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映画『ヴィジョン 暗闇の来訪者』のネタバレ(あらすじ・結末)と評価

映画『ヴィジョン 暗闇の来訪者』のネタバレ情報です。

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この映画はホラー型のサスペンス・スリラーで『パラノーマル・アクティビティ』シリーズを手掛けたジェイソン・ブラムがプロデュースしてします。

単なるホラーではなく、サスペンス・スリラー要素を合わせた作品で、海外の評価もたかい作品です。

さて本作は一体どんな内容なのか?気になる人も多いと思います。

今回は映画『ヴィジョン 暗闇の来訪者』のあらすじとストーリーのネタバレと、観た感想と評価などをお伝えしていきます。

※注意:結末・ラストまですべてネタバレしますので映画を見ていない方はご注意ください。


『ヴィジョン 暗闇の来訪者』のあらすじとストーリー

主要な登場人物

・イヴリー・マドックス:
主人公。交通事故を起こしてPTSDに苦しむ。

・デヴィッド・マドックス:
イヴリーの夫。PTSDに苦しむ妻を支えながらワイン製造業を営む。

・ヘレナ・ノエル:
ワイン販売代理店を営む。常人とは異なる不思議な力を持ち、イヴリーの家の問題解決に協力する。

・サディ:
ヨガ教室で知り合った妊婦。悩みをかかえるイヴリーを何かと気にかけさまざまな助言をする。
・アイリーン:
イヴリーの親友

・ビクター・ナポリ:
ワイン生産農場の創業者

 

あらすじとストーリー

病院で目覚めたイヴリーは夫のデヴィッドから意識を取り戻すよう必死に声を掛けられていた。

イヴリーは交通事故を起こし意識を失い、病院に運ばれたのだった。

 

彼女に事故責任はなかったものの、相手車両に乗っていた子供が亡くなってしまったため、イヴリーは心に大きな傷を負ってしまう。

それ以来、彼女はPTSDを発症してしまい、抗うつ剤を毎日服用するようになっていた。

 

 

―1年後―

妊娠3ヶ月のイヴリーと夫のデイビッドは、カリフォルニア州パソローバルズの自然豊かな渓谷に移り住み、ぶどう畑と一軒家を購入して、ワイナリー(ワイン製造業)を始めるための準備をしていた。

イヴリーはPTSD再発の危険はあったものの、胎児のために抗うつ剤を中止し、新しい環境で一から頑張ろうとしていた。

 

まだ若い2人は、地域の人たちと親睦を深めるため、自宅でパーティーを開き、地域の人たちと同業者を招待した。

すると地域でトップクラスのディストリビューター(ワイン販売代理店)のヘレナ・ノエルがパーティーに来ていた。

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イヴリーはヘレナに話しかけ挨拶を交わすと、ヘレナは何故かイヴリーが妊娠していることを知っているかのような素振りだった。

そしてヘレナはイヴリーの自宅の中へ一人で入ったかと思うと、ベッドの脇で両手を広げて、儀式のようなことをし始め、トランス状態になった彼女は、1人で何かをつぶやいていた。

 

奇妙に思ったイヴリーがヘレナに話しかけ、彼女に触れようとすると、急にヘレナは正気に戻り、険しい顔つきで、そそくさと帰って行った。

イヴリーは、夫のデイビッドに、ヘレナとの事を報告し、なぜ自分が妊娠していることをヘレナは知っていたのかと話すが、理由はわからない。

 

その日の夜、イヴリーが目を覚ますと、妊娠した腹が臨月のように膨らみ、鋭利なもので切られたかのように、腹が血だらけになっていた。

驚いた彼女は叫び声をあげると、ベッドの脇の金具が勝手に大きく曲がりだす。

その瞬間、イヴリーは目覚めた。

 

翌日、町の産婦人科で、胎児のエコー検査を受けた際、悪夢で眠れないことを相談する。

医師から、1年前の事故によるPTSDが、妊娠に機に抗うつ剤の服用を中止したことで、再発している可能性があるといい、少しでも症状改善になればと、近くのヨガ教室へ通うことを勧めた。

