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ベストキッドのミヤギさんの名前と現在は?名言やセリフ・最後の作品など

金曜ロードショーでリメイク版のベスト・キッド(2010年)が放送されるということですが、この映画でテーマとなるのは、空手ではなくカンフー。

昔の『ベスト・キッド』ファンとしてはちょっと複雑な心境です(笑)

と同時に、否が応でも昔の作品の思い出が脳裏をかけめぐりますが、そのなかでも空手の師匠ミヤギさん現在どうされているのか?当時のブームを知る40代以上の人ならちょっと気になりますよね。

今回はベスト・キッドのミヤギさんの名前や年齢、そして現在どうされているのか?
名言やセリフなどとあわせてお伝えしていきます。


ミヤギさんの名前と現在は何している?

ミヤギさんの本名・名前は森田則之(もりたのりゆき)さん。

ステージネームは「パット・モリタ
こちらのほうが一般的の呼び名です。

日系2世のアメリカ人でした。

現在はどうされているのかというと…

実は残念ながら2005年11月24日に死去されています。

享年73歳でした。

当時のニュースではラスベガスの自宅で心不全で亡くなったとのことですが、腎不全との情報もあるため、くわしいことはハッキリしていません。

パット・モリタさんは、第二次大戦中日系人の強制収容所に入っていた経験を持ち、戦争終了後は、今よりも差別意識のつよかった時代に、日系人でありながら、ロケットエンジニアになったり、コメディアン・俳優への転向など、とにかくタフでバイタリティあふれる人物でした。

作中で見せたあの風格はけっして”ダテ”ではなく、彼の人生からにじみ出た本物の風格だったのでしょう。

日本での生活経験は皆無でベスト・キッドでは空手の師匠を演じてますが、実際には空手はできなかったようです。

まぁ、そのあたりは空手経験者であれば一目瞭然ですけどね(笑)

クレジット名では”ノリユキ”とあえて日本人としての本名で記載されています。

ベスト・キッドで、弟子のダニエル役だったラルフ・マッチオはパット・モリタさんの死を悲しみこのようなコメントを残しています。

彼は僕の永遠の”センセイ”です」と。

当時のベストキッドブームを知る世代の人達からすると、なんとも寂しい気持ちになりますね。

ミヤギさんの名言とセリフ

ミヤギさんの名言とセリフを紹介します。

『バランスの稽古は空手だけじゃない
人生すべてだ、全てがよくなる』

肉体のバランスを取ることと人生のバランスがよくなることは、関係ないように見えますが、心と体は常に一体。

自らの”心”を中心として人生は形成されていくものだから、身体を鍛え、バランスを整えれば、自ずと人生が良くなるということです。

「人生がうまくいっていない」

と感じた人はまずは運動不足を解消して身体を鍛えてみてはどうでしょうか?

『人を許す心を持たぬ者は、
死ぬよりつらい日々を生きねばならぬ』

人を許すことは難しいこと。
でもその人を恨み続けて生きるのは苦しい。

恨むということは、自分の心が恨みの相手に支配されているのと同じこと。

嫌な人間のことを考えながら人生を終えるのは最悪ですが、それでも人は自分の感情に執着してしまう。

問題解決したら執着など捨てて、チャッチャと許してあげちゃいましょう(笑)

「自分を信じろ、心から表れたものは常に正しい」

人生に迷っているときは、心の中から真に発する言葉・思いを、信じて進んでみてはいかがでしょうか?

他人の意見も大切ですが、他人の意見はだけで人生が成功に導いた人はいません。

最後は心から底から発する”己の力”で進みましょう!

「空手をやるも良し、やらないも良し、
中途半端にやるのが一番ダメだ」

なんでも中途半端に実践しているのが一番ダメ。

やるならトコトン、限界まで極める。

そうでないならきっぱりと辞めて別の事に力を注いでください。

限られた人生、無駄なことに時間を使う必要はありません。

最期の出演映画

パット・モリタさんの最後の出演映画は、2005年公開の長編映画

「ザ・ブレイブ・ウォー 第442部隊(原題:Only the Brave)」にて俳優レイン・ニシカワの父親役でした。

日系人強制収容所に入所していた経験のあるパット・モリタさんが、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線で連合軍の勝利の貢献した第442部隊をテーマにした作品へ出演したこと。

そして、その出演を最後にして人生を終えられたことに感慨深いものを感じます。

まとめ

以上、今回はベスト・キッドのミヤギさんことパット・モリタさんについてお伝えしました。

ベストキッド(1984年)の出演から33年も経過しており、御年齢的にも「もしや」と思っていましたが、やはり亡くなってしまったと聞くととっても残念ですね。

しかも亡くなってから既に12年…

人生は移ろいやすく儚きものとはいえ、当時、一大ブームを起こした方が亡くなるというのは切ないものです。

パット・モリタさんのご冥福をお祈りいたします。

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