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散歩する侵略者|映画の無料動画をフル視聴する!dailymotion・pandora

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謎の侵略者たちが地球侵略を目論む、SFスリラー『散歩する侵略者』

長澤まさみ、松田龍平ら実力派キャストが集結し、監督は世界で注目されている黒沢清監督という豪華なキャスティングとなっています。

当たり前だった日常が謎の侵略者たちによって壊されていってしまう。そんな非日常的で絶対に有り得ないシチュエーションをスリリングに描いた作品です。

この記事ではそんな『散歩する侵略者』のあらすじと見どころ・レビューと、映画の無料動画をフルで無料視聴する方法を紹介します。

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『散歩する侵略者』の作品紹介

登場人物・キャスト


加瀬鳴海(長澤まさみ)
夫との夫婦仲は上手くいっていなかったものの
別人のようになって
しまった夫をほっとけずにいる妻。

加瀬真治(松田龍平)
侵略者に身体を
乗っ取られてしまった鳴海の夫。

桜井(長谷川博己)
一家虐殺事件の取材をしているライター。

天野(高杉真宙)
桜井とともに立花を探す侵略者。

立花あきら(恒松祐里)
一家虐殺事件の犯人。
女子高生の姿になった侵略者。

あらすじ・ストーリー

ある町で一家虐殺事件が起きます。

現場を立ち去ったのは血まみれのセーラー服を着た1人の少女・立花あきら(恒松祐里)

彼女は道路の真ん中を歩き続け、避けようとした車は衝突事故を起こしてしまいます。

そして、同じ町に住む行方不明だった加瀬真治(松田龍平)が見つかり、妻の鳴海(長澤まさみ)が病院に彼を引き取りに向かっていました。

しかし、戻ってきた真治は別人のようになっていました。

不思議な話し方やすぐに転んでしまうなど、真治と鳴海の夫婦仲が上手くいっていなかったことさえも忘れてしまっているようでした。

真治は「自分は宇宙人なんだ」と鳴海に言いますが、もちろん彼女は真に受けません。

医者からは記憶喪失や若年性アルツハイマーの可能性があると言われ、真治は自宅療養をすることになります。

週刊誌のライターをしている桜井(長谷川博己)は別件でこの町に来ていましたが、一家虐殺事件が発生したことでこの事件の取材を任されていました。

事故現場に向かった彼は初めに天野(高杉真宙)という若者と出会います。

彼は立花あきらを探していることと、自分は宇宙人であることを桜井に話します。

宇宙人というのは信じがたいが立花を探しているという共通点から、桜井は天野と行動を共にし始めます。

二人は立花が収容されている病院を訪れますが、そこで桜井は天野と立花が刑事から「自分」と「他人」という概念を奪う瞬間を目にします。

刑事はまるで別人のようになり、立花が逃げる姿を見ても何も抵抗をしません。

天野、立花は人間の概念を盗み取ることが出来る宇宙人でした。

そして彼らの目的は地球侵略。桜井は天野と立花に概念を奪われないようにしながら、もう一人の仲間を探すという彼らに密着することにします。

その頃、真治は療養のため会社を辞め、自宅の周りを毎日散歩していました。

成美は真治に「毎日散歩をして何をしているの」と問いかけると「地球を侵略しにきた」と言われます。

そんな変わってしまった真治に戸惑いながらも、鳴海は再び彼を愛し始めていました。

もう一人の仲間を探している天野と立花はついに真治に存在に気が付きます。

そこから町はどんどん不穏な世界へと変わっていき、当たり前の日常は終わりを迎えます。

果たして彼らの侵略を止めることはできるのか?

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『散歩する侵略者』の予告動画

<予告動画>

 

『散歩する侵略者』の見どころ


ホラー&スリラー映画の名手・黒沢清監督による『散歩する侵略者』はSFスリラーとしてはもちろん、夫婦愛も描かれておりラブストーリーも含め、様々な角度から楽しめる作品となっています。

そして、本作の見どころは侵略者たちの設定!

