実在する超常現象研究家のウォーレン夫妻を主人公とした「死霊館」シリーズ。
伝説のホラー映画「エクソシスト」に次ぐ、近年稀にみるホラー映画の大ヒット作品シリーズです。
また、死霊館のスピンオフとして「アナベル」シリーズもあり、死霊館に出てくる呪われた人形について描いた作品となっています。
大人気シリーズのため、続編やスピンオフ作品が次々とリリース。
本記事では今までの死霊館とアナベルシリーズの関係性や物語の一覧と順番、かんたんなあらすじなどを紹介していきますので、鑑賞の際はぜひ参考にしてみてくださいね!
『死霊館』の映画シリーズ一覧と時系列の順番

まずは、シリーズをストーリー上の時系列順
1943年~ 『アナベル 死霊人形の誕生』(2017年公開)
↓
1952年~ 『ザ・ナン(原題:The Nun)』(2018年公開)
↓
1967年~ 『アナベル 死霊館の人形』(2014年公開)
↓
1971年~ 『死霊館』(2013年公開)
↓
1974年~『死霊館 エンフィールド事件』(2016年公開)
と、いう順番の流れになっています。
スピンオフ作品のアナベルは死霊館の舞台からさかのぼると、かなり昔から存在する呪いの人形なんですね。
2018年に公開の『ザ・ナン』もスピンオフ作品で、こちらは『死霊館 エンフィールド事件』に登場する悪魔の前日談となっています。
それでは、各作品あらすじ紹介に移りますね
『死霊館』の映画シリーズのあらすじ一覧
◆『アナベル 死霊人形の誕生』(2017年)

◎公開:2017年
◎監督:デビッド・F・サンドバーグ
◎キャスト
- ステファニー・シグマン
- タリタ・ベイトマン
- アンソニー・ラパリア
- ミランダ・オットー
- ルル・ウィルソン
- フィリッパ・クルサード
- グレイフ・フルトン
- ルー・ルー・サフラン
- サマラ・リー
- テイラー・パック
◎概要
2013年公開の「死霊館」のスピンオフ作品。
さの作中で出てきた実在するアナベル人形についての物語。
アナベルの誕生についての真事実が明かされます。
◎あらすじ
舞台は1943年~1955年。
幼い娘を亡くしてしまった人形職人とその妻。
彼らは広い屋敷に二人で住んでいました。
なので、その屋敷を孤児園として貸し出すことに。
シスターと孤児の少女6人での生活がスタートします。
しかし、少女たちは人形職人が作ったアナベル人形に狙われ、次々に恐ろしい事件に巻き込まれていきます。
屋敷中には少女たちの悲鳴が上がり、どこまでも憑いてくるアナベル人形。
彼女たちは人形の呪縛に翻弄されていくことに…。
◆『アナベル 死霊館の人形』(2014年)

◎公開:2014年
◎監督:ジョン・R・レオネッティ
◎キャスト
- アナベル・ウォーリス
- ウォード・フォートン
- トニー・アメンドーラ
- アルフレ・ウッダード
- ケリー・オマリー
◎概要
「死霊館」のスピンオフ作品。
死霊館の際に撮影を担当していたジョン・R・レオネッティが監督を担当。
彼にとって初めての監督作品です。
アナベルにまるわる心霊現象を描いています。
◎あらすじ
1967年。
アンティークドールのコレクターのミアは夫のジョンからずっと欲しがっていた人形をプレゼントしてもらいます。
しかし、その日の夜。
近所の夫婦がカルト宗教に入信した娘とその恋人よって殺害される事件が。
異変を感じたミアが様子を見に行くと彼女まで襲われてしまいました。
両親を殺した娘はミアの持っていた人形を手にしたまま自殺。
この事件のあと、ミアの周辺では人形が勝手に動くといった奇妙な出来事が多発したため、その人形は処分されることに。
心機一転、ミアとジョンは引っ越し新しい生活を始めようとしますが、処分されたはずの人形がなんと新居に…。
再び身の回りでは奇妙なことが次々と起き始め、ミアの精神を蝕んでいきます。
危険を感じたミアは人形を教会に預けることにしますが、それでもその人形をめぐって不可解な事件は続いていきます。
◆『死霊館』(2013年)