 

早速、ヨガ教室に通い、慣れない呼吸法などに戸惑うイヴリーだったが、そこで自分と同じ妊婦のサディと知り合った。

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サディは気さくな女性で、初対面とは思えないほど話が合い、ふたりはすぐに打ち解けた。

 

帰り道、イヴリーは自宅周辺の、もう使われてない古い小さな濁った池の中に、なにか得体の知れない不気味な何かを感じた。

そして夜になり、自宅の窓から外を見ると、真っ暗な庭の中に、フードをかぶった顔の見えない不気味な男が立っていた。

 

イヴリーは驚き声をあげると、デイビッドが駆けつけたが、外を確認してもだれもいない。

おそらく妊娠で神経質になっているだけだと、デイヴィッドはまともに取り合わなかった。

 

次の日、イヴリーは昨夜の出来事を、ヨガ教室で知り合ったサディに相談すると、彼女曰く、お腹の赤ちゃんが何か危険を察知しているに違いないといい、母親ならば直感に従ったほうが良いとアドバイスをする。

 

サディに心を許していたイヴリーは、1年前の事故で、相手の車に乗っていた子供が死んでしまったこと、そのトラウマからPTSDを患い、今に至るまで苦しんでいる旨を吐露した。

そんな彼女を、サディはあなたは決して悪くないと優しくなぐさめてくれた。

 

溜まってた感情を吐き出したことで、心が軽くなったイヴリーは、サディと別れ自宅へと戻った。

だが、自宅は帰ると次々と奇妙な現象が起こった。

 

突然、笛のような音が家のなかに鳴り響き、テーブルの上においてあったコインが、一瞬目を離したすきに縦に置かれていた。

そして、玄関のドアが何者かに激しくノックされ、外にいるノックの主に声をかけてもなにも答えない。

 

そして居間には見知らぬ拳銃が落ちていて、なぜかワインセラーの瓶の1つが突如爆発し、ワインが周辺に飛び散った。

次々と起こる不可思議な現象にイヴリーが悲鳴をあげると、夫のデイヴィッドが何事かとかけつけてきた。

 

デイヴィッドが現場を確認すると、なぜかコインは元通りになっており、拳銃も見当たらない。爆発したはずのワインも見当たらない。

 

イヴリーはデイヴィッドと、マシソン医師のところへいくと、妊娠によるホルモンバランスが崩れたため、PTSDが再発し、幻覚をみたのだろうと診断された。

マシソン医師は、妊娠中でも安全な抗うつ剤の服用をすすめたがイヴリーは難色を示す。

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後日、イヴリーはサディに、マシソン医師からふたたび抗うつ剤を服用を勧められことを話すと、妊婦が抗うつ剤を服用とはとんでもないと、大反対された。

そして、もしかしたら奇妙な現象は、悪霊の仕業ではないのかと言い出した。

 

数日後、イヴリーはサディを伴って仲介した不動産業者を訪れた。

業者にあのブドウ農場で、過去に恐ろしい事件などが発生してないかと尋ねるが、警察資料を含め、そのようなことは記録にないと業者は答えた。

 

なにか釈然としないものを感じながらも、イヴリーが自宅へ戻ると、今度は庭から女性が助けを求める声が聞こえはずめ、その声はだんだんと大きくなったと思うと、突然銃声が鳴り響き、声は止んだ。

だが庭に出てみるとが誰もいない。

 

帰ってきたデヴィッドに、この家には悪霊がついていて、妊娠をした自分だけが第六感がめざめたことで、このような不思議な現象が見えるのだと話した。

興奮気味に話すイヴリーに。、デイヴィッドは一年前の事故の罪悪感から、精神が不安定になっているだけなのだと諭し、彼女を強く抱きしめた。
その夜、2人が夫婦の営みを行おうとしたとき、デヴィッドがあのフードをかぶった男にみえて、イヴリーは彼を突き飛ばしてしまい、そして自身は窓ガラスを割って、外に倒れて込んでしまった。