彼らは地球人の使う言葉にこだわりを感じており、それを奪って蓄積していくという今までにない設定がとても面白いです。

天野と立花、そして真治が人々から概念を奪っていくシーンには釘付けに。

手に入れる概念はそれぞれ異なるため、個性ある侵略者たちになっていくところにも注目していただきたいです!

また、黒沢監督らしい不気味な演出も散りばめられています。

明暗演出や、「クリーピー 偽りの隣人」でも使われたスクリーンプロセス(合成技法のひとつ)、お得意のジャンプカットなど。

黒沢監督だな…と思わせる演出がたっぷりなので、とくにファンの方は楽しめるのではないでしょうか。

ぜひ、みなさんも『散歩する侵略者』をご覧くださいね!

『散歩する侵略者』の口コミ・レビュー

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評価 ★★★☆☆(3.0)

題名から「隣人が宇宙人と入れ替わってる」タイプのお話かな?と予想して視聴しました。
大まかにはその予想通りで外れてはいませんでしたが、「地球や愛する人を守る為に侵略者と戦う」とかそういう単純明快な話かというと、そんなに単純な映画では一切ありませんでした。
静かで地味なんだけど「狂気」も「感動」も「愛」も感じるような…。
チョット薄暗くて、でもホラーやサスペンスでもない…そういうタイプのお話が好きな人にはかなりピッタリくるのかなと思いました。
ラストは「観る人によって解釈が変えられるタイプ」なような気がしますので、そんなに「地雷」とか気にせず観れるのではないかと思いますが、映画に「明るくスッキリした楽しみ」を求めるような心理状態の時は止めておいた方が良いかも知れません。
キャスティングがとても良くて、作品の世界観と役者さんの魅力を堪能するだけでかなりの「価値」を感じてしまいました。
松田龍平さんは初出演作(映画)の舞台挨拶などにも行って、昔からなんとなく応援している俳優さんなのですが、とてもいい役者さんに成長されたなあ…としみじみ思いました。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”女性・30代後半”]

評価 ★★★★☆(4.0)

黒沢監督の作品が好きで、映画館に観に行きました。
個人的に、ものすごく、映画の世界観に引き込まれたすごく不思議な時間でした。
始まりの、金魚すくいで平和を表現した後、殺人事件に切り替わるギャップからスタートです。
そして、何故か夫が宇宙人になる…?さらには、他にも宇宙人も出てきて、とても訳のわからない面白い内容に笑ってしまいました。
特に、おもしろいと思った設定は、地球人を乗っ取った後に経験や話を聞いて概念を吸収する事で、どんどん進化していくという、めちゃくちゃ人間っぽさを残す不思議な設定と、吸収された側はその概念を失うと意味の分からないけどおもしろすぎな展開が黒沢監督さすがと思ったところです。
そしてわたしが一番気になったのはラストのシーンです。
愛の概念を長澤まさみから吸収した松田龍平が、地球侵略をやめさせますが、今度は長澤まさみが空っぽの状態になる。
愛がなくなってぜんぶ失った事を表現しているもしかして、ラブストーリーだったのかな?と思いました。
とにかくこの作品、楽しく観れる事間違いないです。
個人的に長澤まさみが大好きなのですが、色っぽすぎる演技にさらに、好きになりました。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”男性・30代後半”]

評価 ★★★★★(5.0)

哲学的な話を、地球上に存在している生命体以外が、地球を侵略しに来たという事ですが、謎の侵略者によって乗っ取られた、また、憑依された人間の記憶された概念によって、見た目は全く違和感のない人間という状態。
他の人の中にある概念を奪うと、奪った侵略者は瞬間的に、その概念を習得ができ、奪われた人はその概念がなくなり、欠落した人となってしまうという、何とも不思議な話であって、よく考えると物凄く奥深く、人間という生物にとって、概念という物の大切さを訴えている、と感じました。
我々人類は、長い時間をかけて少しずつ、進化をしながら、道具を使い、植物や動物などを、食べたり育てたりしながら、生き残りをかけて、今の社会又は世界を作り上げてきました。
物語上では、瞬間的に侵略者が、概念を習得する事ができるので、その変化に驚きます。
それとは対称的に、我々は多くの時間が必要となりますが、大切な事を日々学習して、自分自身だけでなく、他者に対する思いやりを持つ事の重要性を認識きましたし、これからの未来にも大切だという、ただの娯楽映画だけでなく、社会的な意義のある作品と感じました。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”男性・40代前半”]

