2006年に上映された『ミッションインポッシブル3(M:i:III)』のネタバレです。
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トム・クルーズ主演の『ミッションインポッシブル』シリーズの3作目。
『スターウォーズ/フォースの覚醒』や『スタートレック』シリーズなど数々のヒット作を手がけたきたJ・J・エイブラムスが監督を勤めています。
前作以上に評価の高い本作ですが、アクション要素だけでなく脚本・ストーリーもとても秀逸です。
是非鑑賞してほしいところですが、ネタバレだけでも知っておきたいという人もいるかと。
そんな人のために今回は『ミッションインポッシブル3(M:i:III)』のストーリー・あらすじをラストまでネタバレしていきます。
※あらすじをラスト結末までネタバレしますので、これから作品を観る予定の方はご注意ください。
あらすじ(前半)
イーサン・ハントの家ではホームパーティが催されていました。彼に寄り添うのはジュリア・ミード。パーティは2人の婚約を祝うものです。
これまでIMFの工作員として活躍してきたイーサンですが、いまは現場仕事を退き、工作員を育てる教官を務めていました。
ただIMFの仕事はいずれも国家機密であるため、婚約者のジュリアにも本当の職業は秘密にしています。
パーティの最中、暗号でセブンイレブンに呼びされたイーサンは、そこでIMFの同僚であるジョン・マスグレイブに接触。
彼は「リンジー・ファリスがミッション中に行方不明になった」と告げます。リンジーはイーサンの元教え子でした。
渡されたビデオを見たイーサンは、彼女がブラックマーケットの武器商人オーウェン・デイヴィアンの監視任務についていたこと、衛星映像から彼の手下たちがリンジーを拉致したことを知ります。
イーサンは迷った末に彼女の救出を決意。マスグレイブはその協力者としてイーサンとは何度もチームを組んできたルーサー・スティッケルを招集。
さらにデクラン・ゴームリー、ゼーン・リーというメンバーも参加します。
さっそくベルリンに向かった彼らは夜陰に乗じて廃墟となった工場を急襲。
イーサンはリンジーを奪還し、さらにデイヴィアンのデータの入ったノートPCを手に入れます。
しかしデイヴィアンはリンジーの頭に超小型の爆弾を仕掛けていました。
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ヘリコプターでの脱出の最中に爆弾の処理を急ぐものの間に合わずに爆発。救出したリンジーは死亡してしまいます。
自分の無力さに打ちひしがれるイーサン。さらに派手な救出作戦を勝手に行ったことで、マスグレイブとともにセオドア・ブラッセルIMF局長から叱責を受けました。
リンジーの葬儀に出席したイーサン。
彼女の墓石をあとに歩いて帰ろうとした時、バージニア州ノーフォークの郵便局から電話がかかってきます。
驚いたことに生前、リンジーがイーサンに絵葉書を送っていたのでした。
彼女の私書箱からそれを手に入れたイーサンは切手の下にマイクロドットを見つけます。
ルーサーが調べましたが、そこには何のデータも入っていません。なぜ彼女がこんなものをイーサンに渡そうとしたのか謎でした。
ルーサーは自分の知り合いにその解析を頼むことにします。
一方、急襲で手に入れたノートPCからはデイヴィアンのメールが解読され、彼が数日後にバチカン市国の慈善パーティに出席することが判明。
“ウサギの脚”に関わることのようですが、この言葉が何を指すのかは不明。
イーサンはリンジーを殺したデイヴィアンを許すことができず、本部の許可なしにミッションを行うことを決意。
ジュリアと結婚式をあげた後、ルーサー、デクラン、ゼーンと共に計画を立案。チーム一同はバチカンへ。
バチカンの警備体制は厳重を極めましたが、イーサン自身がデイヴィアンに変装することで何とかパーティに潜入。
まんまとデイヴィアンを拉致することに成功します。
イーサンはミッションの成功をマスグレイブに連絡。さらにマスグレイブはそのことをブラッセル局長に知らせます。
自分を無視したイーサンの勝手な行動に局長は不興を催しますが、デイヴィアンの拉致というのは大きな成果で、「よくやった」と言わざるを得ません。
特別機がチャーターされ、デイヴィアンはアメリカに移送されることになります。
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ラスト・結末(ネタバレ注意!)
