『バリー・シール/アメリカをはめた男』のネタバレとあらすじ結末を紹介します。
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トム・クルーズが主演を務めるこの映画は、パイロットからCIAに転身し、麻薬の運び屋まで勤めた実在の人物の生涯を描いた作品です。
彼は一体どのように成り上がっていったのか?彼の物語の結末は?
『バリー・シール/アメリカをはめた男』のあらすじからラスト・結末まで紹介していきたいと思います。
※この記事はネタバレを含んでいますのでご注意ください!
『バリー・シール』のあらすじ・ストーリー
1978年、主人公であるバリー・シール(トム・クルーズ)は若手敏腕パイロットとして、大手航空会社TWAに勤めていました。
彼は数多くのフライトをこなすかたわら、禁制品であるキューバ産の葉巻を密輸して稼いでいます。
そのことを知ったCIAはバリーの飛行技術に目をつけCIAにスカウト。
スカウトを受けたバリーは、表向きの立場としてCIAのペーパーカンパニーに転職しました。
裏の顔として、支給された小型飛行機に乗り、メキシコ湾のレーダーをすり抜け、中南米や近隣諸国の航空写真を撮るという日々を過ごしていきます。
数年後、バリーは写真撮影だけでなく、パナマの独裁者、マヌエル・ノリエガとCIAの仲介人の役割を果たすようになっていました。
そんな時、彼の飛行技術を知った、麻薬王パブロ・エスコバルはバリーに目をつけます。
自宅に招かれたバリーは、コカインの密輸を依頼され、1キロ2000ドルという破格の報酬を提示されました。
金額の大きさに魅力を感じた彼は、遂にコカインの密輸に手を染めてしまうことに…。
しかしここで問題が発生。パブロが所有している滑走路は短く、彼の指示通り300キロも積んでしまうと、飛ぶことは非常に難しい。
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失敗すると墜落死という最悪の状況ながら、バリーは持ち前の度胸と実力を遺憾無く発揮し、飛ぶことに成功します。
レーダーの抜け道を知っている彼は、難なくルイジアナに到達。コカインを投下し密輸に成功します。
パブロの家に訪れたバリーは、パブロから報酬を受け取りますが、その時突如、コロンビア軍が家に突入してきて、逮捕されてしまいました。
コロンビアの拘置所に捕らえられたバリーの前に、彼をCAIにスカウトしたシェーファーが現れました。
シェーファーに助けられたバリーでしたが、彼からアーカンソー州のミーナ市へ、家族全員で引っ越すように命じられます。
家宅捜索が行われる前に、家族を説得し、家族全員でミーナ市に引っ越したバリーは、CIAから家と2000エーカーの広大な土地と飛行場を貰うなど、破格の待遇を受けます。
これまで夫に対して不信感を抱いた妻のルーシーですが、稼いだ膨大なお金を渡すと同時に、秘密にしていた仕事について答えことなきを得ました。
CIAはバリーに対して新たな任務を言い渡しました。それは航空写真の撮影以上に過酷な任務。
中南米のニカラグアへ向かい反政府組織のコントラに対して武器の密輸を行うというものだったのです。
以上が『バリー・シール/アメリカをはめた男』のあらすじ・ストーリーとなります。
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『バリー・シール』のラスト・結末(ネタバレ注意)

ここからはラスト、結末になります。未見の方はご注意ください。
CIAから新たな任務を言い渡されたバリーは、その任務をこなしながら、密かにコカインの密輸も行うことにしました。
しかし、二足わらじで大量の仕事に手が回らなくなったバリーは、自分以外にも4人のパイロットを雇い、いつしか密輸集団を結成します。
また、CIAからの任務でニカラグアの反政府組織に何度か会っていたバリーは、彼らの態度に違和感を感じ始めました。
それもそのはず、彼らは本気で政府を倒そうとは考えておらず、武器は必要としていなかったのです。
とっさにひらめいたバリーは、CIAには内緒で麻薬組織(カルテル)へ武器の密輸を行うことにしました。
コカインと武器の密輸ビジネスは大成功でバリーは巨万の富を得ることとなります。
彼は、有り余った金を預けるための銀行や、資金洗浄(マネーロンダリング)のダミー会社を、地元ミーナ市にどんどん立ち上げて行きました。
しかしそれでも増え続けるお金を隠す事はできなくなり、押入れや天井、庭に埋めるなど、なりふり構わずお金を隠し始めます。
ここで一つ大きな問題が発生。妻の弟JBが家に居候としてやってきました。
前科持ちで口も悪く仕事もできない。そんな典型的なダメ男なJBでしたが、妻の頼みもあり、ひとまず雑用係として雇い始めることにします。
するとJBは隠していた大金を見つけ、その金で未成年を買春するなどしたため警察に目をつけられ、JBは逮捕されてしまいます。
JBはバリーに助けを求め、バリーもJBを助けようとしますが、パブロは仕事を優先しろとバリーに命令。
パブロはJBの件は自分に任せるように伝えますが、バリーはパブロの要求を断りJBを迎えに行きます。
バリーは航空チケットと車をJBに渡し、国外に身を隠すように伝えますが、バリーの提案に不満なJBはそれを拒否。
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捨て台詞を吐いて車に乗って立ち去ろうとしますが、その瞬間、JBの車は爆発し、彼は死亡してしまいます。
バリーはパブロの仕業だとわかっていましたが、特に責めることもなく車を隠し立ち去りました。
その後もバリーは密輸を続けますが、CIAは自分勝手に暴走するバリーの行動を危険視。
CIAはバリーを切り捨てる決断をし、彼とCIAに関係する書類を全て消して、DEA(麻薬取締局)とFBI、ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)が彼を逮捕することを黙認します。
バリーは逮捕され、裁判となりました。
しかし判決は無罪。バリーの人脈に目をつけたアメリカ政府が圧力をかけていたのでした。
ホワイトハウスに連れてこられたバリーは、アメリカ政府から任務を命じられます。
それはアメリカと敵対するサンディニスタ民族解放戦線とパブロ達の麻薬取引の瞬間を写真で収めるといった危険な任務でした。
麻薬組織を壊滅させたいアメリカ政府は取引の証拠写真を必要としていたのですが非常に危険な任務。
しかし選択肢のないバリーはその任務を承諾しコロンビアに飛びます。
ヒヤリとする場面はあったものの、無事に写真を撮ることに成功し、バリーはアメリカに麻薬組織壊滅の英雄として迎えられました。
しかし、ここで手違いが発生。バリーの映った写真が公開されてしまいます。その結果、彼は家は差し押さえられ逮捕。
さらに、組織を裏切ったことがバレてしまったバリーは、命を狙われてしまいます。
このままで家族にまで危険が及ぶと確信したバリーは、家族の元を去りました。
その後、彼は、モーテルを転々とし、これまでの出来事を語るビデオを残す日々を過ごしています。
しかし、ある日、遂に組織に見つけられた彼は、車の中で射殺されてしまうのでした。
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『バリー・シール』のまとめ
以上が『バリー・シール/アメリカをはめた男』のネタバレとあらすじ結末になります。
こんなにもぶっ飛んだ話が、実際にあったということが驚きですね。
映画全体もドキュメンタリータッチで描かれていて、まさに事実は小説よりも奇なりという作品でした。