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映画『リゼロ 氷結の絆』あらすじネタバレ・感想!重要な設定が明かされる必見作

映画『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』が、2019年11月8日より公開されました。テレビアニメ第1期の前日譚にあたり、エミリアが王選候補者となる以前の出来事が描かれる作品です。


引用:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b1945929

実際に鑑賞してみると、アニメ第1期で残された疑問点についての真相が一部明らかにされるなど、ファン必見の映画となっていました。

今回は、映画『リゼロ 氷結の絆』のあらすじネタバレと、感想を紹介します!結末までの完全ネタバレで紹介するので、未見の方は注意してください。


映画『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』あらすじネタバレ

エミリアの記憶

”彼女を守る、それが君の存在意義であり、目的だ。
だが、彼女へ過度に干渉することは禁じるーーー”

かつて、”氷結の森”で暮らしていたエミリアは、魔獣に襲われた親子3人を助けようとする。


引用:https://animeanime.jp/article/img/2019/07/29/47257/243508.html

しかしその際、エミリアの中に眠る力が暴走。魔獣は無事倒せたものの、親子のうち父親の腕にも攻撃が当たってしまう。

その攻撃や、エミリアの外見的な特徴である”銀髪、長い耳、紫紺(しこん)の瞳”を見て、恐怖で引きつった親子たちは「魔女は来るな、あっちに行け!」と叫ぶ。意味がわからないまま拒絶されたことに、大きなショックを受けるエミリアーーー。

ふとエミリアが意識を取り戻すと、辺り一帯がより一層凍りついていた。

エミリア「これが…私の力なの…?」

このとき親子の姿は消えており、安否はわからないままとなってしまうのだったーーー。


引用:http://blog.esuteru.com/archives/9354095.html

パックの”発魔期”をきっかけに開かれた雪まつり(OVA映画『リゼロ Memory Snow』参照)の翌日、スバルとのデートを楽しんだ日の夜のこと。

庭に作られた親子3人を模した雪像が少し溶けかかっている様子を見て、エミリアはかつて森で出会った親子3人との出来事を思い出していた。

パックからどうかしたのかと聞かれたエミリアは、「森にいるみんなのことを思い出していただけ」と返す。

氷結の森のエミリア

氷の中での眠りから目覚めたエミリアは、自分の容姿が人を怖がらせることを知って以降、氷結の森の中でひっそりと暮らしていた。

森には、凍りついたまま眠るエルフたちの姿がたくさんあった。眠りから目覚めた時のことは頻繁におぼろげな夢を見るが、その前後のことは記憶にないエミリア。

どうして氷の中で眠っていたのか、どうして自分だけが目覚めたのかと疑問を抱きつつも、エミリアはエルフたちの身体を磨いてやるなど世話をしている。


引用:http://re-zero-anime.jp/hyoketsu/

森を調査し自分なりの地図にまとめながら、氷の魔石を集め、たまに村人に必要品と交換してもらう日々。いつか村の人々ともっと打ち解けることを願いながら、時を過ごしていた。

また森には、契約関係にはないものの、頻繁にエミリアに会いにくるパックの姿もあった。

エミリアの随分くたびれたローブについて、パックから「新しいローブを用意しようか?」と提案されるが、エミリアは「あの日のことを忘れないために」と、パックの申し出を断る。

3人の親子との出来事は、パックにも話したことのない、エミリアが密かに抱えていた記憶だった。

そんなある日、一人で森を探索していたエミリアの前に、亜人の噂を聞きつけたならず者の一団が現れる。彼らの目的は、亜人を捕らえて売りさばくことだった。

リーダー格のチャップは、「エミリアが来ないのなら代わりに村の女たちに犠牲になってもらう」と脅してくる。

しかしそこへ魔獣が現れ、ならず者の何人かが踏み潰されてしまう。

エミリアの孤独

チャップたちを助けようとしたエミリアは、魔獣の気をひくために攻撃をしかけるが、その際にエミリアに眠る力が再び暴走を始めてしまう

まず最初に魔獣の背中に巨大な氷の結晶が生えるように出現する。結晶は魔獣の血を吸い尽くした上、さらにチャップたちの体にも生え始めてしまう。相手がならず者とはいえ傷つけたくないエミリアだったが、力の暴走は止められない。

