『ブレードランナー2049』のネタバレとあらすじ結末を紹介します。
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1982年に公開され、圧倒的な映像美と奥深いストーリー展開から伝説的な映画となった「ブレードランナー」
前作のラストから、30年後の世界を描く『ブレードランナー2049』が35年ぶりに公開されました。
前作のラストで姿を消したデッカードの行方とは?今作のテーマとは一体?
気になる『ブレードランナー2049』について早速あらすじを紹介していきたいと思います。
※この記事はネタバレを含んでいますのでご注意ください。
『ブレードランナー2049』のあらすじ・ストーリー
2049年、最新型レプリカントK(ライアン・ゴズリング)は「ブレードランナー」としてLAPD(ロサンゼルス市警察)に勤務し家ではホログラム型のジョイ(アナ・デ・アルマス)と恋人生活を送るという日々を過ごしていました。
ある日、サッパー・モートンという旧型レプリカントが郊外の農場に隠れていると情報得て、解任(処刑)するために彼の元へと向かいます。
抵抗するサッパー・モートンと戦いになりますが、難なく彼を解任(処刑し警察署に帰ろうとした時、Kは庭木の根元に埋まっている箱を発見するのでした。
箱の中身は遺骨のようで、Kはそれを持ち帰り、警察署で分析を行います。
分析の結果、その骨は女性のレプリカントのものだということが判明。しかもそれだけでなく、帝王切開で死んだという驚きの結果が出たのでした。
この女性レプリカントは本来、レプリカントに不可能なはずの”出産”を行い死んでいったのです。
事実が公開されると、人間とレプリカントの垣根が壊れ、社会的混乱を生んでしまいます。そのためKの上司ジョシ警部補は Kに、この出来をもみ消すように伝えるのでした。
Kはその後、レプリカントの製造元であるウォレス社を訪ねます。
そこで、遺体の痕跡から女性の名前がレイチェルであり、30年前にブレードランナーであったデッカードと姿を消したことを知りました。
一方でレプリカントの製造者でもあるウォレスは、30年前にタイレル博士が完成させたレプリカントの生殖機能を欲していました。
ウォレスは部下のレプリカントである”ラヴ”にレイチェルの子を見つけてくるように命じ、彼女はLAPDヘと侵入しレイチェルの遺骨を持って逃げるのでした。
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デッカードの行方を捜すKは老人ホームへ訪れます。そこでデッカードの元同僚であったガフに彼の行方を聞くも、彼でさえその行方は知りません。
その後、サッパー・モートンの農場に戻り、箱を発見した周辺で手がかりを探そうとしたKは、木の根に掘られている06-12-20という数字を発見。
この数字はKにとっては自分の幼少期の記憶にある数字と一致し、孤児院の中で木彫りの馬を欲しがった子ども達からおもちゃを守るために炉に隠すという記憶が蘇ります。
困惑しつつも家を燃やし警察署に帰ったKは資料室へ向かいます。
そこで彼は06-12-20に生まれた子供を探すのでした。そして彼は、それらしき男女の双子がその日に生まれていることを発見します。
片方は死亡していましたが、もう片方はサンフランシスコの廃棄場で行方不明になっていることが判明します。
そして彼は廃棄場へと向かいます。そこはKの記憶とよく似た場所でした。Kは自身の記憶を辿り、ついに06-12-20と掘られた木馬を発見するのでした。
Kは自身がレイチェルの子供ではないのか疑い始め、メモリーデザイナーのアナ博士(カーラ・ジュリ)を訪問します。
そこで彼は自身の記憶が埋め込まれたものではなく、自身の本当の記憶ということに気づくのでした。
以上が『ブレードランナー2049』のあらすじ・ストーリーになります。
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『ブレードランナー2049』のラスト・結末(ネタバレ注意)
※写真:Kとジョイ
ここからはラスト・結末になります。未見の方はネタバレに注意してください。
自身がレイチェルの子だと確信したKは動揺し、警察署に入る時の精神テストに落ちてしまいます。
