『ワンダー 君は太陽』映画のあらすじ(ネタバレ)を紹介!差別と偏見に立ち向かう少年の奇跡のストーリー

映画『ワンダー 君は太陽』のあらすじとネタバレです!

 

世界で800万部突破のベストセラー小説を映画化した『ワンダー 君は太陽』は、初めて学校に通うことになった少年が、いじめや偏見に立ち向かい奇跡を起こしていく物語。

 

主演は、映画『ルーム』で天才子役と称されたジェイコブ・トレンブレイ。 母親役をジュリア・ロバーツが、父親役をオーウェン・ウィルソンが演じています。

 

今回はそんな映画『ワンダー 君は太陽』の詳しいあらすじやネタバレについて触れていきたいと思います。

 

※注意:結末ラストまであらすじをネタバレしていますので映画を見ていない方はご注意ください。

 

◯映画『ワンダー 君は太陽』のあらすじ・ストーリー

 

ニューヨークで両親・姉と暮らしている10歳の少年オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)。遺伝子疾患によって特別な顔で生まれ、10歳にして27回も手術を受けてきたため、顔には痛々しい傷痕が。

 

その顔をジロジロ見られたくないオギーは、宇宙飛行士のヘルメットをかぶって遊んでいます。

 

いままでは自宅学習していましたが、母親のイザベル(ジュリア・ロバーツ)は、外の世界を知ってほしいとの思いから、私立の学校へ通わせることを決断。

 

新学期の直前、オギーはイザベルに連れられて学校見学へ。校長先生の配慮で、事情を理解している3人の在校生が校内を案内することになりました。

 

自分の話ばかりする子役スターのシャーロット。顔のことをあれこれと詮索してくる金持ちの息子ジュリアン(のちにいじめっ子となる)。オギーに優しく助言する母子家庭のジャック。

 

三者三様でしたが、同じ年齢の子どもたちと初めてふれ合い、学校に対する不安も少しだけ軽くなります。

 

こうして迎えた新学期。父のネート(オーウェン・ウィルソン)と母イザベル、姉のヴィアに見守られながらオギーは初登校しました。

 

覚悟を決めてヘルメットを外すと、校庭にいる生徒たちからいっせいに好奇の目が。「つらい時には楽しいことを空想して」という母の言葉を思い出したオギーは、頭の中で宇宙飛行士になった自分を思い浮かべながら教室に入ります。

 

同じクラスには、校内を案内してくれた3人の姿もありました。オギーはジャックの隣の席に。

 

しかし、オギーと一緒にランチを食べる人はおらず、ドッジボールの授業では標的に。

 

登校初日の感想を聞かれたオギーは両親に怒りをぶつけてしまいます。

 

ネートとイザベルはオギーを元気づけようとしますが、姉のヴィアはそんな両親に不満を感じていました。実はヴィアも、新学期初日に学校で悲しいことがあり、話を聞いてもらいたかったのです。

 

幼馴染みで親友のミランダから理由も分からずに無視されたヴィア。夏休みに何があったのか、知ることすらできませんでした。

 

ジャスティンという男子生徒が落ち込むヴィアに話しかけ、それがキッカケで演劇部に入部したヴィア。部活動を通じて2人は仲良くなっていきますが、ヴィアはジャスティンに「一人っ子だ」と嘘をついてしまいます。

 

いっぽう、学校生活にも少しだけ慣れてきたオギーは、理科の成績がよくない同級生ジャックにテストの答えを見せてあげ、それを機に2人は仲良くなります。自宅で一緒にゲームをしたり、一緒にランチを食べる間柄に。

 

そして季節はハロウィンに。マスクをかぶって仮装したオギーは教室に向かいました。

 

すると、教室では親友のジャックが「校長先生に頼まれたからつるんでいるだけで、自分があんな顔だったら自殺する」と自分の悪口を…。

 

親友だと思っていたジャックの言葉にショックを受けたオギーは部屋に閉じこもってしまいます。落ち込んでいるオギーに、ヴィアは親友のミランダとギクシャクしている状況について話し、友達づきあいの難しさを伝えました。

 

◯映画『ワンダー 君は太陽』のラスト・結末(ネタバレ)

 

以下、ネタバレ含みますので、結末を知りたくない方は読まないでください。

 

その日以来、オギーはジャックのことを避けるようになりますが、自分がなぜ避けられているのか、ジャックには心当たりがありませんでした。

 

最初は校長先生に頼まれたから仲良くしていたものの、交流を通してオギーの面白さと頭の良さに魅力を感じ、ずっと親友でいたいと思うようになっていたのです。

 

オギーはふたたびクラスの中で孤立してしまいますが、そんなオギーにサマーという少女が「友達になろう」と声をかけてきました。

 

「校長先生から仲良くするように言われたの?」と疑心暗鬼のオギーでしたが、サマーは自分の意思で「友達になろう」と言ってくれました。オギーはサマーにだけ、自分がなぜジャックを避けるようになったのかを打ち明けます。

