映画ネタバレ

映画「ミスミソウ」のあらすじ・ネタバレ(ラスト結末)と感想!

映画『ミスミソウ』のネタバレです!

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人気漫画家・押切蓮介の同名コミックを実写映画化した『ミスミソウ』

壮絶なイジメの果てに家族まで殺されてしまった転校生の女子中学生が、復讐を果たしていくという物語です。

暴力的で陰惨な描写も多く、中学生が抱えている問題や複雑な感情が繊細に描かれており、後を引きずる内容になっています。

今回はそんな映画『ミスミソウ』の詳しいあらすじやネタバレについて触れていきたいと思います。

※注意:結末ラストまでネタバレしていますので映画を見ていない方はご注意ください。

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映画ミスミソウのあらすじ

では、まずあらすじから。

父親の転勤のため、東京から田舎の中学に転校してきた野咲春花(山田杏奈)は、クラスの女王的存在・小黒妙子(大谷凜香)の取り巻きから壮絶なイジメを受けていました。

原因は、妙子が想いを寄せていた相場晄(清水尋也)を横取りしたことでした。

イジメグループからの嫌がらせは日増しにエスカレート。机には彫刻刀で「帰れ!死ね!」と彫られたり、中にはカラスの死体を入れられたり…

担任教師はイジメに気づいていながらも見て見ぬふり。相談に来た春花の父親にさえ「事を荒立てるな」と逆ギレする始末。

そんな春花の唯一の心の支えは、春花と同じように他県から転校してきた相場の存在でした。

相談しても何も対応してくれない学校に見切りをつけた春花の両親は、卒業までの2カ月間、学校を休むように言いました。

両親のすすめどおり春花は学校を休むようになりますが、クラスでは春花に代わって佐山流美(大塚れな)がイジメの標的に。彼女は春花が転校してくるまでイジメられていたのです。

「イジメられたくなかったら春花を学校に連れてこい!」と命じられた流美は、春花の自宅を訪問して必死にお願いしますが、説得に失敗。

その結果、流美へのイジメはエスカレート。流美の怒りの矛先は春花に向かうようになっていました…。

そんなある日、学校を休んでいる春花のことが心配な相場は、趣味の一眼レフカメラを首から提げ、春花を森へと誘いました。

すると森には、厳しい冬を耐えぬいた後に雪を割るようにして咲く三角草の芽が。「冬になったら三角草の花を一緒に見にこよう」と言って相場は春花の笑顔を写真におさめ、そっと手を握りました。

そんなデートの帰り道、2人が目にしたのは、春花の自宅が激しい炎に包まれている光景でした。相場は火の海へと飛び込み、全身に大やけどを負った妹の祥子を救出しますが、春花の両親は命を落としてしまいます。

火災の原因は、イジメグループによる放火でした。

春花は、祖父である満雄(寺田農)に引き取られますが、思いもよらない悲劇に遭遇して心が崩壊。

学校を休んでいた春花はふたたび登校して周囲を驚かせますが、事件の真相が露見することをおそれたイジメグループの女子生徒3人が春花を裏山に呼び出し、自殺するよう強要。そのやりとりから、春花は事件の真相を知ってしまうのでした…。

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映画ミスミソウのラスト・結末(ネタバレ注意!)

以下、ネタバレ含みます。

女子生徒3人のうちの1人が春花にナイフを突きつけますが、春花は近くに落ちていた釘を拾ってその女子生徒の左目を一刺し。さらにスコップで殴り殺してしまいます。それを見て怯えて逃げようとする2人も一人ずつ惨殺。家族を奪われた春花の復讐が始まりました。

その翌日、イジメグループの中心的存在だった男子生徒を襲撃。その男子生徒は足を滑らせ転落死してしまいます。

春花にとってはラッキーなことに、4人の遺体は降り積もる雪で隠れてしまいました。

イジメグループのうち4人の生徒が行方不明となったことで親たちは大騒ぎ。

いっぽう、イジメグループの男子生徒2人は春花の仕業であると確信。自分たちが殺される前に殺してしまおうと、ボウガンとエアガンで狙撃しますが、2人とも返り討ちにあって殺されてしまいます。

