2002年に公開されたジブリ映画『猫の恩返し』
公開されてからすでに14年経っていますがいまだに根強い人気で、テレビで放映されると毎回高い視聴率を誇っています。
そのジブリ映画『猫の恩返し』には不思議な都市伝説があることをご存知ですか?
実はネット上では『猫の恩返し』の都市伝説なるものが数多く出まわっています。
とってもかわいらしい猫たちが登場する作品なので、とてもそんなミステリー?があるように思えないのですが…。
いったいどんな都市伝説なのでしょうか?
今回はその謎に迫ってみます。
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どんな都市伝説があるのか?
ジブリ作品『猫の恩返し』にはどんな都市伝説があるのか?
ほのぼのとした作品なのでとてもそのような都市伝説があるようには思えないですよね。
ここではネット上で挙げられている『猫の恩返し』の都市伝説といわれているものを簡略にまとめてみました。
まず都市伝説のキーとなっているのが作中に登場する猫男爵バロンです。
このバロンは『猫の恩返し』と『耳をすますば』の両方に登場し、両方の作品で主人公をリードする需要な役割を担っています。
そしてバロンというキャラクターをキーとして、両作品に都市伝説と言われる謎ができあがってしまいました。
では具体的にどういうことかというと、『耳をすませば』の主人公、月島雫は店で偶然見つけた猫人形を主人公にした小説『バロン 猫の男爵』を書き上げます。

そして小説『バロン 猫の男爵』こそが『猫の恩返し』の原作。
つまり『猫の恩返し』という作品は、『耳をすませば』の主人公の月島雫が書いた小説に過ぎないということ
月島雫の描いた作品
だったという事ですね。
『耳をすませば』のあらすじ・ネタバレ(ラスト・結末)はこちら
そして両作品ともに原作者は柊あおいさんです。
同一人物が描かれているので、『猫の恩返し』は『耳をすませば』の続編に位置する作品ということになります。
もちろん映画を見ている人からすれば、2つの作品とも本物の原作者の描いた作品ですが、
『猫の恩返し』の場合は、過去の作品の主人公が書いた小説を原作としているというちょっとややこしい設定になっています。
なので映画を観た人からすると
「2つの作品は関係のないはずなのにどういうこと?」
「猫の恩返しは月島雫の妄想だったの!?」
となっているのです。
これが「都市伝説」に挙げられていることの原因ですね。
それって都市伝説なの?
そもそもこれって「都市伝説」なの?って思ってしまいます。
都市伝説というと何かミステリアスな噂や迷信といったイメージがあります。
もちろん都市伝説に定義はいろいろあります。
『猫の恩返し』で言われているところの謎も、広く見れば都市伝説もふくまれているのでしょうが…。
いわゆるテレビなどで言われる『都市伝説』というものとは意味が異なるように思いますね。
そもそも『耳をすませば』と『猫の恩返し』の2つの作品は原作者が同一人物なので、
両作品で共通点やストーリーの連続性があっても不思議ではありません。
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まとめ
都市伝説というとどうしてもブラック(笑)なイメージをもってしまうのは自分だけでしょうか?
たしか『となりのトトロ』もかなりブラックな都市伝説がありますよね。
グリム童話なども、過去のあった恐ろしい事件を元のしているときいたことがあります。
過去の事件を教訓として、今後子どもたちがそういった事件に巻き込まれないために、あえてかわいらしい物語風にして伝えたのがグリム童話だということです。
ジブリ作品がそのようなコンセプトを持っているとかどうかは不明ですが、すくなくても作品のなかにある善悪の教訓などはそれに通じるものがあるのかもしれませんね。
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