 

その頃、高校の演劇部では、舞台公演の配役が発表になりました。主役を射止めたのはミランダで、ヴィアは彼女の代役でした。

 

練習中も口をきかない2人でしたが、ミランダは久しぶりにオジーに電話をかけてきました。彼女はヴィアとの仲直りのキッカケを探していたのです。

 

ミランダはミランダで、家庭内で問題が。両親が離婚し、気持ちがふさぎこんでいた時に参加したサマーキャンプで別人になりきったところ、意に反して人気者となってしまい、新学期に入ってからも無理してそのキャラを演じていたのです。

 

ヴィアとジャスティンは友達から恋人に。「本当は一人っ子じゃなかったの」と打ち明け、ジャスティンにオギーを紹介しました。

 

いっぽうジャックは、自分がオギーから避けられている理由をサマーに尋ねますが、ハロウィンの時の自分の発言を思い出して激しく後悔。

 

そんな時、理科の授業でジャックはオギーとペアを組むことに。仲直りのチャンスが到来しますが、

 

いじめっ子のジュリアンから、「どうしてゾンビとペアを組むんだよ」とに言われてカッとなり、彼に殴りかかってしまいます。その結果、ジャックは2日間の停学処分に。

 

喧嘩の原因を察したオギーは、ネットゲームのチャットを通じてジャックと会話を交わし、2人は仲直り。

 

ヴィアの高校では、舞台公演が初日を迎えようとしていました。ネート、イザベル、オギーは、ヴィアの出番がないにもかかわらず、ミランダを応援するため会場へ。

 

舞台袖からヴィアの家族の姿を見つけたミランダは、仮病を使って主役をヴィアに譲ります。突然のことに戸惑うヴィアでしたが、堂々と主役を演じきって客席からは拍手喝采。イザベルは頑張ったヴィラをぎゅっと抱きしめました。

 

いっぽう理科の授業では、オギーが中心となって制作したカメラの原型模型が高い評価を獲得。

 

それに嫉妬したジュリアンは、オギーへの嫌がらせを加速させます。クラス全員で撮った写真からオギーの姿だけを削除し、「みんなのために死ね」と書いて掲示しました。

 

校長は2日間の停学処分を下しますが、その処分に不服のジュリアンの両親は強引に転校させてしまいます。

 

クラスに平和が訪れた頃、野外学習の授業が。オギーは顔のことで上級生からいじめに遭いますが、駆けつけたクラスメイトらによって救出。クラスの絆はいっそう強くなりました。

 

こうして迎えた終業式。みんなのお手本になった生徒に贈られる賞が発表され、多くの人の心を動かしたという理由でオギーの名前が呼ばれます。

 

生徒や父兄、教師らに拍手で迎えられたオギーは、壇上から母イザベルに感謝の言葉を述べました。

 

 

End

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◯映画『ワンダー 君は太陽』を観た感想

 

ネタバレを含みつつ、あらすじなどについてご紹介しましたが

 

 

新しい世界への一歩を踏み出すのは誰にとっても勇気がいること。思わず自分の学生時代を振り返ってしまいましたが、

 

顔に強いコンプレックスを抱え、外の世界と触れてこなかったオギーにとって、その不安たるやどれほどのものだろうか?

 

空想の中で未知なる惑星に降り立つ宇宙飛行士の自分と、現実の姿とを対比させて見せる演出が素晴らしくて、冒頭のシーンから心を掴まれてしまいました。

 

現実の世界では、宇宙飛行士のヘルメットを脱がなくてはいけないわけですが、オギーがヘルメットを脱いだ後のまわりの変化がなんとも痛ましくて、頑張れと応援している自分が。

 

オギーの大好きな『スター・ウォーズ』のチューバッカが彼を励ますシーンがとても微笑ましかったです。

 

オギーの物語だけで展開するのかと思っていたら、姉のヴィアや彼女の親友のミランダ、友達のジャックの視点からも描かれており、作品をより多角的に楽しむことができました。

 

とくに、弟のことで手一杯の両親を困らせたくなくて良い子を演じてきた姉のエピソードにはグッときましたね。

 

欲を言えば、いじめっ子のジュリアンの視点からも物語を見てみたい気がしましたが(この作品では彼だけが悪者になってしまったので)、ジュリアン役の子役(『僕のワンダフル・ライフ 』に出ていた男の子)の憎めない演技も良かったです。

 

演技に関しては、主役のオギーを演じたジェイコブ・トレンブレイ君はもちろん、芯のつよい母親を演じたジュリア・ロバーツや、優しくてユーモアを忘れない父親のオーウェン・ウィルソンも見事なハマリ役でした。

 

担任の先生が授業中に聞かせる格言はどれも良くて、「正しいことをするか、親切なことをするか。どちらかを選ぶときには、親切を選べ」という言葉は、この作品のテーマを言い表した格言だと思いました。

 

観終わったあと、優しい気持ちになれる素敵な作品です。

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