評価 ★★★★☆(4.0)

映画『散歩する侵略者』は黒沢清監督らしい、スケールの大きい、そして独特の雰囲気をもったエンターテイメント作品です。
黒沢清という監督は、そのキャリアを通して、常に映画イコール娯楽を念頭に作品作りしてこられた方だと思います。
ただし、その手法は誰かのモノマネではありません。
『散歩する侵略者』でも見られた独特な演出・アングル(俳優のユニークなイン・アウトや、カット内での動き・動線)、編集点がちょっとユーニクで自由な編集、音楽の付け方(ここに音楽を乗せるかというユニークな場面で音楽が流れたりします)などがそうです。
たぶん黒沢監督が目指しているのは、アメリカ映画のような娯楽作を、ヨーロッパ的な撮り方(つまり何にも縛られない自由なやり方)で制作することではないでしょうか。
だから、本作のような、あまり見たことのない娯楽作品が出来るのであり、彼の作品が世界、とくにヨーロッパで人気を得ることに繋がるのでしょう。芸術プラス娯楽といった作品です。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”男性・30代後半”]

評価 ★★★★☆(4.0)

家族や恋人をはじめとする大切な人に対してある日突然に湧いていく、奇妙な違和感や距離感がリアリティー溢れるタッチで表現されているのが良かったです。
人類滅亡の危機が迫ってくる極限状況下でも、果たして愛する人を信じることができるのか考えさせられました。
世界が崩壊していく風景を、ひと組の夫婦の再生に重ね合わせていく描写が面白かったです。
破綻していたはずの鳴海と真治の結婚生活や夫婦関係が、侵略という有り得ない出来事がきっかけになって修復していく展開が皮肉な味わいでした。
外見は変わらないのに中身がまるっきり入れ替わってしまった真治の役には、松田龍平の浮世離れした表情や佇まいがぴったりとはまっていました。
自分と異なる存在を受け入れようと奮闘するヒロインの姿を演じている、長澤まさみの凛とした表情も魅力的でした。
宇宙人や超常現象に対して拒否反応を起こしていく鳴海が、夫の存在だけは最後まで信じ抜いていくところに胸を打たれました。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”男性・30代後半”]

評価 ★★★★☆(4.0)

散歩する侵略者は長澤まさみが主演するということで、大好きなので絶対見ようと思いました。
さらに共演者も豪華キャストが出ているのも魅力だと思います。
旦那役の松田龍平が行方不明になって、戻ってきたと思ったらエイリアンに体を乗っ取られていて、地球侵略をたくらんでいるという設定なのでかなり楽しく見ることができました。
その中でも松田龍平の演技がよかったと思います。松田龍平が色んな概念を吸収していくにあたり、愛ということの概念を知ることによって変化していく感じがとてもよかったと思います。
改めて人間の愛というものに対して考えさせられる内容になっているのもいいと思います。
この映画は、長い関係が続いて、愛というものに対して率直に言葉で言えない人たちが見るべき映画だと思います。
いつも一緒に居るけど言葉で伝えることの大事さや相手を思いやることを改めて思わされました。
この映画は個人的にはかなり好きな部類の映画でした。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”男性・30代後半”]

評価 ★★★☆☆(3.0)

様々な事を考えさせられる内容の映画となっています。
間の概念を奪う事が出来る宇宙人が3人出てきて、次々と人間の概念を奪っていくという設定で、このタイトル通り、散歩しながら侵略していく内容となっています。
人間が、自分の概念を奪われてしまったら、確かにこうなるのかもしれないなと、考えさせられる内容にもなっています。
もしこんな宇宙人がこの地球にも訪れてしまったら、この世界はどうなってしまうのだろうと、映画を見終わった後に、深く考え、一緒に映画を観に行った妻とも語り合いました。
ラストも衝撃的で、本当に、人間の持つ概念の大切さを感じさせてもらいました。そしてやはり、愛の偉大さを感じさせてもらった内容となっています。
宇宙人と人間との葛藤、宇宙人同士の葛藤、愛し合っていなかった夫婦が、本当の愛を知った時の葛藤等、様々な角度から、人生について、概念について、愛について、考えさせられる内容の映画となっています。
SFというよりは人間ドラマですね。ご夫婦で観られる事を、私はおすすめします。
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評価 ★★★★☆(4.0)

