映画｜サバイバルファミリーの動画をフルで無料視聴する方法！

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本作は『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』などユーモラスな作風で人気の矢口史靖監督が2017年に手がけたサバイバルコメディです。

ある日突然、ライフラインが全停止してしまったら……

すべてを電気に頼っている現代社会だからこそ、あり得なさそうで十分に起こり得るリアルな災害ストーリーとなっています。

◆鈴木義之：小日向文世
鈴木家の父。
亭主関白だが、口先ばかりのダメな父親。

◆鈴木光恵：深津絵里
鈴木家の母。
ちょっと天然な専業主婦。

◆鈴木賢司：泉澤祐希
鈴木家の長男。
無口な大学２年生。

◆鈴木結衣：葵わかな
鈴木家の長女。
スマホに依存する今どきの女子高生。

ある平凡な家族・鈴木家は、何気ない毎日を東京で過ごしていました。

冴えない父・義之（小日向文世）と天然な母・光恵（深津絵里）、そして大学２年生息子・賢司（泉澤祐希）と高校１年生の娘・結衣（葵わかな）。

義之が朝起きると、光恵が慌ただしく動いていました。

目覚ましだけではなく家中の時計が止まり、大パニック。

停電らしいが、とにかく仕事に行かなくてはならない。

すぐに復旧するだろうと義之は会社に向かいますが、勤務先でも状況は変わらず、仕事がならないためひとまず退社することに……。

駅は義之と同じように帰路についた人たちで溢れかえっていました。あまりの混雑に驚く義之ですが、なんと電車すら動いてなかったのです。

仕方がないと自転車を購入し、それに乗って帰る人々。

即日復旧するかと思われましたが、一週間経っても直らない……。それどころか、電気、ガス、水道と、全ライフラインが止まってしまいました。

やがて、わずかな情報も入ってこなくなり、大都会の中にありながらどんどん孤立化が進んでいきました。

水も食料も尽きかけ、その日の食料を確保するだけで精一杯。

周りには町を出て安全に住める別の場所へ移り住む人もいました。鈴木家も町を出ることを考え、まずは光恵の実家がある鹿児島へと向かうことに。

飛行機で行くつもりでしたが運行しているはずもなく、家族４人、自転車を鹿児島へと走らせました。高速道路は自転車や歩行者で溢れかえります。

道中、鈴木家を待ち受けていたのは減っていく食料、高額な水、したことのない野宿……。終いには、食料確保のために豚を追いかけるはめに。

喧嘩を繰り返しながらも、必死で前進する鈴木家を、いくつもの困難が待ち受けていました。困難に遭遇する度に、家族の絆が試されます。

サバイバル能力０の鈴木家は、この世界を生き延びることができるのか……。

映画『サバイバルファミリー』は『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』などを手がけたヒットメーカー、矢口史靖監督の作品です。

矢口監督といえば、コミカルなシーンと、友情や家族愛といったじーんとくるテーマ性が絶妙にマッチした作風が特徴的ですよね。

本作もそんな矢口監督らしい、笑って泣ける作品になっています。

鈴木家の主、義之を演じた小日向文世は、ちょっと嫌な中年男性役をやらせたらい右に出る者はいない！というくらいに演技力が高いですよね。

名脇役としての活躍が目まぐるしかったな～と。『アウトレイジ』シリーズの悪徳刑事役なんかは記憶に新しいです。

今回はそんな小日向文世の貴重な主演作。口だけで、頼りなく、嫌味っぽい。そんなお父さん役を見事に演じきっているので注目してみてください。

そして、義之の妻・光恵役を演じる深津絵里。

若い頃から変わらず、むしろますます美しさに磨きがかかっている深津絵里ですが……今年で44歳になるんだそうです！全然見ません……。

『踊る大捜査線』のようなヒロイン役のイメージが強いですが、いつの間にかお母さん役でも違和感のない歳になっていたとは……（笑）

それにしても、若くて可愛らしい天然なお母さん。ハマり役でした！

また、本作はかなりメッセージ性の強い作品でもあります。

「より便利なもの」を追い求め、それに依存してきた現代人が、ある日突然、文明の利器を取り上げられてしまったら……？

今現在、私たちがどれだけ便利な生活をしているのか。そして、もしも急な災害に巻き込まれたらどうすれば良いのか。

「便利すぎる現代社会のデメリット」を突きつけてくるような映画『サバイバルファミリー』は、そんなことを考えるきっかけにもなる作品です。

• 監督：矢口史靖
• 脚本：矢口史靖
• 原案：矢口史靖
• 製作：石原隆、市川南、永井聖士
• 音楽：野村卓史
• 主題歌：SHANTI『Hard Times Come Again No More』

• 製作年：2017年
• 製作国：日本
• 配給：東宝
• 製作会社：フジテレビジョン、東宝、電通、アルタミラピクチャーズ
• 上映時間：117分
• 映倫区分：G

総合評価　★★★★☆（4.5）／20代前半／男性

世界中の電気を使う機械がすべて止まってしまうとどうなってしまうか、を非常にリアルかつ面白おかしくコメディとして描いた映画です。

自分たちが、仕組みもよくわかっていないテクノロジーにおんぶにだっこで生きているということに気付かされます。

そういったシステムが失われると我々は何もできません。

火の起こし方も、食べ物の調達方法も、まして他人とのコミュニケーションの取り方でさえわからなくなってしまうのではないでしょうか。

また我々がテクノロジーに頼っているのは生活だけでなく、我々の自分自身という存在でさえテクノロジーに支えられているのではないでしょうか。

本作の主人公は、会社で働くことで父親としての威厳を保っています。

しかし、電気が使えず仕事ができなくなると、会社員としての地位はなくなり、それに伴い父親としての威厳も失われます。

もし、電気がなくなると自分はどうなってしまうのか？

そういったことを誰もが考えてしまう作品だと思います。

総合評価　★★★☆☆（3.0）／20代後半／女性

この映画は、東日本大震災や阪神淡路大震災を経験した人にはある意味リアルに、そしてコミカルに感じられる、またそうでない人には、災害に見舞われたとき自分ならどうするかということについて、ちょうどいい現実味をもって考えることができる、とても有益な作品になっていると思います。

