『フラットライナーズ(2017)』映画のあらすじ・結末(ネタバレあり)を紹介します。
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『JUNO/ジュノ』『X-MEN:フューチャー&パスト』で脚光を浴びたエレン・ペイジ主演『フラットライナーズ(2017)』
望まない妊娠をしてしまった女子高生を演じた『JUNO/ジュノ』でアカデミー賞などの主演女優賞にノミネートされたエレン・ペイジが実験を主導する医学生を演じています。
また、同級生には『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で一躍有名になったディエゴ・ルナが、1990年のオリジナル版で医学生を演じたキーファー・サザーランドが医学部の教授として出演していることでも話題です。
そんな彼らが出演する映画『フラットライナーズ(2017)』がどんな内容なのか?気になりますよね!
あらすじをご紹介したいと思います。
※この記事は作品のラスト・結末までネタバレしていますのでご注意ください。
あらすじ・ストーリー
コートニー(エレン・ペイジ)と妹のテッサがドライブを楽しんでいるところから始まります。
ところが、コートニーが目を離したすきに、車はトラックと衝突。
その衝撃でテッサは湖の中に落ちていきました…。
それから9年後ー
コートニーは医学生となり、死後の世界に興味を持つようになっていました。
そんな彼女は同級生のジェイミー(ジェームズ・ノートン)と、ソフィア(カーシー・クレモンズ)に協力してもらい、使われていない病室で臨死体験の実験を行います。
それは除細動器を用いて心臓を止め、死んでいる間の脳の動きを記憶し、その60秒後、蘇生するという実験。
実験で何が起こっても2人に責任を負わせないとコートニーは言いますが、ソフィアは実行するのを嫌がります。
ですが、結局ジェイミーの手によって実験が行われることになりました。
実験が開始され、臨死体験中の身となったコートニー。
彼女の身体は幽体離脱のように肉体を離れ、今まで行ったことのなかった病院の屋上に行くなどします。
心臓が止まってから60秒後、何故かコートニーが蘇生しません。
パニックに陥るジェイミーとソフィアですが、同じく同級生のレイ(ディエゴ・ルナ)と、マーロー(ニーナ・ドブレフ)がやって来たことで、何とか蘇生することができました。
コートニーの蘇生後、実験データから、心臓を停まっている間に、記憶を司る脳・海馬(かいば)と、偏桃体(へんとうたい)が活性化していることを発見します。
そして、実験後からコートニーは不思議な力を発揮するようになりました。
忘れていたはずの祖母のパン作りのレシピを突然思い出して再現したり、12年間弾いていなかったにも関わらず、突然ピアノを完璧に弾けるようになったりします。
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また、授業中の質問に教授が驚くほどの正確さで解答したりするなど、明らかに潜在能力がアップしていたのでした。
そんな彼女の様子を見ていたジェイミーは、自分も臨死体験をしたいと言い出します。
彼女はコートニーよりも長い2分間の臨死体験を行うなか、死後の世界で別れた元彼女と再会します。
死後の世界を見たと大喜びのジェイミーを見て、レイが実験を止めるように言いますが、ソフィアとマーローも競うように時間を伸ばした臨死体験を行いました。
マーローは死後の世界でバイオリンを弾いている自分を見つけ、クラゲがたくさんいるプールの中を泳ぎます。
ところが、プールの底で「人殺し」と血で書かれているのを見つけます。
ソフィアはクラスメイトのイリーナの全裸の写真を、クラス中に張っているのを臨死体験中に見ました。
臨死体験を終えると、ガードマンがやって来たためそれぞれ病室から逃げ出します。
それぞれが臨死体験を行ったことで、コートニーと同じように能力が開花してきますが、同時に臨死体験を受けた4人は不思議な幻覚に悩まされるようになっていきます。
コートニーは自分の運転中の不注意で亡くなった妹のテッサの幻覚を見るようになります。
ジェイミーは元彼女を妊娠させてしまい、その時に中絶してほしいと頼み、そのまま逃げてしまった過去があり、そのためか赤ちゃんの泣き声が聞こえるようになりました。
マーローはクラゲに刺された患者の治療をした際、誤った薬を投与して殺してしまったという過去から、患者の男の幻覚に追いかけられるようになります。
ソフィアはライバルのイリーナの幻覚でした。以前、嫉妬からイリーナの携帯電話をハッキングして全裸写真をバラまいた過去があったのでした。
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ラスト・結末(ネタバレあり)
4人の幻覚は日に日に酷くなっていきます。
マーローは運転中に気を失い事故を起こしたり、ジェイミーも幻覚を見て自らの手を刺したりしました。
幻覚に蝕まれていくコートニー。
実は臨死体験を行ったのは、脳の動きを調べるような科学的興味のためでなく、本当は「亡くなった妹と会うため」とのメッセージを残します。
そしてコートニーは幻覚に追いかけられた後、家の屋根から飛び降りて死んでしまいます。
マーローは彼女の携帯電話を見つけると、全員を集めコートニーのメッセージを聞きました。
そしてこの時、それぞれが過去の過ちへの罪悪感やトラウマから、このような幻覚に悩まされてきたといことに気付きます。
この幻覚を止めるためにそれぞれ罪と向き合うこと。
ソフィアはイリーナの元へ謝罪に行き、許してもらいます。
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ジェイミーは元恋人を訪ね、彼女が中絶せずに自分との子どもを育てていたことを知りました。
そしてジェイミーは過去の行動について謝るとともに、今後の養育費を払うことを約束しました。
マーローは医療ミスを患者本人に謝るためにもう一度臨死体験を行います。
しかし、患者は彼女を許さず、攻撃を加えてきます。
マーローの行動に気付いたレイ、ジェイミー、ソフィアが彼女を蘇生しようとしますが、なかなか蘇生しません。
すると、マーローは死後の世界で亡くなったコートニーと出会い、自分自身を許すようにとなだめられます。
自分自身を許したマーローは息を吹き返し、無事生還します…。
ー
それぞれ過去と向き合った全員。
後日、彼らは臨死体験の実験に関するデータが入ったパソコンを海に捨てます。
そして全員でレストランへ行き、コートニーが弾いたピアノの曲が流れる中、彼女の死を悼んでお酒を飲むのでした。
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感想
『フラットライナーズ(2017)』のあらすじ・ネタバレについてご紹介させていただきました。
1990年に公開された『フラットライナーズ』のリメイク版となった今作。
オリジナル版ではキーファー・サザーランド、ジュリア・ロバーツ、ケヴィン・ベーコンなどのスターが主演していたことと、禁断の実験に手を染めるホラー風味のストーリーが話題となりました。
本作でも今をときめく若手俳優たちが多く出演しており、映像技術と医学の向上に伴ったよりリアルな描写にくぎ付けになりました。
臨死体験により能力が開花するというのはとても魅力的です。
ですが、いいことだらけではなく徐々に自分の苦い過去と向き合っていくという展開は、どんなに医学が進歩しても安易に人の生死を操作してはいけないというメッセージが込められていると感じました。
1990年版と2017年版を見比べて観るのも、楽しそうですね。
緊迫の場面展開、幻覚に侵されていく主人公たちの苦悩などはぜひ、ご自身の目でお楽しみください。
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