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『ブレアウィッチ(2016)』のネタバレとラスト動画を紹介!

新作POVホラー映画『ブレアウィッチ(2016)』のネタバレをあらすじとラストまで紹介します。

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1999年わずか6万ドル(=約600万円)の超低予算で製作されながら、全米興行収入で1億4000万ドル、全世界で2億4000万ドルを稼ぎ出し、全世界で社会現象化した映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』

翌年続編の『ブレア・ウィッチ2』が公開されるものの、オリジナルのクリエイター陣からは批判の嵐。

結果としてセカンドについては、突然変異的に表れた作品として映画史に記録されるだけに終わりました。

それから17年ー

正式な続編宣言のもとに『ザ・ウッズ』というタイトルがアナウンスされ、後に2016年に本作『ブレア・ウィッチ』へとタイトルが変わり、文字通りの続編として公開されました。

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』で採用された疑似ドキュメンタリー(モキュメンタリー)スタイル、POV(ポイントオブヴュー)形式、ファウンドフッテージものスタイルはその後の低予算ホラーの定番スタイルとなりました。

今回はそんな注目の2016年の新作ホラー映画『ブレアウィッチ』のあらすじをラストあたりまで触れさせていただきます。


『ブレアウィッチ(2016)』のネタバレ・あらすじ

 

1994年ー

モンゴメリー大学映画学科に在籍する三人の学生、女性監督のヘザー、撮影担当のジョシュ、録音担当のマイクは、その土地に残る伝説の魔女「ブレア・ウィッチ」を題材としたドキュメンタリー映画を撮影するために、メリーランド州バーキッツビルのブラック・ヒルズの森へ向かいます。

しかし、森の中で三人は、不可解な現象にまきこまれ、想像を絶する恐怖を体験し、そのまま消息を絶ってしまいます。

手掛かりが発見されないまま、やがて捜索は打ち切り。

そして事件から1年後、彼らが撮影したものと思われるフィルムとビデオが、森の中で発見されました…。

それから約20年ー

行方不明になったヘザーの弟、ジェームズはYouTube上で姉らしき人物の姿を発見。

姉が生存していると感じたジェームズは同じ映画製作の仲間たち(リサ、アシュリー、ピーター)と共に、姉が失踪したバーキッツビルの森へ向かいます。

途中、ダークネット666名義で問題の映像をUPしていたレーンとタリアのカップルも同行することになりました。

森に入ったジェームズ達はレーンとタリアの案内でネット映像のもとになった映像テープのあった場所にたどり着きます。

それは雷で倒壊した巨木の根元でした。

さらに、歩を進めると川にぶつかりやむを得ず素足になって川に入りますが、そこでアシュリーが足を負傷。

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キャンプ第1夜。

真夜中に謎の爆発音(獣の叫び声か?はたまた雷鳴か?)を聞き、一行に不安が高まります。

そして朝、テントから出るとあの、魔女のシンボル(木切れで作られた人型のオブジェ、通称“スティックメン”)がテントを囲んでいました。

恐怖に震える一行、さらに時計を見ると朝だと思っていたのが実は14:00であったことが判明。不安の高まる一行でした。

恐怖と不安から神経質になっていくなか、てテントを囲んだシンボルはレーン達のいたずらだったことが判明。

この一件でジェームズ達とレーンのカップルは完全に仲たがい、別行動を取ることになりました。

レーンたちの別れたジェームズたちですが、頼みの綱のGPS が全く効かず、道に迷った挙句、なんとたどり着いたのは最初のキャンプ地でした。

キャンプ第2夜。

アシュリーの足の傷は悪化、持ち込んできたドローンカメラも故障して木に引っかかってしまいます。

ピーターが出たきり戻ってこないことに気が付いたジェームズとリサはアシュリーを置いてテントの外へ。

そこで遭遇したのはボロボロのレーンとタリアでした。

昼間に別れたにもかかわらず、レーンは5日間さまよっていたと叫び錯乱状態に。

なんとかキャンプ地に戻るとそこに囲むような魔女のシンボル、そして中心には意味ありげに石が積み上げられていました。

傷の痛みで混乱したアシュリーは突然に表れたタリアの姿を見て興奮。突き飛ばしてしまいます。

タリアは頭を打ち昏倒。その時、森に謎の爆発音が…。

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『ブレアウィッチ(2016)』のネタバレ・ラスト

混乱のなかバラバラになってしまったジェームズ、リサ、アシュリー。

アシュリーは傷口には謎の生物が入り込み、激痛に耐えてそれを取り出します。

その後、木の上に引っかかっているドローンカメラを見つけ、木を登って取ろうとしますが、途中で枝が折れカメラもろとも落下。

アシュリーの小型カメラの映像も遮断されてしまいます。

そんな中、ジェームズは姉が写っていた謎の家にたどり着きますが…。

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『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の功罪。

元々、ホラー映画はコンセプトが“怖がらせる”という具合にはっきりしているので、あまり人もお金も兼ねずに撮影することができます。

過去の映画にし残る名作とされるものは低予算作品が多い、さらに出演者も監督も才能はあっても公開当時は無名の存在が多いです。

それでも、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』はその前例達を見てもやはり、極端な存在でした。

低予算・少数メンバーで挑むために採用した方法がモキュメンタリー(疑似ドキュメンタリー)方式。これで映像面でのクオリティの粗さを隠せます。

もう一つキャストとスタッフを兼ねさせるPOV(ポイントオブヴュー)方式。つまり、カメラが主人公の目線となって動きます。

『クロバ―フィールド』、『REC』シリーズ、『パラノーマル・アクテビティ』他多数のホラー映画、恐怖映画が作られました。

日本でも『ノロイ』『POV~呪われたフィルム~』などが造られました。

モキュメンタリー映画は以前からありましたが、POVは『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が事実上最初の一本と言っていいでしょう。

これにはカメラの小型化、デジタル化などがあったことは間違いありません。

ホラーを低予算で作る方法の一つを定着させました。ところが、これがブームのの良くないところで、次から次へとPOVホラーが作られるようになってしまい、粗製乱造気味になりました。

今作『ブレア・ウィッチ(2016)』は複数のカメラ(=視点)を持つようにしたり、全く意思を持たない視線“ドローンカメラ”を登場させたり、とPOV生みの親として狭まりすぎた、ホラー映画の視界を広げようとした映画でした。

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ブレア・ウィッチ(2016)』はPOV形式の秀逸作。

あらすじ・ネタバレを文字で読むのも良いですが、その魅力は実際の映像で堪能するのが一番!!

ラストまでのネタバレは、是非、動画にて視聴してください。

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