黒沢清監督の作品ということで観ました。
黒沢監督の作品と言えば、比較的クセが強い作品が多い印象を持っていましたが、「散歩する侵略者」では新たな一面が見れたのではないかと思います。
もともと原作は前川知大さんの舞台だそうです。2005年、「イキウメ」という劇団の舞台の初演から、2007年の小説化を経て映画化されました。
ストーリーは、概念を奪うというSFモノです。現代日本を舞台にこうしたSFをきちんと成り立たせている作品はそう多くないでしょう。
また演舞台ならではの演出も多く、作中の会話劇もどこか舞台を彷彿とさせるやりとりだと感じました。
原作のほうには明るくありませんが、黒沢監督のクセの強さと舞台感の両方がうまく組み合わさっているのかなと思います。
黒沢ファンの視点から見れば、黒沢監督の良さも残しつつ、分かりやすさが重視された作品と言えるでしょう。
黒沢監督の作品へのとっかかりとして最適な映画です。映画版のラストの後日譚は舞台にはなかったもののようです。
舞台のほうの前川作品のファンの方も、映画版では新たな発見があると思います。
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評価 ★★★☆☆(3.0)

侵略者とか宇宙人とかをイメージすると宇宙戦争とか洗脳だとかオドロオドロしいものを想像してしまいますが、そうゆうの内容ではありませんでした。
本作「散歩する侵略者」で出てくる宇宙人というのは始めは何もない脱け殻のような存在、人間に乗り移り人間の持つ概念というものを少しずつ奪い自分のものにしていくことでより完成された人間として変化していくというもの。
傍目は人間そのものでそれが宇宙人だなんて思いもしませんが、今回の主人公である鳴海にとっては以前とは違う旦那の姿をした誰か(宇宙人)を戸惑いながらも愛していきます。
かつて愛した旦那なのに、その旦那ではない人を愛していく滑稽ながらも真っ直ぐな姿になんだか心が動かされました。。
結局最後まで何なのか判明しない事も多く一度見ただけでは理解できない事が多いのかもしれませんがそこに至るまで興味を惹き付けられずにいれらませんでした。とても興味深い作品です。
概念を奪う宇宙人。もしそんな宇宙人がいれば人類をあっという間に脱け殻にして容易に侵略できるだろうと思えば凄く怖くなりましたけどね(笑)
もちろん作中ではそういったことはあまりないのですが、そういった事も想像させられる不思議な作品とも言えます。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”女性・20代前半”]

評価 ★★★★☆(4.0)

面白かったです。
基本的には宇宙人が地球を侵略するためにやって来たというストーリです。
それだけ聞くとどこで聞いたような話に思えますが、この映画のユニークな点は「宇宙人が人々から概念を奪って理解していく」という点です。
また、人々に乗り移った宇宙人はタイトルの通り、侵略者は街を散歩しています。散歩する中で出会った人から概念を奪い取って人間を理解し、どんどん生活がうまくなっていきます。
概念を奪い取られた人々は、みな変わっていきます。攻撃的になる人もいれば、無力になる人もいます。
しかし、その中で自分を縛っていたものから解き放たれ、活動的になる人もいます。社会の中で生きる上で大切なことや、その中で植え付けられた余計なものの存在がそこで描かれています。
言葉にできないけど知っている・理解しているという状態が、私たち人間を構成しているということをこの作品は教えてくれます。
結末は、予想がしやすくベタと言える展開かもしれません。しかし、その結末こそが人間らしさなのではないかと考えさせられました。
SFというよりは深い人間ドラマです。
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