エミリア「だめ、やめて…助けて、誰か…!」
パック「そこで最初に僕の名前を呼ばないのが、君のダメなところだよ」

エミリアの前に現れたパックは、エミリアを気絶させ、力の発動を止めてやる。
パックが「この子がいなかったら、君たちは僕に殺されていたよ」と脅すと、チャップたちは慌てて逃げていくのだった。


引用:https://www.famitsu.com/news/201903/23173669.html

エミリアが目をさますと、自室のベットに寝かせられていた。パックの姿がないため、事の顛末を聞くことができない。

村が被害にあっていないか心配なエミリアは、村の様子を確認しに向かう。

しかし、いつも魔石と日用品を交換してくれていたおじさんからは「仕方なかったんだ、あんたのことを話さなきゃ村が…これ以上面倒ごとを持ちこまねぇでくれ」と土下座されてしまうのだった。

“自分が近づくと、人々を傷つけてしまう”と自覚したエミリアは、「氷結の森に近づかないで。あの森は私の森。」と、村人をあえて自ら突き放すようなことを言い、村を後にする。

翌日、姿をあらわしたパックの提案で、エミリアは自衛のためにも微精霊と契約することにする。しかしその一方で、村人の一件で孤独感を強めていたエミリアは、「パックまで自分の前からいなくなってしまうのではないか」と密かに不安を抱くのだった。

映画『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』あらすじ結末ネタバレ

この先、結末までのネタバレがあります。未見の方は注意してください。

メラクェラの襲来

四代精霊の一角を担う“調停者”メラクェラが、氷結の森に現れる。

メラクェラの目的は、”世界の均衡を乱す者”を断罪することだった。一足先にメラクェラの襲来に感づいたパックは、メラクェラと壮絶な魔法戦を始める。


引用:https://chokkanteki.com/anime/5147/

一方、メラクェラはエミリアを誘い出すべく、黒ヘビの毒を森に放っていた。生身で触れれば立ちどころに全てを飲み込んでしまう黒ヘビの毒は、斜面を下って村の方へと向かっていく。

エミリアは村に被害を出さないためにも、微精霊の協力のもと黒ヘビの毒を倒そうとする。途中、ピンチに陥った際にまたしても力を暴発させてしまうエミリアだったが、微精霊たちがそれを鎮めてくれ、こと無きを得るのだった。

しかしその瞬間、微精霊たちが突如として炎に包まれ、消滅してしまう。

“生まれてきた理由”

微精霊たちが死んでしまったことに驚愕するエミリアの前に現れたのは、炎の身体となった元ならず者・チャップだった。

チャップは、エミリアとパックへの復讐のために、メラクェラに身体を貸したのだという。チャップの身体を取り込んだメラクェラは、チャップとメラクェラが混じったような口調で、エミリアを「半魔」「しらばっくれるな、ハーフエルフ!」「お前は世界の均衡を崩壊させる者だ」と責め立てる。


引用:http://marunao2.blog120.fc2.com/blog-entry-19189.html?sp

これまでも自分の容姿が「魔女に似ている」という理由で、人間たちに怖がられてきたエミリアは、ここで初めて自分が“ハーフエルフ”だと知る。これまで恐れられ拒絶されてきた理由が、自分にはどうにもならないことだったと知り、なんで、どうしてと悲しみにくれるエミリア。

エミリア「私は誰かを不幸にするために、生まれてきたの…?」

その通りだと肯定するメラクェラがエミリアに襲いかかろうとした瞬間、エミリアは「パック……!」と、唯一自分を拒絶しないでくれた存在の名を呼ぶ。その瞬間、パックがエミリアの前に現れる。

パック「この子が生まれてきた理由を、お前が勝手に決めるな…!」

氷結の絆

パックはエミリアに、自分との契約を持ちかける。もともとは”制約”により、エミリアに過度に干渉することを禁じられていたが、パックはそれを破ることを選択したのだった。