 

デイヴィッドはこのままで胎児にまで危険が及ぶと判断し、マシソン医師の指導のもと、イヴリーに、ふたたび抗うつ剤を服用させることにした。
抗うつ剤を服用してからというもの、イヴリーは奇妙な現象を目撃にすることはなくなり、その間、胎児は順調に育った。

だが、抗うつ剤の副作用か、サディを含め、他人との接触を拒むようなり、デイヴィッドとも少し距離を置くようになっていた。

 

数か月後、臨月を迎えようとした彼女のお腹は、大きくなっていた。

そして、カフェで久しぶりにサディと出くわした。

 

サディもイヴリーと同じようにお腹が大きくなっており、2人は再会できた喜びで抱きあった。

イヴリーはデイヴィッドの言うことに従って、現在は抗うつ剤を服用していることを話す。

 

以来、奇妙な現象は見なくなったものの、自分が自分でなくなってしまうような不安定な精神状態になってしまうことが多くなったとサディに話した。

サディは赤ちゃんのためにも、すぐに薬の服用を中止したほうがよいと言い、夫のデイヴィッドがなにか隠しているのでないかと言い出した。

 

その時、カフェの外に美人女性と二人で歩くデイヴィッドが目に留まり、急いで外に出てみるものの、すでに2人はいない。

イヴリーはサディの言葉と、女性との密会現場を目撃して、デイヴィッドに対して疑念をいだくようになった。

 

エヴリーは自宅へ戻り、デイヴィッドの机の中をしらべると、書類のなかに魔術を連想させるような奇妙な書類をみつけた。

ますますデイヴィッドに疑念を抱いたイヴリーは抗うつ剤を服用を勝手にやめてしまう。

 

ある日、彼女は自宅のポストに前所有者宛に請求書が届いてるの発見し、その手紙の中から、前所有者のジェーン・ポーターに電話をかけてみた。

ジェーン・ポーターは突然の電話に戸惑いをみせつつも、イヴリーが家にで奇妙な現象が起こっていることを話すと、ジェーン・ポーターもまたそのような体験を話をしたと答えた。

彼女の話を聞いたイヴリーは、やはり一連の奇妙な現象は、すべて幽霊による仕業だったのだと確信し、抗うつ剤をすべて捨てた。

 

すると、またもや、笛が鳴るような音が鳴り響き、窓が突然割れるなどの奇妙な現象がふたたび起こった。

 

イヴリーはなにか対策をしなければ思い、ワイン販売代理業者のヘレナが、パーティーのときに自分の妊娠を言い当てたことと、ベッド脇で奇妙な儀式をしていたことを思い出し、彼女に会いに行った。

 

ジェーン・ポーターと話をしたことをヘレナに話し、自分も彼女とおなじように奇妙な現象に悩まされてると話すと、ヘレナは力になりたいと協力を申し出てきた。

 

ヘレナ自身も、昔からスピリチュアルなものを感じる力が他人より優れていて、その力を活用して、収穫前からワインの良しあしを見極めることができ、結果、ワイン販売代理業者として、大成功することができた話す。

 

しかし、ときに彼女は能力はそれ以上の”何か”を察知してしまうことがあるようで、イヴリーの自宅から、激しい怒り・恐怖など、負の感情エネルギーが、強く渦巻いていたことを感じていた。

 

イヴリーは自宅へ案内する前に、奇妙な存在を感じた古い小さな池にヘレナを案内した。

2人は池の前で手を握り、精神を集中すると、水のなかから、男の頭部のようなものが浮き上がり始めた。

そして、激しい水しぶきが起こると、その男も姿を消した。

 

一体なにが起こったのかとヘレナに尋ねると、何か邪悪な存在がいて、彼らが起こした恐ろしい事件が、負の強烈なエネルギーとなり、時間を超えてエコーしたことで、ヴィジョンとして映し出されたのだという。

