣い、親友である恭子は【僕】に対してなにかと突っかかってくるようになります。
その結果、恭子と【僕】の関係は最悪に…。
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ある日、細かいことはあまり気にしない桜良は、図書室の本を読み終えてもキチンと整理をしません。
几帳面は【僕】は、読んだ本は元のあったところに戻さないとダメと指摘しますが、
「すこしくらい間違えたっていいじゃない?頑張って探したほうが楽しいでしょ!宝探しみたいで。」と桜良は無邪気に答えます。
「残り少ない人生をこんなことに使っていいの?」と質問をしても、「君に残りの人生の手助けをさせてあげます!」とナナメ上の回答が。
そんなチグハグな2人ですが、一緒で仲良く旅行に行ったり、あるいは、桜良の元カレの存在を知ったりして仲違いするなど、友達以上、恋人未満の付かず離れずの微妙な関係が続いてきます。
人とのコミュニケーションをとることが苦手な【僕】と、無邪気で人から好かれる明るい桜良。
次第に、2人の関係は深まっていきました。
そんなとき、桜良が突然の検査入院。
入院は2週間ほど長引き、【僕】は死んでしまうのではないかとひどく心配します。
桜良は「君と居られる日常がわたしにとって宝物」と言い、退院したら一緒に桜を見に行こうと約束をしました。
デートの当日。
桜良からは着る服に迷ったので少し遅れるとのメールが…。
合流するまでの間、互いにケータイで、他愛もないメールを送り合いますが、やりとりのなかで、何気なく「君の膵臓をたべたい」と送ります。
お互いに好意は抱いているけど、決して恋人になるつもりはない。
かと言って単なる友達でもない、なんとも形容しがたい尊敬の念に似たような思い「君(桜良)のようになりたい」。
そのメールには、そんな【僕】の思いが込められていたのでした。
ところが、このやり取りのあと桜良が来るのをずっと待ちますが、どんなに待っても桜良は一向に現れません。
一体、桜良はどうしたのでしょうか…
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ラスト・結末(ネタバレ注意!)
ここからはネタバレと結末です。
桜良が待ち合わせ場所に一向に来ないため、【僕】は家に帰ろうと歩きはじめます。
すると、街の巨大モニターに、通り魔事件のニュースが。
ニュースは通り魔に襲われた少女が死亡したというものでした。
襲われて死亡した少女は桜良でした。
現実を受け入れられずしばらく無気力状態だった【僕】。落ち着いたころに桜良の実家へ、位牌に手を合わせるため訪問します。
すると、桜良の母親からあの「共病文庫」と書かれた日記帳を涙ぐみながら手渡されました。
そこには【僕】と出会ってからの日々の出来事や桜良の気持ちが、切々と大事そうに綴られていました。
あの最期の日でさえも「今日は退院の日!ついに退院!君と桜を見に行ける!」
とても楽しみにしていた様子が痛いほど伝わり【僕】の心に深く突き刺さります。
桜良の残り少ない人生は、突然、身勝手な犯行によって、強制的に終わらせられたのでした。
誰しもがいつ死ぬか分からない状況にいることはわかっている。
それでも、桜良を失ったことはどうしても受け入れられない。
やりきれないに深い悲しみで覆われる【僕】でした…
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そんな12年前の思いを振り返りながら、【僕】は取り壊される図書館の本の整理を続けます。
すると、桜良が気に入っていた「星の王子様」の本を発見。
本の中から【僕】宛てと、親友である恭子宛ての2枚の手紙が出てきました。
当然その手紙は12年前のものですが、いままでその手紙の存在すら知りません。
2つの手紙には、【僕】と恭子へのこれまでの感謝の気持ちと、自分のせいで仲違いしていた【僕】と恭子の2人が、友達同士になってほしい旨が、綴られていました。
高校時代から【僕】と恭子が友達になってくれることを望んでいた桜良。
手紙を読んだ【僕】は、恭子宛の手紙を恭子に手渡し、2人はお互いにわだかまりを捨て、”友達”になります。
12年の時を経て桜良の”夢”はかなった瞬間でした。
この事を機に、教師を辞職することをやめ、子供たちと向き合う決心がついた【僕】
きっと桜良はどこかで、いつまでも【僕】の成長を見守っていくのでしょう。
‐おわり
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まとめ
\舞台あいさつ実施します😊/
本日ついに公開を迎えた「キミスイ」。明日はロケ地・滋賀で浜辺美波さんによる舞台挨拶を行います!
各回残席わずかですので、購入はお早めに!https://t.co/3qXi43yg8A#キミスイ #君の膵臓をたべたい #大ヒット公開中 #浜辺美波 pic.twitter.com/d3ehgIe0wG— 映画「キミスイ」公式(大ヒット上映中) (@kimisui_movie) 2017年7月28日
以上、『キミスイ』こと、映画『君の膵臓をたべたい』をネタバレ込みであらすじ、結末についてご紹介しました!
映画の公式サイト、ポスター、CMなどで「ラスト、きっとこのタイトルに涙する。」というキャッチコピーを飽きるほど見ましたが、本当にこの言葉がしっくりくる映画でした。
一見するとこのタイトル、人のことを食べちゃうカニバリズム?なんて思ってしまうようなタイトルですよね(笑)
ですが、本作映画『君の膵臓をたべたい』のラスト結末を知るとき、きっとこのタイトルに込められた意味を理解すると思います。
もちろんタイトルの明確な意味は語られませんが、作品を通してそれぞれが、その意味を感じていくのではないでしょうか。
(大好きだから)君の膵臓をたべたい
(いつでもそばにいたいから)君の膵臓をたべたい
(病気が治ってほしいから)君の膵臓をたべたい
そして(君のような人になりたいから)君の膵臓をたべたい
個人的には作品を通してこれらの意味を感じました。
きっとほかにも捉え方があるハズです。
「僕」と桜良の、友達でも恋人でもない、もっとそれ以上の信頼や、尊敬、憧れといったものをラストにかけて強く感じました。
最期の日、突然唐突に、そしてあまりにも理不尽に、桜良を失ってしまう「僕」の悲痛な面持ちは、観ているこちらにも痛いほどに伝わってきました。
ちょうどこのシーンが本作『キミスイ』のタイトルと同じ「君の膵臓をたべたい」と桜良にメッセージを宛てた直後の出来事だったので、とてつもない切ない思いに駆られます。
おかげで、映画館で嗚咽を漏らすほど泣いてしまいました(笑)
明日死ぬかもしれないし、死なないかもしれない。1年後は世界から消えているかもしれない。
未来の保証はないのだから、生きている今を精一杯、やりたいこと、しなくてはいけないこと後悔のないように生きていくことしか出来ない!
本作『君の膵臓をたべたい』は、そんなメッセージを強く感じた映画でした。
正直、若手俳優を起用した青春映画は、上辺を整えただけの模倣作品が多く「見飽きたな~」という印象が強いですが、『君の膵臓をたべたい』は奥の深い人間ドラマで、きっと2度3度観ても楽しめる作品です。
なので、まちがってもこの記事のあらすじ・結末のネタバレの記事だけで満足しないでくださいね(笑)
原作の小説ではまた違ったストーリー展開の部分が多くありますので、映画→小説でさらに考察を深めていくのもおすすめです♪
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