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『ミッション:インポッシブル6/フォールアウト』あらすじ・ネタバレ(ラスト結末)と感想とキャスト紹介!

映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のネタバレです!

トム・クルーズ主演の人気スパイアクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ第6作目となる『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』

プルトニウムを使った世界同時爆弾テロを阻止するため、危険な任務に挑むイーサン・ハントの活躍を描いた作品です。

監督は前作に引きつづきクリストファー・マッカリー。ビルからビルへの跳躍や、ヘリコプターを操縦しながらのスタントなど、まさに体を張ったトム・クルーズのスタントも見逃せません。

今回はそんな映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の詳しいあらすじやネタバレについて触れていきたいと思います。

※注意:結末ラストまでネタバレしていますので映画を見ていない方はご注意ください。


『ミッション:インポッシブル6/フォールアウト』主な登場人物

イーサン・ハント(トム・クルーズ)
アメリカの秘密諜報機関IMFに所属し、世界の危機を何度も解決してきた伝説のスパイ。身体能力が高く、銃撃戦にも長けています。

ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)
イーサンの友人で、陽気なメカニック。おっちょこちょいなところがありますが、ITスキルが高く、ハッキングも得意。

ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)
イーサンの良き相棒の天才ハッカー。

イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)
前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に登場したイギリスの諜報機関MI6のエージェント。

オーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)
イーサン・ハントの監視役となるCIAの敏腕エージェント。

アラン・ハンリー(アレック・ボールドウィン)
IMFの長官で、イーサン・ハントの上司。

ジュリア(ミシェル・モナハン)
イーサンの元妻で、職業は医者。ジュリアの身に危険が及ぶのを怖れたイーサン・ハントは、彼女との別れを選択しました。

『ミッション:インポッシブル6/フォールアウト』のあらすじ

では、まずあらすじから。

アメリカの秘密諜報機関IMFのエージェント、イーサン・ハントは仲間のベンジー、ルーサーとともに、盗まれた3つのプルトニウムを回収するため、ベルリンの駐車場でマフィアと取引をしていました。

しかし、突然現れた何者かによってルーサーが人質に。銃撃戦の末に救出するも、プルトニウムが入ったアタッシュケースを奪われてしまいます。

この裏には国際テロ組織「シンジケート」の生き残り勢力によって結成された「アポストル」が関与していると睨んだイーサンは、入院中の過激主義者デルブルック博士の病室を訪ねす。そして、偽のニュース映像を見せて博士から情報を聞き出すことに成功しました。

しかし、手がかりは「ジョン・ラーク」という男の名前と、彼が接触する「ホワイト・ウィドウ」という女の存在だけ。イーサンは、ジョン・ラークに成りすましてホワイト・ウィドウに接触する計画を立てます。

ところが、IMFとイーサンに不信感をもっているCIA長官が、イーサンに監視役を付けると言い出しました。こうしてCIAの敏腕エージェント、ウォーカーはイーサンと行動を共にすることに。

パリに飛んだイーサンとウォーカーは、ホワイト・ウィドウが主催するパーティーに潜入。彼女はここでジョン・ラークとプルトニウムの取引をすることになっていました。

イーサンらはパーティー会場でジョン・ラークを発見。トイレ内で乱闘に。思いのほか手ごわいジョン・-ラークの反撃からイーサンを助けたのは、MI6の諜報員イルサでした。

イルサが諜報員を続けていることに驚くイーサンでしたが、ジョン・ラークに成りすましてホワイト・ウィドウへと接触することに成功。彼女の命を狙っている多くの敵から無事に連れ出し、彼女の信頼を勝ち取ります。

アポストルとの仲介役を務めているホワイト・ウィドウは、プルトニウムと引き換えに、パリに護送されてくる国際テロ組織「シンジケート」のボス、ソロモン・レーンを奪還しようと企んでいました。

イーサンはやむなくソロモン・レーンの脱走に手を貸すことに。作戦が計画どおりに進む中、イーサンはソロモン・レーンが乗った護送車にトラックを追突させセーヌ川に突き落としてしました。

川ではルーサーとベンジーが待機しており、ソロモン・レーンを捕獲。イーサンはバイクに乗り換え、パトカーからの追跡を猛スピードで交わしますが、警察に捕まりかけた間一髪のところでベンジーらに救出されます。

ホッとしたのも束の間、ソロモン・レーンを乗せた車を追ってくる一台のバイクが。イルサでした。彼女はソロモン・レーンを射殺しようと何度も発砲。イルサはMI6からソロモン・レーンを暗殺するよう命じられていたのです。

一度はMI6から開放された彼女でしたが、裏切り者のレッテルを剥がすため、諜報員を続けざるをえない境遇に陥っていたのです…。

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『ミッション:インポッシブル6/フォールアウト』ラスト・結末(ネタバレ注意!)