だが、その邪悪な存在が何なのかは、ヘレナ自身もわからなかった。

 

2人はイヴリーの自宅でワインを飲み、一旦、落ち着きを取り戻した。

その時ヘレナの携帯電話に彼女の娘から電話が入り、イヴリーは席を外した。

 

イヴリーはキッチンで何気なくみた、この農場で製造された年代ものワインのラベルから、創業者がビクター・ナポリという名前であることを確認した。

しばらくしてイヴリーがヘレナのいる居間に戻ると彼女がいない。

 

すると突然、廊下の奥で、ヘレナが苦しんでいる声が聞こえ、急いで向かうと、ヘレナが心臓発作を起こし、倒れて痙攣していた。

イヴリーは急いで救急車を呼び、必死に声をかけるが、突然ヘレナは「これは、あなた自身の問題だったのよ…」と言い残して息を引き取った。

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ラスト・結末(ネタバレ注意!)

救急車と警察が自宅に来て、イヴリーも聴取を受け、ヘレナの遺体は搬送されていった。

悲しみの暮れるイヴリーの目の前で、近所の婦人が、救急車のあとに奇妙なまじないをしていた。

 

イヴリーが何をしているかとたずねると、悪魔払いのようなもので、イヴリーがこの農場に来てから、悪いエネルギーが大きくなった始めたと言い出した。

それを聞いて、自宅に戻ったイヴリーはいい加減に嫌になり、荷造りをして農場から出ていく準備していた。

 

デイヴィッドが自分たちの夢だった農場を簡単に捨てることはできないとイヴリーを説得するが、彼女は以前デイヴィッドの机から見つけた、魔術で使うような紙を出して、これは一体なに?と問い詰める。

デイヴィッドはそれは、村にある古くからの風習の一つで、ワイン農家が厄除けのために、川に流すものだと答えた。

 

イヴリーはこの農場には悪霊が住み着いていて、ヘレナはその悪霊に殺されたとうが、デイヴィッドは彼女は持病を抱えていて、死因は単なる心臓発作だったと答えた。

 

かならず悪霊の存在を証明するいい残し、そのまま家から出て行った。

そんなイヴリーをデイヴィッドはなすべもなく、彼は悲しい表情で、出ていく彼女を見守るしかなかった。

 

イヴリーはサディの留守電話に彼女のいう通りだったと言い残し、悪霊の手掛かりと掴むため、ワイン農場創業家のナポリ一家を尋ねた。

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イヴリーはそこで、創業者のひ孫にあたる男性から、農場に関する奇妙な話を聞く。

 

彼が幼いころに聞いた話よると、1881年に彼の曽祖父が、イヴリーたちの住むワイン農場を創業し、あの場所に移り住んだが、彼らもまた奇妙な笛のような音と、ドアのノック音、人の話声にに悩まされ、しばらくして家を焼く払うことにした。

 

しかし、彼の曾祖母が家を守りたい一心で、奇妙な現象の原因を知るため、霊能者を雇い、霊をコンタクトを取ったようだと告げた。

結局は、ナポリ一家はあの場所から移動したが、霊とコンタクトしたときの、絵が残されていると言い、年代ものの古びた箱のなかから、数枚の絵を取り出して、イヴリーに見せた。

 

絵を見たイヴリーは驚愕した。100年以上前の人物が描いたはずの、その絵には、自分と夫デイヴィッドの姿が正確に模写されていた。

そして、最後の1枚にデイヴィッドの死を予感させるようなイメージが描かれていた。

 

今まで見てきたヴィジョンは、過去のことでなく、すべてこれから自分たちの身に起こる出来事だったのだ。

 

イヴリーはデイヴィッドに危険が迫っていることを感じ、デイヴィッド連絡を取り、証拠を見つけと言い、急いで自宅へと戻った。

 