レプリカントの機能管理のためのテストに落ちたことから、レプリカントとしての機能に不具合が起きているとされたKは、48時間後に処分されされることになりました。
家に帰ったKにジョイは自身の苦悩を打ち明けます。愛しているけれど体がないからあなたを満足させられない。
その苦悩を解決するためにジョイは自分の体として娼婦レプリカントのマリエッテを呼び、一夜を過ごすのでした。
朝になり、マリエッテは帰る間際、Kのコートに追跡装置を仕掛けます。
Kはそのことには気づかずに、ジョイを投影するホログラム機器に付いているウォレス社からの追跡装置を破壊し、ウォレス社に追跡されないようにするのでした。
その後、木彫りの馬を分析した結果、木に含まれていた放射線から製造地がラスベガスということを割り出し、Kはジョイと共に向かいます。
ラスベガスについたKは廃墟となったホテルで、大型犬を発見。その直後、背後にいた老人が持っていた銃をいきなりKに向けて発泡してきます。
Kは争うつもりはないため反撃せず、一方的に攻撃を受けますが、Kは危険人物ではないと理解した老人は攻撃をを止め、自分のことを語り始めました。
実は、彼こそが30年前に姿を消したデッカード(ハリソン・フォード)でした。
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デッカードはレプリカントが妊娠し出産したことが判明すると、子供は実験材料に使われると思ったため、廃棄場の工場へ送ったことを明かします。
Kはデッカードに自分がその子だと伝えきれなかったことに悶々としながら、ホテルで休んでいました。
その時、突如、ウォレス社がKとデッカードの元に襲撃。
ジョイの追跡装置が使えなくなったため、ラヴは警察署に侵入しジョシ警部補を殺害、警察の追跡システムでKを追跡してきたのでした。
急な襲撃になす術もなく、デッカードはつれさられ、Kは目の前で、恋人ジョイを破壊されてしまいます。
重傷を負い、意識を失ったKはマリエッテに治療され、廃墟で目が覚めます。
実はマリエッテはウォレス社の人間ではなく、レプリカント解放運動の一員だったのです。彼女が忍ばせていた追跡装置は解放運動の一員としてKを監視するためでした。
そこでマリエッテはレプリカント解放運動のリーダーであるフレイサを紹介します。彼女もデッカードの友人であり、真相を知る人物でした。
そこでKは衝撃の真相を聞かされます。Kの子供は女の子だったのです。
Kの持つ記憶の持ち主は、メモリーデザイナーのアナ博士であり、彼女こそがデッカードとレイチェルの子供でした。
Kは本当の子を隠すために作られた、ただのレプリカントだったのです。
真相に落胆したKはフレイサにアナ博士がレプリカントの子供という事実と、レイチェルに存在した生殖機能についての秘密を守るためにデッカードを殺すように命じられます。
一方で連れ去られたデッカードの目の前に、ウォレスが再び作ったレイチェルの見た目をしたレプリカントが現れます。
ウォレスは彼女を再びデッカードに与える代わりに、子供と生殖機能についての情報を得ようとします。しかしデッカードはこれを拒否。
ウォレスはレイチェルを撃ち殺してしまうのでした。
デッカードはラヴから拷問を受けるために連れ出されますが、Kはそこを襲撃します。
死闘の末にラヴを殺し、Kはデッカードをアナ博士の元へと連れて行き、2人は再会を果たすのでした。
それを見届けた満身創痍のKは、降りしきる雪の中で息をひきとるのでした。
『ブレードランナー2049』の感想・まとめ
以上が『ブレードランナー2049』のあらすじ・ネタバレ・結末になります。
伝説的な前作から35年ぶりに公開された今作でしたが、今作も圧倒的な映像美と非常に深い内容の映画でした。
レプリカントと人間の間の子供と思っていたKがただのレプリカントだったという結末は驚きです。
人間とレプリカントを区別する出産という境界線がなくなってしまった以上、この両者を区別するものは一体何なのか。
支配にしか興味がない人間よりも、生きることに重きを置くレプリカントの方が人間らしいのではないかという深いテーマを持った映画でした。
『ブレードランナー2049』を見ると『ブレードランナー』をもう一度見たくなるような作品です。
完璧な続編ですので、ぜひ前作を見てからの鑑賞をお勧めします。
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