「いつかパックも自分のもとを去っていってしまうのではないか、ずっと不安だった」と気持ちを吐露するエミリア。

パック「僕は君が大切で、ずっと守ってあげたいんだ。君のためになら、僕は何にだってなれるーーー

こうして契約を果たすと、パックは巨大な獣の姿へと変貌する。

メラクェラは、パックのことを“終焉の獣”と呼び、なぜエミリアを庇護するのか?と問う。

パック「信じてるからだよ、この子は”魔女”にはならない」

エミリア「あなたのいう通り、私はハーフエルフみたい。大きな力が眠っていることも本当。だけど、バックがいてくれるから、私は”魔女”にはならないーーー」


引用:https://animeanime.jp/article/2019/07/29/47257.html

メラクェラとの戦いが終わり、夕焼け空の下。

エミリアは、これまでに幾度となく見た夢の中で自分に「ごめん…ごめんね…」と謝ってきていたのがパックだったことを思い出す。

そのことについて聞かれ、「生まれてから数百年、エミリアと出会った時が”生きててよかった”と思った初めての瞬間だった」と語るパック。

エミリアがパックのことを「お父さんみたいで好き」と返すと、パックもまた「またすごいこと言い出したよ、僕の娘」と笑いながら返すのだった

パック「僕はパック。これまでも、これからも、君のためだけの精霊だよ」

“溶けない氷はない”

スバルとエミリアのデートから一夜が明けたロズワール邸。

スバルは朝から、ラム、レムの二人と一緒に、庭で作業をしていた。やってきたエミリアが何をしているのか問いかけると、「昨日、デートからの帰りがけに、溶けかかった親子3人の雪像を見てエミリアたんが悲しそうな表情をしていたから」と、雪像を直そうとしていたのだという。

しかし日が登るとともに、雪像はやはり溶けてきてしまう。

「あちゃー、やっぱダメか…まぁ、溶けない雪はない、溶けない氷はないっていうしな!」と明るく笑うスバルの言葉を聞き、氷結の森に眠るエルフたちのことを思い出したエミリアは、嬉しそうに「…うん!」と返すのだった。

その様子を見て、「スバルもたまにはいいこと言うよね」と笑うパック。

パック「僕も信じてるよ。いつか、きっとーーー」

映画『リゼロ 氷結の絆』の感想

映画『リゼロ 氷結の絆』の感想ですが、単純に面白かったことに加えて、重大な設定公開のオンパレードで、原作未読のファンとしては必見の映画でしたね。

一番大きいのは、やはりパックによる「」呼びの真相でしょうか。

アニメ第1期の第15話で、巨大化したパックがスバルに対して「眠れ。我が娘とともに」と言い放ち、スバルの首を打ち落としてしまうシーンがありました。


引用:http://www.xn--p8ja1d9cb8mc.jp/13327.html

精霊であるパックが、ハーフエルフのエミリアを”娘”と呼ぶ(それも冗談でなくかなりハードな状況で)とは、一体どういう関係なのかと気になる部分でした。

本作『氷結の絆』により、ひとまず実際の血縁ではなく、あくまで関係性として娘のように思っているゆえの呼称だったと言えそうです。それと同時に、エミリアとパックが固い絆を持つに至った経緯がわかったことで、アニメでのパックの行動原理もより深く理解できるようになりました。

その一方で、本作により新たな疑問が生じた部分もあります。

・パックが”終焉の獣”であることが判明したが、終焉の獣とはどういう存在なのか?
・パックに存在意義を与え、かつ制約を課したのは誰なのか?
・エミリアはなぜ氷の中で眠っていたのか?
・凍ったまま眠るエルフたちは、どういった存在なのか?

など、まだまだ疑問は尽きません。今後の展開が、より楽しみになる作品でした。

まとめ

以上、映画『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』のあらすじネタバレと感想を紹介しました。

一部の真相が明らかになるとともに、新たな謎が深まった作品でもある本作。TVアニメ第1期をより味わい深くした上で、さらに第2期への橋渡しとなる、リゼロファン必見の一本と言えるでしょう。

アニメ第2期に期待するとともに、今後の展開も楽しみに注目していきたいと思います!