マイケル・ベイ監督の映画『トランスフォーマー』シリーズ。
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2007年に第一作目が公開されましたが、秀逸なメカ描写と、ストーリー性の高い脚本で、事前の下馬評を大きく覆し、世界的な大ヒットとなりました。
その後も次々と続編を制作してシリーズ化されていますが、まだ鑑賞していない人はどの作品から観たらいいのか?順番がわからない人もいると思います。
今回はそんな方のために、映画『トランスフォーマー』シリーズの順番と、あらすじを一覧で紹介していこうと思います。
『トランスフォーマー』シリーズを観る順番は?
映画『トランスフォーマー』シリーズを観る順番ですが、厳密にいえば、映画が公開された順番に観るのがベストです。
- 1作目:トランスフォーマー(2007年)
- 2作目:トランスフォーマー/リベンジ(2009年)
- 3作目:ダークサイド・ムーン(2011年)
- 4作目:トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年)
- 5作目:トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年)
ただし、4作目以降は、登場人物・キャストが一新されてしまうこと、ストーリー上のつながりが希薄なため別物。新しいトランスフォーマーシリーズと考えたほうが良いでしょう。
キャストだけでなく、ロボットたちのデザインもメカメカしいものからより人間らしいデザインに変わっていますので、4作目以降に拒否反応を示すファンもいるようです。
そのため1作目から鑑賞している人にとっては、3作目のダークサイド・ムーンが完結編といえます。
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トランスフォーマー(2007年)
あらすじ・ストーリー
惑星サイバトロン。
オールスパークという構造物から誕生した金属生命体「トランスフォーマー」はオートボットとディセプティコンの勢力に別れ、戦争をしていました。
戦いはディセプティコンが勝利しますが、オールスパークは遠く離れた地球へ飛散。
ディセプティコンのリーダー「メガトロン」もオールスパークを追いかけますが、北極に墜落して氷漬けになります。
そして現代。
リーダーのメガトロンを追いかけ、アメリカの基地を襲撃するディセプティコン達。
その最中、彼らはメガトロンとオールスパークの居場所を突きとめることに成功しました。
一方主人公のサムは、中古で買ったカマロで同級生の少女ミカエラとのドライブデートを楽しんでいました。
しかしそれも長くは続きません。突然ロボットに変形するパトカーに襲撃。ディセプティコンでした。
絶体絶命のピンチというところで、今度はカマロが変形。パトカーを撃退します。
カマロの正体はオートボットのバンブルビー。オールスパークの場所の手がかりを握るサムを守る為、カマロに偽装していたのでした。
その後、宇宙から他のオートボットたちが飛来。サムが持つオールスパークの手がかりを得るため、彼らは協力を申し出ます。
しかしサムは政府の秘密組織、セクター7に連行されてしまいます。
サムを救出しようとするオートボットたちですが、同じくサムを追跡していたディセプティコンが襲撃。
さらにディセプティコンたちは内部工作により冷凍保存されていたメガトロンを施設から復活させ、オールスパークを求めて逃げおおせたサムやオートボットたちを追撃します。
互いのリーダー「オプティマス・プライム」と「メガトロン」、そしてサムの壮絶な戦いが始まります。
解説
公開前から世界中で噂になったSFロボットアクション映画。原作は日本のアニメ「トランスフォーマー」です。
スティーブン・スピルバーグ監督の下、注目の若手俳優らをキャストに配して、圧倒的な3DCGとスケールによって展開される物語は、米国のみならず日本でも一躍大人気に。
特にトランスフォームのシーンでは映画の醍醐味ということもあり、やたらと練りこまれた変形シーンが男心・子供心を鷲掴みにしたことでしょう。
また原作で登場したキャラクターも殆ど同名や同じ容姿で登場するのも好感が持てます。
ストーリーの理解が難しいという人も多かったようですが、全体的にはオリジナリティを出しつつメリハリの利いたものになっていると思います。
その後の続編を見る上では欠かせないシリーズ第一作となりました。
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トランスフォーマー/リベンジ(2009年)
あらすじ・ストーリー
物語の舞台は前作から二年後の設定。
オートボットと米軍は協力して特殊部隊を編成し、潜伏しているディセプティコンを撃退する日々。
サムも高校から大学へ進学し、深まっていたオートボットたちとの絆は徐々に薄らぎつつありました。
そんな時、前作で喪失したオールスパークの破片を偶然発見。その瞬間からサムの頭の中に見たこともない文字が浮かぶようになりました。
一方、公にはされていませんでしたが、ディセプティコンの残党がメガトロンを蘇生し、海底から引き揚げる事件がありました。
