映画ネタバレ

『その女諜報員 アレックス』のネタバレ(あらすじ・ストーリー結末)と感想

映画『その女諜報員 アレックス』のネタバレ情報です。

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本作は昨年2015年に制作され、主演はオルガ・キュリレンコがつとめています。

オルガ・キュリレンコといえば、007シリーズの『慰めの報酬』でボンドガールを演じて一躍脚光をあびましたね。

本作『その女諜報員 アレックス』では凄腕の元諜報員を演じていて、彼女のパワフルな演技が見どころとなります。

今回は2015年の映画『その女諜報員 アレックス』のあらすじとストーリー、観た感想などをお伝えしていきます。

※注意:結末・ラストまですべてネタバレしますので映画を見ていない方はご注意ください。


あらすじ・ストーリー

登場人物

アレックス:主人公(オルガ・キュリレンコ)
ケヴィン・フラー:元恋人(コリン・モス)
ワシントン:殺し屋のチームのリーダー(ジェームズ・ピュアフォイ)
上院議員:(モーガン・フリーマン)

 

凄腕の元女諜報員で一匹狼のアレックスは、元恋人で姉の夫ケヴィンに誘われて、最先端のセキュリティ設備の備わる銀行に強盗に入る計画に加わる。

その女諜報員アレックス4

強盗団は黒ずくめの多機能スーツに身を包み、高度なセキュリティなどものともせず手際よく侵入して、金庫の中の多くのダイヤモンドを盗む。

金庫のなかにはダイヤモンドと一緒にUSBメモリも保管されており、彼らはダイヤモンドと一緒にそれを持ち去る。

ダイヤモンドを入手し銀行から去ろうとすると、仲間の1人が勝手に暴走し、人質の銀行員を殺害しようとする。

殺人は自分たちの信念に反すると、アレックスはそれを阻止しようとするが、結果的にその仲間を射殺することになってしまう。

 

この時、アレックスは不覚にも人質に自分の顔を見られてしまった。
(以降アレックスは警察から追跡されることになってしまう)

不手際はあったもの首尾よく強盗計画を完了し、証拠品を爆破して帰路につく。

後日アレックスとケヴィンは合流し、今回の強盗計画の依頼者に会うべくホテルに滞在していた。

その女諜報員アレックス2

アレックスが自室でまったりと過ごしていると、隣の部屋のケヴィンからちょっと来てほしいと連絡が来る。

アレックスがケヴィンの部屋に訪れ話をしていると、突如そこに招かれざる訪問者があらわれた。

とっさにアレックスはベッドの下に身を隠す。

訪問者たちは超一流の殺し屋チームで、リーダーはワシントンと名乗り、ダイヤモンドと一緒に持ち去ったUSBメモの在り処をケヴィンから聞き出そうとする。

彼らは上院議員から依頼を受け、目的はダイヤモンドでなく金庫の中に一緒にあったUSBメモリだった。

USBメモリはベッドの下に隠れているアレックスが持っていた。

ケヴィンはアレックスのことは決して口を割らず、彼らから壮絶な拷問を受けそのまま殺害される。

ベッドの下から一部始終見ていたアレックスは、ワシントンが上院議員に携帯電話で報告している最中に、ベッドの下から抜け出して落ちていた拳銃を拾いワシントンへ突きつける。

だがワシントンは拳銃を突き付けられても余裕の表情で、手下を使い逆にアレックスを追い込んでいく。

その女諜報員アレックス3

彼らの追撃は完璧で、凄腕と言われたアレックスをもってしても逃げ切るのが困難な状況だった。

アレックスは機転をきかしながらワシントン一味の追手から逃げ、仲間のいるアジトへ逃げ込む。

仲間のアジトからケヴィンの妻であると姉に電話し、今の状況を伝えケヴィンが隠しておいたバッグを持って逃げるよう警告するが、アレックスを毛嫌いする姉は「裏切り者」と言って聞く耳を持たずに電話を切ってしまう。

この時、追ってきたワシントン一味がアジトに浸入してきた。

彼らを返り討ちにしようと余裕で待ち構えていた仲間のスタイルだが、ワシントン一味にあっけなく殺害されてしまう。

アレックスが天井に張り付いて身を隠していると、ワシントンは電話をリダイヤルして姉の家にかけ直し、電話に出た幼い甥から住所を聞き出してしまう。

ワシントンたちはアジトを後にして、ケヴィンの自宅へと向かい、アレックスもバイクで後を追う。

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ラスト・結末(ネタバレ注意!)

