映画

映画「ミッドナイト・イン・パリ」のあらすじ・ネタバレ・感想!見どころも紹介

映画「ミッドナイト・イン・パリ」を視聴したので、あらすじ・ネタバレをご紹介します。

ネタバレの前に本作を無料視聴したいという方はU-NEXTのサービスがおすすめですので、気になる方は無料でお試しください!

>>「ミッドナイト・イン・パリ」を無料視聴する方法まとめ

▼31日間無料&600Pで今すぐ無料視聴!▼

U-NEXTで「ミッドナイト・イン・パリ」を無料視聴する


映画「ミッドナイト・イン・パリ」のあらすじ

うっとりするような雨のパリ。ギルは感動していた。
しかし婚約者のイネズはなんでいちいち雨なの?濡れるだけじゃない!と怒っている。
ギルは婚約者イネズとその両親とパリを訪れていた。

ギルは小説家を夢見ているが、アメリカで映画の脚本家として働いていた。
脚本家としての評価は上々で、仕事はひっきりなしに舞い込んでくるが、彼の本意ではなかった。

イネズはマリブに家を建てて住む夢を描き、ギルにハリウッドで今まで通り稼いで欲しいと思っていた。

 

彼は1920年代のパリにとても憧れており、もっと昔に生まれていれば幸せな人生を送れたのに。というのが口癖な懐古主義な男だった。

パリで食事をしていると、イネズの学生時代の友人ポールとその彼女と会う。

ポールは煙たいインテリ野郎だったので、ギルは一緒に居たくなかったが、イネズが4人で過ごしましょうよ!と言い一緒にいることに。

 

ワインの試飲会に参加したとある晩の帰り、ポールに踊りに行かないかと誘われる。
ギルは1人で散歩しながら帰りたかった。
ギルは3人と別れゆっくり歩いて帰ることに。

しばらくするとギルは完全に迷子になり、ホテルまでの道が分からなくなる。歩き疲れたギルは石の階段に一人座り込む。深夜0時をつける鐘が街に鳴り響いた。

そこに突如現れた車。古い型式のプジョーだった。

 

hey!乗りなよ!と中から声をかけられる。
人違いだと言いながらも酔っ払っていたギルは車に乗り込んだ。

連れていかれたパーティー会場では、なんと有名作家であるフィッツジェラルド夫妻に会った。

ピアノを弾くのは音楽家コール・ポーター。そしてこのパーティーの主催者はジャン・コクトーだった。

どうやらタイムスリップして1920年代のパリに来てしまったようだ。

 

ギルはフィッツジェラルド夫妻に連れられて〈ポリドール〉へと向かった。
なんとそこではヘミングウェイがお酒を飲んでいるではないか。
ギルは彼の大ファンだった。

1つ無理なお願いをしても?と聞くギル。
自分の書いている小説を読んで欲しいと切望した。

 

しかしまだ読んでいないのに君の文章は不快だと言われてしまう。
ヘタでも不快、上手くても嫉妬で不快というヘミングウェイ。

代わりにガートルード・スタインを紹介してやると言われ、ギルは嬉しくて飛び上がった。ホテルにあるので急いで取ってくると店を出た。

しばらくして店に戻ると、そこは現代のコインランドリーに変わっていた。

 

翌朝この事をイネズに話したが、もちろん信じてもらえない。
しかしその夜、君にも見せる!と自分が書いた小説片手に、昨日車が通ったところへイネズを連れて行く。

しかし待てど暮らせど昨日の車は現れない。痺れを切らしたイネズはタクシーを拾って先に帰ってしまった。

しばらくしてまた深夜0時を告げる鐘がなる。するとどこからともなくあの車が現れた。

車の中にはヘミングウェイが乗っていた。

映画「ミッドナイト・イン・パリ」のネタバレ

ヘミングウェイはギルをスタインの元へ連れて行った。

そこにいたピカソの愛人アドリアナ。彼女はモディリアーニとも暮らしていたという。

彼女はパリは素晴らしいから是非住むべきよと言う。美しい彼女にギルは一目惚れをしていた。

 

