『ミッションインポッシブル1(1996年)』のネタバレ!あらすじをラスト結末まで紹介

映画『ミッションインポッシブル1(1996年)』のネタバレです。

 

トム・クルーズ主演の大人気シリーズ作品の記念すべき第1作目。

 

もともとアメリカのスパイドラマを映画化したもので、邦題『ミッションインポッシブル』は原題『Mission:Impossible』のそのままとなります。

 

大人気シリーズであれば当然多くの映画ファンがすでに視聴済みだと思いますが、時間がなくてまだ本作を観ていない人もいるかと思います。

 

そもそも題名『ミッションインポッシブル』からしてどんな映画なのかピンと来ないのではないでしょうか。。

 

そんな人のために、シリーズ第1作目の1996年公開の『ミッションインポッシブル1』のあらすじをラスト結末までネタバレしたいと思います。

 

※ラスト結末までネタバレしますので作品をこれから鑑賞しようと思っている方はご注意ください。

◯あらすじ・ストーリー

イーサン・ハントは、CIAの秘密工作員。”IMF”(不可能任務遂行隊)に所属しています。

 

IMFは様々な小道具や体技を駆使し、文字通り不可能と思われる任務を実行するチーム。

 

これまでもアメリカの外交史の裏側で密かに活躍してきました。

 

今日もイーサンはウクライナの首都・キエフでミッションの遂行中。ターゲットはロシアの秘密工作員です。

 

作戦は、彼に売春婦を殺したと思わせ、動揺したところを脅して情報を聞き出すというもの。

 

幸い、工作員は情報を吐いたため、イーサンは彼を薬を眠らしてあわてて撤収にかかります。

 

仮死状態になっていた売春婦役のクレアも目を覚ましました。

 

彼女はチームリーダーであるジム・フェルプスの妻です。

 

そのジム・フェルプスは同じ頃、ウクライナ航空に乗っていました。

 

客室乗務員から映画を見るように勧められ、小型のビデオカセットを機械に挿入。しかしそれは映画ではなく、次のミッションの指令です。

 

内容は、プラハ在住のアメリカ大使館員・アレクサンドル・ゴリツィンに関するもの。

 

彼はCIAの秘密工作員のリストを盗み出そうとしていました。リストは安全対策から2つに分かれているのですが、ゴリツィンはすでにその半分を手にしています。

 

IMFに課せられた任務は、ゴリツィンがリストを盗み出す現場をビデオに撮り、彼が敵国の工作員に接触した時に2人を拉致するというものでした。

 

もしこの任務が失敗すると、東欧に構築されたスパイ網が崩壊。潜入工作員はすべて処刑され、アメリカの国際外交の上でも大変な打撃となります。

 

フェルプスはプラハへ向かい、イーサンやクレアと合流。プランに関して細かく打ち合わせをします。

 

翌日、イーサンは変装してアメリカ大使館へ。そこでは各国のVIPが集まるパーティーが行われています。ゴリツィンはこの機会を逃さずにリストを盗み出すはずでした。

 

イーサンはPCのある部屋に侵入し、メガネに見せかけたカメラをセッティング。案の定、ゴリツィンもその部屋にやってきました。

 

彼はPCからリストをコピーし、そのまま大使館の外へ。イーサンたちはその後を尾行しようとします。

 

しかし、敵の手が回り、仲間の1人がエレベーターシャフト内で死亡。思ってもいなかった事態に、フェルプスはミッションの中止を通告します。

 

イーサンは諦め切れず、ゴリツィンの尾行を続行。フェルプスも仕方なく協力しますが、やがて謎の影が近づき、彼を射殺。

 

以後、次々にチームメンバーが殺されていき、ゴリツィンも何者かに刺殺されます。

 

ひとり生き残ったイーサンは、CIAに連絡をとって上役であるキトリッジと落ち合うことに。

 

そのキトリッジからイーサンは意外なことを聞かされます。

 

フェルプスのチームのひとりが敵に寝返った形跡があり、そのあぶり出しのために今回のミッションが用意されたというのです。

 

つまりスパイリストは本物ではなく、ゴリツィンもCIAの協力者。そしてキトリッジにすれば、生き残ったイーサンこそ裏切り者だ、ということになります。

 

このままでは逮捕され、国家反逆罪で裁かれることは必至。

 

身に覚えのないイーサンは爆弾ガムを使い、その場を脱出。作戦本部として用意していたホテルの部屋に戻り、次の行動への準備を始めます。

 

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◯ラスト・結末(ネタバレ注意!)