ディセプティコンの本拠地へ戻るメガトロン。そこには真のリーダー「ザ・フォールン」の姿が…。
メガトロン達はザ・フォールンの指示により、オールスパークの情報を持っているサムを拉致。これを救出しようとするオプティマスと交戦します。
しかし多勢に無勢。サムとオールスパークの情報は守られましたが、オプティマスはディセプティコンの攻撃により撃破されます。
助かったサムたちは頭の中に浮かぶ文字を読めるトランスフォーマーを探す旅へ。
その最中に元ディセプティコンのジェットファイアと出会います。
彼とのかかわりの中でサムは、過去の地球とサイバトロンでの出来事を知りました。
ザ・フォールンは過去に地球へ来て太陽を破壊しようとしましたが、惑星破壊装置の鍵を他のトランスフォーマー達に隠されてしまったのです。
ザ・フォールンを止めるため、そしてその鍵を使えばオプティマスを蘇らせることが出来るかもしれないと考えたサムは、他のオートボット達と共に再び戦場へ赴きます。
解説
前作の好評を受けて続編が制作されます。それがこのトランスフォーマー/リベンジ。
よりスケールアップした世界観、CG表現が素晴らしく、見ごたえがあります。
ストーリーそのものは典型的な冒険・勇者モノではありますが、シンプル故に理解しやすく、また感情移入も容易です。
前作からの登場人物も多く、また皆キャラクター性も濃いので見ていて飽きません。特にセクター7のシモンズ捜査官はムードメーカー化し、登場場面は笑うしかありません。
トランスフォームシーンもボリュームアップしていて、今作では何とトランスフォームしながらの合体シーンも。
重機が次々と姿を変え、恐竜を彷彿とさせる巨大な姿に変身するところは、目が離せません。
ジェットファイアなど、原作ファンはニヤリとせざるを得ないシーンもあります。
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ダークサイド・ムーン(2011年)
あらすじ・ストーリー
一作目においてサイバトロン星が壊滅していることは語られましたが、その最中に彼らの星を救う技術を持ったトランスフォーマー「センチネルプライム」の存在が冒頭で明かされます。
センチネルはディセプティコンの追撃により月の裏側へ墜落。貴重な技術とともに永い眠りについていましたが、オプティマスらによってようやく救出されます。
一方サムは新たな恋人との生活を始めていましたが、再びディセプティコンに狙われる身に。
調べていくとどうやらディセプティコンは宇宙開発に携わった人物に絞って襲撃を繰り返しているとのこと。
再びオートボットとディセプティコンとの戦いとなるかに見えましたが、ここで何とセンチネルプライムがオートボットを裏切ります。
センチネルは人類に対して、オートボットを地球から追放すれば侵略行為をしないことを宣言します。
人類はその要求を鵜呑みにし、オートボットを地球から追放しました。
しかし彼にとっては人類の共存など論外で、サイバトロン星を復活させて人類を奴隷とするのが彼のもくろみだったのです。
センチネルは自らの技術を使って、ディセプティコンの軍団とサイバトロン星そのものを地球へテレポートし始めます。
絶望的な状況の中、追放されたと思われていたオートボット達が次々と帰還。
実は偽装していただけで、最初からこうなることを予想。そしてオプティマスは人類のために戦うと決めていたのでした。
シカゴを舞台に、ついに始まるトランスフォーマー史上最大で最後の戦いが始まります。
オートボットは人類のため、悲願だった故郷復活を諦め、サイバトロン星のテレポート阻止の為、センチネルやディセプティコンと決戦の時を迎えます。
解説
今作では、1・2とは打って変わってよりシリアスで現実的な方向に物語がシフトしていきます。
これまでは王道的なストーリーで主人公たち人間とトランスフォーマーの協力や戦いを描いてきました。
しかし今作ではトランスフォーマーはあくまで得体の知れないエイリアン(宇宙人)であるという確固たる視点を持ち、人間の愚かさや儚さも取り入れた、人類と宇宙人の共存のテーマが前面に出ています。
なお今作からヒロイン役の女優が変更になり、主人公サム・ウィトウィッキー役のシャイア・ブラーフが今作を最後に降板する等、キャスト面での変更が目立ちました。
ヒロイン役のミーガン・フォックスはトランスフォーマーシリーズの看板娘だっただけにとても残念です。
トランスフォーマーシリーズはまだまだ続きますが、ある意味1~3までを一つの章として捉えるのが正解のようです。
サム役のシャイア・ブラーフの最後のトランスフォーマー出演作品なので、未鑑賞の方はぜひ観てください。
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年)
あらすじ・ストーリー
舞台は「ダークサイド・ムーン」から5年後の世界。
最後の決戦でオートボットたちは勝利しますが、戦場となったシカゴは壊滅。
ディセプティコンは消え去ったものの、本格的に用済みと判断されたオートボット達は、人類に見限られてしまいます。
