今回は2016年5月7日に全国公開のドキュメンタリー・ホラー映画『パラノーマル・アクティビティ5』を紹介します。
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本作はあの低予算の大ヒット・ホラー映画の代表格『パラノーマル・アクティビティ』シリーズの第5弾です。
昨年2015年に海外で公開された本作はシリーズのスピンオフ作品ではなく、1作目で編集を担当したグレゴリー・プロトキンが監督を務めている正統派のシリーズ作品になります。
本作はいままで姿の見えなかった悪霊の姿が明かされるため、衝撃のラスト・結末に観客の度肝を抜くのではないでしょうか。
今回は『パラノーマル・アクティビティ5』のあらすじとストーリー、そして見た感想などをお伝えします。
※注意:結末ラストについてもネタバレしますので映画を見ていない方はご注意ください。
あらすじ・ストーリー
登場人物
・ライアン
・マイク (ライアンの兄)
・エミリー (ライアンの妻)
・リーラ (ライアンの娘)
・スカイラー(エミリーの友人)
2013年、かつてケイティとクリスティが住んでいた家の跡地に建てられた”新居”にライアンとエミリー夫妻と娘のリーラが引っ越してきた。
新居にはライアンの兄マイクが”彼女”とトラブルを起こししばらく滞在することになる。
そして妻エミリーの友人スカイラーも客としてしばらく泊まることになった。
ライアンとマイクが物置を整理していると、地下室から持ってきた工具箱の中に前の住人が残したと思われる古いビデオカメラとテープを発見した。
ライアンがテープを入れてスイッチを入れてみるとまだ使えそうだった。
思わぬ”お宝”にライアンは喜び、そのビデオカメラで妻エミリーと娘リーラを撮影する。
自宅のなかで楽しそうに戯れる彼女たちを撮影するとファインダーに水の中にいような不思議なモヤが写ってしまう。
古いビデオカメラだから故障か何かだろうと思ったカメラを分解してみるが特に異常は見当たらない。
その日の夜、ライアンとマイクは面白半分でカメラと一緒に見つかったビデオテープの1つを再生してみることにした。
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ビデオテープはおそらく前の住人に録画したものに違いない。
一体なにが録画されているのだろうか
興味津々で2人は再生画面を凝視する。映像はかなり古い映像で1988年当時に録画されたものと判明した。
だが何かがおかしい…。
ホームビデオにしてはあまりにも不気味で異様な雰囲気だ。
画面には年配の女性と2人の少女の映像が映っていた。
少女はクリスティとケイティという名前で年配の女性は祖母であることがわかった。
何やら祖母がクリスティに対して問いかけをしているようだ。
部屋の中央に立ち小刻みに揺れているクリスティだがその姿が異様だ。まるで何かにとりつかれていうようだ。
祖母の問いかけに対しクリスティは「今2人の男の人が見える」と言う。
そしてクリスティは2人に対して「名前を教えて」と問いかけていた。
まるで自分たちへの問いかけであるかのように感じたライアンとマイクは2人顔を合わせ面白半分で名前を答えてみせる。
すると…なんと画面のなかのクリスティが反応をしてきたのだ。
「ありえない!」
と驚愕するライアンとマイク。
そしてクリスティはライアンの娘リーラの現在の部屋の様子を克明に説明し始めたのだ。
ライアンはクリスティとコンタクトと取ろうとするが、映像はクリスティが突如叫び声を上げて終わってしまう。
あまりの不気味な出来事で恐怖におののくライアンとマイク。
この日から不可解な出来事が起こるようになった。
家のなかで奇妙な”物音”や”足音”、誰もいない庭のシーソーが動いたりプールから黒い影が飛び出してきたりと不可解な現象が起こるようになる。
だがライアン一家はその時はまだ「ちょっとした心霊現象」程度にしかとらえていなかった。
しかし、この頃から娘のリーラが異常な行動をし始めてくる。
ある時真夜中、ライアンが撮影した映像を確認していると誰もいないリビングから物音が聞こえる。
恐る恐るリビングへと向かうライアンだが誰もいるはずもない。
気のせいかと一安心するライアンだが突如リビングのクリスマスツリーのデコレーションが勝手に点滅を始める。
そしてバスルームからリーラの声が聞こえてきた。
急いでバスルームへ向かうとリーラは鏡に向かってなにかをつぶやいている。
ライアンがリーラを鏡から引き離し部屋へと連れ帰った。
このとき鏡には”手の形”のひびが入っていた。
翌朝ライアンとスカイラーが映像を確認すると、鏡に向かうリーラはやはり何を言っているのか聞き取れない。
スカイラーの助言でテープを逆再生してみるとリーラは「ブラッディ・メアリー」と言っていることがわかった。
あまりにも不気味な行動に恐怖と不安と感じるライアン。
この日からリビングとリーラの部屋に24時間撮影を続けるビデオカメラを設置することにした。
深夜1時過ぎリーラの部屋に怪しくうごめく”黒い柱”が映り始める。
“黒い柱”はまるで噴水にように天井へとほとばしっていた。
リーラは眠りから覚めて”黒い柱”と話をはじめる。
会話するリーラの声に気付いてスカイラーが様子を見に来るがスカイラーには”黒い柱”は見えていないようだ。