以下、ネタバレ含みます。

イルサの襲撃から逃れたイーサンたちは秘密のあじとへ。そこで合流したIMFのハンリー長官から思いがけない話を聞かされます。

CIAは、イーサンこそが本物の「ジョン・ラーク」で、アポストルと手を組んだテロリストだと疑っている、というのです。ハンリー長官はその証拠を提示し、この計画の中止を言い渡しました。

しかし、ここで中止するわけにはいかないイーサンは、長官を注射で眠らせ、計画を強行することに。

次の計画は、ソロモン・レーンの替え玉としてベンジーをアポストルに引き渡すというものでした。イーサンは部屋から替え玉を連れ出します。

部屋に残されたウォーカーは、ソロモン・レーンと何やら相談をはじめました。実はウォーカーこそが本物のジョン・ラークだったのです。

しかし、ウォーカーが話しかけたソロモン・レーンの正体は、マスクで変装したベンジーでした。ウォーカーが怪しいと睨んでいたIMFが罠を仕掛けたのです。

罠にはまったウォーカーは、ハンリー長官を殺害し、ソロモン・レーンを連れて逃走。イーサンは、ウォーカーに装着したGPSを頼りに追跡をはじめます。

ベンジーの誤った指示のおかげでビルとビルとの間をジャンプする無茶なルートをたどることになってしまうイーサン。ヘリコプターに乗って逃走するウォーカーとソロモン・レーンには逃げられてしまいます。

彼らが向かった先はインドのカシミール地方でした。ソロモン・レーンはここで2つのプルトニウム爆弾を起動させようとしていたのです。この2つの爆弾は連動しており、1つを処理するともう1つが起動するシステムでした。

イーサンは急いでカシミールへ。現地では天然痘を治療するための医療キャンプが組まれており、医師の中にはイーサンの元妻ジュリアもいました。

ジュリアはすでに再婚していましたが、イーサンは彼女の人生を変えてしまったことを謝罪。そして、キャンプ内に仕掛けられた爆弾を探し始めました。

1つ目の爆弾はすぐに見つかり、ルーサーが処理をすることに。2つ目の捜索はベンジーにまかせ、イーサンは起爆装置のリモコンを持っているウォーカーを追跡します。

ヘリコプターで逃走するウォーカーを追って、別のヘリコプターに飛びつき、ロープ伝いに操縦席へと潜り込んだイーサン。操縦士を倒し、初めての操縦に悪戦苦闘しながらも、ウォーカーから起爆装置のリモコンを奪い取るため、何度も機体に体当たり。

その頃、ベンジーとイルサは2つ目の爆弾さがしに奔走していました。そんな中、小屋に潜むソロモン・レーンを発見したイルサは、同時に2つ目の爆弾も発見します。ソロモン・レーンはここで自爆しようとしていたのです。

イルサは駆けつけたベンジーとともにソロモン・レーンを捕らえようとしますが、逆に窮地に追い込まれてしまいます。それでもなんとかソロモン・レーンを捕らえ、2つ目の爆弾処理作業にとりかかりました。

上空では、イーサンが操縦不能となったヘリコプターで体当たりをし、ウォーカーが乗ったヘリコプターを墜落させることに成功します。しかし、墜落した場所は断崖絶壁。起爆装置のリモコンは今にも落ちそうな状態です。

2人はリモコンをめぐって激しい死闘を繰り広げますが、イーサンはウォーカーを崖下へと突き落としました。

イーサンは残りの力をふりしぼって断崖絶壁をよじ登り、崖っぷちに引っかかっていたリモコンを死守。間一髪のところで起爆装置の解除に成功します。

その後、崖の上で倒れていたイーサンは、CIA長官が乗ったヘリコプターに救助され、ジュリアのいる医療キャンプへと搬送されました。

CIA長官は、ソロモン・レーンを捕まえるため、ウォーカーのことをマークしていたのです。さらにホワイト・ウィドウとも協力関係に。こうしてソロモン・レーンの身柄はイギリスに引き渡され、イルサの任務もやっと解かれるのでした。

ベッドの上で目を覚ましたイーサンは、人生を変えてしまったことを改めてジュリアに謝罪。しかし、ジュリアは微笑みながら言いました。「あなたがいてくれるから、夜も安心して眠ることができるのよ」と。

End

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『ミッション:インポッシブル6/フォールアウト』の感想

ネタバレを含みつつ、あらすじなどについてご紹介しましたが、前作『ミッション:インポッシブル/ローグネーション』はシリーズ最高傑作との呼び名も高い完成度でしたが、本作もそれに匹敵する仕上がりで、心躍る最高のスパイアクション映画でした!

本作では、撮影中に大怪我を負ったビルの屋上から屋上へとジャンプするシーンをはじめ、パラシュートが開かないまま時速300キロで降下するシーンや、狭いパリの路地をバイクで爆走するシーンなど、息つく暇がないほどの手に汗握るアクションシーンが次々と出てきますが、最大の見どころはなんと言ってもヘリコプターを使った空中戦でしょう。プロでも難しいというヘリコプターの操縦シーンは、観ているこちらまで生きた心地がしませんでした。もはや娯楽スパイ映画の域を超えてます(笑)。

『ミッション:インポッシブル』のタイトルどおり、不可能とも思えるアクションシーンに全力で挑むトム・クルーズの姿を観ているだけでも感動が。

シリーズを追うごとに難易度と過激度が増していくアクションシーン。そのいっぽうで年齢や体力の問題にも直面しているはずですが、そんなことをまるで感じさせない56歳のトム・クルーズのチャレンジ精神には頭が下がります。

アクションシーンばかり褒めてしまいましたが、スパイ映画ならではの頭脳戦も良く出来ていて、味方だと思っていた人物が敵だったり、敵だと思っていた人物が実は味方だったり。そんな騙し合いがラストまで楽しめる脚本になっています。ベンジーやルーサーとのチームプレーも最高でした。

この夏、何を観ようか迷ったら、ぜひ『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を!