次の日、日中とある骨董品屋さんでコールポーターの歌が流れてきた。
そのレコードを見ていると店員の女性から話しかけられる。
「いい歌詞よね。楽しくて愛おしい。」と話す2人だった。

その晩またギルはタイムスリップしていた。
アドリアナと夜のパリを散歩する。

そして次に入った店で今度はダリに話しかけられる。
そこにマン・レイたちもやってくる。シュルレアリストたちが集まっていた。

 

日中、ギルはまたあの骨董品屋さんへ立ち寄った。
コールポーターのレコードは?とあの女性の店員に聞く。その女性は若いが音楽の知識が豊富だった。

君はパリジェンヌ?と聞くと、ええムシュー。と返ってきた。
ギルは彼女からコールポーターのレコードを買った。

 

そして古書屋さんでアドリアナが執筆した本を買うと、そこには20年代のパリのことが書かれていた。そしてその中にはギルのことも。

そして私はギルに恋をしたと綴られていた。
その本の中に、ギルは夢の中でピアスをプレゼントしてくれたと記述があり、ギルはピアスを買った。

その晩またタイムスリップしたギルは夜のパリを彼女と散歩し、キスをした。

 

そしてピアスをプレゼントしたその時、向こうから馬車がやってきた。
hey!早く乗って!遅れるわ。と声をかけられる二人。

その馬車に乗り込むと、今度はアドリアナが憧れた1890年代のパリにタイムスリップした。そこで、偉大な画家たちロートレック、ゴーギャン、ドガに会った。

 

ゴーギャン達もまた、今の時代がいかに空虚で昔が素晴らしかったかを話していた。
彼らはルネサンス期に強く憧れていた。
どの年代の人もみな昔に憧れ、その時代を黄金時代と呼んでいたのだ。

私戻りたくないわ。この時代に残りましょう。というアドリアナ。

そんな彼女に、自分も1920年代に憧れて、2010年代から来たと告げる。
ここに残ってもまた新しい時代に憧れるようになるよと言うギル。

それでも、ここに残ると言う彼女とジルはお別れをした。

そしてイネズとも別れ、ギルはパリに住むことに決めた。

 

今晩も深夜0時の鐘がなるが、ギルはもう過去に行きたいと思わなくなっていた。
そして鐘とともにまたhey!と声をかけられる。

声の方を見ると、過去へいざなう車ではなく、骨董屋さんの彼女が立っていた。
今コールポーターの新作が入ってきたからちょうどあなたの事を考えていたのよと。

 

そこに雨が降ってくる。
濡れてしまうね、というギル。
平気よ、パリは雨が一番素敵だものという彼女。本当に?と喜ぶギル。

そして2人は雨のパリを一緒に歩き出した、、、。

>>「ミッドナイト・イン・パリ」を無料視聴する方法まとめ

▼31日間無料&600Pで今すぐ無料視聴!▼

U-NEXTで「ミッドナイト・イン・パリ」を無料視聴する

映画「ミッドナイト・イン・パリ」の感想・見どころ

ウディ・アレン監督、オーウェン・ウィルソン主演のパリを舞台にした本作。

本作の見所はアカデミー賞で脚本賞を受賞したこの素晴らしいストーリー。

過去の小説家や芸術家に憧れる懐古主義なギル。大好きなパリでタイムスリップし、過去の偉人たちに会うストーリーは見ていてワクワクする。

美術や文学が好きな人ほど、にやにやしながら見てしまう。しかし、この作品は過去は偉大だ!万歳!で終わらせていない。

過去は過去で素晴らしいものだが、しっかり現代に向き合い、この時代で自分が何をすべきか、ギルが考えを改め、前向きに進んでいくようになっている。

そしてラストシーン。「Hey!」と彼に声を掛けたのは過去では無く、これから歩む未来だ。最後の最後のオチの付け方まで素晴らしい本作。

>>「ミッドナイト・イン・パリ」を無料視聴する方法まとめ