イーサンは身の潔白を晴らすため、自ら裏切り者を探そうと決心。

 

キトリッジの話では、IMFチームの裏切り者は裏社会の武器販売人であるマックスと接触し、スパイリストを渡すはずでした。

 

彼らはこの取引を”Job 3:14″と呼んでいたといいます。

 

イーサンはフェルプスのノートPCでネットグループにアクセス。マックスに連絡を取ろうとしますが、その連絡方法が分かりません。”Job 3:14″だけがヒント。

 

必死に考えこんでいるうちに、イーサンの目が本棚に置かれた聖書の背表紙を捉えました。

 

ハッとして聖書を手にとった彼は、”Job 3:14″が旧約聖書の「ヨブ記」第3章14節の意味だと気づきます。

 

ネット上にある多くの「ヨブ記」ディスカッション・グループにアクセスしたイーサンは、マックス宛のメールを次々に送信。

 

彼は間もなく疲れから寝込んでしまい、瀕死のフェルプスが部屋に入ってくる夢を見ます。

 

その手が肩に触れた瞬間目が覚めますが、驚いたことに目の前に死んだはずのクレアが立っていました。

 

イーサンは彼女が乗っていた車が爆発するのを見たのですが、クレアによると、その前にフェルプスとイーサンの通信を聞き、外へ出ていたのです。

 

間もなくマックスからの返信がありました。マックスは裏切り者を”ヨブ”と呼んでいたようです。

 

イーサンは指定の場所へ行き、やってきた車に乗り込みます。面会したマックスは意外なことに初老の女性でした。

 

イーサンは彼女にリストを破棄するように警告。PCでそのリストを見た瞬間に追跡プログラムが働き、CIAがアジトを急襲すると分かっているからです。

 

イーサンの言葉に半信半疑のマックスでしたが、リストを見た後、彼の言う通りにCIAが駆けつけてきました。このことで彼女はイーサンを信頼することに。

 

イーサンはマックスに本物のリストを提供すると約束。その代りに1,000万ドルの現金と本物のヨブとの直接の面会を要求します。マックスはその取引に応じます。

 

イーサンはクレアとともにその現金を使って国際的な犯罪者や元秘密工作員に接触。

 

その中のルーサー・スティッケル(ハッキングのエキスパート)とフランツ・クリーガー(ヘリのパイロット)とチームを組み、CIAの本部へ。

 

当然のことですが、本物のスパイリストは網膜認証、温度探知機、レーザー、重量反応アラームなどによってガードされ、厳重に保管されています。

 

しかし、イーサンは消防隊員に変装し火災警報を発生させて、うまく内部に侵入。さらに排気用のダクトを通って機密情報室の上まで来ます。

 

特殊な機器によってレーザーを無力化した彼は、いよいよロープで支えられて室内に潜入。担当官が作業している間、その上で待機します。

 

クレアが薬物を担当官を飲ませたので、彼はあわててトイレへ。その間にイーサンはリストをコピー。

 

あわや一巻の終わり、という場面もありましたが、アクロバット的な体技によってまんまとデータを盗み出します。

 

ロンドンへ移動したチームはやっと一息つき、マックスとの交渉に備えることに。

 

しかし、イーサンはマックスとの連絡のヒントになった聖書を見て、それがフェルプスの持ち物だということに気づきます。

 

裏切り者・ヨブの正体はフェルプスでした。

 

やがてイーサンは生きていたフェルプスと接触。「裏切り者はキトリッジだ」といいますが、イーサンは彼を信用しません。

 

騙されたふりをしながらTGVに乗り込み、マックスたちと落ち合います。そこにはフェルプスも乗車していました。

 

案の定、フェルプスはイーサンを殺しにかかります。イーサンはフェルペスの銃口からうまく逃れますが、クレアは殺されてしまいます。

 

イーサンはフェルプスを追って列車の屋根へ。死闘の末、フェルプスとその仲間だったクリーガーをトンネルの中で殺害します。

 

こうして身の潔白が証明され、ようやくイーサンはIMFに復帰。

 

彼に協力したルーサーもIMFの一員となり、今度はイーサンがリーダーとしてチームの再編にかかります。

 

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◯感想・まとめ

『ミッション:インポッシブル』は、トム・クルーズが本格的に製作会社を立ち上げ、その第一回作品としてプロデュースした作品。もちろん自分で主演を務めています。

 

もともとスパイもののブーム時に放送されていたテレビシリーズの映画化ですが(日本でも『スパイ大作戦』として人気がありました)、原作にあったサスペンスと奇想天外なガジェットを十分に活かした映画で、見事な秀作に仕上がっています。
監督にブライアン・デ・パルマを選んだのもその成功の原因の一つ。

 

デ・パルマは一時期ヒッチコックの後継者として評価の高かった映画作家で、そのケレンたっぷりの演出はこのようなスパイ・陰謀ものにピッタリです。

 

特にラングレーのCIA本部に忍び込む場面で彼の演出の上手さが際立っていて、おそらくここは往年のサスペンスコメディ「トプカピ」の影響を受けたのでしょう。

 

ハラハラ・ドキドキする要素を散りばめ、全編でも最も印象深いシーンに仕上げています。

 

もちろん、スパイものでおなじみのどんでん返しもタップリ。エンターテインメント作品として満点をつけられる出来栄えといえます。