2016年夏に公開予定の映画『アリス・イン・ワンダーランド2/時間の旅』のネタバレ情報をいち早くお伝えしたいと思います。
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本作は2010年に公開された第一作目『アリス・イン・ワンダーランド』の続編になります。
監督はティム・バートンが務め、主演は引き続きミア・ワシコウスカとジョニー・デップが演じています。
ティム・バートン監督の映画はジョニー・デップが出演することでいつも話題となりますね。
今回は映画『アリス・イン・ワンダーランド2/時間の旅』のあらすじとストーリー、観た感想と評価などをお伝えしていきます。
※注意:結末・ラストまですべてネタバレしますので映画を見ていない方はご注意ください。
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登場人物・キャスト
<メインキャラ>
アリス :(ミア・ワシコウスカ)
マッドハッター :陽気なキャラ(ジョニー・デップ)
ザニック :マッド・ハッターの父親(リス・エヴァンス)
白の女王 :不思議の国の女王(アン・ハサウェイ)
赤の女王 :チビの赤髪女(ヘレナ・ボナム=カーター)
タイム :時間を操るキャラ(サシャ・バロン・コーエン)
<アニメーションキャラ>
アブソレム(蝶):アラン・リックマン
チェシャ猫 :スティーヴン・フライ
白うさぎ :マイケル・シーン
ベイヤード(犬):ティモシー・スポール
トウィードルダムとトウィードルディ :小太りの双子
リス :
<アイテム>
クロノスフィア :光り輝く小さな玉。所有する者は時間の海を旅することができる
あらすじ・ストーリー(序盤)
アリスは美しい大人に成長していた。
彼女は亡くなった父の後を継ぎ、ワンダー号の女船長として3年間にわたり航海していた。
女性といえども幾多の修羅場を潜り抜け、船乗りたちからの信頼も厚い。
アリスは3年ぶりにロンドンに寄港し、一人で家で待っていた母親と久しぶりに会った。
母親は結婚もせず男のように船に乗っていることを快く思っていない。
その日、アリスと母親はアリスの元婚約者のハミッシュ・アスコットが結婚したため、そのパーティーに行くことになった。
アスコットは元婚約者だが、傲慢でいけすかない男であったため、あまり関わりたくはないが、アリスの父の会社を買収していたため、立場上しかたなく顔を出すことに。
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だが、パーティー会場で元婚約者のアスコットは、母親が住んでいる家と引き換えに、アリスの乗るワンダー号を差し出すよう迫ってきた。
アリスにとって、父から引き継いだワンダー号は夢と生きがいそのもの。もし船をとられてしまったら、生きる意味さえない。
厳しい現実を前に落胆していると、突如不思議の国の青い蝶”アブソレム”が現れた。
そして、アリスは”アブソレム”に導かれ鏡を通り、再び「不思議の国」へ行くことに…。
鏡を通り、小さな部屋を通り抜けると、アリスは空中から真っ逆さまに落下して、白の女王と仲間たち(チェシャ猫、白ウサギ、レイヤード、ツィードル兄弟、リス…)が囲んでいるテーブルのすぐ脇の花壇に落ちた。
相変わらず乱暴な招待だった。
再会の喜びもつかの間、アリスはマッド・ハッター(ジョニー・デップ)が、大変な状態に陥っていることを聞かされた。
話によると、ある嵐の翌日、ハッターと仲間たちは森の中を調査していた。
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するとハッターは地面に落ちている折り紙で作られた青い帽子のブローチを発見する。
どうしたことか、ハッターはそのブローチを見た途端、昔亡くなった家族のことを思い出してしまい、それからというもの自宅にこもって、うつ状態になってしまった。
チェシャ猫が言うには、その昔ハッターの家族は、町が赤の女王によって襲われた際、赤の女王のしもべジャバ・ウォッキー(怪獣)によって、全員殺されてしまったとのこと。
アリスはマッド・ハッターのことが心配になり彼の自宅へ訪れた。すると思いがけない訪問者にハッターは快く出迎えてくれた。
ハッターはアリスに、折り紙の青い帽子のブローチと、家族の写真を見せて、このブローチが落ちていたことは家族が生きている証。家族が帰ってくるまで、ここでいつまでも待っているつもりだと語った。
アリスはそんなハッターに対し、もう家族は亡くなっていること、家族が戻ってくることは二度とない事を静かに告げた。
するとハッターは突如、顔色を変えて怒りだし、アリスを外に追い出してしまう。
