映画ネタバレ

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』あらすじネタバレ・感想!”2の正統な続編”も納得の快作!

2019年11月8日より公開の映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』。

1991年に公開された伝説的な映画『ターミネーター2』の”正統な続編”という触れ込みで、注目が集まっていた作品です。


引用:http://www.junk-weed.site/entry/2019/11/04/094236

『ターミネーター3』以降の出来があまり良くなかったこともあり、期待と不安が入り混じる思いで見にいった本作でしたが、率直に言ってかなり楽しめる作品に仕上がっていました。

今回は、そんな『ターミネーター:ニュー・フェイト』のあらすじネタバレと、感想を紹介します!

結末までネタバレしているだけでなく、冒頭から描かれた衝撃的な展開について触れています。未見の方は注意してください


映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』あらすじネタバレ

変化した未来

かつて、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)は、未来で世界を支配するAIコンピューター”スカイネット”が生まれるのを阻止し、未来を変えることに成功した。しかし、スカイネットが何体も放った殺人兵器・通称ターミネーターたちは、未来が変わっても消えないまま、時空の狭間にその存在が残ってしまう。


引用:https://www.gizmodo.jp/2019/09/one-11-year-olds-quest-to-see-t2.html

そして1997年8月29日、本来発生するはずだったスカイネットと人類間の核戦争「審判の日」は避けられた一方で、サラの息子のジョン・コナーは、時空を超えてやってきたターミネーター”T-800″の内の一体に襲われる。

人類は救われたが、出されなかったはずの”命令”は実行され、ジョンは死んでしまうのだった。


引用:https://www.cinemacafe.net/article/2019/11/09/64382.html

それから22年後のメキシコシティ。ダニーの愛称で呼ばれるダニエラ・ラモス(ナタリア・レイエス)を狙い、新たなターミネーター“Rev-9″(ガブリエル・ルナ)が未来からやってくる。

Rev-9に襲われそうになった瞬間、ダニーの前に現れ助けてくれたのは、謎の女性グレース(マッケンジー・デイヴィス)だった。

グレースは未来からやって来た強化人間だった。一方、ダニーを狙ったRev-9は、高性能AIを搭載した殺人兵器、通称”ターミネーター”の最新型だという。

身体を自由自在に変形させらる上、分身体まで生み出せるRev-9に追われる中、ダニーの弟のディエゴが命を落としてしまう。さらに、Rev-9本体と分身体に挟み撃ちにされ、ピンチに陥るダニーとグレース。

そこに現れたのは、息子をターミネーターに殺された女性、サラ・コナーだった。

グレースの未来の世界

荒廃した未来の世界で、グレースは人類を狩る機械たちと戦うべく、兵団に所属していた。ターミネーター“Rev-7”に追われる中、グレースは自分たちの“司令官”である人物を、決死の思いで基地まで運ぶ。

司令官を無事に基地内に運び込んだが、致命傷を負ったグレースは、”強化型兵士”に志願するーーー。

ーーーグレースが目を覚ますと、そこはサラの隠れ家だった。グレースは、Rev-9からの逃走中に身体機能の強化装置がクラッシュしてしまい、気を失ったのだった。


引用:https://www.cinemacafe.net/article/img/2019/11/09/64382/453373.html

グレースはサラたちに、自分が2042年からやってきた未来人であることを明かす。

グレースによると、未来の世界を支配したのは“リージョン”と呼ばれるAIだった。スカイネットが誕生しなかった未来でも、結局のところ人類はサイバー戦争のためのAIを生み出し、そして反旗を翻されてしまったのだ。

グレースは、Rev-9からダニーを守るべく、この時代にやってきていた。

一方のサラ・コナーは、ジョンが死んだ後も、時空を超えて次々とやってくる旧式のターミネーターを、自らの手で破壊し続けているのだと言う。

サラの全てを信用する気にはなれない一方で、現在の時代のことをほとんど知らないグレースは、渋々ながらもサラに一緒に行動してもらうことにする。

ダニーが狙われる理由

Rev-9に対処するための手がかりを探す一行。

その中で、サラがこれまでターミネータの襲来を知ることができたのは、ターミネーターが現れる時間と場所が書かれたメールが届いたからだと言う。発信元は不明で、メールの最後には、いつも“ジョンのために”の一文があった。

グレーズは、自身の強化された能力を使って、メールに付随する暗号化された情報を読み解く。すると、メールの発信源が、アメリカのテキサス州にあるラレドの外れであることが判明する。


