小ネタ

【徹底解説】アニメ映画「夜は短し歩けよ乙女」と「四畳半神話大系」の関係性を知る!

ともに森見登美彦さんによる小説作品である『夜は短し歩けよ乙女』と『四畳半神話大系』。

森見作品は、作品間でさまざまな繋がりがあることで有名ですが、その中でもこの2作品は兄弟分とも思われるほどに、関係が深い作品です。


引用:https://books.rakuten.co.jp/rb/14777780/

そこで今回は、小説や、映像化されたアニメ作品における、両作品の関係性について徹底解説します。

もちろん単体でもとても面白い作品ですが、両方の関係を知ることでより作品世界を楽しめます。ぜひ参考にしてみてください。

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作品の概要

四畳半神話大系とは

『四畳半神話大系』とは、2005年に森見登美彦さんによって発表された小説です。

自らの理想とする「薔薇色のキャンパスライフ」と「黒髪の乙女との恋」を実現すべく奔走する主人公「私」の物語。

パラレルワールドの概念を取り入れているのが特徴で、大学3回生の男子学生が、入学直後にどのサークルを選んだかによって大学生活が変化していきます。

2010年にテレビアニメシリーズが放送されました。

夜は短し歩けよ乙女とは

『夜は短し歩けよ乙女』とは、2006年年に森見登美彦さんによって発表された小説です。

さえない男子学生である「先輩」と、無邪気な後輩女性「黒髪の乙女」との恋物語が描かれる恋愛ファンタジー。

2017年にアニメ映画として劇場公開されました。

『夜は短し歩けよ乙女』と『四畳半神話大系』の繋がり・関係

共通項①キャラクターに繋がりがある

『夜は短し歩けよ乙女』と『四畳半神話大系』には、似ているキャラクターや、ほぼ同一人物と思われるキャラクターが多数登場します。一覧で比較してみましょう。

「主人公」

四畳半神話大系では「私」として登場。大学3回生。「薔薇色のキャンパスライフ」と「黒髪の乙女と付き合うこと」を目指して、並行世界で大学1回生から3回生までをループしながら、さまざまな挑戦をする。声優は浅沼晋太郎さんが担当しました。


引用:http://www.owlhoot.net/entry/2017/01/27/104959

夜は短し歩けよ乙女では「先輩」として登場。学年は不明。

黒髪の乙女とどうにかしてお近づきになりたくて、「ナカメ作戦」(「な」るべく「カ」ノジョの「め」にとまる作戦)を企て、日々彼女をこっそりと追いかける。

声優はシンガーソングライターの星野源さんが担当しました。


引用:https://movie.walkerplus.com/mv62091/

キャラクターとしては別人物とみられていますが、キャラクターデザインが似ていることや、「黒髪の乙女」とのお付き合いを夢見るという点では共通しています。

「黒髪の乙女」

四畳半神話大系では「明石さん」として登場。

主人公の「私」とは同じサークルで、一つ年下の後輩。歯に衣着せぬ物言いが特徴の、クールな性格をしている。声優は坂本真綾さんが担当しました。


引用:https://www.anizines.com/tvanime/yojyohanshinwataikei/

夜は短し歩けよ乙女では「黒髪の乙女」として登場。

主人公の「私」とは同じサークルかつ一つ年下の後輩なのは、四畳半神話大系と同様。しかし性格は異なり、天真爛漫で好奇心旺盛、お酒好き。声優は花澤香菜さんが担当しています。

性格はだいぶ異なる別人物であるものの、「主人公が恋する黒髪の乙女」という設定が共通しています。

「小津」と「古本市の神様」

四畳半神話大系には「小津」というメインキャラクターの一人として登場。主人公の悪友であると同時に、主人公の目的を阻む宿敵でもある。顔色の悪い、妖怪のような風貌をしている。

夜は短し歩けよ乙女には「古本市の神様」。あらゆる本の知識を持ち、本の流れを司る神様。

子供のようなかわいらしい外見をしているが、口と性格は悪い。原作では美少年の設定ながら、アニメ映画版では、小津によく似たキャラクターとしてデザインされている。


引用:https://www.cinra.net/news/gallery/128413/10

この二人は名前やキャラ設定などは全く違うものの、キャラクターデザインが似ているほか、声優は共通して吉野裕行さんが担当しています。

「羽貫涼子」と「羽貫さん」

四畳半神話大系には「羽貫涼子」として登場。


引用:http://kyorokyoro31.blog103.fc2.com/blog-entry-160.html?sp

夜は短し歩けよ乙女には「羽貫さん」として登場。


引用:https://twitter.com/200barmoonwalk/status/844753077714403328

歯科衛生士として働いている。酒好きで、酔っ払うと他人の顔を舐めるという迷惑な酒癖持ち。キャラクター設定はほぼ共通しているほか、声優はどちらも甲斐田裕子さんが担当しています。