この日以来ハッターは生きる気力を失い、真っ赤だった髪の毛は、真っ白に変わり果て、老人のように急激に衰えていった。
アリスは白の女王に、ハッターとのやり取りを伝えると、白の女王は過去にタイムスリップしてハッターの家族を助ければ、きっと元通り元気になるに違いないと言い出す。
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そしてアリスに、時の番人”タイム”から「クロノスフィア(時間を自在に操る玉)」を借りて、過去に遡りマッド・ハッターの家族を助けてほしいと頼む。
ハッターを助けたいアリスは女王の頼みを引き受け、大きな古時計の扉から”時の国”へと向かった。
“時の国”に到着したアリスは大きな城で時の番人”タイム”に会う。
“タイム”は長い帽子と立派なヒゲたくわえた男で気さくな感じだった。
アリスは友人のマッド・ハッターが大変な危機に陥っていること、彼を救うために過去に行きたいのでクロノスフィアを貸してほしいと申し出た。
するとクロノスフィアとの言葉を聞いた”タイム”は急に態度を変え、過去を変えたら大変なことになると怒りだし、アリスを城から追い出してしまう。
ちょうどその時の”タイム”のもとへ、あの悪の親玉”赤の女王(白い女王の姉)”がやってきた。
赤の女王に惚れていた”タイム”は、もうアリスことなどそっちのけで、手下たちを総動員して赤の女王を丁重にお迎えする。
アリスはこのスキを狙って、クロノスフィアをこっそりと持ち出してしまおうと考えた。
一方、赤の女王はタイムに対して、私のことを愛しているのならクロノスフィアを渡しなさいと命令すが、タイムはそれだけは無理と断る。
赤の女王は過去にさかのぼって、妹である白の女王に復讐しようと企てているようだった。
そんな2人にやりとりの間に、アリスは台座からクロノスフィアを取り上げる。
するとタイムはすぐに察知して、クロノスフィアを取り返すためにアリスを追ってきた。
逃げる途中、アリスは転んでクロノスフィアを落としてしまうと、人が乗れるようなタイムカプセルへと変形した。
アリスはそのままタイムカプセルに乗り、マッド・ハッターの家族が生きていた時代へとタイムスリップする。
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あらすじ・ストーリー(中盤)
行きついた時代はマッド・ハッターがまだ若い青年の頃だった。
ハッターは父親とともに帽子屋を営んでおり、赤の女王が不思議の国の次期女王として任命を受ける式で、父親は王冠をかぶせる大任をまかされていた。
だがハッター父親が赤の女王の頭に王冠をかぶせようとするが、頭が大きすぎて王冠が壊れてしまう。
この時、息子のハッターは思わず爆笑してしまい、それにつられて町中の人たちが赤の女王を笑ってしまった。
赤の女王は怒り狂い、魔法で全員の耳を切り落とそうとする。
それを父親の王様が阻止し、民を危険な目に合わせようとする者に国を任せられないと、妹を女王に任命してしまった。
赤の女王は激怒し、その場を去るが、このことによりマッド・ハッターの家族は赤の女王から激しい怒りを買ってしまった。
アリスはハッターと父親に危険が迫っていることを訴えるが、彼らは全く話を聞こうとしない。
だがこの時アリスは、父親と白の女王との会話のなかで、赤の女王が凶暴になってしまったのは、子供のころに町の中央の噴水で、頭をぶつけたことが原因だと知った。
そしてその時間が午後6時半だったことも…。
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話を聞いたアリスは、さっそくクロノスフィアのタイムゲージを、赤の女王の子供のころにあわせ、噴水に頭を打ち付ける午後6時半をめざしてタイムスリップするが、そこで「不思議の国」に隠された衝撃の事実を知ってしまう…。
その時代はまだマッド・ハッターも可愛らしい少年で、白の女王も赤の女王もかわいらしい少女だった。
赤の女王も頭の大きさも普通だった。
2人の幼い王女は、母親である王妃が作ったチーズタルトが大好きだった。
ある日、妹(後の白の女王)が母親の目を盗んで、作り置きしておいたタルトをこっそりと食べてしまい、その現場を姉(後の赤の女王)が目撃する。
母親の王妃は、誰かがタルトをこっそりと食べてしまったことを発見し、姉妹を呼びつけ、どちらが泥棒みたいな真似をしたのかと問い詰めた。
姉は妹が食べたと告白するが、妹はそれを否定してしまう。
母親は罪をなすりつけとは何事かと姉を叱責した。
妹に嘘をつかれたことと、母親が自分を信じてくれないことにひどく傷つき、姉は城から飛び出してしまう。