自宅にはイヴリーのことを心配した親友のアイリーンと、マシソン医師が来ていた。

 

そして、もう一人、以前、デイヴィッドと密会していた美女がいた。

彼女はヴィクトリア・ランバートといい、精神セラピストで、デイヴィッドから依頼を受け、イヴリーのカウンセリングにあたるという。

2人は密会していたのはそのための相談だった。

 

3人はイヴリーを精神的にサポートするために自宅に集まっていた。

 

イヴリーはそれどころじゃなく、すぐに避難しなければならないと、ヒステリックに話していると、突然、あの笛の音が鳴り始めた。

今度はデイヴィッドにも聞こえるようで、イヴリーが鳴る方に向かると、それはアイリーンがお茶をいれるために、キッチンで沸騰させていたやかんの音だった。

 

そして、居間へ戻ると、電話をしていたヴィクトリアが手癖で、テーブルのコインを縦に立てていた。

笛の音も、立てられたコインも、イヴリーが以前に見たヴィジョンそのままだった。

 

イヴリーは危険が迫るのは「今夜」だと確信し、デイヴィッドに、今夜恐ろしいことが起こるとまくし立てる。

すると、そこへ突然、何者かが玄関のドアが激しくノックしだした。

 

イヴリーは開けてはならないと叫ぶが、デイヴィッドがドアをあけると、そこのはフードをかぶった人間が立っていた。

 

フードをかぶっていたのはサディだった。

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サディは病院に向かう途中に破水してしまい、夫のベンと一時的にイヴリー宅へ避難してきたのだった。

マシソン医師がサディの保護にあたるなか、イヴリーはキッチンで、警察に電話しようとすると、デイヴィッドがなにをしているのかと止めに入る。

 

すると、そこへ破水して動けないはずのサディが虚ろな表情でやってきた。

たじろぐ2人にサディは拳銃を突きつけ、電話をそこにおけと命令する。

 

イヴリーとデイヴィッドは、サディに背中に拳銃を突きつけられながら、居間に向かった。

そこには、サディの夫ベンがライフルを構え、アイリーンとヴィクトリア、マシソン医師に銃口を突きつけていた。

 

イヴリーはサディに「なぜこんなひどいことをするのか?」と問うと、サディはイヴリーに対し「まだ気づかないのか?あなたは愚か者だ!」と言い放つ。

 

2人のやり取りの最中、ヴィクトリアが隙を見て逃げようとするが、ベンがライフルで撃ち、ヴィクトリアは背中にを撃たれ死亡する。

その際、ライフルの弾がワインセラーの1瓶に命中し、瓶が爆発して、ワインが周囲に飛び散った。

 

そのとき、デイヴィッドはベンに抑えようと掴みかかり、イヴリーもサディの拳銃を奪おうとするが、サディともみ合いになるなか、サディは引き金を引いたことで、マシソン医師の頭部に命中し、マシソン医師は死亡した。

 

マシソン医師が撃たれがことで、デイヴィッドの注意のそれた瞬間、ベンは銃身で頭をデイヴィッドを殴打して、デイヴィッドは気を失う。

サディはイヴリーと揉み合いになり、拳銃を床に落とした。

 

混乱のなか、アイリーンは外に逃げるが、それをベンが追いかける。

一方、イヴリーはキッチンへ逃げ、急いで電話で警察を呼ぼうとするが、サディが包丁を突き付け電話を取り上げた。

 

そこへデイヴィッドが駆けつけ、サディから包丁を奪おうとするが、サディの妊娠した腹部に包丁が突き刺ささってしまう。

 

それをみたデイヴィッドがたじろいでいると、サディは平然と腹部から包丁を抜き取ったかと思うと、デイヴィッドの腹に包丁を深く刺した。

サディは妊娠していなかった。

 

彼女は腹からダミーのスポンジを取り出し、妊娠も破水も嘘だったことを見せつけた。

腹を刺されたデイヴィッドは大量の出血をして、そのまま意識を失った。

 