◎公開:2013年
◎監督:ジェームズ・ワン
◎キャスト
- ヴェラ・ファーミガ
- パトリック・ウィルソン
- ロン・リビングストン
- リリ・テイラー
◎概要
超常現象研究家のウォーレン夫妻が関わった実際の事件がもとになっています。
夫婦と5人の娘で暮らしているペロン一家が遭遇した、悪魔の呪いを物語にした作品。
この作品でアナベル人形も登場します。
◎あらすじ
1971年。
ロードアイランド州にある古い屋敷に引っ越してきたペロン一家。
田舎町ではあったが、念願のマイホームを手に入れこれからの生活に夢を見ていました。
しかし引っ越してきた翌日から奇妙な出来事が起き始めます。
愛犬が死体で発見されたり、家中の時計が3時7分を指して止まっていたり。
さらには妻の身体には謎の痣が出来るようになります。
あまりの不気味さに恐怖を感じたペロン一家は有名な超常現象研究家のウォーレン夫妻に調査を依頼。
調査を進めていくとペロン一家が越してきたこの屋敷にはある秘密が隠されていたのでした…。
◆『死霊館 エンフィールド事件』(2016年)

◎公開:2016年
◎監督:ジェームズ・ワン
◎キャスト
- ヴェラ・ファーミガ
- パトリック・ウィルソン
- フランシス・オコナー
- マディソン・ウルフ
- サイモン・マクバーニー
- フランカ・ポテンテ
- ローレン・エスポジート
- ベンジャミン・ヘイ
- パトリック・マコーリー
◎概要
超常現象研究家のウォーレン夫妻が関わった実際の事件をもとにした作品。
ポルターガイスト現象、そして修道女の姿をした悪魔が
ある家族とウォーレン夫妻を襲う内容となっています。
◎あらすじ
1977年。
イギリス・エンフィールドのグリーン通りにホジソン家は住んでいました。
そこの娘たちがこっくりさん遊びを始めたことをきっかけに、その日の夜から不可解な現象が起こり始めます。
突然おもちゃの救急車が勝手に動き出したり、何者かの大きな叫び声が聞こえたのに誰もいなかったり。
さらに娘のひとりは夢遊病がひどくなっていき、何者かが取り憑いたように様子がおかしくなっていきます。
危険を感じた母親がウォーレン夫妻に調査を依頼。
彼らがホジソン家に到着してからもポルターガイスト現象や娘の奇妙な行動は止まりません。
どうにかこの現象を止めようとウォーレン夫妻も奮闘します。
その結果、現象の原因は悪魔が関係していることが分かりますが…。
◆『ザ・ナン』(2018年)

◎公開:2018年
◎監督:コリン・ハーディ
◎キャスト
- タイッサ・ファーミガ
- デミアン・ビチル
- ボニー・アーロンズ
- シャーロット・ホープ
- イングリット・ビス
- ジョナ・ブロケ
- ジョニー・コイン
- マニュエラ・チューカー
- ジャレッド・モーガン
◎概要
2016年公開の「死霊館 エンフィールド事件」のスピンオフ作品。
作中で登場した恐ろしい修道女の悪魔”ヴァラク”の前日談となります。
本作では1950年台のルーマニアを舞台とし、当時の修道僧たちがヴァラクと命がけで戦う様子が描かれています。
まとめ
それぞれ単体で観ても面白い作品ばかりなのですが、このように時系列に沿って観るのも掘り下げて考えることが出来るのでとても良いですよね。
作品をより楽しむには、まずは「死霊館」を観てから「アナベル 死霊館の人形」、そして「死霊館 エンフィールド事件」この順番で観るのがいいのではないでしょうか。
「アナベル 死霊人形の誕生」は「アナベル 死霊館の人形」を見た後であればいつでも楽しめます。
死霊館でのアナベル人形の登場シーンもなかなかのインパクトがあるので、それを体験してからあの謎につつまれたアナベルちゃんの真相に迫るのがベストです(笑)
また、2018年にはスピンオフ3作目として「ザ・ナン」が公開予定!
エンフィールド事件に登場する修道女姿の悪魔についての作品となるそうです。
これは余計にシリーズを制覇しておきたいですね…。
ぜひ皆さんもこの機会に死霊館作品を観ることをおすすめします♪
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