それはちょうど運命の時間の午後6時半、彼女が噴水に頭をぶつける時間だった。
泣きながら噴水のほうへと走っていく幼い赤の女王を見つけたアリスは、噴水に頭をぶつけるのを阻止しようとする。
だが、アリスが駆け寄ると幼い赤の女王はびっくりして転倒してしまい、結果的に噴水に頭ぶつけてしまった。
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王様と王妃がかけつけ、倒れている娘を抱きかかえていた。
それを茫然とみている妹。
赤の女王が頭をぶつけることになったのは、妹である白の女王のウソをついたことが原因だったのだった。
そして姉はこの事件により頭が異様に大きくなってしまうことに…。
アリスはどうやっても過去を変えることはできないのだと悟り落胆してしまう。
だがそんな彼女の目にハッターの父親の姿が映った。彼は息子ハッターからもらった折り紙のブローチを大事そうに内ポケットにしまっていた。
目を凝らし見てみると、そのブローチはハッターが”あの時”、森で発見したものとまったく同じものだった。
もしハッターの父親が亡くなっていれば、未来のあの時にあの場所で紙のブローチが落ちているはずがない。
アリスはまだ家族は生きてどこかにいると確信し、家族が殺された日に何がったのかを確認するため、赤い女王が町を襲った日へタイムスリップする。
アリスはジャバ・ウォッキーに襲われ、町中が炎に包まれているところに到着した。
町中の人たちが逃げ出す中、ハッターの家族だけ炎の中に取り残されていた。
ジャバ・ウォッキーが家族に火炎を浴びせようとするが、赤の女王がそれを阻止し、家族は殺さずに人質として誘拐してしまった。
赤の女王に誘拐されていたことは想定外だが、ハッターの家族が生きていることを確認したアリスは、元の時代に戻り、家族が生きていること、家族は赤の女王に誘拐されたことをハッターに伝えた。
ハッターは精神を病み、衰弱して心臓がわずかに動いているだけの状態だったが、それを聞いた途端みるみるうちに顔色が良くなり、髪の毛の色も赤髪にもどった。
アリスはハッターの家族を救うため、白の女王と仲間たち、そしてハッターとともに赤の女王の城へ乗り込む。
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ラスト・結末(ネタバレ注意!)
アリスとハッターは家族が囚われている部屋へ侵入した。
すると、そこには米粒ぐらいに小さくなったハッターの家族たちがいた。
家族はその状態で何年間も生きたまま囚われていた。
家族をつれてアリスとハッターは脱出しようとするが、来るのを予見していた赤の女王は、アリスとハッター、そして白の女王たち全員を罠にかけて牢獄に入れてしまう。
赤の女王はアリスからクロノスフィアを奪い、白の女王を連行して過去の時代へタイムスリップしてしまった。
アリスは白の女王を救うため、時の番人タイムとともに赤の女王を追いかける。
タイムスリップしたのは、姉妹2人の幼少時代。妹がタルトをこっそり食べたことで母親が激怒し、姉妹を問い詰めている時だった。
赤の女王はこの場面を白の女王に見せつけ、このときお前が嘘をついたからこうなったのだと攻め立てる。
白の女王は反論できず沈痛な面持ちでうなだれている。
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母親が姉を叱りつけようとしたそのとき、赤の女王(未来からきた)は部屋に乗り込んで「それは真っ赤な嘘よ」と叫ぶ。
と、その瞬間、母親と姉妹は赤いサビで覆われてしまった。そして未来からきた赤の女王も同じく赤いサビで覆われて固まってしまった。
そこから彼らを中心に世界は赤いサビでどんどん覆われていく。
時の番人タイムによると、赤の女王が過去の自分と対面してしまったことで、タイムパラドックス(矛盾)が発生し、時の崩壊が始まってしまったとのことだった。そしてこれを元に戻すにはクロノスフィアを元の台座に戻さなければならない。
次々と赤いサビが「不思議の国」中に広がっていく中、アリスと白の女王は元の時間へもどり、急いでクロノスフィアが置かれていた台座へと向かう。
だが、赤のサビのスピードは予想よりはやく、白の女王、仲間たち、マッドハッター、そして時の番人タイムまでもが、赤いサビに覆われてそのまま固まってしまった。
赤いサビがアリスに迫る中、まさにあと数センチ、クロノスフィアを台座に置くところで、彼女はサビで覆われてしまい身動きできなくなってしまう。
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だが間一髪、クロノスフィアと台座が静電気で空中通電したことで、時の崩壊は止まり赤サビは消え失せ世界は元に戻った。