クラスの女王的存在である妙子は、この放火には一切関与しておらず、春花のことを気にかけていました。実は、春花が転校してきた当初、2人は友達でした。

そこへ相場が絡んできたわけですが、妙子は相場を横取りされたから怒っていたのではなく、春花が自分だけの存在でなくなってしまうことに腹を立てていたのです。

妙子は春花を訪ねて直接謝罪し、これまでのことを赦してもらいますが、その帰り道、包丁を持って襲いかかってきた流美からメッタ刺しに遭ってしまいます。

その頃、学校では行方不明の生徒の親が集まり、担任教師に詰め寄っていましたが、逆上した担任教師は外へと飛び出し、除雪車に巻き込まれて粉砕されてしまいます。

妙子をメッタ刺しにした流美は、春花の妹・祥子が入院する病室へ。殺害しようとしたところで春花に見つかってしまい逃走。

その時、祖父の満雄が何者かに殴られ瀕死の重傷を負い、病院に緊急搬送されてきました。いったい誰が祖父をこんな目に…

春花は相場との電話のやり取りを思い出しました。「中学を卒業したら2人で東京で暮らそう。おじいさんに許可をもらってくる」と言っていたことを。

その夜、春花は相場の手の傷を見て確信しました。一見温厚そうに見える相場でしたが、過去にはDVだった父親を殺害。この町で一緒に暮らしていた祖母にも暴力をふるっていたのです。

相場の正体を知ってしまった春花の前に流美が現れ、自分が放火の主犯であることを告白。はじめに春花の母親を焼き殺し、駆けつけた父親をボウガンで狙撃。証拠を隠滅するため家全体に火を放っていたのです。

それを聞いて激昂した春花は流美に殴りかかりますが、流美が隠し持っていた包丁で刺されてしまいます。

2人がもみ合いになるなか、相場のカバンの中から落ちた1枚の写真を目にした春花は愕然。それは、燃えさかる炎の中で妹の祥子をかばうように死んでいった父親の最期の瞬間でした。相場は祥子を助け出す直前、父親が焼け死ぬ瞬間を撮っていたのです。

春花は包丁を拾って相場に襲いかかりますが、相場は倒れていた流美を盾して防御。刺された流美は絶命してしまいます。

暴力性が露わになった相場は春花の顔面を何度も殴打。気絶した春花にカメラを向けますが、その瞬間、春花は雪の中に隠していたボウガンを撃ち放ちました。

ボウガンの矢はカメラのレンズを直撃。右目を貫通した矢は脳にまで達し、相場は死んでしまいます。そして、春花も力尽きてしまいました。

それから数カ月後。そこには卒業証書を手にした包帯姿の妙子が。妙子は誰もいない教室で外を眺めていました…。

End

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映画ミスミソウの感想

ネタバレを含みつつ、あらすじなどについてご紹介しましたが、イジメや復讐を正当化するつもりはないものの、その暴力の背後には当事者が抱えている問題が潜んでいる…

映画『ミスミソウ』はそのあたりの描写が繊細に描かれている作品だと思いました。

イジメグループのメンバーたちも、恵まれない家庭環境や田舎の閉塞感に苦しんでおり、その感情がイジメという形で表出してしまう。なんとも悲しい負の連鎖ですが、イジメは子供たちだけの問題ではなく、大人たちもしっかり向き合わなくてはいけない問題なのかもしれません。

主人公が壮絶なイジメに遭う前半パートではそんなことを考えながら観ていましたが、イジメグループのメンバーたちに復讐していく後半パートでは不思議な爽快感が!

真っ白な雪と鮮血の赤とのコントラストも美しく、残酷な描写ではあるもののどこか芸術的にも感じる映像になっています。

中学生役のキャスト陣の演技も素晴らしく、今後の邦画において活躍が期待できる逸材たちでした。

衝撃的な作品ではありますが、ぜひご覧になってください。

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