引用:https://theriver.jp/new-fate-why-linda-returned/

ラレドは、グレースが未来の司令官から「何かあったら向かうように」と指示された場所でもあった。ダニーたちは、密入国の手助けをしているダニーの叔父を頼って、テキサスへ向かうことにする。

道中、ダニーは、どうして自分なんかが狙われるのか?とグレースに尋ねる。するとサラが自らの経験を元に、「ダニーが、敵と戦うリーダーを産むからでしょう?」と推測を述べる。

「聖母マリアの座は譲ってやるさ」と冗談めかして言うサラに対し、グレースは気を悪くした様子で「あんたが聖母マリアだなんて」と吐き捨てるように言い、一人離れたところで空を見上げるのだった。

サラとT-800

途中でRev-9に肉薄されるもなんとか逃走に成功し、一行はサラへのメールの発信地、テキサス州ラレドの外れに到着する。

しかし発信源の山小屋にいたのは、サラの息子ジョンを殺した張本人、サイバーダンシステムズ・モデル100のターミネーター”T-800″(アーノルド・シュワルツェネッガー)だった。その顔を見た瞬間、物凄い形相で襲いかかろうとするサラを、グレースたちはなんとか止める。


引用:https://www.esquire.com/jp/entertainment/movies/a27596388/terminator-dark-fate-trailer-analysis-arnold-schwarzenegger-age-190527/

ジョンを殺して以降、T-800は、幼い息子を連れた母アリシアと出会った。暴力を振るうアリシアの夫から二人を保護したT-800は、子の成長を見守りながら、20年かけて”人間になる方法”を学び続けたという。

こうして、T-800は人間性に近い何かをその身体の内に宿すようになっていた。サラにターミネーターが現れる時刻と場所をメッセージで連絡したのもT-800で、ジョンの死に意味をもたらすためだったと言う。

今はカールと名乗り暮らしているというT-800に、サラは「カールなんて絶対呼んでやるか」と吐き捨てつつも、Rev-9を倒すためにしぶしぶながら協力することにする。

「超高性能ターミネーターであるRev-9を破壊するには、電磁パルスを発するエネルギー武器”EMR”が必要だ」という結論に至った一行は、武器を入手すべく、サラに密かに協力してくれているアメリカ軍の少佐の元へと向かう。

出発の直前、「全てが終わったら、あんたを殺す」と告げるサラに対し、T-800は一言「わかった」と返すのだった。

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』あらすじ結末ネタバレ

ここから映画の結末までネタバレしています。未見の方は注意してください。

ターミネーターがダニーを狙う本当の理由

一行が無事EMPを受け取ったところに、ターミネーターRev-9が襲来する。ダニーたちは、軍のC-5輸送機を拝借してなんとか逃げるものの、銃弾を受けたEMPが壊れてしまう

「EMPがない以上、Rev-9に近づくわけにはいかない」と、グレースはなんとかしてダニーを危険から遠ざけようとする。

それに対してダニーは、「戦うのは息子の仕事だから手を出すなと言うの?自分が逃げる中で多くの人が巻き込まれ死んでいっているのに、指をくわえて見ているわけにはいかない」と反発する。

ダニーの強い光を宿した目を見て、グレースは諦めたように「その目を何度も見てきた」とこぼす。「未来の私を知っているのね?」と聞かれたグレースは、ダニーが狙われる本当の理由を語りはじめる。


引用:https://screenonline.jp/_ct/17312857/p2

実は未来の世界で希望のリーダーとなるのは、ダニーが生む息子などではなく、ダニー自身だった。

ダニーは、AIによる人間狩りが始まった未来で、子供だったグレースを命の危機から救った。さらに、絶望にくれる人々を鼓舞し、0から軍を作り上げ、AIへの反撃を始めるのだという。

「黙っててごめんなさい」とうなだれるグレース。するとそこへ、Rev-9が別の輸送機に乗って突撃を仕掛けてくる。

ダニーたちが乗った輸送機は、ダムの建設現場付近に墜落してしまう。

ダニーの選択

満身創痍の中、ダム施設の中に逃げ込むダニーたち。グレースたちは逃げる方法を考えようとするが、ダニーはここでRev-9を迎え撃つことを選択する。

ダニーは自らが囮役となりRev-9の注意を引きつけ、そこにグレース、T-800、サラが攻撃を仕掛ける。激闘を通し、Rev-9にかなりのダメージを負わせることに成功するが、一方でダニー以外の3人はほとんど動けないほどの重症を負ってしまう。

動けないグレースは、ダニーに対し、自身の体内にある動力源を使うように言う。グレースの身体を強化するのに使われている動力源は強力なエネルギー装置の一種で、Rev-9に直接当てれば神経回路を破壊できる代物だった。

