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『先生! 、、、好きになってもいいですか?』のネタバレ(ラスト結末)と感想!

映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』のネタバレです!

生田斗真と広瀬すずが主演の青春ラブストーリー、『先生!、、、好きになってもいいですか?』

原作は、『高校デビュー』『青空エール』『俺物語!!』など実写映画化作品を多くもつ人気漫画家・河原和音の名作コミックです。

不愛想な教師に初めて恋をした女子生徒。そんな2人の純愛の行方とは…

今回はそんな映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』の詳しいあらすじやネタバレについて触れていきたいと思います。

※注意:結末ラストまでネタバレしていますので映画を見ていない方はご注意ください。


あらすじ

 

では、まずあらすじから。

県立南高校に入学した島田響(広瀬すず)は、入学式の校長先生の講話中にあくびをしている教師を発見。

それは世界史の伊藤貢作(生田斗真)でした。

それから一年。恋に臆病でちょっと内気な響も高校2年生に。

親友の千草恵(森川葵)に頼まれて、担任の関矢先生(中村倫也)の下駄箱にラブレターを入れたつもりが、間違って伊藤先生の下駄箱に入れてしまい、手紙を返してもらうために響は社会科準備室へ。

事情を聴いた伊藤は響に手紙を返しますが、誤字だらけの千草の手紙には赤ペンで添削が。

それを見て怒る千草でしたが、クラスメイトで同じ弓道部の川合浩介(竜星涼)は苦笑い。

浩介もまた、美術教師の中島幸子(比嘉愛未)に恋をしていました。

なんで先生なんか、好きになるんだろう?」と2人の恋を理解できない響でした。

ある日のこと。外のベンチで授業開始の時刻を過ぎても起きない伊藤先生を、響は教室の窓から発見。

起こさなくちゃと、机の上に置いてあった辞書を投げて伊藤先生を起こすことに成功しますが、次の休み時間に廊下で伊藤先生から「当たり所が悪かったら死んでたぞ」と無愛想に言い返さる響でした。

ある日曜日。浩介と千草に誘われて、教師らが住む職員寮に行った響。

浩介と千草が想いを寄せる中島先生、関屋先生は不在だったものの、響たちがいること気づいた伊藤先生が3人を自分の部屋へ。

しばらくして中島先生は帰ってきたものの、関屋先生と一緒だったため、2人が付き合っていると思い込んだ浩介と千草は、響を連れて帰ります。

次の日の授業中、昨日のことで千草と内緒話をしていた響は、関矢先生に怒られ、放課後に居残って数学の問題を解くよう命じられます。

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伊藤先生が帰ろうとすると、ひとり教室に残って悪戦苦闘する響に気づき、解答を手伝ってあげることに。