さらに宇宙からやってきた機械生命体ロックダウンにそそのかされた人類。あろうことか自分たちの為に戦ってくれたオートボット達を狩っていたのでした。
オートボット狩り部隊の中には、そのロックダウンも加わっていました。
一方主人公のケイドはというと、ガラクタ収集・修理工場を営んでいました。
もはや趣味にも等しい状態だったので稼ぎは無く、娘の進学代も出せないほど。娘と毎日喧嘩する日々が続きます。
そんなある日ケイドはオンボロのトラックを拾ってくるのですが、些細な事がきっかけでこのトラックが突然オートボットに変形。
その正体はかつての英雄、オプティマス・プライムでした。彼はオートボット狩りから逃れるため、偽装していたのです。
しかし、ケイド達はオートボット狩り部隊とロックダウンに見つかってしまいます。
命からがら自宅を脱出し、オプティマスとともに他のオートボット達と合流しますが、その数はあまりにも少ない様子。
既に殆どのオートボットたちが狩りで破壊され、人類はそのパーツと技術で人造トランスフォーマー開発を進めていたのでした。そのなかにはディセプティコンのパーツも含まれていて、メガトロンの頭部が…。
そして人造トランスフォーマー部隊とオートボットが激突。未だかつてない戦場となります。
そこへ乱入してきたロックダウンにより、オプティマスは囚われの身になってしまいます。
ロックダウンはオートボット、ディセプティコンどちらにも属さない傭兵。その雇い主というのが「創造主」でした。
「創造主」とはトランスフォーマーをオールスパークによって創り出した生命体です。
オプティマスの救出劇、メガトロンの復活、ロックダウンとの決戦。ケイドとオプティマスは未だかつてない戦場へ足を踏み入れるのでした。
解説
トランスフォーマーシリーズ第二章、シリーズ四作目です。
前作がシリアスのストーリーだったことは説明しましたが、そのストーリー性を受け継ぐ形となっています。
その意味では物語の設定は極めて現実的で、人造トランスフォーマーの登場やオートボット狩りなどの阿鼻叫喚の状況も、ごく自然なものに仕上がっています。
それまで登場していたキャラクターが既に亡くなっているというのは、なかなかつらい現実ですが…。
またサブタイトルにもあるようにロストエイジ、つまり古代の生き物「恐竜」に酷似した「ダイナボット」が登場するのも魅力的。
原作アニメでも登場しましたが、その姿があまりにも野蛮かつ巨大で、男心をくすぐる素晴らしいデザインです。
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年)
あらすじ・ストーリー
ロックダウンを撃破し、その雇い主であり自らを産み出した「創造主」へと会うため宇宙への旅に出たオプティマス・プライム。
ケイドもまた戦いを生き延び、サウスダコタ州のバッドランズでスクラップ場を経営しながら、オートボットと共に戦い続けていました。
そして世の中は、完全復活したメガトロン率いる新生ディセプティコン、オートボット狩り部隊を前身とする対トランスフォーマー部隊(TRF)。そしてオプティマス率いるオートボットたち。
三つ巴の戦いが繰り広げられる世界となり、日々戦いは激しさを増していました。
そんな最中、再びサイバトロン星が地球へ接近していることが判明します。
ケイド達は戦いの中で出会ったイギリス貴族エドマンドの情報から、過去に実在した円卓の騎士らが持っていた杖が必要であるという事を知ります。
杖を巡ってさらなる戦いを繰り広げるケイド達。そしてついにオプティマス・プライムが地球へ帰還します。
安心するオートボット達ですが、彼は創造主「クインテッサ」によって記憶や人格を改竄されたネメシスプライムと化していたのでした。
そしてついに飛来するサイバトロン星。クインテッサの力によって、何と地球表面上にてバラバラになっていた惑星の破片が合体。
まるで惑星そのものがトランスフォームしているかのよう。
サイバトロン星のトランスフォームを司る海底遺跡。そしてそこで繰り広げられるネメシスプライムとバンブルビーの激しい戦い。
果たしてケイド達はオプティマスを正気に戻らせることは出来るのでしょうか。そして地球の危機を救えるのでしょうか。
解説
前作から続いて、大人気俳優マーク・ウォールバーグ演じるケイドや、何とアンソニー・ホプキンスまで登場。
トランスフォーマーシリーズの躍進ぶりが、キャスト面でもうかがえる最新作となっています。
ストーリーはというと、意外と評価が低い方が多いです。
トランスフォーマーシリーズも五作目で、かなり風呂敷が広がっている感も否めませんから、仕方ない事なのかもしれません。
しかし、CG面ではさらなる躍進がうかがえます。第一作と改めて比較してみると、やはりその自然さやスケールはくらべものにもなりません。
特に海底遺跡でのネメシスプライムとバンブルビーの対決は息をのむ迫力があります。
また地球へ飛来したサイバトロン星で繰り広げられる戦闘も、何回見ても飽きないくらいの超ハイディテールな3DCGがシーンを熱くしてくれています。
これまでの4部作のすべてを注ぎ込んだ、最高傑作といっても過言ではないでしょう。
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