イヴリーはサディと再びもみ合いになり、サディを窓から外に投げ飛ばして、サディを気絶させた。

 

そして、外に出ようとすると、庭でベンがアイリーンにライフルを突き付けていた。

必死に命乞いするアイリーンに、ベンは容赦なく銃弾を浴びせ、アイリーンは死亡した。

以前に庭で聞こえた命乞いの声は、アイリーンの声だったのだ。

 

アイリーンを射殺したベンはイヴリーに気づき、こちらに向かってきた。

イヴリーは裏口から外に出て、必死に走り、あの古い小さな池の近くへとたどり着く。

 

すると、そこに騒ぎを聞きつけた、近所の男性レオが駆けつけ、イヴリーを助けようするが、追いかけてきたベンにレオは撃たれ、池の中に落ちた。

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まだ生きていたレオが起き上がろうするが、ベンが彼の頭部にとどめの一撃を放つ。

あの時、ヘレナと池の中に見た男性の頭部はレオの頭だったのだ。

 

イヴリーは、ベンとサディに捕まり、家に引き戻され、ベッドに拘束され、両腕をベッドの金具に縛り付けられた。

サディはイヴリーにまたがり、1年前の事故で相手車両に乗っていたのは、自分だったこと、死んだ赤ん坊は彼女の子供だった事を告げた。

愛してやまない子供が死に、さらに妊娠の出来ない身体になってしまったことで、サディは絶望していた。

 

だが、SNSで事故を起こしたイヴリーが、何食わぬ顔で幸せに暮らしていること、そして妊娠したことをきき、復讐を遂げると同時に、胎児を奪うため、近づきてきたとのことだった。

 

そう説明するとサディはメスを取り出し、イヴリーの腹部にメスを当て、腹を裂いて胎児を取り出そうとする。

 

腹部に激痛が走り、血が噴き出すなか、イヴリーが渾身の力でベッドの金具を引っ張ると、金具は大きく曲がり出した。

そして、金具が折れた瞬間、金具の鋭利な折れ口で、上にまたがっているサディの頸動脈を切り裂き、サディはそのまま失血して死亡した。

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ベンがそれに気付き、怒り狂ってイヴリーの首を締め殺そうとするが、そこへ瀕死のデイヴィッドがやってきて、拳銃でベンを撃ち殺した。

 

デイヴィッドは救急車を呼び、2人は助かった。

疲れ果てた2人は救急車の来る間、ベッドに2人で寄り添っていた。

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感想と評価まとめ

映画『ヴィジョン 暗闇の来訪者』を観た感想と評価です。

この映画は単なる怖いだけのホラー映画ではなく、サスペンス要素も含まれて非常に優れた作品になっています。

主人公のイヴリーが体験する怪奇現象は悪霊の仕業だと見せかけて、実は未来に自分が起こる不幸をキャッチしていたというオチです。

しかも、それが100年くらい前から、霊能者たちが同じヴィジョンをみていて、絵に描き残しているのですが、このあたりはすごく新鮮に感じました。

ちょっと残念なのは、ヨガ教室で知り合ったサディが、映画冒頭の事故関係者だと容易に想像できてしまったことですかね。

単なる脇役なのに、やたら話に絡んでくるので見ている側かられば「コイツなにかあるな!」くらいは想像ついてしまいました。

あとちょっと気になったのは、結局未来のヴィジョンが見えていたのは、そこで負のエネルギーが時空の超えてエコーしたことで、見えてしまっていたとの解釈でよいのかな?

そのあたりが少し、理解できませんでした。

いずれにしても本作はホラー・スリラー?映画としてはとても素晴らしい作品です。

グロい描写は少なめで、大きな衝撃音とミステリアスな雰囲気が観客の恐怖をさそいます。

映画『ヴィジョン 暗闇の来訪者』

興味のある方はこの夏、ぜひとも映画館へ足を運んでください。

管理人おすすめ度
★★★★☆(4.3)

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