そのおかげで早く帰れたものの、すっかり日が暮れてしまい、暗い帰り道で変質者に追いかけられていると勘違いした響は、転倒して足にケガを。

そこへ車で通りかかった伊藤先生が響を病院へ。病院の待合室でイチゴオーレを買ってもらった響。

彼女の中で、伊藤先生に対する想いが生まれていました…。

それから数日後。響と浩介は美術室で偶然、中島先生が伊藤先生に告白する場面を目撃してしまいます。

伊藤先生に交際を断られて涙を流す中島先生の姿に、浩介の怒りが爆発。

「伊藤を殴りに行く!」と行って美術室を出ていく浩介に向かって響は思わず、「伊藤先生を殴ったら、私が浩介を殴る!」と感情をぶつけてしまいます。

その時、自分は伊藤先生に恋をしているんだと気づいた響でした。

響の初恋の相手が、変わり者の伊藤先生であることに驚く千草と浩介でしたが、初めての響の恋を応援してあげることに。

次の日、社会科準備室に出向いた響は、「先生、好きになってもいい?」と伊藤先生に自分の気持ちを伝えます。

しかし、「俺はやめておけ。俺は教師で、お前は生徒だから」と突き放す伊藤先生。

それでもあきらめることができない響は、自分の想いをまっすぐにぶつけますが、「ガンガン気持ちをぶつけられるのはキツい、迷惑だ。」と伊藤先生を怒らせてしまいます。

落ち込む響の心の乱れは弓道にも影響。

響に秘かに想いを寄せる北高校の弓道部員の藤岡から、「ちゃんとフラれていないから、諦めがつかないんじゃないの?」と指摘されます。

藤岡の言葉に背中を押された響は、文化祭の当日、クラスの出し物で作ったウェディングドレスを身にまとい、一人で休憩している伊藤先生がいる屋上へ。

響は最後にもう一度だけ自分の想いを伝え、「明日からは普通の生徒に戻るね」と宣言。

そんな響を伊藤先生はギュッと抱きしめ、キスをしました…。

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ラスト・結末(ネタバレ注意!)

以下、ネタバレ含みます。

伊藤先生に受け入れてもらい幸せの絶頂にいる響でしたが、文化祭が明けて登校すると、生徒たちの響を見る目がいつもと違っていました。

屋上で響と伊藤先生が抱き合っている写真がSNSで学校中に拡散していたのです。

響はすぐに家に帰され、職員会議の席で伊藤先生は学校を去ることに…。

学校に行けなくなってしまった響は部屋に引きこもるようになり、伊藤先生は職員寮から出ていくための荷造りを。

響のことが心配な伊藤先生は、直接会おうと電話で呼び出します。

伊藤先生が自分に買ってくれた缶コーヒーを車の中で飲みながら、少しだけ大人扱いしてくれたことに喜ぶ響。

「嫌な思いをさせてすまない」と謝る伊藤先生に対して、「私は大丈夫です。学校やめたっていいです」と答え、「どうして屋上で抱きしめてくれたんですか?」と質問。

それに対して伊藤先生は、響の思いを断ち切らせるために「魔が差しただけ」だと答えました。

伊藤先生のその言葉を聞いてショックを受けた響。

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ひとりで電車で帰ると、駅では北高校の藤岡が待っており、「俺じゃダメかな?」と響に告白を。

翌日、家に引きこもりがちだった響が、藤岡の誘いを受けて弓道の練習に行こうとしたその時、千草が現れてこう言いました。

「伊藤、いなくなっちゃうよ。好きになっちゃいけない人なんていないよ」

千草の言葉に背中を押されて、響は自転車で伊藤先生の自宅へ。

その途中、転んでケガをしてしまいますが、道の反対側には伊藤先生の姿が。

すると伊藤先生は響に駆け寄り、「ちゃんとつき合おう」と言ってぎゅっと抱きしめました。

それから1年あまりが経過。

卒業式を迎えた響が校門を出ようとしたら、目の前に伊藤先生の姿が…。

響は伊藤先生に「卒業しました」と報告。すると伊藤先生は響に「何がしたい?」と質問。

響は「手をつなぎたい」と答え、2人は校門の前で抱き合うのでした。

End

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感想

映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』のネタバレを含みつつ、あらすじなどについてご紹介しました。

この映画の宣伝で『王様のブランチ』に出演した生田斗真が、「広瀬すず史上、最高にかわいい」と紹介していたけれど、その言葉どおり、ピュアでまっすぐな十代の少女を広瀬すずが魅力的に演じていましたね。

三木孝浩監督の演出も素晴らしかったと思います。

脇を固めるキャストの演技もなかなか良くて、千草役の森川葵のキャピキャピした演技も実在する女子高生というリアルさがあって好感が持てましたし、美術教師役の比嘉愛未の意地悪な台詞の言い方も観ていて印象に残りました。

年齢も立場も違う2人の恋。はたしてどうなってしまうのか?期待しながら観ていましたが…

この結末に拍子抜けしてしまったのは、私だけでしょうか?

リアリティも説得力もまるで感じられなかったけれど、少女コミックが原作なのだから、それを求めちゃうのは野暮なのかもしれません。

男性目線からみてしまうとちょっとありえないと…(笑)

しかしこの映画を観て、高校時代を懐かしく思い出したのも事実。あの頃の純粋さをすっかり忘れている自分に気づかせてくれる作品でした。