『20センチュリーウーマン』や『SOMEWHERE』で注目を集めたエル・ファニング主演『パーティで女の子に話しかけるには』のネタバレです。
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本作は姉のダコタ・ファニングとともに子役時代から脚光を浴びるエル・ファニングと舞台を中心として活躍し『夜中に犬に起こった奇妙な事件』でトニー賞演劇主演男優賞を史上最年少で受賞したアレックス・シャープが主演。
『めぐりあう時間たち』アカデミー賞主演女優賞を受賞し、その他数多くの受賞・ノミネート歴があり幅広い役柄を演じ分ける名優ニコール・キッドマンなどが脇を固めています。
今回は『パーティで女の子に話しかけるには』のあらすじ・結末(ネタバレあり)をご紹介したいと思います。
※この記事はラスト・結末までネタバレしていますのでご注意ください。
あらすじ・ストーリー
1977年ロンドン郊外のクロイドン。
パーティーに行っても女の子に話しかけることもできず、馬鹿にされるような内気な性格のエン(アレックス・シャープ)
そんな自分の何かを変えようともがいてますが、結局パンク音楽を聴きながら日々を過ごしていました。
ある日、パンク友達のヴィックとジョンとともに、あるパンクライブの会場に乗り込みます。
メインはボディシーア(ニコール・キッドマン)が率いるディスコーズというバンドで、会場には有名レコード会社の関係者も来ているようでした。
演奏を楽しんだエンたちは、打ち上げに参加しようと思いますが、嘘の会場を教えられてしまい夜の公園で立ち尽くしてしまいます。
しかし、聞こえてきた不思議な音楽から辿り着いた、近くの家で行われていたパーティーに参加しました。
見たことのないような衣装を着ていたり、輪になって話し合っていたりと変わった雰囲気の中、ヴィックとジョンはそれぞれ女の子を口説き始めます。
シャイなエンはやはり声を掛けることができず、キッチンで作業をしていた少女ザン(エル・ファニング)になんとか声をかけました。
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映画や音楽の趣味が合い、会話を楽しんでいた2人のところにヴィックが駆けこんできます。
女の子と話していたはずなのに、急に彼女の中から男が出てきたと大慌てのヴィックはここから逃げ出そうと家を出ていきます。
ヴィックと共に逃げ出したエンでしたが、ザンが追いかけてきました。
あと48時間しかここに居られないというザンをエンは家に連れていきます。
ザンは自分はPTという団体に所属する宇宙人であり、任務のためにロンドンにやって来たということをエンに伝えました。
残りの時間でパンクのライブを観たいというザンのために、エンはボディシーアに彼女を紹介します。
ボディシーアの計らいでステージに立ったザンは躊躇していたものの堂々と歌を披露し、途中で加わったエンとのハーモニーも美しく、会場は大いに盛り上がります。
ともに時間を過ごすにつれ、2人は恋に落ちていました。
しかし、知らぬ間に会場内はザンを連れ戻しに来たPTたちでいっぱいになっていました。
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ラスト・結末(ネタバレあり)
帰りたくないと訴えるザンは、子どもを食べることで種族を保護するというPTによって、自分は食べられる宿命だということを打ち明けます。
しかし、いつの間にかザンは子どもを妊娠していたという新たな事実が発覚。
結局、ザンは出産するためには自分の星に帰らなくてはならないことになってしまいました。
そんなザンはエンは激怒しますが、ザンは仲間たちによってアジトに連れ去られてしまいます。
ボディシーアたちの協力を得て、エンはPTのアジトへ乗り込みますが、エン以外はPTたちの超音波攻撃で気を失ってしまいました。
PTの会話から自分と同じ種族の子どもを食べることによって人口を減らし、最終的に自ら絶滅をするという目標の下に彼らが活動してきたことをエンは知ります。
親としての責任感はないのかとエンが怒鳴ると、この目標を廃止するか多数決で決めようと言い出すPTが現れました。
6人のPTがちょうど3対3に分かれますが、同数だとしきたりの廃止はできません。
しかし、ザンが親になることによって投票権が得られることが分かりました。
ですが、投票権は子どもを産んでから与えられるので、ザンは星に帰って投票権を得るか、このまま地球に留まるかという選択を迫られます。
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3時間の猶予を与えられ、エンとザンは夜景を眺めながら会話を交わします。
PTたちが次々と帰っていく中、子供を地球で産めばいいとエンはザンに言いますが、ザンは地球では産めないと伝え、この規則を変えるためにも自分の星に戻ると伝えました。
制止するエンをかわして、ザンは愛してると伝えた後に、姿を消しました。
消えていったザンを想い、エンはただ涙を流しました。
それから数十年後。
マンガ家となったエンはサイン会を開いていました。
遠くから大人数でやってきたというファンに1人ずつ名前を聞くと、1人の男がエンと名乗ります。
ザンが着けていた指輪をネックレスにしていた男は、バンドを組むために母親の後押しでやって来たと言います。
その言葉を聞いたエンは思わず泣いてしまうのでした。
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感想
以上、『パーティで女の子に話しかけるには』のあらすじ・ネタバレについてご紹介させていただきました。
同名の短編小説を原作とした作品ですが、監督によって多くの脚色がなされており、映画の結末は原作とは大きくかけ離れています。
タイトルからとてもおしゃれでちょっとロックな映画と勘違いしそうですが、中身は立派なSF映画となっています。
恋に落ちた相手が宇宙人だったという話は多くありますが、そこにパンクロックが絡んでくることによって、唯一無二の物語となりました。
とにかくエル・ファニング演じるエンのかわいらしさが風変わりな宇宙人という設定を生かしています。
独自のしきたりについてや結局PTは何なのかなど、少し説明が足りないと感じる部分はありますが、ヴィヴィアンウエストウッドのパンクファッションやセックス・ピストルズ、ラモーンズなどの70年代パンクロックシーンを代表する音楽に彩られ、楽しく鑑賞することができます。
特に、あのニコール・キッドマンのパンクロック姿には度肝を抜かれました。
圧巻のライブパフォーマンスやパンクロックな衣装、かわいらしいエル・ファニングの演技はぜひ、ご自身の目でお楽しみください。
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