ワシントン一味は姉の家に到着するとUSBメモリのありかを姉から聞き出そうとするが、なにも知らないことがわかると部下にその場を任せ、ワシントンは家を後にする。

残った部下のたちが姉と甥に暴行をはたらくが、アレックスがかけつけワシントンの部下たちを撃退し2人を助ける。

アレックスはようやく持っていたUSBメモリの内容確認してみようとするが、暗号化されていたことで開くことができない。

アレックスはワシントン一味を逆襲するため、ホテルからケヴィンの遺体を運び出すワシントンたちのあとを追跡する。

工場の焼却炉で遺体を処理する彼らに奇襲をかけ、部下を殺害してワシントンを追い詰めるが、またしてもワシントンに返り討ちにあい拘束されてしまう。

ワシントンはUSBメモリの行方を把握するためアレックスを拷問にかけするが、アレックスは一向に口をわらない。

ワシントンは方法を変えて、アレックスの身元をすべてさらし、彼女が政府の元諜報員であること、そして彼女の親族や家族に危害が及ぶと脅迫する。

アレックスは、ワシントンの脅迫に屈し、空港の手荷物ロッカーにUSBメモリを隠したことを告白した。

ワシントンは彼女が逃げないよう足にナイフを刺して自由を奪い、いっしょに空港の荷物ロッカーへと向かう。

空港に到着したワシントンはアレックスと共に金庫ロッカーへと向かう。

途中すれ違った女性がこっそりとアレックスに荷物ロッカーの鍵を渡す。

ロッカーを開けワシントンの部下が中身を確認すると、それはUSBメモリではなく小型爆弾だった。

荷物は爆発しワシントンの部下が吹き飛んで周囲は騒然となり、警備員が次々とやってくる。

ワシントンの部下が警備員たちの相手をするなか、アレックスはワシントンともみ合いになり、彼のネクタイからUSBメモリを取り出した。

実はUSBメモリはアレックスが、隙をついてワシントンのネクタイにこっそりと隠していた。

完全にしてやられたワシントンは警官隊に取り囲まれ両手をあげる。

アレックスはワシントンのネクタイにまだ何かがあるような事を伝えると、ワシントンは思わずネクタイに手をかける。

その瞬間、アレックスが大声を上げると警官隊は彼女の声につられて一斉にワシントンを射殺した。

事件現場には強盗犯としてアレックスを追っていた警官も駆けつけるが、ワシントンが殺害した女性の遺体を自分であるかのように偽装して、警察の追っ手から逃げ切り海外に出国する。

飛行機の中で諜報員時代の同僚と合流し、彼の助けを借りてUSBメモリの中に入っていたデータ内容を確認する。

するとその中身はなんと上院議員と防衛産業が裏で手を組んで、第2の9.11テロ事件を起こすための計画書だった。

最後にワシントンと上院議員の会話の中に出てきたマッカーサーという人物が登場し、続編を示唆しながら映画は幕を閉じる。

End

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感想とまとめ

映画『その女諜報員 アレックス』をみた感想です。

本作はバイオレンス・サスペンス系の映画で、主役のオルガ・キュリレンコが元諜報員として、カーチェイスあり格闘ありと体当たりの演技が大きな見どころです。

彼女は映画のなかではかなりキレのある演技をしていて観客を魅了します。

ストーリーはなかなか面白かったと思います。

とくにアレックスとワシントンの立場がなんども逆転し、最終的にはワシントンから一本取るところは痛快です。

ただ主人公アレックスが『凄腕』とは言いながらも敵にかなり押されていたので、そこはちょっとガッカリしました。

いや凄腕には違いないのでしょうが、もっと圧倒的なレベルの持ち主であったほうが痛快だったかも。

どちらかというと『凄腕』というよりは『敏腕』という感じでしょうか。

映画としてはアクション要素もあり、クールな中にも熱いバトルが繰り広げられます。

かなり楽しめる内容でした。

管理人のおすすめ度

★★★★☆(4.0)

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