突然ありとあらゆる電気が使えなくなったら、私なら本当になにもできなくなるなあと、電気がない世界で失敗を積み重ね、右往左往する家族を見ていると、あまり笑えない気持ちになりました。

全体を通して、矢島監督ならではのユーモアを忘れず、まじめになりすぎない程度のコミカル要素は残されつつも、災害やサバイバルについて、リアルに考えさせられるシーンが連続していると感じました。

災害での生きるか死ぬかの体験を通して、つながりを強め、身も心も強くなる一家の姿を見ていると、なんだか元気をもらえました。

総合評価　★★★★☆（4.0）／20代前半／女性

ウォーターボーイズや、スイングガールズの矢口史靖監督の映画ということで見に行きました。普段は洋画ばかり見てますが、久しぶりに邦画を観ました。

演技派の俳優さんが中心となっていて、入り込みやすい映画でした。

電気が止まったらどうやって生活していけばいい？というテーマで、話が進んでいきます。なんとなく、アメリカ映画であるような設定です。

突然始まるサバイバル生活、どうやって生きていくのか、そして、家族の絆が大切であるということ。

現在はスマホ一つないだけで生活が困難になってしまうような世の中になっていますが、そう言った生活を見直すきっかけにもなるのではないかと思います。

当たり前のように快適な生活を享受しているけど、失われたらどうなるんだろう、と考えてしまいました。

見終わった後、少し前向きになれるような映画で、面白かったです。

総合評価　★★★★★（5.0）／30代後半／女性

電気がまったく使えなくなるという絶望的な内容なのに、ちょっとした言葉や仕草にユーモアが現れていて、くすっと笑えるのが素晴らしかったです。

父母娘息子それぞれのダメな所と良い所がうまく描かれていて、それぞれに活躍の場があって、家族全員で協力して生き抜こうといている姿が感動的でした。

生きるか死ぬかという状況になった時の人間の本質的な部分は決してきれいなものではないけれど、どんな苦境にあってもほんの少しくすっと笑い合えて、ケンカして罵声を浴びせても乗り越えてずっと一緒にいられる家族像が素敵でした。

動物や赤ん坊の扱いもさり気なく描かれていましたが、そういった問題を大げさにではなく、観客に投げかけ想像させる形で描かれていて、この監督さんは観客を信じているのだなと思えました。

家族愛が描かれた映画なので、独り者が見ると少し寂しくなります……

総合評価　★★★☆☆（3.0）／20代後半／男性

停電した世界を舞台が描かれていますがその内容自体は本来であれば暗くなってしまうはずの内容をコミカルにコメディ調に描いている面があるのでさほど悲壮感などを感じる事は無いのが良いと思いました。

しかし一応災害を題材にしている映画なのでリアリティのあるシーンが全編を通して移されているので参考になったりこのようになるのだなと言うのがわかるので見ごたえはありました。

ですのでこの映画を見た後では電気やガスが無くなっても万が一の事が起きない様にある程度準備したいなと思えるようになりましたね。

電気があると便利な反面人として何か犠牲にしてしまっている事がいくつもあるのかなと言うのが伝わりました。

主演の小日向さんのお父さん役ですがとても役にはまっていて共感出来る様になっているので家族揃ってみるには良いと思いました。

総合評価　★★★★☆（4.0）／40代後半／女性

中学生の子どもと二人で見に行きました。全体的にコミカルで飽きないテンポの展開で観終わってスッキリ！の映画でした。

熊本地震を経験した私達からするとものすごく身近なことの連続で、なんだか自分たちの経験と重なりました。

「そうそう、こんなだったねえ」と笑いつつ、ハラハラしつつ、でも、ああ！そんな方法があったか！ともっと災害前に知りたかったねえと話しました。

お行儀の良い国民と言われる日本人ですが、いざとなると確かにみんなこんなパニックになったね〜とも話して。

当たり前と思っていた生活が根本から覆されると人は目を覚ますタイプと堕ちていくタイプとに分かれるって目の当たりにできます。

出演者もなんとも自然で、あるある、と言える家族で苦笑いの連続でした。最終的にファミリーがバラバラにならなかったことが何よりの救いです。

そして当たり前と思っていた生活をどれほど喪っても、人はすぐに順応するものだと、人間の賢さより愚かさに苦笑でした。

便利すぎる生活に飽きて来た家族にはいい刺激になる映画だと思います。

総合評価　★★★☆☆（3.0）／30代前半／女性

深津絵里さんが大好きなので、こちらの映画を観賞しました。

矢口監督とコンビを組んだ深津さんは、とても伸び伸びと演技をされている姿が印象的で、素の魅力が感じられるのでおすすめです。

また、冷めた家族がライフラインを失って困り果てる中でも、気丈に振る舞うアイデアマンな母親役もハマり役でした。

サバイバルに抵抗がある私でも楽しむ事が出来ました。

海外では割とメジャーなサバイバルものですが、日本で制作された事で身近な題材に落とし込めている所も見所になっています。

自分としては、映画全体を楽しめただけでなく、これをきっかけにサバイバルに興味が持てた事が嬉しい誤算となりました。

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