移送機の中でイーサンはデイヴィアンの尋問を開始。武器の販売先や”ウサギの脚”が何を意味するのかを聞き出そうとします。
しかしデイヴィアンはこの状況に陥っても強気な態度を崩しません。
「お前の妻を誘拐して拷問してやる。そしてお前は彼女の前で死ぬことになる」とイーサンに毒づきます。
さらにリンジーを殺したことを「楽しかったよ」と言い出したため、イーサンの怒りは爆発。
車椅子ごと彼を機外へと放り出そうとします。さすがにこれはルーサーたちが止めますが、その時のやり取りでデイヴィアンはイーサンの名前を知ってしまいました。
アメリカに到着し、デイヴィアンはIMF本部まで移送されることに。もちろんイーサンとルーサーも同行します。
車列がチェサピーク・ベイ・ブリッジにさしかかった時、ルーサーの元にリンジーのマイクロドットのデータが送られてきます。
それはリンジーがカメラに向かって語っている動画でした。
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彼女は「デイヴィアンはブラッセル局長と個人的に通話をしている」と語り、局長がIMFの情報を流している可能性を示唆。
イーサンとルーサーが驚いていると、突然後列の車が爆発。その後も次々に車が火を吹きます。
イーサンの車もやられ、呆然としながら外へ出ると、ジェット機が大きく旋回してさらにミサイルを発射。
続いてヘリが現れ、警備メンバーを射殺。イーサンは必死に銃器で対抗しますが、結局、デイヴィアンを奪回される羽目に。
イーサンは移送機でのデイヴィアンの言葉を思い出し、ジュリアに電話で連絡。
願いむなしく、早くもデイヴィアンの手が回り、彼女は拉致されてしまいます。
間もなくデイヴィアンから連絡があり、「ジュリアの命を助けたかったら、”ウサギの脚”を48時間以内に届けろ」と要求されます。
IMFではデイヴィアンが逃亡したため、改めてイーサンの勝手な行動が問題に。
そのため彼を拘束し、尋問が行われることになります。
しかし、イーサンに会いに来たマスグレイブは”ウサギの脚”が上海のマンションにあることを教え、その逃亡を手助けします。
変装した上で出国し、教えられた住所に向かうイーサン。部屋の中を探していると、驚いたことにルーサー、デクラン、ゼーンがやってきます。
マスグレイブが彼らにイーサンを助けるように頼んだのでした。
さらなる情報で”ウサギの脚”が市内の高層ビルにあることを知り、イーサンとチームはそのビルに潜入。
やっとの思いでカプセルに入った薬品である”ウサギの脚”を手に入れ、イーサンはジュリアとの交換場所へ。
そこで拘束されたイーサンの目の前で…妻ジュリアは殺されてしまいます。
絶望に打ちひしがれるイーサン。しかもその頭にはリンジーと同じ超小型爆弾が埋め込まれていました。
そこへ突然アメリカにいるはずのマスグレイブが現れます。実は彼こそがデイヴィアンの協力者。
彼はジュリアの遺体に近づき、その顔のマスクを剥がします。実はそれは替え玉で、ジュリアはまだ生きていることが分かります。
それを知ったイーサンはマスグレイブを倒し、彼の電話を使ってデイヴィアンを追跡。格闘の末、イーサンはデイヴィアンを殺害します。
しかし超小型爆弾を無力化するため、イーサンは体に高圧電流を流さなければなりません。
気絶している間に敵の残党に襲われる可能性もあるため、彼はジュリアに銃の使い方を教えます。
彼女に「愛している」といったあと、電流を流してイーサンは気絶。
そこへマスグレイブが現れたため、ジュリアは必死になって彼に抵抗し、ようやく射殺します。
そのあと心臓マッサージで生き返ったイーサンと共にジュリアは外へ。
悪夢のような事件が終わり駆けつけたブラッセル局長の許可を取り、2人は新婚旅行へ。チーム全員がその幸せを祝福するのでした。
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感想・まとめ
大ヒットシリーズも3作目になり、今度はイーサンが結婚することに。
このシリーズが目標としているジェイムズ・ボンドシリーズも、第6作の「女王陛下の007」で007の結婚を描いていたので、その影響があるのかもしれません。
「女王陛下の007」では物語の最後に新婚の奥さんが殺されてしまうという、シリーズには珍しい悲劇でした。
この「ミッションインポッシブル3」でもその結末を踏襲するのかと思ったのですが、そこはうまくツイストを効かせ、かえってこれ以上ないほどのハッピーエンドにしています。
この辺りは新しく監督・脚本を担当したJ・J・エイブラムスのストーリーテリングの妙味でしょうか。
正直言って2作目がそれほど面白くなかったため、この3作目には期待していませんでした。
ところが見事に復調し、以後の作品もすべて出来栄えがよくなっています。おそらくシリーズの基本がここで確立されたと言えるでしょう。
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