「樋口清太郎」と「樋口師匠」

四畳半神話大系には「樋口清太郎」として登場。大学8回生。主人公からは「良くて仙人、悪くて貧乏神」と表現されている。

弟子からの貢ぎ物で生活している不思議な人物。声優は藤原啓治さんが担当しています。


引用:https://www.pinterest.jp/pin/123849058484410709/

夜は短し歩けよ乙女には「樋口師匠」として登場。同じく大学8回生。天狗を自称していて、実際に天狗のような術を扱える。

声優は、藤原啓治さんが体調不良による療養中だったこともあり、中井和哉さんが担当しました。


引用:https://www.cosplayfu.jp/comics/Yoru+wa+Mijikashi+Arukeyo+Otome/Seitarou+Higuchi

「願いが叶うまでパンツを履き替えない男」と「パンツ総番長」

四畳半神話大系の本編には登場しないものの、パッケージ版第3巻収録の『地面潜航挺、女湯へ』のエピソードに「願いが叶うまでパンツを履き替えない男」として、別の人物の会話の中で言及されています。

夜は短し歩けよ乙女には「パンツ総番長」として登場。とある理由から、「目的を達成する日まで二度とパンツを脱がない」と吉田神社に願を掛け、実際にそれ以降パンツを履き替えていないという人物。

声優はお笑いトリオ・ロバートの秋山竜次さんが担当しています。


引用:https://twitter.com/masaakiyuasa/status/869576602090323968

「城ケ崎マサキ」と「ニセ城ケ崎」

四畳半神話大系には「城ヶ崎マサキ」として登場。樋口の親友かつライバルで、主人公とは映画サークルのカリスマ部長として関わることが多い。かなりのナルシスト。


引用:https://rancolle.com/item.php?id=uid4_1558088551&r=uid4_1558088311

夜は短し歩けよ乙女には「ニセ城ケ崎」という別人が、少しだけ登場。

声優は共通して諏訪部順一さんが担当しています。当初は別の声優をキャスティングすることも検討したものの、より「ニセモノ感」を際立たせるために、あえて同じ人物をキャスティングすることになったそうです。

 

このように、「四畳半神話大系」と「夜は短し歩けよ乙女」には似たキャラクターが多数登場します。それぞれの共通項や違いを知った上で作品を見返すと、新たな楽しみ方ができるのでおすすめです。

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共通項②制作スタッフが共通している

『四畳半神話大系』と『夜は短し歩けよ乙女』は、豪華制作スタッフが共通している点も見どころです。

監督:湯浅政明さん
両作品ともに監督を務めたのは、湯浅政明さん。


引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Animeanime_33363/

実は湯浅監督は、2010年に『四畳半神話大系』のアニメを制作していた頃から、『夜は短し歩けよ乙女』を映像化することについても考え続けていたそうです。さまざまな事情から時間がかかったそうですが、7年越しにようやく実現したとのこと。

参考URL:『夜は短し』は「四畳半」のご褒美!湯浅監督が語る声優エピソード

湯浅政明監督は、両作品の物語を、シュールかつポップな絵柄で疾走感抜群に描写。奇抜で不思議な森見登美彦作品の魅力を、余すことなく映像化した作品として好評を得ました。

脚本:上田誠さん
両作品とも、脚本は上田誠さんが担当しています。


引用:https://www.walkerplus.com/article/134313/

一冊の小説を、11話のテレビアニメまたは90分の映画として作り上げるうえで、物語が大きく再構成されていますが、上田さんによる脚本は、湯浅監督による映像と合わせて、両映像作品における好評に繋がっています。

また、2018年のアニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』でも、森見登美彦さんによる原作、上田誠さんによる脚本というタッグが再現されました。

実はこのお二人は、互いに京都市内の数百mの距離に住んでいたことを、出会った後に知ったとのこと。そんなところからも、切っても切れない繋がりが見てとれますね。

キャラクターデザイン:中村佑介さん
両作品のキャラクターデザインは、イラストレーターとして絶大な人気を誇る中村佑介さんが担当しています。


引用:https://www.advertimes.com/20151007/article204587/

森見登美彦さんの原作の表紙デザインも担当された中村佑介さんのポップな絵柄が、両映像作品における、見るだけで楽しくなるような魅力的な映像にも繋がっています。

主題歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION
四畳半神話大系のOP曲、および夜は短し歩けよ乙女の主題歌をしたのが、人気ロックバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONです。


引用:http://news.livedoor.com/article/detail/15688168/

アニメ『四畳半神話大系』のOP曲は、『迷子犬と雨のビート』。

この曲は、ヴォーカルの後藤さんにとって大きな手応えを感じた曲だったそうで、もともとアジカンのCDジャケットを担当してもらうなど親交のあった中村佑介さんについて触れながら、「この曲をバックに中村君の絵が動くかと思うとドキドキします。」とコメントしています。

一方、映画『夜は短し歩けよ乙女』の主題歌が、『荒野を歩け』。映画同様「歩く」をキーワードに制作されたMVがYoutubeに上がっているので、ぜひ聞いてみてください。

映画『夜は短し歩けよ乙女』主題歌:『荒野を歩け』

まとめ

以上、『四畳半神話大系』と『夜は短し歩けよ乙女』の関係や繫がりについて紹介しました。

両作品の関係を知ってから改めて作品を視聴すると、新たな楽しみ方ができると思います。

また、もしどちらかしか見たことがない方も、これを機にぜひ両作品とも見ていただけると楽しめると思います。ぜひ参考にしてみてください。

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