皆が助かり喜びあう中、白の女王は自分が嘘ついてしまったことで、赤の女王を苦しめてしまったこと、そのことで結果的に多くの人達を苦しめてしまったことを心から謝罪した。
赤の女王は「その言葉を聞けただけで充分」と涙を流しながら謝罪を受け入れる。
かくして女王姉妹2人の長年にわたる確執はここに終わった。
マッド・ハッターも小さくなった家族を元の大きさに戻してしまいもらい、家族は久しぶりに再会して喜び合う。
アリスは時の番人タイムのところへ行き、警告を無視してクロノスフィアを盗んでしまったことを謝罪した。
アリスは今回の一件を通して、家族と1分1秒でも長く一緒にいられるだけでも、充分幸せなのだということを実感できたと、タイムに感謝を述べる。
最後にアリスはマッド・ハッターと別れを惜しみつつ、鏡を通って元の世界に戻った。
ハッターからは「夢の世界でまた逢おう」と。
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元の世界に戻ると、元婚約者のハミッシュ・アスコットとアリスの母親が、ワンダー号を売るための契約書にサインをしようとしているところだった。
母親は家のためとはいえアリスの夢がつまったワンダー号を売却することに躊躇していた。
だが結局、アスコットに強く促され仕方なく契約書にサインをする。
アリスが部屋に入ると、アスコットと母親は今までどこに行っていたのかと驚くが、アリスはそんなことはどうでもいいと受け流す。
アリスは母親に、夢はいつでも見れるが、大事な母親は1人しかいないことを告げ、自分はワンダー号を売却することに、何の未練もないことキッパリと告げた。
そんな娘アリスの潔い姿に母親は心動かされ、家に執着していた自分を恥じ、母親はその場でサインした契約書を破り捨ててしまった。
母親は家を売り払い、娘とともにワンダー号に乗ることを決断する。
唖然とするアスコットを尻目に部屋から出ていく2人。
母親は「アスコットの会社はきっと倒産するでしょう」と吐き捨てた。
アリスと母親は船に乗る準備をし、船着場に行くと副船長が出迎えてくれた。
副船長は待っていたかのように「キャプテン!お帰りなさい」と声をかける。
アリスと母親の新しい冒険がこれから始まろうとしていた。
End
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評価とまとめ
映画『アリス・イン・ワンダーランド2/時間の旅』を観た感想と評価です。
今回の映画の印象はこんな感じです。
・アリス → かっこいい!惚れた!
・白の女王 → 相変わらず天然っぷり
・赤の女王 → 相変わらず頭デカイ!
・マッド・ハッター → 相変わらずキモイ(笑)
主役のアリス演じるミア・ワシコウスカちゃんの演技がとてもよかった。
彼女は今回も第一作目に引き続きアリスを演じていますが、あれから6年たち、大きく成長して凛々しく美しい女性になっています。
ワンダーランドに行く直前まで船長として海を航海し、海賊たちとも大立ち振る舞いをしています。
なんだかパイレーツ・オブ・カリビアンのキーナ・ナイトレイみたいでカッコいいですね。
今回のアリスは本当に頼もしく、人間でありながらワンダーランドの住人たちをグイグイひっぱっていきます。
白の女王のアン・ハサウェイも相変わらずの天然プリですね(笑)
何かにつけて踊り? (笑)ながら行動するので見ていて面白い。
赤の女王は相変わらず頭でけーな(笑)
あいかわらずのデコッパチです。
そして何よりもマッド・ハンター演じるジョニー・デップが相変わらずキモイ。
時折マッド・ハッターのアップが映るのですが、ちょっと耐えられない毒殺レベル(笑)
まぁこの映画の良さでもあるんですがね。
物語においては、今回は少し込み入った内容で、赤の女王の頭が大きくなった理由が明かされますが、実は白の女王も意外と腹黒かった(笑)ということが判明します。
なので観客にとってはかなり衝撃的な内容だったのではないでしょうか?
本作は一作目と比べるとかなりパワーアップした内容になっていて、個人的には一作目くらべかなり面白かったです。
監督はジョニー・デップとコンビを組んでいるティム・バートン監督ですが、この監督の作品はDVDなどで見ても絶対に面白さは伝わりません。
この人の作品は映画館で観るからこそ、初めて価値があるので『アリス・イン・ワンダーランド2/時間の旅』を見ようと思っている方は、ぜひとも映画館へ足を運んでみてください。
管理人の評価は
★★★★★(5.0)
です。以上!
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