翌朝ライアンはリーラに誰と話をしていたのかと聞く。
リーラは「トビー」と答えた。
「トビー」の事を詳しく聞いてみるが友達だとしか答えない。
ライアンは「トビー」の正体を調べようと前の住人顔残したビデオテープを調べ始める。
するとそこにはケイティとクリスティが司祭から悪魔祓いうける映像が残されていた。
映像の中でクリスティは悪霊の名前を「トビー」と答えていた。
そうリーラはクリスティとケイティに憑いていた悪霊「トビー」と会話していたのだった。
次の日もライアンはカメラを回し続けていた。ライアンとエミリーはリーラの部屋に行き彼女を監視している。
リーラはまたも異常な行動を始めるがエミリーがそれを阻止しようとする。
すると突如エミリーに謎の黒い影が襲いかかった。
そしてこのとき2人は初めて悪魔の顔を持つ「トビー」の存在を確認したのだった。
映像を見直すと昨日より鮮明に「トビー」の存在が確認できる。
さらにリーラの部屋の壁に奇妙な記号が描かれていることも確認できた。
ここからライアン一家は本当の恐怖を味わうことなるのだった…。
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ラスト・結末(ネタバレ注意)
翌日ライアンとエミリーは悪霊払いのできる司祭トッドを自宅へ呼び出した。
ライアンは悪霊を駆除してほしい旨を伝えるがトッドは自分には手に負えないと帰ってしまう。
すでにリーラの異常行動に加え、家の中では「トビー」であろう黒い影によるポルターガイスト現象が次々と起こる。
怪奇現象に耐えきれなくなったライアンとエミリーはリーラを連れて家から逃げ出そうとする。
だがリーラが激しく抵抗にあって家をでることができない。
リーラはすでに完全に悪霊にコントロールされている状態だった。
ライアンとエミリーも手がつけられないほど凶暴になるリーラ。
唯一の頼みの綱である司祭トッドをふたたび呼び悪魔祓いを懇願する。
トッドはしぶしぶ応じ悪霊払いの円陣を床に描いて儀式を開始した。
するとリーラの白目の部分がすべて黒目へと変わり、完全に悪魔が憑いた状態へ変貌を遂げる。
同時に「トビー」の霊体が恐ろしい悪魔の顔で出現し、今まで経験したことのない激しいポルターガイスト現象が家中に起こる。
嵐のように次々と家具が倒れていく。
突如トッドが「トビー」に引きずられ暗闇へ姿を消してしまった。
ライアンは必至で「トビー」を白いシートへ閉じ込めて祈りを続ける。
祈りを終えるとようやく「トビー」は姿を消し嵐は止み。そしてリーラも正気へと戻った。
だが安心も束の間、再び「トビー」がライアン夫妻とマイク、スカイラーへと襲いかかる。
スカイラーは突如、もだえ苦しみ黒い液体を吐き出してマイクへ浴びせる。
スカイラーは絶命し液体を浴びたマイクは炎に包まれて絶命してしまう。
さらにライアンも「トビー」の大きな腕に胸を貫かれ絶命。
のこされたエミリーはリーラを必死に探し追いかけた。
そして、エミリーはリーラの部屋で”奇妙なトンネル”を見つける。
リーラを追いかけてトンネルの中へと進むエミリー。
トンネルを抜けるとそこは1992年当時のケイティとクリスティの生家だった。
トンネルは”時をつなぐ”異次元通路となっていたのだ。
そしてケイティとクリスティに導かれエミリーは彼女たちの家の地下室へとたどり着きます…
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感想・まとめ
本作『パラノーマル・アクティビティ5』は大ヒットシリーズの第5作目ということで、期待をしていたファンも多いと思います。
『パラノーマル・アクティビティ』シリーズはドキュメントタッチのホラー映画ですが、シリーズ開始当初は映像があまりにもリアルだったため「本物の実録映像ではないか」と話題になったほど。
本物であることは絶対にありえないのですが、キリスト文化が根づいている欧米では「悪魔」という存在はとてもリアルに映ったようですね。
キリスト文化のない日本には「悪魔」と言われてもとピンとこない人の方が多いとは思いますが、
そのためドキュメンタリータッチとはいえども日本ではリアリティはあまり感じられず、単なるオカルト系ホラー映画の一つ程度の認識でしかないと思います。
まぁそれでも怖いものは怖い(笑)
さて肝心の『パラノーマル・アクティビティ5』のストーリーと内容ですが、今回はシリーズ5作目ということもあって、シリーズを見てきた人からすると少々食傷気味となってきております(笑)
本作もシリーズ通して
➀家族がホームビデオ撮影
➁音や怪奇現象が起こる
➂悪魔が出現して被害にあう。
の黄金パターンです(笑)
第5作目の特徴としては、悪霊の『トビー』がようやく悪魔の姿を見せたことでしょう。
これまでトビーは見えそうで見えない悪霊として、観客を震撼させてきましたが、ようやく姿を現しました。
そうなってしまうとちょっとリアリティから遠ざかってしまいますが、それでも長年シリーズを観てきたファンにとってはちょっとスッキリしてよいかもしれません。
ドキュメンタリー・ホラー映画として期待し過ぎると肩透かしを食らってしまいますが、普通のホラー映画としてならそこそそ面白い映画です。
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