しかし、動力源を外せばグレースは死んでしまう。「できない」と言うダニーに対し、グレースは「いいえ、できるわ」と返す。

グレース「あなたはそのために私を送り込んだのだから」


引用:https://eiga.com/news/20191031/4/

ダニーをRev-9から守るべくグレースをこの時代に送り込んだのは、他ならぬ未来のダニー自身だった。未来のダニーは、グレースが戻ってこれないことを承知で彼女を送り込んだのだった。

まだ幼かった頃、絶望の淵でダニーに命を救われ、生きる希望を与えられたグレースは、ダニーが生き延びることだけを望んていた。「私にあなたを助けさせて」と懇願するグレース。

決意を固めたダニーは、泣いて謝りながらグレースの動力源を体内から引っ張り出し、Rev-9に相対する。

ダニー「あんたは私の全てを奪った。今度は、私がぶっ壊す」

結末

Rev-9に果敢に襲い掛かるも、ピンチに陥ってしまうダニー。

動けないサラは、機能が停止したように動かないままだったT-800に向けて、「おい起きろ…!カール…!!」と必死で呼びかける。すると、サラの呼びかけに反応して、T-800は再び動き出す。


引用:https://memorylane-media.com/terminator

T-800がダニーをRev-9から解放させるた隙に、ダニーはグレースの動力源をRev-9の頭に突き刺す。

なおもダニーを襲おうとするRev-9を、T-800は引き離し床に押さえつける。Rev-9に刺さった動力源のエネルギーにより、T-800もショートし始めてしまうが、T-800はRev-9を押さえつける腕を離すことはなかった。

ダニーとサラが見守る中、2体のターミネータの神経回路は全て焼き切れ、破壊されていくのだったーーー。

 

アメリカ国内のとある公園に、楽しそうに遊びまわる小さな少女、グレースの姿があった。未来に待ち受ける絶望をまだ知らない幼い彼女を、ダニーは離れたところから見つめていた。

ダニー「彼女を今度こそ死なせない」
サラ「なら、覚悟を決めなきゃね」

決意を決めた表情のダニーとサラは、車に乗り、走り去っていくーーー。

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』感想

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』の感想ですが、率直にすごく面白かったです!

もはや伝説的とも言える映画作品である『ターミネーター2』。一方で『ターミネーター3』以降はイマイチの出来だったので、今作も期待半分・不安半分で見に言ったのですが、そんな不安を裏切る面白い作品になっていました。


引用:http://schwarzenegger.main.jp/darkfate_teaser/

冒頭から衝撃の展開だったのですが、これは『ターミネーター2』から30年近くが経とうとしているからこそ取れる、ある意味”禁じ手”的な展開でしたね。

『2』で辿り着いた結末をひっくり返してしまってはいるものの、これだけ時間が経っている中での続編であれば受け入れられるだろうという賭けだったかと思うのですが、個人的には成功していたと感じました。

何より、リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーの確かな存在感が続編としての正統性をもたらしていて、これなら「ターミネーター2の正統な続編」という触れ込みにも異論ないなと思いました。


引用:https://cinema-tronix.com/terminator-new-fate-reveals-new-trailer/

そして、グレースを演じたマッケンジー・デイヴィスが、とにかくカッコいい!これまで名前を認識していなかったのですが、本作だけですっかりファンになってしまうほどハマり役でした。

さらに、主役のダニーを演じたナタリア・レイエス、Rev-9役のガブリエル・ルナ、そしてもちろんT-800役のアーノルド・シュワルツェネッガーと、それぞれが印象的で物語に引き込まれます。

アメリカの大手映画批評サイト『ロッテントマト』を見ても、記事執筆時点での批評家支持率は69%・観客支持率は85%と、『ターミネーター3』以降のシリーズ作品の中ではもっとも高い支持率を得ており、作品としての評判の良さがうかがえます。

アクションシーンで何が起きてるのかが全体的に分かりにくかったのが残念でしたが、総じてキャラ・ストーリーともに良く、かなり楽しめる作品でした!

まとめ

以上、映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』のあらすじ結末ネタバレと、感想を紹介しました。

2の正統な続編として、期待以上に楽しめた本作。ストーリーとしては、まだ新たな敵である”リージョン”との戦いが終わっていないので、続編を作れる余地が残されていましたね。

本国アメリカでの公開初週の成績は微妙だったようですが、全世界興収は1位を記録するなど好評のようで、続編製作の可能性も期待できます。

個人的にはぜひ続編が見たいと思わされる出来だったので、楽しみに待ちたいと思います!